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Yamareco

記録ID: 877941
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

オロセ〜タワ〜四間で三又 石楠花尾根で坊主山

2016年05月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
10:19
距離
24.3km
登り
2,298m
下り
2,295m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:44
休憩
1:32
合計
10:16
6:53
6
6:59
6:59
6
7:09
7:09
22
7:31
7:31
87
8:58
8:58
34
9:32
9:42
78
11:00
11:35
91
三又
13:06
13:17
31
14:23
14:24
5
14:29
14:47
7
15:02
15:02
10
15:12
15:14
3
15:17
15:25
2
15:27
15:27
20
15:47
15:47
23
16:10
16:11
58
今回は、前半の連続バリルートに集中し、後半はのんびり山行。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR青梅線奥多摩行き 奥多摩駅着6:00頃
にしちゅんバス   奥多摩駅発6:27発  ←この27分がもったいない時間
東日原BSからオロセ尾根取り付きまで約1時間。
コース状況/
危険箇所等
虫がまとわりつく時期となってきた。以下の3つのバリエーションルートを中心に。

オロセ尾根
孫祖谷林道から取り付ける。最初の植樹帯は踏み跡明瞭。途中、立派な巡視道があるが、スルーしてタワ尾根をとにかく目指す。まあまあの急登部分が時々ある。

四間小屋尾根
全体的にワイルドな道。うっすらと道形のようなものもあり、ときどきテープもある。基本的に、尾根をはずさずに行けばよいが、分かりづらい部分もある。特に下段歩道に出るあたり。

石楠花尾根(山と高原地図23にも、奥多摩登山詳細図にも紹介されないルート)
1205m地点ぐらいまでの約500mは超急坂。おまけに地面は砂や枯れ葉、枯れ枝、石で滑りやすく、蟻地獄状態。石は転がるとそのまま下の悪谷まで一直線に落下。つかめるところを探しながら、四つんばいでストックも利用することで乗り切れた。尾根の名にもなっている石楠花の木も思ったほどなく、人がほとんど来ないため、熊の糞らしきものも多く見かけた。尾根上に人工物は何もなく、秘境感やアドベンチャー気分は味わえたが、あまりお薦めはできない。
その他周辺情報 今回は特になし。
最近、のんびり登山が連続していたので、今回はこだわりの単独山行。東日原BSに7時前に到着。途中、中日原のおいしい萬寿の水をいただく。
2016年05月21日 06:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 6:59
最近、のんびり登山が連続していたので、今回はこだわりの単独山行。東日原BSに7時前に到着。途中、中日原のおいしい萬寿の水をいただく。
今日のめあては、酉谷の三又、ハナド岩。山の奥深さを感じられる自分にとってのパワースポット。
2016年05月21日 07:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 7:10
今日のめあては、酉谷の三又、ハナド岩。山の奥深さを感じられる自分にとってのパワースポット。
自然林や日原川の川音が心地よく、日原林道も苦もなく歩ける。
2016年05月21日 07:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 7:31
自然林や日原川の川音が心地よく、日原林道も苦もなく歩ける。
孫祖谷林道ゲートに到着。今回は、オロセ尾根〜タワ尾根〜四間小屋尾根と移動しながらタワ尾根を横断し、三又に行く予定。
2016年05月21日 07:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 7:33
孫祖谷林道ゲートに到着。今回は、オロセ尾根〜タワ尾根〜四間小屋尾根と移動しながらタワ尾根を横断し、三又に行く予定。
孫祖谷林道。平日のこの時間だと石灰採掘関係車両が、どんどん通勤してくる時間。毎日、この道を通勤なんて、羨ましい反面大変そう・・・。
2016年05月21日 07:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 7:35
孫祖谷林道。平日のこの時間だと石灰採掘関係車両が、どんどん通勤してくる時間。毎日、この道を通勤なんて、羨ましい反面大変そう・・・。
孫祖谷林道に群生していたこの花は、ジジバリかな?
