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Yamareco

記録ID: 73347
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア南部 畑薙大吊橋〜上河内岳〜聖岳〜赤石岳〜悪沢岳〜さわら島

2010年08月04日(水) ~ 2010年08月07日(土)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
35:29
距離
49.6km
登り
5,626m
下り
5,456m

コースタイム

8月4日(水) 畑薙ダムから茶臼小屋へ(幕営)
沼平ゲート06:00→06:35畑薙大吊橋06:40→07:05ヤレヤレ峠07:15→08:05ウソッコ沢小屋08:15→09:55横窪沢小屋10:25→13:15茶臼小屋

8月5日(木) 茶臼小屋から上河内岳・聖岳・兎岳を経て百間洞へ(幕営)
茶臼小屋テン場03:30→05:28上河内岳の肩(山頂往復)06:00→07:35聖平小屋07:50→08:10薊畑08:20→09:15小聖岳09:24→10:45聖岳10:55→11:50聖兎コル12:20→13:08兎岳避難小屋13:13→13:25兎岳13:30→小兎岳14:13→中盛丸山15:12→16:15百間洞山の家

8月6日(金) 百間洞から赤石岳を経て中岳避難小屋へ(素泊り)
百間洞テン場05:25→06:21百間平06:25→08:30赤石岳09:00→10:23大聖寺平10:35→11:08荒川小屋(ラーメン&ビール)12:30→14:30中岳避難小屋

8月7日(土) 中岳避難小屋から悪沢岳,千枚岳を経てさわら島へ
中岳避難小屋06:05→07:00悪沢岳07:15→丸山08:00→08:20千枚岳08:25→08:55千枚小屋09:10→10:05見晴台10:10→13:05さわら島 
天候 8月4日(水) 晴れのちガス。一時雨。
8月5日(木) 晴れのちガス(上河内岳山頂から大展望。聖岳山頂では周囲がガス気味。)
8月6日(金) 晴れのちガス(赤石岳山頂まで快晴。のちガス。)
8月7日(土) 晴れ(中岳避難小屋からの夜明けは最高の天気。下山まで快晴。)
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・ 清水ICから畑薙ダムまでは,マイカーで約2時間半ほどです。
・ 東海フォレストのバスを利用する場合は,畑薙第一ダム手前の広い駐車場を利用しますが,今回は畑薙大吊橋まで林道を歩くことから,林道ゲートのある沼平の駐車スペース(30〜40台駐車可)に駐車しました。
・ さわら島から沼平ゲートへの帰路は,東海フォレストのバスを利用しました。バス乗車時に沼平下車を伝えれば,担当の方が,乗降ドア近くの下車しやすい席に案内してくれます。
・ なお,東海フォレストのバスを利用するには,東海フォレストの管理する山小屋か有料の避難小屋に宿泊することが条件となります。そのため,今回は3泊目に中岳避難小屋(寝具別4,500円)に泊まりました。
コース状況/
危険箇所等
【第1日目】 沼平ゲート〜畑薙大吊橋〜ヤレヤレ峠〜ウソッコ沢小屋〜横窪沢小屋〜茶臼小屋

○ 沼平ゲート付近〜畑薙大吊橋〜ヤレヤレ峠
 ・ 沼平ゲート手前の道路左手が駐車スペースとなっています。30〜40台は駐車可能です。
 ・ ゲート前の登山指導センターに登山届・下山届の用紙が備え付けられたポストがあります。
 ・ ゲートから先は未舗装の林道です。畑薙大吊橋までは,コースタイムで40分,私の足で35分でした。
 ・ 畑薙大吊橋は,延長181.7メートル,板幅20センチと書いてありましたが,以前の木の板から金属製の板に換えられており,幅も広がっている感じです。それでも,湖面からの高さは30メートルほどあるので,怖かったです。
 ・ 畑薙大吊橋を渡ると,すぐに樹林帯の急登となります。標高差で120メートルほど登ったあとは,ヤレヤレ峠まで斜面をトラバースするように道が付けられていますが,足を滑らせるとダム湖まで一気に落ちてしまうようなイヤなところですので,特に下山時には気をつけましょう。
 ・ ヤレヤレ峠にはベンチがあり,休憩に良いところです。

○ ヤレヤレ峠〜ウソッコ沢小屋〜横窪沢小屋
 ・ ヤレヤレ峠からは一旦下りとなり,沢沿いに吊橋を3度ほど渡りながらゆるく登っていきます。40〜50分ほどでウソッコ沢小屋に到着です。
 ・ ウソッコ沢小屋は無人ですが,しっかりした建物で収容定員は30名ほどのなかなか広い小屋です。内部はきれいに使われています。トイレは別棟となっており,沢沿いなので水もあります。
 ・ ウソッコ沢小屋からは,本日のコースの中で最も傾斜がきつい登りとなります。小屋前の指導標には,横窪沢小屋まで1.1150分の表示がありました。沢を吊橋で渡ると,急で長い鉄製の階段が出てきます。私の足で1時間弱登ったところに,中の段という休憩によい場所がありました。ここまでで,横窪沢小屋への登りの6割といったところです。
 ・ 中の段から30〜40分ほど登ると,横窪沢峠に到着です。峠からは横窪沢小屋が見えますが,小屋まではさらに6〜7分歩きます。
 ・ 横窪沢小屋は,井川観光協会が管理している,定員60名ほどのきれいな小屋です。周囲の樹林帯の中に,気持ちよさそうなテン場も整備されています。小屋前にはベンチがあり,そこで私がオニギリを食べていたところ,小屋の方に緑茶を頂きました。とてもおいしくて,一気に飲み干したら,「もう一杯どうぞ」!何も購入しない通りがかりの登山者に,このようなサービスは驚きでした。さらに小屋のご主人からは,この先の登山道の状況などについて,詳しく丁寧に教えていただきました。あまりに居心地が良かったので,30分も話し込んでしまいました。

○ 横窪沢小屋〜茶臼小屋
 ・ 横窪沢小屋から先も急な登りが続きます。50〜60分ほど登ると,大無間山方面の展望が開けた標高1,932メートル地点にベンチがあります。休憩に良いところです。
 ・ さらに,20分ほど登ると,「水呑場」です。水量は細いですが給水は可能です。ベンチもあります。
 ・ 「水呑場」から20分少々登ると樺段に出ます。ここで28名の小学生とその保護者が休んでいました。横窪沢小屋に宿泊し,本日,快晴の茶臼岳に登ってきたそうです。昨日は,あの畑薙大吊橋を皆で渡ったそうです。すごいですね。大人が「怖い」なんて言ってられませんね。子どもたちは元気はつらつで,「もう少しで小屋だから頑張って!」と励まされてしまいました。
 ・ 保護者の方と話を交わした後,樺段を出発し,20分ほどで「茶臼小屋水平道 小屋まで20分」の標識がありました。
 ・ この標識から先は,傾斜が緩くなり,お花畑も出てきます。
 ・ さらに,「小屋まであと10分」の看板が出てくると,その先に茶臼小屋が見えてきます。

○ 茶臼小屋情報
 ・ 茶臼小屋には13:15に到着しました。私が到着したときには,テントはまだ3張りほど。小屋のすぐそばに設営できました。
 ・ 小屋のトイレは,この山域の他の小屋と同様,便槽をヘリで回収するタイプ。とてもきれいです。水場の水もすごく冷たくておいしいです。テン場からは富士山が望めます。
 ・ また,テント設営料500円,缶ビールレギュラー500円と,他の小屋より安い料金設定がうれしかったです。
 ・ 茶臼小屋は標高約2,400メートルの高所にある割には,この夜は意外に暖かかったです。シュラフはイスカエア450を使用し,薄手長袖シャツ1枚で寝ましたが,少し暑いくらいでした。
 ・ 茶臼小屋周辺は,FOMAは通じませんでした。小屋の方に,稜線なら通じると教えていただき,小屋から稜線まで10分ほど登り,小屋との分岐点で試してみたところ,メール受発信できました。翌日の聖岳山頂では職場に電話をかけてみましたが,きちんと通話できました。ドコモは長野県側に基地局を設置しているのではないかと思われます。

【第2日目】 茶臼小屋〜上河内岳〜南岳〜聖平小屋〜薊畑〜聖岳〜兎岳〜中盛丸山〜百間洞山の家

○ 茶臼小屋〜上河内岳〜南岳〜聖平小屋
 ・ 2日目は,当初,兎岳避難小屋に宿泊するつもりでしたが,できれば水もトイレもありビールも手に入る百間洞山の家まで行きたいと思い,午前1時30分起床,午前3時30分出発としました。
 ・ 当然,周囲は真っ暗なので,ヘッドランプの明かりを頼りに,慎重に歩きます。
 ・ 昨日メールを発信するために登った稜線分岐点には,3時45分に到着です。ここから稜線を北にたどり,上河内岳山頂を目指します。標識には,上河内岳まで150分との表示がありました。
 ・ 真っ暗な登山道を迷わないよう,慎重に進みます。2年前に便ヶ島〜聖平〜上河内岳〜茶臼小屋(幕営)〜光岳〜易老渡と縦走したことがあったので,不安なく歩くことができました。
 ・ 亀甲状土を過ぎ,奇岩竹内門の手前付近まで来ると,端正な上河内岳のシルエットが暁の空に浮かび上がってきました。その右奥には,夜明け前の富士山も見えます。あまりの美しさに思わず立ち止まり,カメラにその風景を納めました。
 ・ 奇岩竹内門を過ぎる頃には,周囲はすっかり明るくなり,登山道の近くでエサをついばむ,雷鳥の親子を見かけました。
 ・ 上河内岳の肩には,05:25に到着しました。ここに荷物を置いて,カメラを手に山頂を目指します。山頂までは6〜7分です。
 ・ 上河内岳山頂からの眺めは見事でした。北には,快晴の空の下,南ア南部の三千メートル峰である,聖岳・赤石岳・悪沢岳が目の前に並んでいます。また,南側は,茶臼岳から光岳へと続く稜線に寄り添うように,上河内岳の陰が投影されて,とても印象的です。今回の山行の目的の一つが,この眺めを見ることでしたので,とても感激しました。
 ・ 山頂には20分ほど滞在し,写真を撮ったり眺めを堪能した後,肩には06:00に戻って南岳へと向かいます。
 ・ 上河内岳から南岳へ向かう稜線は,常に聖岳を見ながらの,素晴らしい展望の道です。また,南岳の南斜面は,タカネマツムシソウやタカネナデシコ,シナノオトギリ,マルバダケブキなどのお花畑となっていて,楽しめます。
 ・ 南岳山頂には,06:30に到着。そのまま,聖平小屋へと下ります。この下りは,意外と長く,また崩落した崖のわきを通るなど緊張もします。標識では60分とありましたが,私の足で65分かかりました。
 ・ 聖平小屋には,07:35に到着しました。とてもきれいな小屋です。小屋の前は広いテン場になっていて,快適な幕営ができそうです。ここでジュースを購入し,15分の食事休憩としました。

