八ヶ岳全山縦走 (女ノ神茶屋〜観音平へ)

2015年10月14日(水) ~ 2015年10月15日(木)

• GPS: 20:49
• 距離: 36.8km
• 登り: 3,849m
• 下り: 4,015m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:15
• 休憩: 0:29
• 合計: 10:44

4:03 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
5:01 5:02 標高2110m標識
6:01 6:06 蓼科山
6:10 6:10 蓼科山頂ヒュッテ
6:35 6:36 蓼科山荘
6:47 6:47 赤谷の分岐
7:26 7:33 大河原峠
7:53 7:53 双子山
8:15 8:17 双子池
8:49 8:51 亀甲池
9:58 9:59 北横岳
10:00 10:01 北横岳（南峰）
10:06 10:06 北横岳ヒュッテ
10:11 10:11 三ツ岳分岐
10:35 10:36 三ッ岳
11:06 11:07 雨池山
11:14 11:14 雨池峠
11:34 11:34 縞枯山
12:15 12:15 中小場
12:22 12:22 大石峠
12:30 12:30 茶水の池
13:13 13:18 丸山
13:28 13:28 高見石小屋
14:18 14:18 中山展望台
14:20 14:21 中山
14:36 14:36 見晴らし台
14:39 14:40 中山峠
14:47 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 9:28
• 休憩: 0:35
• 合計: 10:03

4:30 中山峠
5:15 5:15 天狗の鼻
5:22 5:23 東天狗岳
5:31 5:32 白砂新道入口
5:43 5:44 根石岳
5:59 5:59 箕冠山
6:17 6:17 夏沢峠
6:19 6:19 山びこ荘
6:19 6:19 ヒュッテ夏沢
7:07 7:08 硫黄岳
7:20 7:21 硫黄岳山荘
7:41 7:41 台座ノ頭
8:00 8:01 横岳（奥の院）
8:05 8:05 横岳
8:10 8:11 横岳（三叉峰）
8:18 8:20 石尊峰
8:23 8:24 鉾岳
8:27 8:28 日ノ岳
8:35 8:35 二十三夜峰
8:48 8:48 地蔵の頭
8:51 8:52 赤岳天望荘
9:17 9:17 赤岳頂上山荘
9:24 9:28 赤岳
9:32 9:33 竜頭峰
9:37 9:37 真教寺尾根分岐
9:38 9:38 竜頭峰
10:25 10:25 キレット小屋
10:51 10:51 ツルネ
11:10 11:10 旭岳
11:32 11:32 縦走路分岐
11:37 11:37 権現小屋
11:46 11:47 東ギボシ
11:55 11:55 西ギボシ
12:04 12:05 のろし場
12:20 12:32 青年小屋
12:55 12:59 編笠山
13:41 13:41 押手川
14:01 14:01 雲海
14:33 観音平

天候

14日 快晴♪
15日 快晴♪

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

【アクセス】
上信越佐久ICより女ノ神茶屋登山道へ向かいました。ICより時間にした約1時間程のアクセスです。

【駐車場】
女ノ神茶屋登山口駐車場利用。 約30台程駐車可能(仮設トイレ有り)無料

【タクシー料金(観音平〜女ノ神茶屋)】
小淵沢タクシー利用 \14320
(登山の場合予約は出来ないので観音平に着いてから電話する必要がありますが、地元会社の為か、15分程で迎えに来てくれます。)

【マップコード】
218 889 632*30 (女ノ神茶屋)

コース状況／危険箇所等

【コース状況】
*行程が長いため危険個所、難ルートの記載とします
●北八ヶ岳
全体を通しアップダウンの繰り返すルートとなります。
危険個所は三ツ岳の通過となります。北八ヶ岳無縁と思われる縦走路の中、唯一の岩稜歩きとなります。 通過には慎重に進む注意が必要です。

上記の三ツ岳の岩場の通過以外には危険個所は少ないと思いますが、全体を通し苔の多い登山道の為、スリップには要注意です。

●南八ヶ岳
全体を通し岩稜地帯の通過となります。
*注意個所 横岳〜赤岳、キレット小屋〜権現岳への2区間の通過ですが、鎖、足場はしっかりしているので慎重に通過すれば問題は少ないと思います。

*危険個所 赤岳〜キレット小屋の区間の通過です。この区間登りで使えば危険は少ないかと思いますが、下りで使うと急なガレ場の下りとなるので滑落には注意が必要です。
大きくアップダウンを繰り返すルートの為、非常に体力を消耗する区間です。