2016年05月21日 07:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 7:37
孫祖谷林道に群生していたこの花は、ジジバリかな?
今回の山行であちこちにあったフタリシズカ。花房が何人でもフタリシズカ。
2016年05月21日 07:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 7:48
今回の山行であちこちにあったフタリシズカ。花房が何人でもフタリシズカ。
日原林道・孫祖谷林道側から見ると、八丁山は存在感あるかっこいい山容。
2016年05月21日 07:49撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 7:49
日原林道・孫祖谷林道側から見ると、八丁山は存在感あるかっこいい山容。
さあ、オロセ尾根取り付きの木の階段に到着。東日原BSからおよそ1時間弱の林道歩き終了。
2016年05月21日 07:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 7:51
さあ、オロセ尾根取り付きの木の階段に到着。東日原BSからおよそ1時間弱の林道歩き終了。
登りはじめの植樹地帯は、道形がしっかりとしていてまるで一般道のよう。結構な急坂部分はあるけどね。
2016年05月21日 07:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 7:53
登りはじめの植樹地帯は、道形がしっかりとしていてまるで一般道のよう。結構な急坂部分はあるけどね。
キランソウ。別名ジゴクノカマノフタ。
2016年05月21日 07:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 7:57
キランソウ。別名ジゴクノカマノフタ。
自然林地帯になると一気に、道形不明瞭となる。途中、巡視道のような立派な道を横切りながら、タワ尾根を目指す。
2016年05月21日 08:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 8:19
自然林地帯になると一気に、道形不明瞭となる。途中、巡視道のような立派な道を横切りながら、タワ尾根を目指す。
坂が続くので、とにかく登り続ける。
2016年05月21日 08:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 8:21
坂が続くので、とにかく登り続ける。
折れかけている木。こんな立派な幹でバランスも悪く無さそうなのに折れるときは折れてしまうんだね。
2016年05月21日 08:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 8:23
折れかけている木。こんな立派な幹でバランスも悪く無さそうなのに折れるときは折れてしまうんだね。
三兄弟。一気に登り続け、そろそろ疲れてきた。
2016年05月21日 08:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 8:40
三兄弟。一気に登り続け、そろそろ疲れてきた。
辺りは、鳥のさえずりや蝉の音。もう夏っぽくなってきたな。
2016年05月21日 08:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 8:42
辺りは、鳥のさえずりや蝉の音。もう夏っぽくなってきたな。
休憩場所に群生していたこの花、調べ中。ミツバツチグリ?
2016年05月21日 08:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 8:43
休憩場所に群生していたこの花、調べ中。ミツバツチグリ?
ムネアカオオアリ。かまれると痛いらしい。
2016年05月21日 08:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 8:44
ムネアカオオアリ。かまれると痛いらしい。
晴れているんだけど、霞んでいるので、今日は富士山などは期待していない。
2016年05月21日 08:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 8:52
晴れているんだけど、霞んでいるので、今日は富士山などは期待していない。
スズ坂ノ丸。到着。タワ尾根にのったぞ。
2016年05月21日 08:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 8:58
スズ坂ノ丸。到着。タワ尾根にのったぞ。
タワ尾根は、なんと傾斜緩やかで歩きやすいこと。
2016年05月21日 09:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 9:09
タワ尾根は、なんと傾斜緩やかで歩きやすいこと。
今から行く長沢背稜方面の山々が見える。
2016年05月21日 09:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 9:25
今から行く長沢背稜方面の山々が見える。
右がゴンパ尾根で、左の尾根がこれから行く石楠花尾根、なのかな?あまり自信なし。
2016年05月21日 09:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 9:27
右がゴンパ尾根で、左の尾根がこれから行く石楠花尾根、なのかな?あまり自信なし。
ウトウノ頭直前の坂をひと登り。
2016年05月21日 09:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 9:33
ウトウノ頭直前の坂をひと登り。
ウトウノ頭、到着。ここで小休止。この日は暑かったので、ペットボトルの水の消費量も多かった。
2016年05月21日 09:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 9:35
ウトウノ頭、到着。ここで小休止。この日は暑かったので、ペットボトルの水の消費量も多かった。
ウトウノ頭から見える天祖山石灰石採掘箇所。
2016年05月21日 09:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 9:40
ウトウノ頭から見える天祖山石灰石採掘箇所。
さあ、ここからは未踏の四間小屋尾根。ここを無事下りれば、三又に行けるぞ。
2016年05月21日 09:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 9:47
さあ、ここからは未踏の四間小屋尾根。ここを無事下りれば、三又に行けるぞ。
なんと自然林の素晴らしい道だ。