○ 聖平小屋〜薊畑〜聖岳
 ・ 07:50に聖平小屋を出発し,本日の最高峰,聖岳を目指します。空は快晴,どっしりとした山容の聖岳が目の前に見えますが,山頂は遙か遠くです。
 ・ 信州側登山口である便ヶ島からのルートと交わる薊畑には,20分ほどで到着。南側には,さきほど歩いてきた茶臼岳〜上河内岳〜南岳の稜線や,聖岳の山頂がよく見えます。そこで休憩していた小屋の方と話を交わしていると,聖平小屋から聖岳をピストンしてきた3名の登山者が降りてきました。皆さん満足そうな良い表情です。ここから山頂までの標高差は600メートル。コースタイムは3時間。気を引き締めて出発です。
 ・ 薊畑からの登りは,しばらくは樹林帯の中を歩きます。一面のマルバダケブキのお花畑の中,聖岳の山頂を望みながら高度を稼いでいくと,2,478メートルのピークを過ぎて一度下りとなりますが,すぐに左側がガレた急斜面の登り返しとなり,1時間ほどで,標高2,662メートルの小聖岳山頂に到着です。
 ・ 小聖岳の山頂からは,遮るもののない聖岳の巨大な姿が眼前に迫ってきます。このあとの登りに備えて,ここで水分とカロリーを補給していると,一人の登山者が下ってきました。ザックサイドにテントポールをくくりつけているものの,ザック自体は30リットル程度の小型のもので,山の達人といった雰囲気です。
 ・ その方は,2日前に広河原から歩き始め,三伏峠,百間洞で宿泊し,今日は兎岳・聖岳を越えてきたというのです。時刻はまだ午前9時過ぎです。ものすごい健脚ですね。装備について尋ねると,シュラフはカバーのみ,宿泊はツエルト利用で,食事の時もガスは使わずアルコール燃料でお湯を沸かすだけという徹底した軽量化を図っているとのこと。若い頃はキスリングに30垓瓩げ拱を担いだこともあったということでしたが,今はこうした軽量化で,驚異的なカモシカ山行を実践されているようです。
 ・ 私の方はといえば,カメラ2台に交換レンズ2本,缶ビール2本にフルーツゼリー2個,おいしいレトルト食品,防寒対策としての過剰な衣類などで,登り始めのザック重量は,いつも20圓鯆兇┐討靴泙,ハアハアゼイゼイ喘ぎながらの登山です。山行を安全にスピーディに実現するには,軽量化が必要だなあと納得した次第です。
 ・ さて,小聖岳で10分ほど休憩したあとは,いよいよ聖岳山頂へのラストスパートです。といっても,この先には岩場のアップダウンが出てきてスピードは出ません。またその先に量は少ないながらも岩の隙間から水が流れ出している貴重な水場もあります。その水を飲んでみると,あまり飲みたいという感じではありません。なんというか岩の味がするというか。この水は緊急用以外は使う気がしませんでした。
 ・ 岩場や水場を過ぎると,ザレたガレキの急斜面となります。ここをジグザグに折り返して登ります。あまりに急なので,何度も足を止めて息を整えます。山頂方向には,吸い込まれそうなほど真っ青な空が広がっています。上空からは真夏の太陽の日差しが照りつけます。でも,さすがに標高3千メートルの空気はさわやかです。足を止めると,汗はすぐに引いていきます。
 ・ さて,ようやく傾斜がゆるんで最後の登りを越えると,聖岳山頂標識の前に飛び出しました。時刻は10:45。薊畑から2時間25分でした。テント装備で休憩込みのタイムとしては,まあまあといったところでしょうか。山頂周辺では6名ほどの登山者が思い思いに休憩を取っていました。この時刻になると,ガスが上がってきて,赤石岳や兎岳の山頂は隠れてしまっていますが,この聖岳山頂付近は気持ちの良い晴れ間が広がっています。時間に余裕があれば,昼寝をしたいくらいです。
 ・ しかし,今日の宿泊予定地,百間洞まではコースタイムであと5時間近く。ここでゆっくりしているわけにはいきません。奥聖岳も割愛して,10:55に兎岳へ向けて下り始めます。

○ 聖岳〜兎岳〜中盛丸山〜百間洞山の家
 ・ 聖岳から兎岳への縦走路は,聖兎コルまで標高差で400メートル下り,そこから兎岳山頂まで200メートルを登り返すという,アップダウンのきついコースです。最初の下りこそそれほど急ではありませんが,徐々に傾斜を増してきます。そして,前方にガレた崩壊地が現れると,尾根の北側にコースを変え,樹林帯の中を多少のアップダウンを繰り返しながらコルへと下ります。このルートは,樹林帯の中なので,風が抜けず,晴れていると暑いです。兎岳から登ってくる登山者は,皆,きつそうな表情でした。
 ・ 聖兎コルには,11:50に到着しました。ここは南側が崩壊した斜面となっていて,足下に注意が必要です。おなかが減ったのと行動時間が8時間を超えて疲れてきたことから,ここで,30分の昼食休憩としました。このコルの北側斜面には,いくつかテントを張れるようなサイトがあります。風も避けられるので,緊急時には助かりますね。
 ・ さて,休憩を終え,12:20に兎岳へと歩き始めますが,かなりの急登が続きます。疲れた体と重荷で,きついです。2〜3分ごとに休みながら,少しづつ歩を進め,なんとか13:05に避難小屋分岐に到着。ここに荷物を置いて,30〜40メートルほど西側にある兎岳避難小屋を見に行きます。
 ・ 小屋の外観は,かなり荒廃していてとても使用に耐えられないような感じですが,ドアを開けて中を覗くと,とてもきれいな内装になっていました。昨年,内部を改修して利用できるようにしたというネットの情報を見ていたのですが,それは事実でした。内部は天井と壁がプラスティックの波板で覆われ,床もプラスティック製の板が敷かれています。広さは8畳ほどでしょうか。これなら快適そうです。ただし,ドアは完全には閉まらないので,石で動かないように固定する必要があります。
 ・ また,避難小屋の前にはテントサイトがあって,大型テントなら2張り,小型でも3〜4張りは可能だと思います。
 ・ さて,分岐に戻って荷物を担ぎ,兎岳山頂を目指します。山頂までは10分少々です。晴れていれば素晴らしい展望が期待できるはずですが,残念ながらガス。聖岳から歩いてきたルートも見えません。でも,山頂付近には大きな株のタカネビランジやイブキジャコウソウなどが咲いていて,私の目を楽しませてくれました。
 ・ 兎岳から本日の宿泊予定地の百間洞までは,コースタイムで2時間40分ほど。これなら,休憩を多めにとっても,17:00までには着けそうです。雨や雷の心配も無さそうだったので,疲れてはいましたが,ここは頑張って百間洞まで足を伸ばして,明日以降の行程を短縮することにしました。もちろん,ビールも飲みたかったので。
 ・ 次のピーク小兎岳をめざし,13:30に兎岳山頂を出発します。最初は150メートルの急な下りで,そこから80メートルの緩い登り返しとなります。最初のピークに達してから30メートルほど下ると,小兎岳南側直下に,大型テントが3張りは張れそうな平坦なテントサイトがあります。東海フォレストのマップでは,ここは緊急用のテントサイトとして表示がなされています。すぐ東側には水場の表示。水場は見ていませんが,かなりの水量の沢音がしていましたので,水も確保できると思います。西側は灌木帯となっていて風も避けられる,絶好のテントサイトですね。
 ・ さて,小兎岳を過ぎると,中盛丸山との鞍部まで,また100メートルほどの下りとなります。そしてそこから170メートルの登り返しです。これはきつかった。すでに行動開始から10時間近く。体はクタクタです。1時間ほどかけて,どうにか中盛丸山の山頂に達しますが,さすがに疲れました。ここで持参したフルーツゼリーでカロリー補給です。おいしかった〜!体が生き返るようです。フルーツの甘みが染み渡ります。多少重くても,こういう食料は持ち歩きたいものですね。
 ・ フルーツゼリーで元気が出て,中盛丸山からの下りは調子が出てきました。樹林帯のトラバースルートをサクサク下り,途中で4人パーティを追い越して16:15に百間洞山の家に到着です。
 ・ テントの受付をお願いすると,なんとまだ3人目とのこと。小屋に一番近い沢沿いの3つのうち2のサイトにテント設営できました。そのあとは,沢で体の汗を拭き,小屋で購入したサントリープレミアムモルツ500CC(800円)2本を沢で冷やしてビールタイム!ほどよく冷えたビールの味は格別でした。
 ・ その晩は,昨日と同様,とても暖かく,シュラフの中で薄手長袖シャツ一枚でも暑いくらいでした。

○ 百間洞山の家情報
 ・ ここの夕食は,揚げたてのトンカツだそうです。私がビールを購入しに行ったときも,トンカツの香ばしい匂いがしていました。一度に6人分しか提供できないので,食堂利用は交代だそうです。
 ・ テント料金は一人600円,缶ビールは350CCが600円,500CCが800円で,プレミアムビールも値段は同じです。
 ・ トイレは水洗でとてもきれい。一定時間ごとに水が流れる仕組みです。
 ・ 小屋わきに流れる沢は,飲料には適さないということですが,とても冷たく,タオルを水に浸して絞ろうとすると,手が切れるくらいに冷たく感じます。ビールを冷やすには最適です。
 ・ 山に囲まれているので,携帯電話は通じないと思います(確認していません)。兎岳〜中盛丸山の稜線はFOMAが通じます。

