木曽駒ヶ岳〜空木岳縦走
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- GPS
- 50:37
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 1,745m
- 下り
- 3,539m
コースタイム
- 山行
- 1:44
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 3:50
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 9:16
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:19
天候 | 一日目 快晴 二日目 曇りのち雨 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台〜しらび平バス 800円 駒ヶ根ロープウェイ 1670円(日によって料金変動) ※バスとロープウェイは事前にオンライン購入 宝剣山荘・天狗荘 素泊まり10000円(宿泊者は飲料水無料・布団あり) 駒峰ヒュッテ 素泊まり6000円(ペットボトル・ビール等販売あり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所には鎖場やステップが整備されていますが、三点支持を確実に。 |
その他周辺情報 | 菅の台駐車場近くの「こまくさの湯 」1人700円。 駒ヶ根ソースかつ丼「明治亭登山口店」 |
写真
私たちは宝剣山荘ではなく、離れた天狗山荘に案内されました。天狗荘は無人で売店も無く少しガッカリしましたが、6人パーティーで一部屋貸切。結果的には気を遣わなくて良かったです。
感想
山岳会の皆さんと二泊三日で木曾駒ヶ岳〜空木岳縦走でした。
三連休初日で、当日のみ晴れ予報ということもあり、菅の台バスセンターは朝6時頃の時点で数百人が長蛇の列!40分程並んでバスに乗車しました。30分程バスに揺られて、しらび平からはロープウェイで一気に2600mまで標高を上げ千畳敷カールへ。書籍やネットで何度も見た光景ですが、実際自分の目で見ると感動の声を上げずにはいられません。
渋滞気味の登山道をゆっくり歩きいて宝剣山荘でチェックイン。我々はお隣の天狗荘に案内されました。天狗荘は無人で売店もなく少しガッカリしましたが、6人パーティーの我々は、一部屋占有となったので気を遣わず良かったです。
小屋に荷物を置き、中岳経由でさっそく木曽駒ヶ岳へ。山頂は記念撮影の順番待ち渋滞が発生していましたが、せっかくなので我々も並びました。
続いては宝剣岳へ。優しい雰囲気の木曽駒と対照的に、こちらは鎖場もあり険しい表情です。ヘルメットを着用して慎重に登りましたが、三点支持をしっかり行い楽しく登れました。ビビりながらもてっぺんの岩に登りましたが、ちょうどガスってきて高度感があまり無くてラッキー(笑)。
小屋に戻りビールで乾杯した後は、17時頃まで昼寝。前日は岩手から夜走りでしたので少し寝不足解消できました。
2日目は4時起床。宝剣岳〜空木岳の縦走です。稜線上に水場が無い(少し離れればあるようですが)ので、天狗荘で各自2日分の飲料水と調理用水を汲んでスタート。
前夜の雨は止みましたが、ガスガスでこの先が心配です。
宝剣岳山頂に着くと、次第にガスが取れて時折青空も見えました。極楽平付近の天国ロードでは人生初のブロッケン現象も現れて感激。(写真は撮れませんでした)
今日はツイていると思ったのも束の間、檜尾岳付近から雨がポツポツ・・・。
徐々に雨風ともに強まり景色も見えず、修行状態に。
少し体も冷えたので、東川岳手前の樹高がある場所で休憩。ツェルトを被って何か食べるだけで体温が上がるのを実感。
木曽殿山荘で何か温かいものを食べようか?とも思いましたが、カップラ600円+休憩30分300円とのことで止めました。
木曽殿越からの登り返しはなかなかハードで、偽ピークに心が折れそうでした。ヘロヘロになりながらラスボス空木岳の山頂が見えた時は嬉しかった。
山頂で記念撮影を済ませたら、あとは早く駒峰ヒュッテへ行って着替えたい。そんな一心で、南方面にミスコースしてしまいました。数十メートル道間違いしたら、ガスの向こうになんとライチョウのシルエット!近づいてみると全部で6羽でした。
ここまでの苦労が一気に報われるような出合いでした。
しばしライチョウを眺めて、正規ルートに戻り無事駒峰ヒュッテ到着。
3日目は3時半起床。朝食前に外に出てみると西の空に星が輝いていました。
5時30分頃の日の出を楽しみにしていましたが、残念ながらドラマチックな朝焼けとはならず。それでも空木岳や歩いてきた稜線を一望出来て感激!
正面に南アルプスや富士山を眺めながら5時45分下山開始。
どんどん天気が良くなり、駒石の手前では遠くに槍穂のお姿も見ることができテンション上がりました。
巨大な駒石を過ぎると樹林帯に入り、眺望が乏しくなりますが涼しいので許しました(笑)。小地獄・大地獄は名前程の地獄では無かった(個人の感想)ですが、痩せ尾根や木の根には要注意でした。
池山尾根水場とトイレのある林道終点で休憩を取り、ほぼ予定通りの11時過ぎに菅の台駐車場に無事下山しました。
プランニングや宿泊手配をして頂いたCLのナカジさん、6人分の食料計画・準備に奔走したnutsさんはじめメンバーの皆さん、おかげさまでした!
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