小雨の中をピストンで奥大日岳へ

2024年09月23日(月) ~ 2024年09月24日(火)

• GPS: 07:26
• 距離: 11.3km
• 登り: 757m
• 下り: 711m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:41

距離 9.0km 登り 665m 下り 666m

11:47 スタート地点
11:49 雷鳥荘
11:54 11:56 雷鳥沢ヒュッテ
12:08 12:10 浄土橋
12:46 新室堂乗越
13:02 13:03 室堂乗越
13:44 13:51 ２５１１ｍピーク
13:58 カガミ谷乗越
14:25 奥大日岳
14:30 奥大日岳最高点分岐
14:40 14:56 奥大日岳三角点
15:02 15:03 奥大日岳最高点分岐
15:06 15:07 奥大日岳
15:23 カガミ谷乗越
15:31 ２５１１ｍピーク
16:05 16:06 室堂乗越
16:25 16:32 新室堂乗越
16:59 浄土橋
17:14 17:15 雷鳥沢ヒュッテ
17:28 雷鳥荘

2日目

• 山行: 1:38
• 休憩: 0:07
• 合計: 1:45

距離 2.3km 登り 92m 下り 46m

8:16 雷鳥荘
8:42 8:43 みくりが池温泉
9:13 9:14 立山室堂山荘
9:49 9:50 ホテル立山
9:55 9:59 室堂
10:01 ゴール地点

1日目は、雷鳥荘からのログになってます。けっこう大変だったので予定より時間がかかりました。
2日目は、登山はせずに室堂平周辺をぐるりと周回しました。こちらも景色を楽しみながら写真を撮ってゆっくり歩きました。

天候

1日目…くもり／霧・小雨
2日目…晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢の駐車場は、3連休最終日でしたが6時くらいでも余裕があり、無料の駐車場に停めることができました。有料はさらに空いていました。
アルペンルートはネットでチケットをとっておいたので、並ばないでチケットを購入できました。往復で12,300円でした。今年で終了するというトロリーバスにも乗れたので良い記念になりました。