2016年05月21日 09:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 9:47
なんと自然林の素晴らしい道だ。
途中、酉谷避難小屋が見えた。四間小屋尾根は、酉谷避難小屋からよく見える尾根だから、当然といえば当然。
2016年05月21日 09:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 9:50
途中、酉谷避難小屋が見えた。四間小屋尾根は、酉谷避難小屋からよく見える尾根だから、当然といえば当然。
広尾根でGPSがなければ迷いやすいところもある。
2016年05月21日 09:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 9:57
広尾根でGPSがなければ迷いやすいところもある。
尖ってるね〜。
2016年05月21日 09:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 9:59
尖ってるね〜。
基本的には尾根沿いに下ればいいのだが、尾根の微妙な分岐部分もある。う〜ん。GPS頼み。
2016年05月21日 10:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 10:04
基本的には尾根沿いに下ればいいのだが、尾根の微妙な分岐部分もある。う〜ん。GPS頼み。
ときどき、こんな新しい赤テープもある。
2016年05月21日 10:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 10:06
ときどき、こんな新しい赤テープもある。
尾根が細くなってくるところもある。国土地理院の地図って、結構正確。
2016年05月21日 10:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 10:16
尾根が細くなってくるところもある。国土地理院の地図って、結構正確。
きのこに気に入られた木、発見。
2016年05月21日 10:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 10:20
きのこに気に入られた木、発見。
ギンリョウソウ。ユウレイタケとも言われる。茶色い地面にガラス細工があるようで異様。
2016年05月21日 10:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 10:23
ギンリョウソウ。ユウレイタケとも言われる。茶色い地面にガラス細工があるようで異様。
さあ、どんどん下る。小川谷の沢音が聞こえてきた。
2016年05月21日 10:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 10:38
さあ、どんどん下る。小川谷の沢音が聞こえてきた。
昭和46年春植えのカラマツ、5975本だと書いてある看板が傾いていた。
2016年05月21日 10:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 10:39
昭和46年春植えのカラマツ、5975本だと書いてある看板が傾いていた。
酉谷周辺のあちこちに群生していたクワガタソウ。
2016年05月21日 10:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 10:45
酉谷周辺のあちこちに群生していたクワガタソウ。
うっすら見える道形が横切ったが、スルーして下りてみた。
2016年05月21日 10:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 10:45
うっすら見える道形が横切ったが、スルーして下りてみた。
途中、アミガサタケ発見。突然出くわすと気持ち悪い。
2016年05月21日 10:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 10:50
途中、アミガサタケ発見。突然出くわすと気持ち悪い。
道形、不明瞭になってきた。地図と見比べながら、下りられそうなところを下りていく。
2016年05月21日 10:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 10:50
道形、不明瞭になってきた。地図と見比べながら、下りられそうなところを下りていく。
整備された道にたどり着く。これがおそらく小川谷下段歩道。
2016年05月21日 10:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 10:52
整備された道にたどり着く。これがおそらく小川谷下段歩道。
小川谷が見えた。
2016年05月21日 10:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 10:54
小川谷が見えた。
なんときれいな渓相。
2016年05月21日 10:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 10:55
なんときれいな渓相。
崩れかけた下段歩道を、三又へ急ぐ。
2016年05月21日 10:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 10:59
崩れかけた下段歩道を、三又へ急ぐ。
到着。何年ぶりかの三又。
2016年05月21日 11:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 11:01
到着。何年ぶりかの三又。
なんとも言えないこの贅沢さ。三又でパワー充電中。
2016年05月21日 11:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
5/21 11:07
なんとも言えないこの贅沢さ。三又でパワー充電中。
酉谷を渡る木橋は、しっかりしているが・・・。
2016年05月21日 11:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 11:07
酉谷を渡る木橋は、しっかりしているが・・・。
滝谷を渡る木橋は崩壊している。
2016年05月21日 11:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 11:08
滝谷を渡る木橋は崩壊している。
ここで、ランチタイム。まとわりつく蝿をはらうのが大変だった。
2016年05月21日 11:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
5/21 11:11
ここで、ランチタイム。まとわりつく蝿をはらうのが大変だった。
あっ。ペットボトルの中身がない!