【第3日目】 百間洞テン場〜百間平〜赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋〜中岳避難小屋

○ 百間洞テン場〜百間平〜赤石岳
 ・ 本日の予定は,赤石岳まで登ったあと,荒川小屋で昼食,そのあとお花畑を楽しみながら中岳避難小屋泊まりの8時間コース。昨日,百間洞まで歩いたおかげで,今日明日の行程がずいぶんと楽になりました。なので,起床は03:30と比較的のんびりです。
 ・ 昨夜は,疲れもあってぐっすりと寝られました。沢が近くにあると,沢音が雑音を消し去ってくれるのがありがたいですね。起床すると今日も快晴の天気。いつものお茶漬けで朝食を済ませ,小屋まで足を運んで水の調達とトイレを済ませて,05:25に出発です。
 ・ 最初は百間平まで標高差約300メートルの登りです。最上部のテン場を過ぎると,すぐに岩ゴロのガレ場の登りとなりますが,登るにつれて足下の岩が小さくなり,歩きやすくなってきます。傾斜もそれほどきつくなく,一定なので登りやすいです。
 ・ 西には昨日歩いた兎岳から中盛丸山,さらには大沢岳へと続く稜線を眺める展望のコースなので,眺めを楽しみながら歩くことができます。また,左手には,中央アルプスや伊那谷が見えて,なかなか展望の良いところです。
 ・ 登り始めて50分ほどすると,急に傾斜が緩み,台地状の一角に出ます。そこから2〜3分で百間平の標識に到着しました。進行方向には,巨大な黒い山塊が立ちはだかっています。これから登る赤石岳です。このあたりは,なんとなく北アルプスの雲ノ平と黒岳(水晶岳)に似た印象ですね。広い台地状の高原で,ルートには高山植物帯に立ち入らないよう,ロープも張られています。
 ・ 百間平で水分補給のため5分ほど休憩してから,馬の背の稜線を歩き,赤石岳を目指します。進行方向右手後方には,昨日登った聖岳が見えます。実に堂々とした山容です。南アルプスの縦走は,ひとつひとつ巨大な山体を乗り越えながら歩き続ける醍醐味が素晴らしいですね。これほどのダイナミックな眺めは,他の山域では味わえないと思います。
 ・ 07:13,馬の背から赤石岳の西側大斜面の登りに取り付きます。ここは,岩の斜面を30度ほどの角度でトラバースするように登る,効率の良い登山路となっています。この時間帯は,日陰になっていて涼しいのが助かります。午後の日射しの強い時間帯では,体力をかなり消耗させられるのではないでしょうか。
 ・ 20分ほど登ると,「赤石避難小屋 0.7辧30分」の標識が立つ地点に出ます。ガレキの岩の斜面はここまでで終わり,この先はザレた登山道に変わります。上部の岩場は,まるで大伽藍のように岩の尾根が登山道を取り囲み,真っ青な青空の下,太陽の光と陰が神秘的な雰囲気さえ感じさせます。
 ・ 標識のあった場所から,さらに200メートルほど標高を稼ぐと,山頂稜線に出ますが,赤石岳山頂までは,まだ結構な距離があります。せっかくなので,直接山頂を目指さず,まずは稜線西側のピークに行ってみました。ここからは,ガレキの斜面の先に,百間平が広がり,その向こうに聖岳から大沢岳に連なる稜線が一望のもと,ここでしか見られない山岳パノラマの景色が広がります。
 ・ 今日は時間に余裕があるので,ここで少し休憩のあと赤石避難小屋には08:20頃到着しました。すぐそばに山頂がありますが,まずは小屋でビール(600円)を調達。7年ぶりの赤石岳山頂に乾杯です!。晴天のもと,のんびりとビールを味わいました。そして小屋の周囲を歩いて景色を楽しみます。南には,雲海を従えた富士山,北には小赤石岳の先に荒川三山,西には聖岳。実に贅沢な景色です。
 ・ 避難小屋から赤石岳山頂までは目と鼻の先,歩いて3〜4分です。08:35ようやく赤石岳山頂に到着しました。山頂には,すでに10人ほどの登山者が休んでいましたが,多くは,東尾根との分岐に荷物を置いてきた登山者のようです。私のような大型ザックを携えた方はいませんでした。やはり,この山域は小屋泊まりで縦走する登山者が多いようですね。
 ・ 赤石岳山頂に立つと,素晴らしい展望が開けますが,残念ながら,悪沢岳山頂がガスに隠れています。荒川三山の先には,塩見岳や遠く仙丈ヶ岳まで見えているのに。でも,数多くの山々を望むことができて,これ以上は贅沢というものでしょうね。ガスも上がってきたので,09:00に山頂をあとにし,小赤石岳へと歩き始めました。

  
○ 赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋〜中岳避難小屋
 ・ 赤石岳山頂から10分ほど下ると,東尾根との分岐となり,赤石岳を往復する登山者のザックがたくさんデポしてありました。ここから振り返った赤石岳は,実に堂々とした素晴らしい姿です。東側に広がるカールは優美な曲線を描き,残雪と共に赤石岳を飾っています。「登ってきて良かったなあ」そんな思いが自然とわき上がります。
 ・ 分岐から標高3,081メートルの小赤石岳山頂までは,20分弱の登りです。ここまで来ると,いつの間にかガスが出てきて,周囲の展望が無くなりました。でも,登山道には,ハクサンイチゲやシナノキンバイ,ハクサンチドリなどさまざまな高山植物が咲いていて楽しめます。
 ・ 標高3,030メートルの小赤石岳の肩を過ぎると,大聖寺平まで標高差330メートルのザレた下りの急斜面となります。大聖寺平には,10:23に到着しました。ネットの情報で,ここはFOMAが通じるとのことでしたので,とりあえず順調である旨,家人にメールを送りました。受信感度は3本立っていて,通信には何の問題もありませんでした。携帯のメールは苦手で,送信するまでに10分以上かかってしまいましたが,その間にも,荒川小屋方面から赤石岳へと向かう登山者が10人以上登っていきます。ここはさすがに南ア南部のメジャールートですね。
 ・ 大聖寺平から荒川小屋へは,斜面のトラバースを歩く楽なコース。30分ほどで荒川小屋に到着です。ここには,広いテン場と冷たい水場があり,一度はテン泊してみたい場所です。小屋も広く清潔で,スイカ(一切れ300円)まで売っていました。ここでもビールを調達。サントリープレミアムモルツ500CCが800円です。このままではぬるいので,水場近くのベンチに移動して,ラーメン昼食の準備をしながら,ビールを水場の冷たい水で冷やします。
 ・ ラーメンは,中華三昧を持参。これにタマゴやネギなどを加え,そろそろ食べ頃という時に,冷えたビールを頂きます。これがまたウマイ!青空の下,冷たいビールはたまりませんね。それに,ラーメンによく合うこと。このあとは,2時間の登りだけなので,ここで1時間20分も昼食休憩してしまいました。
 ・ 12:30になって,さすがにそろそろ出発です。本日の宿泊は中岳避難小屋。水が無いところなので,ここで水2.5リットルを持ち,さらにアミノバイタルウォーター1リットルを加えます。ずっしりと重くなったザックを背負って避難小屋を目指します。実は30分ほど歩くと水場があり,水を汲むことができるのですが,面倒なので荒川小屋で水を汲みました。この日も水場は十分な水量が出ていましたので,こちらで水を補給しても良いと思います。
 ・ 荒川中岳への稜線の途中には,南ア南部最大のお花畑があります。7年前に荒川三山〜赤石岳を縦走した時,このお花畑を見てすごく感動しました。ぜひまた見てみたい。今回の縦走の目的の一つが,このお花畑でした。そして期待に違わず,素晴らしい花々でした。
 ・ 水場を過ぎて30分ほどでしょうか。中岳への登りの途中から,ハクサンイチゲとシナノキンバイの大群落が広がります。さらに,クロユリ,コイワカガミ,ヨツバシオガマ,イワベンケイなども混じって,それはそれは素敵な花の楽園です。稜線から下りてきたオバサマグループも,大騒ぎです。なかなか足が前に進みません。クロユリの群落の前では「お兄さん,ここにクロユリが咲いているわよ。みてみて!」と大はしゃぎです。(誰がお兄さんなのか?は不明です)
 ・ ということで,私もたっぷり時間をかけて花々を楽しみながら,登っていきました。そして14:15に稜線分岐に到着です。周囲はガスで覆われ,展望はありませんでしたが,高山裏避難小屋へと下るルートははっきりと見えます。前岳山頂までの標高差400メートルを登降するのは大変でしょうね。
 ・ ガスの中,荒川中岳山頂には14:25に到着し,中岳避難小屋には14:30に到着です。小屋に入って管理人さんに宿泊をお願いし,混み具合を聞くと「この小屋は混みません。今日の宿泊は3〜4人ですね。」とのこと。私がテント主体なのは,混雑した小屋に泊まりたくないのが理由なので,これを聞いた時はホッとしました。実際,その日の宿泊者は私を含めて4人でした。
 ・ この小屋のロケーションは,赤石避難小屋と共に,南ア南部では最高の場所にありますね。とにかく標高3,060メートルの稜線上にあり,目の前に悪沢岳,南には富士山が丸見え。歩いて5分の中岳からは,赤石岳や南ア北部も良い眺めです。

○ 中岳避難小屋情報
 ・ 小屋宿泊料金は4,500円でした。寝具付きは+500円。水はペットボトルを販売していますが,天水は無料で分けてもらえます。調理用ならば,天水で十分だと思います。
 ・ 1階は板の間の休憩スペースです。テーブルが置いてあって,そこで煮炊きができます。2階が寝床となっており,両手を使ってハシゴで上がるので,貴重品や飲み物などを入れるサブザックがあると便利です。
 ・ この小屋は混雑することはあまり無いということです。ただし,7月の海の日の3連休と8月のお盆の時期は例外で,定員30名のところ50名が宿泊したことがあって,大変だったと管理人さんが言っていました。
 ・ 小屋では,レトルトの食事の提供をしていました。料金はよく分かりません。
 ・ 標高が高い場所にあるため,さすがに寒いです。朝方の気温は摂氏2度まで下がりました。この縦走で初めてフリースとダウンジャケットが役に立ちました。
 ・ 私の泊まったときには,悪沢岳山頂から朝日が昇ってきました。時刻は05:19。悪沢岳と富士山の組み合わせがとても絵になると思いました。
 ・ 小屋の中でFOMAのメール送信ができました。