写真

10/14 4:07

真っ暗中縦走開始〜

10/14 5:53

急な岩ゴロの登りが続きます

10/14 5:59

ご来光〜

10/14 6:07

蓼科山頂ヒュッテ

10/14 6:10

縦走路最初のピークである蓼科山到着

10/14 6:10

北アルプス
すっかり雪化粧してます

10/14 6:10

これより進む山々
まだ始まったばかりです

10/14 6:39

蓼科山荘

10/14 6:51

樹林帯の登山道が続きます

10/14 6:58

佐久市最高地点！

10/14 7:30

大河原峠
写真家やハイカーが多くいました

10/14 7:52

振り返って、蓼科山

10/14 7:57

双子山到着
双子の片割れはどの山？

10/14 7:58

これより進む北横岳

10/14 8:20

双子池(雄池)
綺麗〜

10/14 8:22

こちらは雌池〜

10/14 8:28

亀甲池〜

10/14 8:52

水面は完全に全面凍結していました

10/14 9:57

振り返って蓼科山

10/14 9:58

明日進、南八ヶ岳の山々〜
光の加減より隕石が落ちたみたい〜！

10/14 10:29

北八ヶ岳の難所である三ツ岳の岩峰が現れます

10/14 10:34

1〜3峰あります

10/14 10:41

岩場の通過〜
北八ヶ岳っぽく無い光景です

10/14 10:49

振り返って三ツ岳の岩峰〜

10/14 11:10

一旦下って登り返すと雨池山〜

10/14 11:37

縞枯山の山頂は稜線上で、何だか三兆二到着した感がありません

10/14 12:01

茶臼山
ここもなだらかな稜線上のピークです

10/14 12:35

麦草峠到着
何だかアスファルトが違和感を感じます！

10/14 12:18

振り返って、縞枯山、茶臼山

10/14 12:37

麦草ヒュッテ
国道沿いとあって、規模の大きな建物です

10/14 12:37

北八ヶ岳後半戦のスタートです

10/14 13:01

丸山への登り
思いのほかキツイ区間の登りです

10/14 13:31

高見石小屋
小学生の集団が戯れていました！
ガンバレ！未来の登山家！

10/14 14:26

目前には天狗岳

10/14 14:39

どんどん近づいてきます
でも時間的に本日ピークを踏むのは難しいかも〜

10/14 14:43

中山峠到着
時間的に厳しいので、天狗岳は諦め、黒百合ヒュッテへ進みます

10/14 15:30

黒百合ヒュッテ到着

10/14 15:30

本日の我が家を設営

10/15 4:30

2日目
またしても日の出前より登山開始です

10/15 5:20

次第に空が焼けてきました

10/15 5:29

日の出前に登頂！
でも何故か、天狗岳のピークの写真を撮り忘れた〜！！
どうしたtanukigo！ まだ寝ぼけているのか！！

10/15 5:36

まるで雪道の様な白砂の登山道

10/15 5:46

振り返って、仲良し双子の天狗岳

10/15 5:50

奥秩父山塊より日が昇ります

10/15 6:08

ご来光〜

10/15 6:21

目の前には荒々しい硫黄岳の爆裂口が広がります

10/15 6:35

北アルプスはもう雪山ですね〜

10/15 6:55

おはよう御座います！
これより南八ヶ岳へ突入します。

10/15 6:57

間近で見ると迫力有ります

10/15 7:09

南八ヶ岳最初のピークである硫黄岳到着

10/15 7:09

出遅れましたけど後半戦スタートです

10/15 7:10

振り返って、縦走してきた北八ヶ岳の山々〜

10/15 7:25

硫黄岳

10/15 7:41

大同心

10/15 7:48

富士山も雲海の上へ顔を出します

10/15 8:04

振り返って硫黄岳

10/15 8:15

左側通行！！
最近設置されたのかな？

10/15 8:25

横岳の通過は慎重に進みます

10/15 8:37

八ヶ岳の主峰である赤岳が目の前にそびえます

10/15 8:51

地蔵尾根
哀愁漂るお地蔵さんの後姿

10/15 9:21

振り返って縦走してきた稜線

10/15 9:24

主峰到着！！

10/15 9:24

これから進む権現岳方面
まだまだ続きますよ〜

10/15 9:31

赤岳山頂に何と！
黒猫〜！！
雷鳥、オコジョよりレアかも！

10/15 9:55

キレット小屋へ急なガレ場の下りとなります

10/15 9:56

荒々しい稜線を進みます

10/15 10:10

振り返って赤岳
こちらから見ると、荒々しいピークです

10/15 10:18

こちらは阿弥陀岳

10/15 10:30

キレット小屋到着
既に小屋締めでした

10/15 10:45

振り返って赤岳

10/15 10:45

阿弥陀岳南陵