2016年05月21日 11:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 11:20
あっ。ペットボトルの中身がない!
心配ご無用。沢水getし放題。おまけに沢水でポカリまで量産できた。
2016年05月21日 11:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
5/21 11:21
心配ご無用。沢水getし放題。おまけに沢水でポカリまで量産できた。
何年か前、まだ装備が貧弱なとき、酉谷山から三又まで下りてくる際、途中の絶壁を決死の覚悟でトラバースしたことがある。そしてこの三又に到着したときは、本当に安心したものだ。
2016年05月21日 11:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 11:31
何年か前、まだ装備が貧弱なとき、酉谷山から三又まで下りてくる際、途中の絶壁を決死の覚悟でトラバースしたことがある。そしてこの三又に到着したときは、本当に安心したものだ。
さあ、思い出に浸るのもおしまい。お次は未踏の石楠花尾根。
2016年05月21日 11:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 11:32
さあ、思い出に浸るのもおしまい。お次は未踏の石楠花尾根。
途中、きれいな昆虫が手にとまった。アオハムシダマシという昆虫らしい。タマムシばりの輝き。
2016年05月21日 11:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
5/21 11:34
途中、きれいな昆虫が手にとまった。アオハムシダマシという昆虫らしい。タマムシばりの輝き。
やがてアオハムシダマシは飛んでいった。秘境には珍しい生物が棲んでいるな。
2016年05月21日 11:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 11:34
やがてアオハムシダマシは飛んでいった。秘境には珍しい生物が棲んでいるな。
酉谷。右に見えるのが石楠花尾根。
2016年05月21日 11:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 11:35
酉谷。右に見えるのが石楠花尾根。
悪谷。左に見えるのが石楠花尾根。
2016年05月21日 11:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 11:36
悪谷。左に見えるのが石楠花尾根。
この沢を離れるのが惜しい。もっとゆっくりいてもいい場所なのだが、蝿もうるさいので、そろそろおさらば。
2016年05月21日 11:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 11:37
この沢を離れるのが惜しい。もっとゆっくりいてもいい場所なのだが、蝿もうるさいので、そろそろおさらば。
じゃーん。これが酉谷と悪谷に挟まれた石楠花尾根。急斜面かつ枯葉、砂利、石の蟻地獄状態。
2016年05月21日 11:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
5/21 11:37
じゃーん。これが酉谷と悪谷に挟まれた石楠花尾根。急斜面かつ枯葉、砂利、石の蟻地獄状態。
ほぼ四つんばいで、つかめるところを探しながら登る。つかめるところが何もないところはストックを地面に突き刺しながら登る。
2016年05月21日 11:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 11:47
ほぼ四つんばいで、つかめるところを探しながら登る。つかめるところが何もないところはストックを地面に突き刺しながら登る。
この石たちが、ひとたび転がりだすと、一直線に下の悪谷まで転がりドボンという音が聞こえてくる。自分もドボンしないように気をつける。
2016年05月21日 11:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 11:50
この石たちが、ひとたび転がりだすと、一直線に下の悪谷まで転がりドボンという音が聞こえてくる。自分もドボンしないように気をつける。
こんな厳しい状況が500mほど続く。地図を見る限り、最初だけ頑張れば、後は傾斜が緩やかになるはず。
2016年05月21日 11:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 11:55
こんな厳しい状況が500mほど続く。地図を見る限り、最初だけ頑張れば、後は傾斜が緩やかになるはず。
地図の通り、緩やかになってきた。国土地理院の地図って、結構正確。