【第4日目】 中岳避難小屋〜悪沢岳〜丸山〜千枚岳〜千枚小屋〜見晴台〜さわら島

○ 中岳避難小屋〜悪沢岳〜丸山〜千枚岳
 ・ いよいよ本日が縦走最終日です。03:30に腕時計のアラームで起床しました。2階の窓から悪沢岳の方向を見ると,東の空が明るくなっています。夜明け前の悪沢岳と富士山の写真を撮ろうと,カメラを持って外に出ました。真夏といってもここは標高3,060メートルの稜線。寒いです。外の気温は摂氏2度。フリースの上に薄手のダウンジャケットを着て寒さをしのぎました。
 ・ 04:15 まだ日の出までには1時間もありますが,東の空が赤く染まり,悪沢岳と富士山のシルエットが浮かび上がってきます。上空には三日月が白く輝いています。神々しいまでの荘厳な眺めです。小屋の前のベンチにベルトで一脚を固定し,レリーズケーブルでカメラのシャッターを切りました。
 ・ 何枚か写真を撮ったあと,小屋に戻ると,他の宿泊客も皆さん起き出して,それぞれ食事をしたり出発の準備をしたり。私も,お茶漬けの朝食です。そのあと,荷物をザックにまとめて,日の出の写真を撮るために再び外へ。05:19に悪沢岳山頂から朝日が昇ってきました。この時期だけに見られる朝日だそうです。皆さんと一緒にカメラのシャッターを切りました。
 ・ 日の出の写真のあとは,空身で中岳山頂を往復です。山頂からは,北には塩見岳や仙丈ヶ岳など南ア北部の山々,南には巨大な赤石岳の姿がはっきりと見えます。本日も快晴です。管理人さんにお礼を言って小屋を出発したのは06:05になっていました。
 ・ 中岳避難小屋から悪沢岳に向かうルートは,痩せた馬の背の鞍部まで130メートルほど下ってから,山頂まで岩場を約200メートル登り返します。登りの途中には,ニセピークがあって騙されますが,そこから振り返った中岳の眺めはなかなか素晴らしいです。
 ・ 悪沢岳山頂には,07:00に到着しました。避難小屋からは55分かかりました。標高は3,141メートル。南ア南部の最高峰です。山頂は岩が堆積していて,広々としています。もちろん眺めはバッチリです。南東側には,岩だらけのルートの先に丸山への下りが良く見えています。そしてその先には,富士山の端正な姿。この先,千枚岳まで,富士山の姿を望みながらの下りとなります。
 ・ 山頂には10人ほどの登山者がいて,歓声を上げています。頼まれてカメラのシャッターを押したりしながら,15分ほど休憩した後,07:15に山頂をあとにしました。ここからは岩稜地帯を下ります。大きな岩を越えながら歩いていると,次々に登山者が登ってきました。千枚小屋に宿泊した方たちのようです。
 ・ 岩稜地帯を過ぎると,丸山を経て千枚岳手前の尾根道までは,のんびりした散歩道のような歩きやすいルートになります。丸山山頂には07:40に到着。振り返ると,大きな悪沢岳の姿が実に雄大で立派です。
 ・ 千枚岳手前の尾根道を下っていくと,途中から険しい岩場の道に変わります。周囲にはタカネビランジやタカネナデシコなどの花々がたくさん咲いていて目を楽しませてくれますが,気を抜くと転落するような場所がありますので,注意しましょう。特に,山頂手前の垂直に近い岩場の登りは,ストックを持っていると三点確保が難しいので,たたんでザックサイドに収納しておきましょう。ここは足を踏み外すとそのまま下まで一気に落ちてしまうようなイヤなところです。
 ・ 千枚岳山頂には,08:20に到着しました。テント装備の登山者が二人休んでいました。話をすると,昨晩は千枚小屋でテン泊し,今日は荒川小屋だそうです。赤石岳を越えて,できれば聖岳まで足を伸ばしたいと言っていたので,この先のルートの状況について話をしました。


○ 千枚岳〜千枚小屋〜見晴台〜さわら島
 ・ 08:25に山頂を出発し,千枚小屋を目指します。山頂直下に赤石岳や悪沢岳を一望できる場所があったので,そこで写真を撮り,その後はダケカンバの林の中を下ります。マンノー沢の頭からのルートを左に分け,お花畑を通過すると,08:55千枚小屋に到着しました。
 ・ 千枚小屋は昨年6月に全焼してしまい,今はプレハブ営業をしています。この西隣に「月光荘」という木造2階建ての別棟があり,ここを宿泊用に使用しているようです。テン場は従来どおり使えます。トイレや水場もきれいです。プレハブ小屋手前のテーブルで15分の休憩としました。フルーツゼリーとバウムクーヘンでカロリー補給をし,アミノバイタルで水分補給です。
 ・ 時刻は午前9時を回っています。さわら島から畑薙ダムへのバスは,午後は13:00と14:00の2本となっていますが,千枚小屋からさわら島までのコースタイムは5時間45分。最終バスには間に合いそうにありません。でも指導標には4時間と書いてあります。できれば最終バスに乗りたかったので,休憩も早々に09:10に千枚小屋を出発しました。
 ・ このコースはだらだらした傾斜の緩い道が続くので,なかなか標高が稼げません。それでも,駒鳥池を過ぎ,快調に飛ばして10:05には見晴台に到着。ここまで1時間弱です。地図のコースタイムが2時間半なので,このペースなら,バスに間に合いそう。
 ・ このあと,唯一の水場である清水平には10:40に到着。さらに小石下の先の林道を11:45に横切り,13:00発のバスに間に合うかもと期待がふくらみます。ところが,そこから先が地図のルートと違いました。マップでは沢沿いを歩くようなコースとなっていますが,私が歩いたのは,送電線の鉄塔が建つ,標高1,437メートルのピークを越えるコース。そのため,90メートル以上の登り返しとなり,かなり時間がかかりました。私のコース取りの間違いなのか,それともそういうルートに変更になったのか?
 ・ とにかく余分なアップダウンがあったため,滝見橋の登山口に着いたのは12:51となり,さわら島13:00発のバスは諦めました。ここからは林道を10分ほど歩き,さわら島ロッジに到着したのは13:03でした。13:00発のバスはまだ発車していませんでしたが,お腹が減っていたのでレストハウスでお昼を食べることにしました。
 ・ 結局,最終バスはこの日出発時刻が変更され,14:30発となり,実際には10分ほどさらに遅れて出発です。それでも沼平には15:30に到着しました。このあと荷物を車に積んで,新しくなった赤石温泉白樺荘(500円)で汗を流してから帰りました。

○ さわら島情報
 ・ レストハウスではチキンカレー(700円)を食べましたが,とてもおいしかったです。そのほかのメニューとしてはそば・うどんがありました。生ビールは600円です。
 ・ レストハウス前の芝生の広場がテン場となっています。とても広々としていて気持ちよいところです。トイレと一体となった自炊棟が整備されていて,快適に使えそうです。
 ・ 登山小屋は広くて快適そうです。水場も目の前。ビールはトイレ兼自炊棟に自動販売機があります。風呂も入れるようなので,自炊の用意があればロッジよりもリーズナブルです。
沼平の駐車スペースに車をおいて,午前6時にゲートを出発します。ゲート左の「クマ出没注意!」の看板が気になりますね。
2010年08月04日 05:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/4 5:57
沼平の駐車スペースに車をおいて,午前6時にゲートを出発します。ゲート左の「クマ出没注意!」の看板が気になりますね。
林道を25分くらい歩くと,畑薙大吊橋が見えてきます。
2010年08月04日 06:24撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 6:24
林道を25分くらい歩くと,畑薙大吊橋が見えてきます。
ゲートから35分ほどで畑薙大吊橋に到着。「延長181.7m,幅20僉廚良充─I20!?
2010年08月04日 06:34撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 6:34
ゲートから35分ほどで畑薙大吊橋に到着。「延長181.7m,幅20僉廚良充─I20!?
渡りきる直前に振り返って見たところ。下を見ると怖くなるので,ずっと前方を見続けながら渡りました。
2010年08月04日 06:38撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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渡りきる直前に振り返って見たところ。下を見ると怖くなるので,ずっと前方を見続けながら渡りました。
橋を渡り終えると,樹林帯の急登が始まります。
2010年08月04日 06:53撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 6:53
橋を渡り終えると,樹林帯の急登が始まります。
25分ほど登ると,「ヤレヤレ峠」に到着。ここでオニギリ休憩10分。
2010年08月04日 07:05撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 7:05
25分ほど登ると,「ヤレヤレ峠」に到着。ここでオニギリ休憩10分。
「ヤレヤレ峠」から先は,一旦下りとなりますが,その後,このような吊橋が何度も出てきます。
2010年08月04日 07:34撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 7:34
「ヤレヤレ峠」から先は,一旦下りとなりますが,その後,このような吊橋が何度も出てきます。
08:07 ウソッコ沢小屋に到着しました。無人小屋ですが,内部は広くて快適そうでした。外にトイレもありました。ここでもオニギリ休憩10分。
2010年08月04日 08:06撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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08:07 ウソッコ沢小屋に到着しました。無人小屋ですが,内部は広くて快適そうでした。外にトイレもありました。ここでもオニギリ休憩10分。
さらに登っていくと,また吊橋が出てきます。
2010年08月04日 08:18撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 8:18
さらに登っていくと,また吊橋が出てきます。
鉄製の急な階段も。
2010年08月04日 08:23撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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鉄製の急な階段も。
09:47 横窪峠に到着。横窪沢小屋が見えますが,ここから歩いてさらに6〜7分ほどかかります。
2010年08月04日 09:47撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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09:47 横窪峠に到着。横窪沢小屋が見えますが,ここから歩いてさらに6〜7分ほどかかります。
横窪沢小屋。とても清潔な小屋でした。小屋前で,オニギリを食べていたところ,小屋の奥さんにお茶をご馳走していただきました。緑茶の甘みがおいしかったです。ご主人とはこれから登るコースの話で盛り上がって,結局30分も休憩してしまいました。小屋の皆さんのご親切,とても心にしみました。ありがとうございました。
2010年08月04日 10:22撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 10:22
横窪沢小屋。とても清潔な小屋でした。小屋前で,オニギリを食べていたところ,小屋の奥さんにお茶をご馳走していただきました。緑茶の甘みがおいしかったです。ご主人とはこれから登るコースの話で盛り上がって,結局30分も休憩してしまいました。小屋の皆さんのご親切,とても心にしみました。ありがとうございました。
横窪沢小屋を過ぎれば,本日の幕営地,茶臼小屋までは残り3時間ほど。時間は十分あるので,ベンチが出てくるたびに,休憩です。
2010年08月04日 11:14撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 11:14
横窪沢小屋を過ぎれば,本日の幕営地,茶臼小屋までは残り3時間ほど。時間は十分あるので,ベンチが出てくるたびに,休憩です。
12:00 水呑み場に到着。水量は細いですが,給水は可能でした。
2010年08月04日 11:59撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 11:59
12:00 水呑み場に到着。水量は細いですが,給水は可能でした。
樺段で28名の小学生とその引率者の団体に出会いました。横窪沢小屋に泊まり,本日快晴の茶臼岳に登頂したとのこと。昨日はあの畑薙大吊橋を渡ったそうです。小学生でも渡れるのですから,大人は「怖い」なんて言っていられないですね。
2010年08月04日 12:25撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/4 12:25
樺段で28名の小学生とその引率者の団体に出会いました。横窪沢小屋に泊まり,本日快晴の茶臼岳に登頂したとのこと。昨日はあの畑薙大吊橋を渡ったそうです。小学生でも渡れるのですから,大人は「怖い」なんて言っていられないですね。
12:55 茶臼小屋まで20分の標識。
2010年08月04日 12:55撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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12:55 茶臼小屋まで20分の標識。
マルバダケブキの咲く登山道を登っていくと...
2010年08月04日 13:05撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 13:05
マルバダケブキの咲く登山道を登っていくと...
今度は,小屋まで10分の表示。
2010年08月04日 13:07撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 13:07
今度は,小屋まで10分の表示。
13:11 茶臼小屋が見えました。この小屋の水はとても冷たくておいしいです。また,トイレもとても清潔。さらに,缶ビールは他の小屋より100円安い500円!
2010年08月04日 13:11撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/4 13:11
13:11 茶臼小屋が見えました。この小屋の水はとても冷たくておいしいです。また,トイレもとても清潔。さらに,缶ビールは他の小屋より100円安い500円!
さっそく,テントを設営し,持参した2本のビールを飲んで昼寝をしていたら,雨が降ってきました。
さっそく,テントを設営し,持参した2本のビールを飲んで昼寝をしていたら,雨が降ってきました。
午後4時過ぎに雨が上がったので,小屋の周囲の花を撮影してみました。まずは,ミヤマシシウド。
2010年08月04日 16:31撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
8/4 16:31
午後4時過ぎに雨が上がったので,小屋の周囲の花を撮影してみました。まずは,ミヤマシシウド。
イブキトラノオ
2010年08月04日 16:34撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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イブキトラノオ
タカネトリカブト
2010年08月04日 16:37撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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タカネトリカブト
茶臼岳です。茶臼小屋では携帯電話は通じないですが,10分ほど歩いて稜線に出れば,FOMAが通じると聞き,稜線まで登り,家人にメールしました。その後,ガスが急速に晴れてきて,茶臼岳が見えました。
2010年08月04日 17:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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茶臼岳です。茶臼小屋では携帯電話は通じないですが,10分ほど歩いて稜線に出れば,FOMAが通じると聞き,稜線まで登り,家人にメールしました。その後,ガスが急速に晴れてきて,茶臼岳が見えました。
稜線の北側には,上河内岳も姿を現しました。
2010年08月04日 17:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/4 17:13
稜線の北側には,上河内岳も姿を現しました。
茶臼小屋を登山道の上から見下ろしたところ。テン場は混雑しておらず,余裕がありました。ここは,私のお気に入りのテン場のひとつです。
2010年08月04日 17:24撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/4 17:24
茶臼小屋を登山道の上から見下ろしたところ。テン場は混雑しておらず,余裕がありました。ここは,私のお気に入りのテン場のひとつです。
携帯メールから帰ってきて,今夜の夕食です。コンビニで買ったサラダをつまみに,3本目のビール。これは小屋で買いました。本日は定番のレトルトカレーとみそ汁です。

