和渓谷・大ダオから黒金山、乾徳山へ周回
- GPS
- 08:33
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,592m
- 下り
- 1,581m
コースタイム
05:24 乾徳山登山口(和渓谷へ直進)
05:35 長尾ノ滝
05:39 車止めゲート
05:47 徳和渓谷・大ダオ分岐
06:29 林道終点(最後の砂防堰堤)
08:23 大ダオ(小休止) 08:38
08:55 トサカ(2,047m)
09:11 大ダオ
10:03 大ダオ分岐(黒金山登山口)
10:12 黒金山(2231.6m) 10:23
10:28 大ダオ分岐
11:01 笠森山(2072m)
11:34 迂回新道分岐
11:42 乾徳山(2,031m)
11:52 乾徳山西壁岩場頂上(昼食) 12:10
12:34 扇平(1,765m)
12:51 国師ヶ原
12:57 錦晶水
13:33 乾徳山登山口
13:43 駐車スペース帰着
天候 | 上空は快晴、谷筋からときどきガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:駐車スペース(14:05)−県道209号−国道140号−県道213号−県道38号−国道411号−県道34号−勝沼IC−中央自動車道−首都高速−都内(17:20/284km) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■県道209号(乾徳山線) 国道140号から県道209号に入り、三富徳和の乾徳公園辺りにはバス停や無料駐車場があり、乾徳山登山口の標記があります。 暗い時間帯(2時頃)ですが舗装道路が延びていたのでしばらく走ってみました。乾徳山前宮神社の少し先で舗装道路は終わり、左側に6、7台駐められそうなスペースがありました。駐車している車は無く、駐車場の標記もありませんでしたが、このスペースに車を入れ、仮眠をしていました。その後2台車が入ってきました。 帰りには10台程駐車していましたので、地図には駐車場と記載されていませんが、登山口の駐車場として日常的に使われているようです。 ■駐車スペースから林道終点(砂防堰堤) 林道の入り口から「落石」、「土砂崩れ」などの文字が躍っています。 林道には枯葉が積もっています。車高の高い四駆なら、まだ先まで入れそうですが、落石を考えると乾徳公園の駐車場が無難です。 長尾ノ滝の少し先に車止めのゲートがあり、ゲートから林道終点まで50分ほど歩きます。林道は終点に近づくにつれ落石が多くなります。 ■林道終点から大ダオ 林道終点から細い登山道に入りますが、枯葉が積もっているため、どの方角に進んだらいいかチョット悩みました。 下には東山奥窪の流れが見えます。このまま山肌を巻くのか、窪底まで降りるのか迷いましたが、窪底まで降りるのが正解で最終の砂防堰堤の上流に降り立ちます。 東山奥窪の川幅は細いので、石飛びの徒渉を7、8回繰り返し沢を詰めます。 窪から離れる場所が判りにくかったりしますが、小さな目印を見落とさなければ迷うことはありません。 流れが細くなり、沢から離れて大ダオへは笹原の中を行きます。最初は足首程度の笹も、大ダオが近づいてくると膝から腰辺りまでの高さがあります。 ■大ダオからトサカ 時間に余裕があったので、ゴトメキ・白檜平方面の様子を見るため、トサカまでピストンをしました。 トサカ山頂直下まで笹が密生しており、獣道のようなものもあり登山道は明瞭とは言えませんが、ガスらなければ迷うようなことはないと思います。 トサカの山頂には山頂標や三角点のようなものは見つかりませんでした。明確な山頂のようなものは無く、GPSで確認をしました。 大ダオから登って来ると直進方向に尾根がありトラロープが張ってあります。ゴトメキへは右手の方向に行きます。 破線ルートですが、目印などはありそうです。 ■大ダオから黒金山 大ダオからしばらく笹の中を進むと樹林帯に入り苔生した山肌を登って行きます。 シラベの樹林帯で紅葉樹が少ないので落ち葉も少なく、一般登山道に比べて踏み跡は薄いですが注意して歩けば見失うことはないと思います。 目印のテープなども最低限はあります。登山道が不明瞭のためか、<大ダオ−黒金山>と書かれた道標が数多くあります。 ■黒金山−乾徳山−徳和 多くのレコがありますので割愛します。 鳳岩の長いクサリ場は大渋滞を起こしており、次々に登山者が到着して、登りの順番待ちが途切れそうもなかったので、迂回路で下山しました。 |
写真
感想
拝見したときから気になっていたレコがある。
アルツな登山者kanosukeさんのレコ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-658695.html
この山域は人が多いというイメージがあり、今まであまり興味は無かったが、このレコで黒金山という山がチョット気になった。
そして東奥山窪から大ダオへのルートも静かそうで気になっていた。
前回、国師ヶ岳から見たこの山域、次はここと決めていた。
明るくなった頃、林道終点から東奥山窪に入ろうと出発したが、紅葉がきれいだったのは林道沿いで、少し早い出発が悔やまれる。
東奥山窪から大ダオ・黒金山へは破線のルートであるが、踏み跡薄く悩む場所もあったが、特に迷うことも無く順調に歩けたと思う。
踏み跡は薄いが、必要最低限の目印はある。この目印、大変小さな目印で、景観を邪魔しない。目印を付けた人の人柄が偲ばれる。
大ダオでは時間的に余裕があったので、気になっていた国師ヶ岳へのルートと、東奥山窪と西奥山窪に挟まれた尾根を確認に、ゴトメキまでは時間的に難しいのでトサカまで登ってみた。
大ダオから登ってくると、トサカの山頂付近に直進できないようにトラロープが張られていた。このロープの先が東奥山窪と西奥山窪に挟まれた尾根でチョット入ってみたが踏み跡は全くない。シラベの尾根でそれほど藪っぽくは無いように感じた。
ゴトメキから白檜平へはトサカの山頂から右手方向へ行くが、踏み跡は薄そうだが目印はありそうな感じがする。
黒金山からの北方向の展望はすばらしい。奥秩父の山塊を南側から見たのは初めて、大きな国師ヶ岳、特徴ある三宝山・甲武信ヶ岳・木賊山、破風山から雁坂嶺への穏やかな稜線、また訪れてみたい。
黒金山で下山ルートを迷った。明るい渓谷美、林道添いの紅葉、大ダオから戻るか、乾徳山経由で戻るか...
乾徳山の西壁岩稜を見てみたい、だいぶ寒くなったので登山者も少なくなったかな、なんてことで乾徳山へ踏み出したが大きな間違い。
乾徳山は人気の山でした。山頂には1分も滞在せずに下山しました。
コメント
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