2016年05月21日 12:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 12:01
地図の通り、緩やかになってきた。国土地理院の地図って、結構正確。
熊の糞? この尾根だけで10カ所ぐらいあった。人なんてほとんど来ないから、ここら辺は野生動物たちの場所なんだろうな。この尾根を行く途中、何度か動物が逃げていく足音が聞こえた。
2016年05月21日 12:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 12:01
熊の糞? この尾根だけで10カ所ぐらいあった。人なんてほとんど来ないから、ここら辺は野生動物たちの場所なんだろうな。この尾根を行く途中、何度か動物が逃げていく足音が聞こえた。
それにしても、この尾根。人工物がまったくない。ワイルドな世界。
2016年05月21日 12:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 12:16
それにしても、この尾根。人工物がまったくない。ワイルドな世界。
シロヤシオとトウゴクミツバツツジ?向こうに見えるのは酉谷山。
2016年05月21日 12:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 12:36
シロヤシオとトウゴクミツバツツジ?向こうに見えるのは酉谷山。
シロヤシオ、アップ。
2016年05月21日 12:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
5/21 12:36
シロヤシオ、アップ。
もうすぐ長沢背稜。それにしても石楠花尾根と尾根の名前にもなっている石楠花の木、そんなに無かったような気が・・・。
2016年05月21日 12:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 12:50
もうすぐ長沢背稜。それにしても石楠花尾根と尾根の名前にもなっている石楠花の木、そんなに無かったような気が・・・。
長沢背稜縦走路、到着。これでひとまず安心安心。
2016年05月21日 13:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 13:00
長沢背稜縦走路、到着。これでひとまず安心安心。
この勢いで直進。今まで未踏の坊主山へ。
2016年05月21日 13:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 13:00
この勢いで直進。今まで未踏の坊主山へ。
坊主山。開けていたので、少し昼寝。なかなかのスポット。木が中途半端にあり、すっきりとした展望は望めない。
2016年05月21日 13:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 13:10
坊主山。開けていたので、少し昼寝。なかなかのスポット。木が中途半端にあり、すっきりとした展望は望めない。
奥多摩登山詳細図によると、手製標識ありとあるが無かった。その代わり、のめり込む都県境の境界見出標があった。何カ所か同じようになっていた。
2016年05月21日 13:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 13:11
奥多摩登山詳細図によると、手製標識ありとあるが無かった。その代わり、のめり込む都県境の境界見出標があった。何カ所か同じようになっていた。
秩父方面が見渡せたが、まったく分からず。白く光る建造物は何だろう?
2016年05月21日 13:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
5/21 13:12
秩父方面が見渡せたが、まったく分からず。白く光る建造物は何だろう?
坊主山山頂は、こんな感じの広場。
2016年05月21日 13:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 13:13
坊主山山頂は、こんな感じの広場。
さあ、坊主山から下りて、三ツドッケ方面に向かう。
2016年05月21日 13:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 13:25
さあ、坊主山から下りて、三ツドッケ方面に向かう。
なんと歩きやすい道、長沢背稜縦走路。バリルートを歩いてきただけにありがたい道だ。
2016年05月21日 13:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 13:28
なんと歩きやすい道、長沢背稜縦走路。バリルートを歩いてきただけにありがたい道だ。
この花は、う〜ん、キジムシロ?ミツバツチグリ?