携帯メールから帰ってきて,今夜の夕食です。コンビニで買ったサラダをつまみに,3本目のビール。これは小屋で買いました。本日は定番のレトルトカレーとみそ汁です。

昨晩は睡眠不足を取り戻すべく,7時間の熟睡。午前1時半に起床し,3時半に出発です。写真は,稜線の茶臼分岐標識。
2010年08月05日 03:45撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 3:45
昨晩は睡眠不足を取り戻すべく,7時間の熟睡。午前1時半に起床し,3時半に出発です。写真は,稜線の茶臼分岐標識。
04:22 ヘッドランプの明かりを頼りに登山道を登っていくと,端正な上河内岳のシルエットが暁の空に浮かび上がってきました。その右奥には,富士山も見えます。
2010年08月05日 04:22撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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04:22 ヘッドランプの明かりを頼りに登山道を登っていくと,端正な上河内岳のシルエットが暁の空に浮かび上がってきました。その右奥には,富士山も見えます。
夜明け前の富士山
2010年08月05日 04:26撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 4:26
夜明け前の富士山
05:35,上河内岳山頂に到着しました。2年前の10月にこの頂に登った時には,ガスで展望が良くなかったのですが,今回は快晴です。
2010年08月05日 05:35撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/5 5:35
05:35,上河内岳山頂に到着しました。2年前の10月にこの頂に登った時には,ガスで展望が良くなかったのですが,今回は快晴です。
東には雲海を従えた富士山
2010年08月05日 05:36撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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東には雲海を従えた富士山
西から,聖岳・赤石岳・悪沢岳と,南ア南部を代表する三千メートル峰が見事に並びます。
2010年08月05日 05:38撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/5 5:38
西から,聖岳・赤石岳・悪沢岳と,南ア南部を代表する三千メートル峰が見事に並びます。
こちらは,茶臼岳から光岳へと連なる稜線。右の三角形の陰は,「陰鳥海」の向こうをはって,「陰上河内」とでも呼びたくなりますね。
2010年08月05日 05:45撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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こちらは,茶臼岳から光岳へと連なる稜線。右の三角形の陰は,「陰鳥海」の向こうをはって,「陰上河内」とでも呼びたくなりますね。
今回の山行の目的の一つが,この景色を見ることでした。本当に来て良かった。朝暗いうちから歩いたのも,これが見たかったからです。思わずバンザイ!
2010年08月05日 05:50撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/5 5:50
今回の山行の目的の一つが,この景色を見ることでした。本当に来て良かった。朝暗いうちから歩いたのも,これが見たかったからです。思わずバンザイ!
聖岳の右手前に丸く盛り上がっているのは,南岳。上河内岳から続く稜線を鼻歌交じりに歩きました。
2010年08月05日 06:08撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/5 6:08
聖岳の右手前に丸く盛り上がっているのは,南岳。上河内岳から続く稜線を鼻歌交じりに歩きました。
南岳周辺はお花畑がきれいです。これはタカネナデシコ。
2010年08月05日 06:22撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 6:22
南岳周辺はお花畑がきれいです。これはタカネナデシコ。
タカネマツムシソウ
2010年08月05日 06:22撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 6:22
タカネマツムシソウ
雲海と富士山
2010年08月05日 06:23撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 6:23
雲海と富士山
南岳直下から上河内岳を振り返る。
2010年08月05日 06:27撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 6:27
南岳直下から上河内岳を振り返る。
06:30 南岳山頂
2010年08月05日 06:29撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 6:29
06:30 南岳山頂
南岳からの下りは,切れ落ちたガケのところを歩きます。少々緊張するところです。
2010年08月05日 06:47撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 6:47
南岳からの下りは,切れ落ちたガケのところを歩きます。少々緊張するところです。
こちらは,振り返って見上げたところ。
2010年08月05日 06:47撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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こちらは,振り返って見上げたところ。
南岳山頂から30分少々で,聖平小屋への分岐に到着。正面には,重量感のある聖岳の素晴らしい眺め。
2010年08月05日 07:32撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 7:32
南岳山頂から30分少々で,聖平小屋への分岐に到着。正面には,重量感のある聖岳の素晴らしい眺め。
聖平小屋。きれいな小屋です。ここでジュースを買って休憩しました。
2010年08月05日 07:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 7:39
聖平小屋。きれいな小屋です。ここでジュースを買って休憩しました。
07:50 聖平小屋をあとにし,いよいよ本日の最高峰,聖岳を目指します。
2010年08月05日 07:50撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 7:50
07:50 聖平小屋をあとにし,いよいよ本日の最高峰,聖岳を目指します。
こちらは上河内岳。
2010年08月05日 07:58撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 7:58
こちらは上河内岳。
08:17 薊畑から望む上河内岳。右には茶臼岳も見えます。
2010年08月05日 08:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 8:17
08:17 薊畑から望む上河内岳。右には茶臼岳も見えます。
聖岳を登頂し降りてきた登山者たち。彼らは,聖平小屋からのピストン。
2010年08月05日 08:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 8:17
聖岳を登頂し降りてきた登山者たち。彼らは,聖平小屋からのピストン。
09:05 小聖岳手前から聖岳を見上げる。左には兎岳。
2010年08月05日 09:05撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 9:05
09:05 小聖岳手前から聖岳を見上げる。左には兎岳。
すぐ右上が小聖岳のピーク。
2010年08月05日 09:05撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 9:05
すぐ右上が小聖岳のピーク。
09:16 小聖岳に到着。ここで,百間洞から歩いてきたという,ツエルト縦走の方と会いました。シュラフは使わずカバーのみとするなどの徹底した軽量化で,広河原〜三伏峠〜百間洞を2日で歩き,本日は3日目だそうです。すごい超人もいるものですね。
2010年08月05日 09:16撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 9:16
09:16 小聖岳に到着。ここで,百間洞から歩いてきたという,ツエルト縦走の方と会いました。シュラフは使わずカバーのみとするなどの徹底した軽量化で,広河原〜三伏峠〜百間洞を2日で歩き,本日は3日目だそうです。すごい超人もいるものですね。
上河内岳から光岳へと続く稜線の眺め。
2010年08月05日 09:16撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 9:16
上河内岳から光岳へと続く稜線の眺め。
小聖岳を過ぎると,岩場が現れる。
2010年08月05日 09:28撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 9:28
小聖岳を過ぎると,岩場が現れる。
09:40 斜面は角度を増して迫ってくる。
2010年08月05日 09:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 9:39
09:40 斜面は角度を増して迫ってくる。
ガスがわき始めた上河内岳。右下は,小聖岳。
2010年08月05日 10:20撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 10:20
ガスがわき始めた上河内岳。右下は,小聖岳。
チシマギキョウ
2010年08月05日 10:40撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 10:40
チシマギキョウ
10:45 聖岳山頂に到着。薊畑から途中休憩込みで2時間25分かかりました。ザック重量20キロのテント装備では,まあまあのタイムでしょうか。
2010年08月05日 10:45撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/5 10:45
10:45 聖岳山頂に到着。薊畑から途中休憩込みで2時間25分かかりました。ザック重量20キロのテント装備では,まあまあのタイムでしょうか。
富士山も頭を出しています。
2010年08月05日 10:44撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 10:44
富士山も頭を出しています。
今日は百間洞まで行く予定なので,奥聖岳はパスしました。
2010年08月05日 10:45撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 10:45
今日は百間洞まで行く予定なので,奥聖岳はパスしました。
山頂で憩う登山者。
2010年08月05日 10:49撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 10:49
山頂で憩う登山者。
たまにはセルフ撮りでもしてみますか。聖岳は2006年10月に日帰りして以来,2度目の登頂でした。
たまにはセルフ撮りでもしてみますか。聖岳は2006年10月に日帰りして以来,2度目の登頂でした。
兎岳方面から登山者が登ってきた(手前のザックは私のものではありません)。
2010年08月05日 10:50撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 10:50
兎岳方面から登山者が登ってきた(手前のザックは私のものではありません)。
兎岳はガスで見えない。中盛丸山が右に見えている。
2010年08月05日 11:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 11:00
兎岳はガスで見えない。中盛丸山が右に見えている。
今日の目的地,百間洞は左のV字谷の上部。小屋がかすかに見えている。まだまだ遠い。
2010年08月05日 11:02撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 11:02
今日の目的地,百間洞は左のV字谷の上部。小屋がかすかに見えている。まだまだ遠い。
タカネツメクサ
2010年08月05日 11:06撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 11:06
タカネツメクサ
兎岳への下りの途中から,聖岳を見上げる。
2010年08月05日 11:15撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 11:15
兎岳への下りの途中から,聖岳を見上げる。
かすかに兎岳山頂部が顔を出した。あんなに下ってから,登り返すの?きつそ〜。
2010年08月05日 11:22撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 11:22
かすかに兎岳山頂部が顔を出した。あんなに下ってから,登り返すの?きつそ〜。
11:51 聖兎コル。ここで30分の昼食休憩。
2010年08月05日 11:51撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 11:51
11:51 聖兎コル。ここで30分の昼食休憩。
13:08 兎岳避難小屋。当初は,ここに泊まろうかと考えていたが,まだ時間があるので,百間洞を目指すことにした。それにしてもコルから兎岳避難小屋分岐までの登り返しは,バテバテとなり,45分もかかってしまった。本日のメインである聖岳を登って安心したのと,午前3時半からの長時間歩行の疲れがきたのが原因だろう。
2010年08月05日 13:08撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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13:08 兎岳避難小屋。当初は,ここに泊まろうかと考えていたが,まだ時間があるので,百間洞を目指すことにした。それにしてもコルから兎岳避難小屋分岐までの登り返しは,バテバテとなり,45分もかかってしまった。本日のメインである聖岳を登って安心したのと,午前3時半からの長時間歩行の疲れがきたのが原因だろう。
兎岳避難小屋は,見た目は荒廃した感じだが...
2010年08月05日 13:10撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/5 13:10
兎岳避難小屋は,見た目は荒廃した感じだが...
中はびっくりするほどきれい。内装工事をしたようだ。8畳くらいのスペースがある。
2010年08月05日 13:10撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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中はびっくりするほどきれい。内装工事をしたようだ。8畳くらいのスペースがある。
13:25 兎岳山頂。周囲はガスで何も見えない。
2010年08月05日 13:25撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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13:25 兎岳山頂。周囲はガスで何も見えない。
山頂付近に咲いていたタカネビランジ。
2010年08月05日 13:25撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 13:25
山頂付近に咲いていたタカネビランジ。
こちらはイブキジャコウソウ。
2010年08月05日 13:26撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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こちらはイブキジャコウソウ。
小兎岳を見下ろす。
2010年08月05日 13:29撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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小兎岳を見下ろす。
小兎岳への登りの途中から,兎岳を望む。
2010年08月05日 13:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 13:57
小兎岳への登りの途中から,兎岳を望む。
14:13 小兎岳山頂。
2010年08月05日 14:13撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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14:13 小兎岳山頂。
小兎岳を過ぎ,中盛丸山のきつい登りをなんとか乗り切って,百間洞へのトラバースルートを行くと,16:15ようやく百間洞山の家に到着した。
2010年08月05日 16:11撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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小兎岳を過ぎ,中盛丸山のきつい登りをなんとか乗り切って,百間洞へのトラバースルートを行くと,16:15ようやく百間洞山の家に到着した。
さっそくテント泊の申し込みをすると,本日3張り目とのこと。小屋から一番近いテン場に張ることができた。
2010年08月05日 17:09撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/5 17:09
さっそくテント泊の申し込みをすると,本日3張り目とのこと。小屋から一番近いテン場に張ることができた。
小屋の脇には沢が流れているが,飲料には適さないとのことだった。水はとても冷たく,タオルを濡らして絞ろうとすると,指が痛いほどだった。
2010年08月05日 17:12撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/5 17:12
小屋の脇には沢が流れているが,飲料には適さないとのことだった。水はとても冷たく,タオルを濡らして絞ろうとすると,指が痛いほどだった。
小屋でサントリーのプレミアムモルツ500CC(800円)を2本買い,テン場脇の沢で20分ほど冷やすと,ちょうど飲み頃の温度に。
2010年08月05日 17:26撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/5 17:26
小屋でサントリーのプレミアムモルツ500CC(800円)を2本買い,テン場脇の沢で20分ほど冷やすと,ちょうど飲み頃の温度に。
「ビールってこんなにおいしいの?」というほどの感動を味わいながら,飲み干しました。ちなみに私は缶から直接飲むことはせず,必ずチタンカップに入れてから飲みます。これで格段に旨くなります。
2010年08月05日 18:24撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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「ビールってこんなにおいしいの?」というほどの感動を味わいながら,飲み干しました。ちなみに私は缶から直接飲むことはせず,必ずチタンカップに入れてから飲みます。これで格段に旨くなります。
05:25 テン場を撤収して赤石岳を目指します。写真は,百間洞上部のテン場です。
2010年08月06日 05:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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05:25 テン場を撤収して赤石岳を目指します。写真は,百間洞上部のテン場です。
05:48 百間平への登りの途中から上部を望む。
この登りは,それほどきつくありません。
2010年08月06日 05:48撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 5:48
05:48 百間平への登りの途中から上部を望む。
この登りは,それほどきつくありません。
伊那谷方面を望む。奥に中央アルプスの山脈が見える。
2010年08月06日 06:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 6:03
伊那谷方面を望む。奥に中央アルプスの山脈が見える。
左から,兎岳〜中盛丸山〜大沢岳の稜線。
2010年08月06日 06:09撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 6:09
左から,兎岳〜中盛丸山〜大沢岳の稜線。
中央アルプス。左奥に御嶽山。
2010年08月06日 06:13撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 6:13
中央アルプス。左奥に御嶽山。
兎岳(左)と中盛丸山(右)
2010年08月06日 06:13撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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兎岳(左)と中盛丸山(右)
大沢岳
2010年08月06日 06:14撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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大沢岳
06:15 百間平手前の登り。
2010年08月06日 06:15撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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06:15 百間平手前の登り。
06:20 百間平への道の先に,赤石岳が巨大な姿を現した。
2010年08月06日 06:19撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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06:20 百間平への道の先に,赤石岳が巨大な姿を現した。
06:25 百間平。
2010年08月06日 06:25撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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06:25 百間平。
昨日登った,聖岳が実に堂々としている。
2010年08月06日 06:34撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 6:34
昨日登った,聖岳が実に堂々としている。
