荒川三山〜蝙蝠岳〜塩見岳(鳥倉より周回)
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- GPS
- 59:53
- 距離
- 58.6km
- 登り
- 5,821m
- 下り
- 5,809m
コースタイム
- 山行
- 11:36
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 12:24
- 山行
- 11:05
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 11:26
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 11:00
天候 | 9/19 晴れ時々曇り 9/20 晴れ時々曇り 9/21 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
キャパ約50台程。 駐車場にトイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは駐車場ゲート、及び林道終点鳥倉登山口にあります。 また、蝙蝠岳の登山口にもポストあります。 鳥倉登山口〜三伏峠〜小河内岳〜高山裏避難小屋 三伏峠までは多くの方が入ります。危険個所なし。 小河内岳より先、数か所崩壊地の縁を通るとこありますがほぼ樹林帯で危険個所特になし。 高山裏避難小屋〜荒川三山〜千枚岳〜二軒小屋 避難小屋先の水場を過ぎると1か所だけクサリ場あります。 荒川のカールの大斜面はガレをジグザグに登る急登。 前岳山頂手前は大崩壊地の縁を通ります。ここは注意必要です。 中岳・悪沢岳のコル付近、千枚岳手前のコル付近は岩場があり多少高度感あります。 二軒小屋までは長い下り、特に危険個所なし。 二軒小屋〜蝙蝠岳〜塩見岳〜三伏峠〜鳥倉登山口 林道へ降りると蝙蝠岳方面は標識を「塩見岳」方面へ。トンネルを抜け分岐を右に進むと蝙蝠岳の登山口にでます。やや表示分かりにくい。 蝙蝠岳への登山道はさすがに人は少ないですが踏み跡はしっかりあり、古いペンキとテープで誘導してます。 徳右衛門岳すぐ手前の水場はテープとペンキで入り口を指示してます。踏み跡と獣道が混じりやや分かりにくい。ガーミンのGPS地図では入り口も水場の場所もズレてました。崩壊地下のガレの伏流水出口でピンポイントで水が出てました。 2721ピークまでは樹林帯の登山道、その先はハイマツをかき分ける場所が出ます。 蝙蝠岳山頂手前で何箇所かガレ場で踏み跡が分かりにくいところがあり、石積みで誘導してました。 北俣岳と仙塩尾根分岐付近に岩場ありやや高度感あります。 塩見岳直下に岩場があり、人も多く落石注意です。 塩見小屋(建て替え中)より先は登山者も多く特に危険個所なし。 |
その他周辺情報 | 松川ICより登山口までコンビニは市街地に1件だけしかなかった。 |
写真
感想
8月に小河内岳へ登ったついでに高山裏まで足を延ばしてみた。
その時、荒川三山や赤石を登らずに帰ったのが名残惜しく、今回の計画を立てた。
蝙蝠岳もいつか登ってみたいと思いつつ、なかなか計画が難しいので今回の長い連休に大周回で組みいれた。
ヤマレコの記録ではみなさんかなり早いペースで歩かれている。自分にできるか心配でしたが初日は荒川三山を超え千枚小屋でテント泊、二日目は蝙蝠岳近くでビバーク、三日目で塩見岳を超えて周回完了予定でした。
しかし、初日、高山裏避難小屋までは順調でしたが給水した後、前岳の急登で足が上がらない状態。同じペースで来て荒川小屋へ向かわれる方に先に行って頂いた。順調に登られる後ろ姿を仰ぎみてゆっくりと登った。前岳の崩壊地で足がヨレてちょいと危ない。中岳避難小屋に15:00到着、ここで本日終了とした。
中岳の避難小屋は宿泊客10人ほどで余裕ありました。逆に千枚小屋は連休初日で満杯だったようです。結果的には中岳で初日を終えて正解だったようです。ただ、明日から予定のコースを歩けるか心配でした。二軒小屋まで進めば戻るのも困難。
避難小屋のおやじさんに「蝙蝠岳から見える富士山は素晴らしい」と聞いた。
先に進むことにした。3141mの悪沢岳から1400mの二軒小屋まで下り3046mの
塩見岳へ登り返すのは自分にとって気の遠くなるような作業に思えた。
蝙蝠岳への登りは「ここまで良く頑張った」と自分の足をほめながら登った。
キノコたちに癒されながら写真撮りつつゆっくり進んだ。
途中、北沢峠から熊の平を経て縦走してきた若者1名、鳥倉登山口からトレランで来た男性二人とすれ違った。
徳右衛門岳手前の水場で父子二人パーティーが登ってきて一緒に給水した。私と逆コースを椹島から3泊で回る予定とか。水場は登山道から往復20分とあるが踏み跡が不明瞭で分かりにくい。
できるだけ蝙蝠岳山頂に近付きたいが2581mピーク付近でよいビバークポイントを見つけ、16:00、先も読めないので本日の行動を終了した。
翌朝。山頂で日の出に間に合うように3:30出発。
森林限界を超えハイマツをかき分け、迷いやすいガレ場をケルンに導かれて進んだ。
ヘッドランプの明かりが頼りだが、できれば明るいうちに通過したいところだ。山頂直下のガレの登りで明るくなってきた。
蝙蝠岳山頂に日の出前に到着した。
先に着いていた父子と素晴らしい光景を分かち合えた。
funa84さん、お疲れさまでした。
荒川岳に、塩見岳、まだ見ぬお山のオンパレード羨ましく思ってしまいました。
毎日10時間以上の縦走で60kmですか、重装備で歩かれているのに流石ですね。
天候にも恵まれて、素敵な写真が沢山撮れましたね。
higurasiさん、コメントありがとうございます。
荒川三山も塩見岳も人が多かったです。百名山の影響ですかね。
近寄りがたい山ですが蝙蝠岳は今回の登山で最も印象に残ってます。
天候に恵まれてホント助かりました。
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