2016年05月21日 13:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 13:31
この花は、う〜ん、キジムシロ?ミツバツチグリ?
西方面が見えた。あれは酉谷山。長沢背稜縦走路はピークを巻いて進むので、あえてピークを踏みながら進む。
2016年05月21日 13:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 13:32
西方面が見えた。あれは酉谷山。長沢背稜縦走路はピークを巻いて進むので、あえてピークを踏みながら進む。
まずは七跳山。以前来たときは、マジック書きで七ハネ山とあの木にのめり込む都県境の境界見出標に書いてあったのに、消えてしまっていた。一度、縦走路に下りて、次のピークへ向かう。
2016年05月21日 13:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 13:55
まずは七跳山。以前来たときは、マジック書きで七ハネ山とあの木にのめり込む都県境の境界見出標に書いてあったのに、消えてしまっていた。一度、縦走路に下りて、次のピークへ向かう。
よく分からないけど次の小ピーク。特に何もない。次は大栗ノ頭に向かう。
2016年05月21日 14:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 14:07
よく分からないけど次の小ピーク。特に何もない。次は大栗ノ頭に向かう。
長沢背稜縦走路は、この時期、トウゴクミツバツツジだらけ。
2016年05月21日 14:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 14:07
長沢背稜縦走路は、この時期、トウゴクミツバツツジだらけ。
そして、シロヤシオもあちこちにあって、楽しめる。
2016年05月21日 14:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 14:14
そして、シロヤシオもあちこちにあって、楽しめる。
きれいな景色だ。
2016年05月21日 14:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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きれいな景色だ。
大栗ノ頭に到着。これまた特に何もない。次行ってみよう!
2016年05月21日 14:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 14:15
大栗ノ頭に到着。これまた特に何もない。次行ってみよう!
いい道だ。
2016年05月21日 14:22撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 14:22
いい道だ。
そして、お気に入りの場所、ハナド岩へ。あの一気に開ける瞬間がたまらない。
2016年05月21日 14:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 14:30
そして、お気に入りの場所、ハナド岩へ。あの一気に開ける瞬間がたまらない。
来た〜。今日のめあての2つめ、ハナド岩。石尾根の山々がよく見渡せる。そして、いろいろ入り組んだ尾根、沢も見下ろせるところが素晴らしい。
2016年05月21日 14:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 14:33
来た〜。今日のめあての2つめ、ハナド岩。石尾根の山々がよく見渡せる。そして、いろいろ入り組んだ尾根、沢も見下ろせるところが素晴らしい。
西側。タワ尾根、天祖山、雲取山。
2016年05月21日 14:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 14:33
西側。タワ尾根、天祖山、雲取山。
東側。大岳、御前山も見える。
2016年05月21日 14:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 14:47
東側。大岳、御前山も見える。
このハナド岩を独り占めできる幸せったらない。
2016年05月21日 14:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 14:40
このハナド岩を独り占めできる幸せったらない。
今日タワ尾根から下りてた四間小屋尾根も確認できた。ということは、その左隣は材木小屋尾根か。
2016年05月21日 14:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 14:42
今日タワ尾根から下りてた四間小屋尾根も確認できた。ということは、その左隣は材木小屋尾根か。
とても贅沢なティータイム。これでパワー充電完了。
2016年05月21日 14:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 14:42
とても贅沢なティータイム。これでパワー充電完了。
さあ、天目山。だけど混んでいそうなので巻く。今日の自分にはハナド岩で満足。
2016年05月21日 15:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 15:00
さあ、天目山。だけど混んでいそうなので巻く。今日の自分にはハナド岩で満足。
本当に花がきれいな時期だな〜。