百間平俯瞰。百間平は北アルプスの雲ノ平にも似た,高原台地ですね。
2010年08月06日 06:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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百間平俯瞰。百間平は北アルプスの雲ノ平にも似た,高原台地ですね。
この先は,あの赤石岳の頂を目指す。
2010年08月06日 06:51撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 6:51
この先は,あの赤石岳の頂を目指す。
なんと,私の陰が!
2010年08月06日 06:59撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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なんと,私の陰が!
聖岳〜兎岳〜中盛丸山を望む。
2010年08月06日 07:06撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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聖岳〜兎岳〜中盛丸山を望む。
左のトラバース気味のルートを登る。
2010年08月06日 07:13撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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左のトラバース気味のルートを登る。
岩轢地帯の急な登りを詰める。
2010年08月06日 07:19撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 7:19
岩轢地帯の急な登りを詰める。
昨日歩いた稜線が見える。
2010年08月06日 07:24撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 7:24
昨日歩いた稜線が見える。
こちらは,本日歩いてきた,百間平から先のルート。
2010年08月06日 07:24撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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こちらは,本日歩いてきた,百間平から先のルート。
斜面の途中にあった標識。赤石避難小屋まで30分とあるが,40分かかりました。
2010年08月06日 07:32撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 7:32
斜面の途中にあった標識。赤石避難小屋まで30分とあるが,40分かかりました。
赤石山頂への最後の急斜面。
2010年08月06日 07:33撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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赤石山頂への最後の急斜面。
コース北側の大伽藍。
2010年08月06日 07:34撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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コース北側の大伽藍。
最後の登り。少し傾斜が緩くなる。
2010年08月06日 07:56撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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最後の登り。少し傾斜が緩くなる。
08:00 ようやく山頂稜線に出ました。富士山と避難小屋が見えます。
2010年08月06日 08:01撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 8:01
08:00 ようやく山頂稜線に出ました。富士山と避難小屋が見えます。
山頂稜線の西の端からは,昨日歩いた聖岳〜兎岳〜中盛丸山の稜線がきれいに見渡せました。
2010年08月06日 08:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 8:03
山頂稜線の西の端からは,昨日歩いた聖岳〜兎岳〜中盛丸山の稜線がきれいに見渡せました。
ようやく山頂と避難小屋が近づいてきました。まだ残雪がありますね。
2010年08月06日 08:14撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 8:14
ようやく山頂と避難小屋が近づいてきました。まだ残雪がありますね。
08:20 山頂より前に,まずは赤石岳避難小屋に立ち寄ります。
2010年08月06日 08:20撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/6 8:20
08:20 山頂より前に,まずは赤石岳避難小屋に立ち寄ります。
赤石岳山頂を眺めながら,ビールで乾杯!
2010年08月06日 08:23撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/6 8:23
赤石岳山頂を眺めながら,ビールで乾杯!
小屋の南側から聖岳を望む。赤石岳は,山頂部が盛り上がっていて,かなり広いです。
2010年08月06日 08:29撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 8:29
小屋の南側から聖岳を望む。赤石岳は,山頂部が盛り上がっていて,かなり広いです。
こちらは,正面右に悪沢岳,左は荒川中岳。手前は小赤石岳。
2010年08月06日 08:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 8:30
こちらは,正面右に悪沢岳,左は荒川中岳。手前は小赤石岳。
赤石岳北東斜面の先に雲海が浮かぶ。悪沢岳と富士山のコラボレーションです。
2010年08月06日 08:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 8:30
赤石岳北東斜面の先に雲海が浮かぶ。悪沢岳と富士山のコラボレーションです。
赤石岳避難小屋と赤石岳山頂部を望む。左はトイレ棟。
2010年08月06日 08:31撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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赤石岳避難小屋と赤石岳山頂部を望む。左はトイレ棟。
08:36 ようやく赤石岳山頂へ。この頂は7年ぶりです。
2010年08月06日 08:36撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 8:36
08:36 ようやく赤石岳山頂へ。この頂は7年ぶりです。
東海フォレストの山頂標識とは別に,派手な標識があります。
2010年08月06日 08:43撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/6 8:43
東海フォレストの山頂標識とは別に,派手な標識があります。
山頂から避難小屋を見下ろす。富士山にも,雲がかかってきました。
2010年08月06日 08:46撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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山頂から避難小屋を見下ろす。富士山にも,雲がかかってきました。
赤石岳山頂から北の眺め。小赤石岳とその向こうに荒川三山。東岳(悪沢岳)は雲の中。前岳大崩壊地の先に見えるのは,仙丈ヶ岳。
2010年08月06日 08:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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赤石岳山頂から北の眺め。小赤石岳とその向こうに荒川三山。東岳(悪沢岳)は雲の中。前岳大崩壊地の先に見えるのは,仙丈ヶ岳。
悪沢岳のガスが晴れるのを待っていましたが,さらにガスが濃くなってきたので,諦めて,09:00に山頂をあとにし,小赤石岳へと向かいました。
2010年08月06日 09:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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悪沢岳のガスが晴れるのを待っていましたが,さらにガスが濃くなってきたので,諦めて,09:00に山頂をあとにし,小赤石岳へと向かいました。
赤石岳の下りから山頂を振り返る。
2010年08月06日 09:11撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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赤石岳の下りから山頂を振り返る。
小赤石岳を目指す。
2010年08月06日 09:12撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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小赤石岳を目指す。
ミヤマコゴメグサ
2010年08月06日 09:17撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
8/6 9:17
ミヤマコゴメグサ
タカネツメクサ
2010年08月06日 09:18撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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タカネツメクサ
イワツメクサ
2010年08月06日 09:18撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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イワツメクサ
赤石岳山頂を振り返る。
2010年08月06日 09:18撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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赤石岳山頂を振り返る。
09:30 小赤石岳山頂。赤石岳から30分ほど。
2010年08月06日 09:29撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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09:30 小赤石岳山頂。赤石岳から30分ほど。
ハクサンチドリ
2010年08月06日 09:48撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ハクサンチドリ
大聖寺平への下り
2010年08月06日 10:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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大聖寺平への下り
大聖寺平の先には,荒川小屋へ続く大斜面のトラバースルートが見える。
2010年08月06日 10:23撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 10:23
大聖寺平の先には,荒川小屋へ続く大斜面のトラバースルートが見える。
10:25 大聖寺平。ここはFOMAが通じたので,家人にメールで状況報告。
2010年08月06日 10:25撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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10:25 大聖寺平。ここはFOMAが通じたので,家人にメールで状況報告。
斜面のトラーバースからガスの赤石岳を振り返る。
2010年08月06日 10:53撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 10:53
斜面のトラーバースからガスの赤石岳を振り返る。
キバナシャクナゲ
2010年08月06日 10:56撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 10:56
キバナシャクナゲ
チングルマも残っていました。
2010年08月06日 10:56撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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チングルマも残っていました。
11:03 荒川小屋が見えました。
2010年08月06日 11:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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11:03 荒川小屋が見えました。
荒川小屋の冬期避難小屋。立派な造りです。
2010年08月06日 11:08撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 11:08
荒川小屋の冬期避難小屋。立派な造りです。
水場近くのテーブルで中華三昧のランチタイム。時間はたっぷりあるので,1時間20分も休憩しました。小屋で買ったプレミアムモルツ500CC(800円)を,水場の冷たい水で冷やして飲みました。うまかった〜!なんだかビール三昧の山旅です。
2010年08月06日 11:36撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/6 11:36
水場近くのテーブルで中華三昧のランチタイム。時間はたっぷりあるので,1時間20分も休憩しました。小屋で買ったプレミアムモルツ500CC(800円)を,水場の冷たい水で冷やして飲みました。うまかった〜!なんだかビール三昧の山旅です。
テーブルの前には,赤石岳を一望するテン場が広がっています。
2010年08月06日 11:43撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 11:43
テーブルの前には,赤石岳を一望するテン場が広がっています。
こちらは水場。ここの水も冷たくておいしい。南アルプスは良い水場が多くて,うれしいですね。
2010年08月06日 12:09撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 12:09
こちらは水場。ここの水も冷たくておいしい。南アルプスは良い水場が多くて,うれしいですね。
荒川小屋。一切れ300円のスイカを売っていました。
2010年08月06日 12:27撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 12:27
荒川小屋。一切れ300円のスイカを売っていました。
これから向かう中岳方面。
2010年08月06日 12:27撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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これから向かう中岳方面。
コミヤマキンポウゲ(だと思う)
2010年08月06日 12:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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コミヤマキンポウゲ(だと思う)
ハクサンフウロ
2010年08月06日 12:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ハクサンフウロ
シナノオトギリ(イワオトギリ?)
2010年08月06日 12:56撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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シナノオトギリ(イワオトギリ?)
タカネヤハズハハコ
2010年08月06日 13:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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タカネヤハズハハコ
ハクサンイチゲ
2010年08月06日 13:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ハクサンイチゲ
ミヤママンネングサ
2010年08月06日 13:07撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 13:07
ミヤママンネングサ
荒川前岳南東斜面中腹から,赤石岳,荒川小屋方面を振り返る。
2010年08月06日 13:14撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 13:14
荒川前岳南東斜面中腹から,赤石岳,荒川小屋方面を振り返る。
ヨツバシオガマ
2010年08月06日 13:36撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 13:36
ヨツバシオガマ
前岳南東斜面のお花畑。ハクサンイチゲとシナノキンバイの群生が素晴らしい。
2010年08月06日 13:38撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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前岳南東斜面のお花畑。ハクサンイチゲとシナノキンバイの群生が素晴らしい。
クロユリも咲いていました。
2010年08月06日 13:40撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/6 13:40
クロユリも咲いていました。
登山道脇に咲いていたクロユリの群落。
2010年08月06日 13:41撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 13:41
登山道脇に咲いていたクロユリの群落。
シナノキンバイと赤石岳。
2010年08月06日 13:46撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 13:46
シナノキンバイと赤石岳。
前岳南東斜面のお花畑と赤石岳。見事な花々に,足が止まり,なかなか前に進みません。オバサマたちの歓声もすごかったです。
2010年08月06日 13:48撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/6 13:48
前岳南東斜面のお花畑と赤石岳。見事な花々に,足が止まり,なかなか前に進みません。オバサマたちの歓声もすごかったです。
これもクロユリ。
2010年08月06日 13:52撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 13:52
これもクロユリ。
ガスに煙る荒川岳の稜線。
2010年08月06日 13:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 13:57
ガスに煙る荒川岳の稜線。
14:15 稜線分岐に到着しました。高山植物の写真撮影に時間を取られ,荒川小屋から1時間50分ほどかかりました。
2010年08月06日 14:15撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 14:15
14:15 稜線分岐に到着しました。高山植物の写真撮影に時間を取られ,荒川小屋から1時間50分ほどかかりました。
荒川前岳の稜線。
2010年08月06日 14:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 14:17
荒川前岳の稜線。
このガレキの大斜面を下ると,高山裏避難小屋へと通じている。
2010年08月06日 14:23撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 14:23
このガレキの大斜面を下ると,高山裏避難小屋へと通じている。
14:25 荒川中岳山頂に到着。
2010年08月06日 14:25撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 14:25
14:25 荒川中岳山頂に到着。
今宵の宿,中岳避難小屋は中岳山頂から5分ほどのところにある。
2010年08月06日 14:28撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 14:28
今宵の宿,中岳避難小屋は中岳山頂から5分ほどのところにある。
14:30 中岳避難小屋に到着。収容人員30名。今宵の宿泊客は4人でした。
2010年08月06日 14:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/6 14:30
14:30 中岳避難小屋に到着。収容人員30名。今宵の宿泊客は4人でした。
小屋内部の様子。1階はテーブルが置いてあって,自炊ができるようになっています。寝所は2階です。
2010年08月06日 14:47撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 14:47
小屋内部の様子。1階はテーブルが置いてあって,自炊ができるようになっています。寝所は2階です。
今夜の夕食は,無印の「ごはんにかける豚味噌炸醤」と海藻サラダ&みそ汁。なかなかおいしかったです。もちろん食事の前にアサヒスーパードライの500CCを2本購入して飲みました。本日は,朝・昼・晩とビール付き!登山が目的なのかビールが目的なのか・・・答えは両方です!
2010年08月06日 16:55撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/6 16:55
今夜の夕食は,無印の「ごはんにかける豚味噌炸醤」と海藻サラダ&みそ汁。なかなかおいしかったです。もちろん食事の前にアサヒスーパードライの500CCを2本購入して飲みました。本日は,朝・昼・晩とビール付き!登山が目的なのかビールが目的なのか・・・答えは両方です!
翌朝04:15。中岳避難小屋から見た,夜明け前の悪沢岳と富士山のシルエットです。避難小屋は標高3,060メートルの稜線上に立っているだけに,素晴らしい眺めです。でも寒かった。この朝の気温は摂氏2度だったそうです。ダウンジャケットが活躍しました。
2010年08月07日 04:14撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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8/7 4:14