厳冬期の課題です

10/15 10:49

南陵 青ナギ

10/15 10:50

主峰赤岳

10/15 10:55

これから進む権現岳

10/15 11:32

権現岳山頂直下に現れる長い長い梯子〜

10/15 11:35

高度感有ります

10/15 11:41

権現小屋到着
山小屋の方はボッカ中でした

10/15 11:58

南アルプスも目前に近づいてきました

10/15 12:10

縦走路最後のピークである編笠山が現れます

10/15 12:10

振り返って権現岳

10/15 12:10

雲海に浮かぶ富士山

10/15 12:24

青年小屋到着
提灯の前が似合うtanukigo〜

10/15 12:23

テント場は広々としていて気持ちよさそうでした

10/15 12:36

さっ！
最後のピークへ進みますよ〜

10/15 12:57

編笠山到着！！

10/15 12:58

振り返って今まで縦走してきた稜線を望みます

10/15 13:01

最後のピークで記念撮影

10/15 13:02

長かったけど達成感でいっぱいです！

10/15 14:37

観音平到着
長い縦走の終了点！
お疲れさまでした。

撮影機器：

COOLPIX AW110 ニコン

感想

tanukigo

以前から、良く訪れていた八ヶ岳の山々。いつかは北から南へと続く稜線を歩いてみたいなぁ〜と思っていました。
本来ならば7月に予定をしていましたが、天候に恵まれず今年は無理かなぁ〜と思っていましたが日程と天候が合い、行ってきちゃいました…女ノ神茶屋から観音平までの八ヶ岳全山縦走のコース。

いつものように寝不足のまま登山開始。
今回は長時間の歩きとなるので日の出前より歩き始めました。
最初のピークの蓼科山を踏むころにはあたりも明るくなり今回の歩く予定の山々も姿を現し、気合が入りました。
双子山を過ぎ、北横岳へ向かう登りは意外と急で思ったよりも時間がかかった気がしました。
その後、残雪期に一度登った三ツ岳は雪が無いためか歩きずらかったですが雨池山は雪が無いほうが歩きやすく感じました。
縞枯山・茶臼山はなだらかなアップダウンで歩きやすく、あっという間に麦草峠に到着しました。
麦草峠から進むと鹿除けのバリケードが有り、人、一人が通れるくらいしか開かないので『えっ、ここくぐっていいのかなぁ〜』と不安を抱きながら進みました。
丸山・中山を過ぎ、本来ならばオーレン小屋まで行く予定でしたが、中山峠に14時30まで通過することができずこのままだとテントを張ってすぐに日が暮れてしまうので、一日目は黒百合ヒュッテで身体を休めることにしました。
テントを設営し、夕飯を食べゴロゴロしているといつの間にか寝ていました。

朝目が覚め、外に出ると満点の星空に感激です。
朝ご飯を食べ、準備をし片づけを始めるとテントがバリバリに凍り付いていて、『もぉ〜冬に近づいているんだなぁ〜』と実感しました。
2日目も明るくなる前から行動を開始しました。
最初のピークは天狗岳。天狗岳を過ぎたあたりから徐々にあたりは明るくなり、根石岳・箕冠山を進み夏沢峠まで来ると北八ヶ岳とお別れをして、南八ヶ岳に突入です。
何回も訪れている硫黄岳・横岳・赤岳へと足を運びます。
そして、何と赤岳山頂に黒猫が…‼小屋で飼ってるのかなぁ？
人慣れしているのか近づいても逃げませんでした。
権現岳にはいったん高度を下げ、登り返します。ここでは今までに見たことのないような長〜い梯子が現れ、長すぎて疲れました。
権現岳を過ぎ、今回のルート最後の山・編笠山に到着し、最後はゴールの観音平まではひたすら下り、ゴールが見えた時は、ホッとしました。
観音平に到着し、タクシーを呼び、前日出発した女ノ神茶屋まで戻りました。
疲れましたが、八ヶ岳全山縦走を達成できて良かったです。

紅葉はピークを過ぎていましたが、天候にも恵まれ、富士山・北＆南アルプスなど360度の展望を堪能することが出来ました。

今回は雪のない時期だったので、いつかこのルートを厳冬期の時期に歩いてみたいなぁ〜と…。
そして、来年にでも日帰りでこのコースを挑戦してみたいと思いました。

コメント

Zenjin

桁違いのスケール
tanukigo夫妻さん
こんばんは。
お疲れさまでした。
しかし桁違いのスケールですね。しかも１泊２日で！
天気にも恵まれて良かったですね。
私は蓼科山、赤岳を単独で登っただけです。
荒々しい八ヶ岳連峰を縦走するなんて私には到底できません。

日帰りの縦走も楽しみにしてます。

tanukigo

Re: Zenjinさんへ
こんばんは〜
2日間とも天候に恵まれ本当に充実した山行が遅れました
ずっと八ヶ岳全山縦走をやってみたいと思っていたので、今回の山行は言葉に表せない達成感でいっぱいです！
次にこの縦走路を訪れるときには厳冬期に挑戦してみたいと思います そして日帰りも
Zenjinさんも、毎週のように山行お疲れ様です
近々、山行よりキツイ出張が有る様で 車の運転気お付けてくださいね〜