【槍ヶ岳・大キレット】実りの秋!終わっていました!新穂高より
- GPS
- 14:59
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 3,287m
- 下り
- 3,271m
コースタイム
- 山行
- 13:08
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 14:58
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■槍平小屋まで 延々と続く林道と、緩い登りが続きます。ショートカットは状況が 分からないため使用しませんでした。特に問題はありません。 ■槍平小屋-槍ヶ岳山荘 槍平小屋は終了しています。水場は使用出来ません。 しかしほどなく最終水場があり、そちらは使用できます。 急登というような個所は特になく、一定の斜度をずーっと登っていく感じです。 ちょっと単調かも…とおもってしまいました。 ■槍ヶ岳山頂への道 山荘から見て反対側に若干の凍結がみれらましたが 足場をよく見て気を付ければ、問題なく進めます。 三点支持、落石注意、ヘルメット着用で。 ■槍ヶ岳山荘-大喰岳 大喰岳山頂付近は凍結箇所がかなり多いです。 急ではありませんが、槍へ進む場合は少し怖いかもしれません。 足運びには注意を。 ■大喰岳-中岳-南岳 整備されており、問題はありません。雪もさほどありませんでした。 ■大キレット、Hピーク、A沢のコルまで 難所。ヘルメット着用推奨。 雪はみられませんでした。 三点支持で進む個所がずっと続きます。落石、すれ違いには気を使いましょう。 長谷川ピークは細尾根につき特に注意されたし。 ■大キレット、飛騨泣き 北穂高側はルートに多くの雪が残っています。 凍結し、固くなっている場所も多いです。 アイゼンがないと辛い思いをするでしょう(自分のように…) ○×に従うことも必要ですが、RFしながら進むことも必要です。 今後の状況次第ですが、道の状況がよくなるとは考えづらいので 自信がある人以外は通過を推奨できません。 ■北穂高岳-涸沢岳 大キレットと同等レベルの難所です。 一般的に雪はなくなったとの話ですが、日の当たらない飛騨側や、涸沢岳 直下のキツイ場所に結構残っていました。固くなっています。 細心の注意が必要です。 ■穂高岳山荘から白出小屋 永遠と続くのではないかというガレ場を下ります。 道が不明瞭、浮石多数、足の置き場にかなり苦労しました。 その後、渓谷沿いを進み梯子を下りると重太郎橋となります。 しかし橋は既に撤去されていました。 通常通り渡ることはできましたが、増水(すんのか?)すると通れないかも。 |
その他周辺情報 | ひらゆの森がオススメのようですが、閉店間近なので寄れませんでした…残念。 松本まで下り、りんごの湯屋おぶ〜へ。ただのスパ銭です。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
カメラ
ヘルメット
|
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感想
槍ヶ岳というと、どうしても人気の山で人が多く渋滞していて、何となく俗っぽいというか、素晴らしい場所なのはわかるのですがちょっと富士山に近いイメージがあり敬遠していたのですが、以前に穂高からみた槍の山容が素晴らしすぎて、いつかは訪れたいと思っていました。
そして10月も後半となり山小屋も閉まり始め、登山者も少なりつつあり、雪に覆われる直前の今がチャンスと捉え、憧れの大キレットを絡めて周回してきました!
槍までは難所と思われる個所もなく、スムーズに行けました。
道は基本谷沿いなので日が登り始めても中々日光が当たらず、精神が萎えましたが。
飛騨乗越に出て、槍ヶ岳山荘まで出ると大迫力の槍の穂先がお出迎え。
3000m越えているのにいきなり目の前に現れた100m近い垂直な岩塊は
すごい違和感で「な、なにこれ…!」みたいな感じでしたw
山頂は3人組の方とソロの方、自分含めて合計5名ほど。
静かな山頂でした。ガイドっぽい方に写真を撮っていただきました。助かりました。
以降緩やかな大喰岳、中岳、南岳へと進み、大キレットへ。
三点支持の基本ができていれば、問題なく進めると感じました。
高度感がかなりあり急な下りと登りがとても楽しかったです。
北穂側に取り付くと数cm程度ですが雪が残っている個所が多く、
凍結していました。アイゼンがないと苦労します。
北穂-涸沢岳も同様です。垂直な場所には少なかったですが所々雪があり
難儀しました。
今後行かれる方はリアルタイムな情報を収集されることを推奨します。
天気は快晴予報でしたが、槍以降はガスに覆われ時折景色は見えるのですが
基本的に白かったです。最後のピークである涸沢岳に登頂した瞬間!
同時にガスが消えていき360度最高の絶景を見せてくれました。
あまりにもドラマティックで開いた口が塞がらず
しばらくそこから動けなかった。本当に来て良かった!と思った瞬間でした。
できれば奥穂も行きたかったけど時間と足的に無理でした。
夏なら行けたかなぁ?でも槍混んでそうですし、難しいところです。
以降は白出沢を下って帰りました。ここは歩きにくいですね。
正しいルートをよく消失しました。
今回は色々と思い出に残る山行となりました。お疲れ様でした。
とうとう槍に行かれましたね。しかも、涸沢岳縦走付き また行きたくなってしまいました。本当に素晴らしい景色です。槍がそうだったのですが雪カチンコチンで怖くなかったですか?でも、これをみたらやっぱり槍・穂高連峰へ・・・ですね。
ちなみに『ジャンダルムっぽい』は滝谷ドームだと思います。間違ってたらごめんなさい。
kusunokiyaさんこんにちは。返事が遅れました。
kusunokiyaさんはサクッと同じルート行ってますよね。
いやーすごいな、と思いながら歩きましたよ!
槍の結氷は自分の時は一部のみだったので大丈夫でした。
どちらかというと大キレットの飛騨泣きあたりがやばかったです。
数日たってますがあの槍が目の前に出現したときの様相は今でも思い出します。
ジャンっぽいのは滝谷ドームなんですね。勉強になりました。
コメントありがとうございました!
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