翌朝04:15。中岳避難小屋から見た,夜明け前の悪沢岳と富士山のシルエットです。避難小屋は標高3,060メートルの稜線上に立っているだけに,素晴らしい眺めです。でも寒かった。この朝の気温は摂氏2度だったそうです。ダウンジャケットが活躍しました。
05:06 夜明け間近の富士山。
2010年08月07日 05:06撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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05:06 夜明け間近の富士山。
05:19 悪沢岳山頂から朝日が昇ってきました。
2010年08月07日 05:19撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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05:19 悪沢岳山頂から朝日が昇ってきました。
悪沢岳の左奥には,白峰南嶺や鳳凰三山が望めます。
2010年08月07日 05:21撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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悪沢岳の左奥には,白峰南嶺や鳳凰三山が望めます。
出発前に,中岳山頂から赤石岳を撮ってみました。
2010年08月07日 05:44撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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出発前に,中岳山頂から赤石岳を撮ってみました。
中岳山頂標識と悪沢岳。
2010年08月07日 05:46撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/7 5:46
中岳山頂標識と悪沢岳。
正面は塩見岳。その左後方が仙丈ヶ岳。右後方は甲斐駒ヶ岳。その右に白峰三山。
2010年08月07日 05:46撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/7 5:46
正面は塩見岳。その左後方が仙丈ヶ岳。右後方は甲斐駒ヶ岳。その右に白峰三山。
西に中央アルプス。
2010年08月07日 05:46撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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西に中央アルプス。
赤石岳をズームアップ。
2010年08月07日 05:53撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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赤石岳をズームアップ。
雲海に浮かぶ富士山。
2010年08月07日 05:54撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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雲海に浮かぶ富士山。
06:05 管理人さんにお世話になったお礼を述べ,中岳避難小屋をあとにします。目指すは目の前にそびえ立つ悪沢岳です。
2010年08月07日 06:05撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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06:05 管理人さんにお世話になったお礼を述べ,中岳避難小屋をあとにします。目指すは目の前にそびえ立つ悪沢岳です。
悪沢岳へと続く稜線の途中から,塩見岳方面を望む。
2010年08月07日 06:11撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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悪沢岳へと続く稜線の途中から,塩見岳方面を望む。
06:20 最低鞍部から悪沢岳を見上げる。手前の尾根は少々やせています。
2010年08月07日 06:20撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/7 6:20
06:20 最低鞍部から悪沢岳を見上げる。手前の尾根は少々やせています。
ヤセ尾根を抜け,山頂方面を望む。
2010年08月07日 06:24撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ヤセ尾根を抜け,山頂方面を望む。
06:33 悪沢岳の登り斜面中腹から中岳と赤石岳を振り返る。
2010年08月07日 06:33撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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06:33 悪沢岳の登り斜面中腹から中岳と赤石岳を振り返る。
山頂へと向かう岩場の斜面。
2010年08月07日 06:35撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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山頂へと向かう岩場の斜面。
ニセの山頂。
2010年08月07日 06:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ニセの山頂。
ウスユキソウ
2010年08月07日 06:42撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ウスユキソウ
タカネツメクサ
2010年08月07日 06:48撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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タカネツメクサ
06:52 本物の山頂が見えてきた。
2010年08月07日 06:52撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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06:52 本物の山頂が見えてきた。
山頂手前の肩から,歩いてきたルートを振り返る。
2010年08月07日 06:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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山頂手前の肩から,歩いてきたルートを振り返る。
07:00 標高3,141メートルの悪沢岳山頂に到着。中岳避難小屋から55分ほどでした。
2010年08月07日 07:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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07:00 標高3,141メートルの悪沢岳山頂に到着。中岳避難小屋から55分ほどでした。
これから下る丸山・千枚岳方面は岩だらけのルートですが,常に富士山を見ながら歩くことができます。
2010年08月07日 07:01撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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これから下る丸山・千枚岳方面は岩だらけのルートですが,常に富士山を見ながら歩くことができます。
悪沢岳北尾根の先には塩見岳や蝙蝠岳がはっきりと見えました。2年前の夏に歩いたルートです。懐かしくなりました。
2010年08月07日 07:04撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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悪沢岳北尾根の先には塩見岳や蝙蝠岳がはっきりと見えました。2年前の夏に歩いたルートです。懐かしくなりました。
山頂の登山者。
2010年08月07日 07:05撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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山頂の登山者。
山頂をあとに,中岳へと向かう登山者。
2010年08月07日 07:07撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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山頂をあとに,中岳へと向かう登山者。
千枚小屋を朝出発した登山者が,続々と登ってきます。
2010年08月07日 07:13撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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千枚小屋を朝出発した登山者が,続々と登ってきます。
山頂で15分ほど休憩した後,下山開始です。
2010年08月07日 07:21撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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山頂で15分ほど休憩した後,下山開始です。
登山道脇のタカネツメクサ。
2010年08月07日 07:23撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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登山道脇のタカネツメクサ。
丸山への下りの途中から悪沢岳を振り返る。岩だらけのルートで,こちらから登るほうがきついような気がします。
2010年08月07日 07:25撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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丸山への下りの途中から悪沢岳を振り返る。岩だらけのルートで,こちらから登るほうがきついような気がします。
特徴ある岩頭と富士山。
2010年08月07日 07:25撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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特徴ある岩頭と富士山。
巨岩の間を登山道が通過します。
2010年08月07日 07:27撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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巨岩の間を登山道が通過します。
左が丸山の山頂。右下のピークが千枚岳。たおやかな尾根の下りが続きます。
2010年08月07日 07:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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左が丸山の山頂。右下のピークが千枚岳。たおやかな尾根の下りが続きます。
丸山の左手には蝙蝠尾根。
2010年08月07日 07:34撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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丸山の左手には蝙蝠尾根。
悪沢岳山頂は,すでに遠い。
2010年08月07日 07:37撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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悪沢岳山頂は,すでに遠い。
07:39 丸山山頂。
2010年08月07日 07:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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07:39 丸山山頂。
右下の千枚岳まで,緩い傾斜を下ります。
2010年08月07日 07:43撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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右下の千枚岳まで,緩い傾斜を下ります。
下りの途中から,赤石岳。その左には,聖岳と上河内岳。2日前の朝,上河内岳から見た光景を反対側から見ています。なんだか不思議。
2010年08月07日 07:56撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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下りの途中から,赤石岳。その左には,聖岳と上河内岳。2日前の朝,上河内岳から見た光景を反対側から見ています。なんだか不思議。
悪沢岳から荒川前岳へと続く稜線。
2010年08月07日 07:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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悪沢岳から荒川前岳へと続く稜線。
タカネマツムシソウ
2010年08月07日 08:01撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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タカネマツムシソウ
千枚岳手前に咲いていたタカネビランジ。このあたりのお花畑もきれいです。
2010年08月07日 08:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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千枚岳手前に咲いていたタカネビランジ。このあたりのお花畑もきれいです。
丸山を振り返る。途中から傾斜がきつくなり,岩場の連続となります。
2010年08月07日 08:08撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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丸山を振り返る。途中から傾斜がきつくなり,岩場の連続となります。
08:13 千枚岳山頂手前の垂直に近い岩場。短いですが,ここは慎重に。
2010年08月07日 08:13撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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08:13 千枚岳山頂手前の垂直に近い岩場。短いですが,ここは慎重に。
千枚岳山頂で休憩する登山者。
2010年08月07日 08:21撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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千枚岳山頂で休憩する登山者。
08:21 千枚岳山頂に到着。悪沢岳から1時間少々でした。
2010年08月07日 08:21撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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08:21 千枚岳山頂に到着。悪沢岳から1時間少々でした。
千枚岳直下から歩いてきた稜線を望む。
2010年08月07日 08:29撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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千枚岳直下から歩いてきた稜線を望む。
千枚岳から下は樹林帯となる。マルハダケブキの黄色が目立つ。
2010年08月07日 08:49撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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千枚岳から下は樹林帯となる。マルハダケブキの黄色が目立つ。
08:55 プレハブの千枚小屋に到着。
2010年08月07日 08:55撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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08:55 プレハブの千枚小屋に到着。
プレハブの食堂。左下は水洗トイレと水場。
2010年08月07日 08:56撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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プレハブの食堂。左下は水洗トイレと水場。
ここで,15分ほど休憩。残しておいたフルーツゼリーを食べました。家では食べないけれど,山では必ず食べます。とってもおいしい!
2010年08月07日 09:01撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ここで,15分ほど休憩。残しておいたフルーツゼリーを食べました。家では食べないけれど,山では必ず食べます。とってもおいしい!
千枚小屋からさわら島までは,標識には4時間と書いてありました。13時発のバスはきつそうなので,14時発のバスに間に合うように下りました。
2010年08月07日 09:18撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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千枚小屋からさわら島までは,標識には4時間と書いてありました。13時発のバスはきつそうなので,14時発のバスに間に合うように下りました。
10:06 見晴台から望む悪沢岳。ここは林道と登山道が接するポイントです。
2010年08月07日 10:06撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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10:06 見晴台から望む悪沢岳。ここは林道と登山道が接するポイントです。
10:39 清水平。ここの水場は冷たくておいしく,水量も十分。
2010年08月07日 10:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/7 10:39
10:39 清水平。ここの水場は冷たくておいしく,水量も十分。
11:15 林道と交差。林道は,駒鳥池近く延びていて,小屋関係者らしき東海フォレストのクルマが何台も走っていきました。なんだか複雑。
2010年08月07日 11:15撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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11:15 林道と交差。林道は,駒鳥池近く延びていて,小屋関係者らしき東海フォレストのクルマが何台も走っていきました。なんだか複雑。
12:00 さわら島まで残りわずかとなったところで,突然岩場の登りになります。コースを間違えたような感じ。
2010年08月07日 11:59撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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12:00 さわら島まで残りわずかとなったところで,突然岩場の登りになります。コースを間違えたような感じ。
中部電力の鉄塔に出ました。地図を見ると,ここは標高1,437メートル地点。登山道を90メートル以上登り返してしまったことになります。コースミスでしょうか?
2010年08月07日 12:11撮影 by  DMC-G1, Panasonic
8/7 12:11
中部電力の鉄塔に出ました。地図を見ると,ここは標高1,437メートル地点。登山道を90メートル以上登り返してしまったことになります。コースミスでしょうか?
12:43 ようやく,吊橋に出ました。
2010年08月07日 12:43撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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12:43 ようやく,吊橋に出ました。
12:51 滝見橋の登山道入口。
2010年08月07日 12:51撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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12:51 滝見橋の登山道入口。
13:03 さわら島ロッジに到着。13:00発のバスはまだ発車していませんでしたが,お腹が減っていたのでロッジでカレーライスを食べ,最終バス(通常14:00発ですが,このときは30分遅れの14:30発となりました)に乗りました。
2010年08月07日 13:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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13:03 さわら島ロッジに到着。13:00発のバスはまだ発車していませんでしたが,お腹が減っていたのでロッジでカレーライスを食べ,最終バス(通常14:00発ですが,このときは30分遅れの14:30発となりました)に乗りました。
カシミールで作成した高低図。累積標高差は6,183メートル,沿面距離は52劼任靴拭
カシミールで作成した高低図。累積標高差は6,183メートル,沿面距離は52劼任靴拭
第1日目。累積標高差2,199メートル,距離11.1辧
第1日目。累積標高差2,199メートル,距離11.1辧
第2日目。累積標高差1,883メートル,距離15.5辧
第2日目。累積標高差1,883メートル,距離15.5辧
第3日目。累積標高差1,338メートル,距離10.2辧
第3日目。累積標高差1,338メートル,距離10.2辧
第4日目。累積標高差759メートル,距離15.2辧
第4日目。累積標高差759メートル,距離15.2辧