コース状況／危険箇所等

ザレ場はありますが、それほどの急登では無いので危険を感じるところはありません。大変だったのは、雷鳥荘へ戻る石の階段かもしれません。

写真

9/23 6:37

扇沢始発7：30の切符をとったので、余裕をもって到着！

9/23 6:38

チケット売り場にはすでに人が並んでました。WEB予約なので、売り場の窓口よりも少し早く発券機でチケットを購入できました。

9/23 6:39

有料駐車場（高い方）の様子

9/23 7:04

6列で並んで始発を待つ

9/23 7:36

いすに座れました。ラッキー！

9/23 7:47

久しぶりの黒部ダムに到着

9/23 7:48

今日も観光放水中、一番上の方から放水してます。

9/23 7:48

新しい展望台は、帰りに寄るのでパスします。

9/23 7:48

屋上の展望台

9/23 7:51

放水を真上からのぞく

9/23 7:51

ダムの真ん中

9/23 7:52

水は濁り気味かな？

9/23 7:54

ダムの真上の山は、赤沢岳と言うらしい。（帰りに大観峰の屋上展望台に、山名が入った写真があったので分かった）

9/23 7:56

ケーブルカーの入場待ち

9/23 8:07

階段を上って…

9/23 8:08

…椅子には座れなかったので、運転手さんの後ろで前を眺めながら乗車

9/23 8:09

斜度31度というのは、スキー場だったら急斜面です。

9/23 8:12

途中で下りとすれ違う

9/23 8:16

そして、今度はロープウェイ。
紅葉にはまだ早かったようですが、圧巻の眺めです。

9/23 8:18

9/23 8:19

下りとすれ違います。

9/23 8:21

9/23 8:26

最後はトロリーバス

9/23 8:28

9/23 8:33

雄山の真下を通過、下りとすれ違います。

9/23 8:48

室堂到着！天気は……

9/23 8:48

見渡す限り真っ白

9/23 8:51

今日登る奥大日岳も見えません…

9/23 8:51

もちろん剱岳は、今日はずっと見えませんでした。

9/23 8:51

立山三山も雲の中

9/23 9:00

ミクリガ池

9/23 9:00

みくりが池温泉が見えてきました。

9/23 9:07

小雨が降ってきました。

9/23 9:11

エンマ台から地獄谷はぜんぜん見えません…

9/23 9:12

山崎カールは、翌日確認できました。

9/23 9:13

こんな天気のおかげで雷鳥さんが出てきました。1羽目！

9/23 9:15

9/23 9:15

こちらに向かって、歩いてきてくれました。

9/23 9:18

血の池が見えてきました。

9/23 9:19

9/23 9:21

2羽目は、けっこう近くで見られました。

9/23 9:22

この池は？

9/23 9:24

3羽目は枝の間に

9/23 9:27

大分ふっくらした雷鳥

9/23 9:29

お腹は白い

9/23 9:30

そして、4羽目はまだ子どもか？

9/23 9:35

タテヤマリンドウは見られませんでしたが、この後オヤマリンドウはけっこう見られました。

9/23 9:35

雷鳥荘が見えてきた！

9/23 9:36

12時から入室可でしたが、少し早めに入れてもらえました。

9/23 11:41

天気は今ひとつですが、部屋に大きな荷物を置いて、アタックザックで奥大日岳へ行ってみます。

9/23 11:53

時々青空が見えるんですけどねぇ……地獄谷が見えてきた。

9/23 11:53

目指す大日連山は雲の中

9/23 11:53

雷鳥沢ヒュッテへ向かって下りていきます。

9/23 11:59

オンタデかな？

9/23 12:03

雷鳥沢キャンプ場、天気がイマイチなのでテントは少ない

9/23 12:04

9/23 12:08

橋を渡る

9/23 12:10

橋の先を左へ

9/23 12:10

少し沢沿いを歩く

9/23 12:11

ここも左へ

9/23 12:14

この辺りから登り始め。ナナカマドの実が真っ赤に色づいてます。

9/23 12:16

剱御前、別山方面が見えてきた。

9/23 12:24

クロマメノキか？

9/23 12:27

ガレ場を登る

9/23 12:33

立山三山はまだ雲の中

9/23 12:37

アカモノの赤い実

9/23 12:41

シラタマノキ

9/23 12:41

花に水滴が

9/23 12:41

橋から大分歩いてきました。

9/23 12:46

この分岐も左へ

9/23 12:50

最初に見えていたピーク

9/23 12:52

チングルマは全て穂（果実）になってます。咲いているときにぜひ来てみたい。

9/23 13:03

室堂乗越に到着。周囲の景色は見えません。

9/23 13:09

オヤマリンドウでしょうか？

9/23 13:13

雷鳥荘があんなに遠くに…

9/23 13:20

あれが奥大日の山頂かと思った、2つめのピーク

9/23 13:28

道標にそって進みます

9/23 13:31

地獄谷の噴煙、こんな離れているのに近くなると音が聞こえました。

9/23 13:35

ヤマハハコ

9/23 13:43

ここも道標通りに進みます

9/23 13:47

次のピークがおぼろげながら見えてきた。

9/23 13:49

ブロッケンにはならなかったけど、虹が見えた。

9/23 13:51

これは、タテヤマアザミ？

9/23 14:21

荒れた斜面をトラバースします

9/23 14:30

あの奥のピークこそ奥大日か？

9/23 14:35

小さな池があった

9/23 14:38

左へ行くと大日岳方面

9/23 14:38

この先が本当の山頂でした。

9/23 14:40

奥大日岳 2,606m 登頂!!