2016年05月21日 15:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 15:12
本当に花がきれいな時期だな〜。
一杯水避難小屋到着。ここで会ったハイカーと話す。5時22分にバスがあること、一杯水もちょろちょろ出ていることを教えていただく。
2016年05月21日 15:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 15:12
一杯水避難小屋到着。ここで会ったハイカーと話す。5時22分にバスがあること、一杯水もちょろちょろ出ていることを教えていただく。
本当にちょろちょろ出ていたので、またまたポカリ量産。
2016年05月21日 15:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 15:23
本当にちょろちょろ出ていたので、またまたポカリ量産。
一杯水、近くに群生していた花。調査中。オクヤマガラシのようでもあるが不明。
2016年05月21日 15:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 15:25
一杯水、近くに群生していた花。調査中。オクヤマガラシのようでもあるが不明。
さあ、ヨコスズ尾根をひたすら下る。
2016年05月21日 15:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 15:38
さあ、ヨコスズ尾根をひたすら下る。
途中、登山道からやや外れて、滝入ノ峰方面に向かう。ここがその分岐地点。
2016年05月21日 15:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 15:57
途中、登山道からやや外れて、滝入ノ峰方面に向かう。ここがその分岐地点。
この分岐を逃して一般登山道に進んでしまうと、滝入ノ峰のピークは踏めない。最初はちょっと急坂。
2016年05月21日 16:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 16:01
この分岐を逃して一般登山道に進んでしまうと、滝入ノ峰のピークは踏めない。最初はちょっと急坂。
そのまま細い尾根を進む。
2016年05月21日 16:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 16:05
そのまま細い尾根を進む。
滝入ノ峰に到着。手製標識ありとあるが、探したけど見あたらず。最近、こういうケースが多いのだが、だれか持って行っちゃうようなコレクターでもいるのかな?
2016年05月21日 16:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 16:12
滝入ノ峰に到着。手製標識ありとあるが、探したけど見あたらず。最近、こういうケースが多いのだが、だれか持って行っちゃうようなコレクターでもいるのかな?
等高線の緩そうなところを下りながら、一般道に向かう。
2016年05月21日 16:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 16:33
等高線の緩そうなところを下りながら、一般道に向かう。
ヨコスズ尾根、一般道に戻る。あとはひたすら下るだけ。
2016年05月21日 16:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 16:36
ヨコスズ尾根、一般道に戻る。あとはひたすら下るだけ。
日原第二配水所が見えてきた。もうすぐ下界。
2016年05月21日 17:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/21 17:00
日原第二配水所が見えてきた。もうすぐ下界。
日原第二配水所のところからは、石尾根から北に派生する尾根がよく見える。奥から石尾根、山ノ神尾根、この前登ったタル沢尾根かな。あの伐採帯に見覚えあり。
2016年05月21日 17:02撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 17:02
日原第二配水所のところからは、石尾根から北に派生する尾根がよく見える。奥から石尾根、山ノ神尾根、この前登ったタル沢尾根かな。あの伐採帯に見覚えあり。
こうして、本日の山行も終了。バス停には多くのハイカーが、17時22分発のバスを待っていた。
2016年05月21日 17:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 17:12
こうして、本日の山行も終了。バス停には多くのハイカーが、17時22分発のバスを待っていた。
時、すでに18時。本日は時間もないので、駅前商店でビールを買い、電車を待つ。ビールが五臓六腑に染み渡る。
2016年05月21日 18:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/21 18:01
時、すでに18時。本日は時間もないので、駅前商店でビールを買い、電車を待つ。ビールが五臓六腑に染み渡る。
撮影機器:

感想

単独山行は、自分のペースで進めるところがいい。こだわりのスポットでは、たくさんの時間をかけてのんびりしたり、気になるものがあれば立ち止まって観察したりできる。バリルートの緊張感と、いい景色に出会えたときの開放感、両方味わうことができた満足の山行だった。

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