感想

 ・ 荒川三山や赤石岳は7年前に2泊3日でテント縦走をしています。聖岳は4年前の秋に日帰り登頂し,上河内岳〜茶臼岳〜光岳は3年前の秋に1泊2日でテント縦走をしています。このように,南ア南部の主なピークはすでに登ったことがあったのですが,最深部ともいえる赤石岳〜兎岳〜聖岳を縦走していないことが,ずっと心残りでした。そこで,今回,畑薙大吊橋をスタート地点とし,茶臼小屋〜上河内岳〜聖岳〜赤石岳〜悪沢岳と縦走し,さわら島に下山する南ア南部のゴールデンコースを歩くことにしました。
 ・ 2泊目を兎岳避難小屋泊とすることで,3泊4日の日程を組みましたが,結果的に百間洞まで足を伸ばせたので,3日目以降の日程がずいぶんと楽になりました。
 ・ 天候にも恵まれ,素晴らしい展望を満喫することができました。このコースは,テント縦走でこそ,達成感がみなぎる素晴らしいコースです。ぜひ皆さんもトライしてみて下さい。
 ・ このエリアは山が深く,携帯電話での通信は困難と思っていたのですが,信州側との境界の稜線では,ほとんどの場所でドコモのFOMAが通じるようです。時代が変わりましたね。聖岳の山頂からは,職場の部下に仕事の状況確認をすることができました。本当はしたくなかったけど。

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コメント

はじめまして
突然お邪魔致します、質問コーナーの方から引き寄せられてきました。

写真、どれもこれも素晴らしいですね!!(>▽<)
思わずお気に入り登録させて頂きました。
(題名は『素晴らしすぎる南アルプス縦走』です。)

山も空も緑も花も。。あんなすごい景色を見たら、私は絶対叫んでます(笑)
山小屋やルートの説明もとても参考になりました。
南アルプス、まだ一度も行った事ないのですが、いつか絶対行こうと思いました。

すごいレポを見せて頂きました、有難うございました〜!(^▽^)
2011/4/26 17:20
お気に入り登録ありがとうございます
ittiさん
コメントへの返信が遅れ、申し訳ありません。
私の拙い登山記録を気に入って頂けたようで、とてもうれしいです。

南アルプスは、重厚長大な稜線歩きが魅力的です。
そしてこのコースは,テント縦走でこそ,達成感がみなぎる素晴らしいコースです。
いつか挑戦してみてくださいね。
2011/5/1 17:15
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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