9/23 14:41

雨はあがったけど周囲は真っ白

9/23 14:43

疲れながらも山頂に到着！

9/23 14:43

イワツメクサと水滴

9/23 14:44

残念ながら剱は見えず

9/23 14:48

小さなお地蔵さんたちとお賽銭？
ガスが晴れそうも無いので下山します。

9/23 15:53

雨が降ったりやんだりで、下山中の写真はあまり撮りませんでした。

9/23 16:04

ピンク色のシラタマノキを撮ったはずですが、写真だとあまりピンクに見えません

9/23 16:23

雲間に明るい部分が見えるのですが、この日はすっきり晴れることはありませんでした。

9/23 16:31

別山方面が少し見えています

9/23 16:32

真砂岳方面は雲の中

9/23 16:53

雷鳥沢キャンプ場が近くなってきた

9/23 17:15

雷鳥荘へ戻る途中から見たキャンプ場。出発時よりテントが増えました。

9/23 17:15

奥さんは最後のがんばり

9/24 5:33

浄土山は見えてるんですけどねぇ…

9/24 5:33

山崎カールはなんとか見えた。

9/24 5:33

真砂岳も見えた。

9/24 5:33

別山や剱御前小屋も見えてる。

9/24 5:34

夕食までには戻ってこられました。思っていたより疲れました。

9/24 5:35

2日目の朝は、前日と変わって周囲の山がはっきり見えてました。

9/24 5:35

大日連山、奥大日岳が遠くに見えます。

9/24 5:37

剱岳もちょこっと顔を出してます。

9/24 5:38

朝焼けで雲がきれい

9/24 5:45

立山三山の山頂には、まだうっすらと雲がかかってます。

9/24 6:40

2日目は山に登るのをやめたので、部屋でゆっくりお弁当をいただきました。美味しかったです。

9/24 8:03

お風呂もトイレも最高だった雷鳥荘、ありがとうございました。

9/24 8:04

やっと雄山から富士ノ折立まで顔を見せてくれました。逆光ですが…

9/24 8:09

奥大日岳までは3つほど山頂と勘違いしたピークがありましたが、全体が見えるとよく分かります。ちなみに本当の山頂は、真ん中にチョコンと出ている部分です。

9/24 8:12

予定では別山からぐるりと縦走するはずでしたが、次回のお楽しみにとっておきましょう。

9/24 8:12

真砂岳へ登るルートはどの辺だろう？

9/24 8:13

今日は地獄谷がしっかり見えてます。

9/24 8:21

私たちを抜いていったグループが歩いてます。絵になりますねぇ。奥の山は浄土山

9/24 8:23

雷鳥荘の奥に奥大日岳

9/24 8:27

血の池は草紅葉が色づいてます。黄色はイワイチョウの葉が多かったです。

9/24 8:27

無理せずゆっくり登っていきます。

9/24 8:27

前日はガスっていて、何も見えなかった室堂乗越の稜線

9/24 8:29

何の実かな？

9/24 8:35

剱岳が頭を出してくれてます。奥大日岳からの剱も見たかったなぁ〜。

9/24 8:35

いろいろなところへ荷を届けているヘリコプター

9/24 8:36

今日は富山湾まで見えてます。

9/24 8:36

大日岳から噴煙が上がっているように見えます

9/24 8:42

雷鳥荘の方にも飛んできました。

9/24 8:43

帰りは、ミクリガ池の左側を歩いて室堂平の方に周回しました。

9/24 8:46

ホテル立山が向こう側に見えてます。

9/24 8:54

ミドリガ池越しの立山三山

9/24 8:58

ミドリガ池越しの別山

9/24 9:01

剱御前小屋に泊まれば、あの尾根を歩けるかな…

9/24 9:08

雄山に後光がさしてます

9/24 9:15

9/24 9:15

室堂平

9/24 9:19

これもアザミみたいですが、前に撮ったのと葉が違います。名前は？

9/24 9:22

ワレモコウは枯れかけてます

9/24 9:23

この角度で見ると、奥大日岳のピークが分かりやすいです。

9/24 9:28

慰霊の塔？

9/24 9:42

室堂山荘

9/24 9:48

弥陀ヶ原を走るアルペンルートのバス

9/24 9:56

帰りにもう一度玉殿の湧水を汲んで、お土産にします。

9/24 10:00

立山、素晴らしいお山でした。また違った季節に来たいと思います。

9/24 11:03

記念写真を撮ってくれてます。

9/24 11:05

屋上から見た弥陀ヶ原方面

9/24 11:20

臨時便の11時30分に乗って帰ります。

9/24 11:49

大観峰からの黒部湖、右奥に針ノ木岳やスバリ岳が見えてます。

9/24 11:50

右上の尾根の方に登っていくと一ノ越につながるようです

9/24 11:51

奥に霞んでいるのは野口五郎岳でしょうか

9/24 11:51

この山の下をトンネルが通ってるんですね。

9/24 12:12

針ノ木岳が尖ってます。

9/24 12:12

双眼鏡で見たら、真ん中のくぼんだ所の左に、冷池山荘やテント場が見えました。左の方で雲に隠れているのが鹿島槍ヶ岳

9/24 12:31

これがあるので山座同定ができました。

9/24 13:08

この日は、前日より一つ下の放水口から水を出してました。

9/24 13:16

往きには立ち寄らなかった、新展望台に下りてみます。

9/24 13:26

虹は見られませんでしたが、間近で見るとさらに迫力がありました。ミストも飛んで来ます。

9/24 13:33

このような巨大な人工物を作った、昔の方々の努力がうかがわれます。

9/24 13:38

これを見ると、周囲の山がよく分かります。

9/24 13:39

慰霊の像

9/24 14:05

電動バスは前の方に乗ったので、道路の様子がよく分かりました。

9/24 14:09

上りとのすれ違い

9/24 14:10

難工事だった大破砕帯部分は、青いライトがついてます。

9/24 14:15

扇沢駅に、無事戻ってこられました。

撮影機器：

Canon EOS M100 Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 コッヘル コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ 双眼鏡

感想

bamuchan

　ずっと心配していた天気がやや良い方に変わったので、1泊2日で小屋泊立山に行ってきました。10年ほど前のゴールデンウィークに、雪の雄山を登頂済みなので、今回は奥大日岳と別山をターゲットにして計画を立てました。
　ところが1日目の天候が予報よりも悪い方に変わってしまい、雨に降られたりガスって景色が見えなかったりして、残念な山行になってしまいました。その大変さもあって、2日目は無理せず室堂周辺散策に変更しました。2日目は天気に恵まれ、前日見えなかった山がしっかり見えて、絶景を楽しみました。自然保護センターでいろいろ学べたのも良かったです。黒部ダムでもゆったり観光できました。
　前回は富山側からアプローチしたので、今回は長野側から入りました。お金はかかったけどいろいろな乗り物に乗れておもしろかったです。初めて泊まった雷鳥荘も、山小屋とは思えない快適さで、また来たいという気持ちになりました。次に行くときは、今回できなかった別山から雄山への周回縦走をぜひ実現したいです。