白馬岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,925m
- 下り
- 1,327m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 5:20
- 合計
- 12:25
天候 | 1日目:晴れのち曇り/2日目:晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
|
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感想
友人から「白馬岳に連れて行って欲しい」と依頼を受けた。
結婚式ビデオ用に「白馬岳の頂上で愛を叫びたい」とのこと。
友人は運動部出身で、体力的には心配ない。
しかし、登山経験は ほぼゼロ(学校登山のみ)。
サポート役を依頼された私にとっても、白馬岳は初めての山。
さらに まだ雪の多い6月の山行とあって、事前の不安は大きかった。
猿倉から登るか、栂池から登るか、ギリギリまで悩んだ。
(登山計画書は2パターン用意していた。)
当日朝、白馬山荘に電話し、大雪渓・小雪渓の状態を確認すると
「今日はザクザクしていて 比較的歩きやすい」とのこと。
朝6時、猿倉から登ることを決断。(アイゼンは6本爪)
午前中はよく晴れ、大雪渓を気持ちよく直登。
とにかく落石が恐いので、前方・左右を警戒し続けた。
しかし 葱平あたりで斜度がキツくなってくると
徐々に足下を見ている時間が長くなった。
そんな時、最大の危機に直面!
前のパーティーの1人が 仲間に向けて
「上から大きいの来てるぞ〜」と呟いた声が聞こえ、
見上げると、バスケットボール大の落石がこちらに向かってくる!
雪渓がデコボコしているため、落石は左右にぶれ、進路が読めない。
左右どちらに逃げるべきか決めかねている内に、
落石は我々の右2mを通過。すぐに「ラク!」と叫んだ。
振り返ると、後続のパーティーも落石を避けていた。
・・・こわかった。
さて、ビデオを撮影しながら登っていたため、
猿倉荘から白馬山荘まで7時間半もかかってしまった。
夕方4時前後の稜線は ガスで視界不良。
山並みが見られず残念。
しかし ライチョウを2羽 見ることができた!
結婚式ビデオのハイライト「頂上で愛を叫ぶシーン」は
午後5時、ガスで画にならず。
午後7時、晴れたけど暗くて画にならず。
翌朝4時半、それなりの朝焼けに恵まれ、無事に撮影完了。
居合わせた皆さま、お騒がせしてスミマセンでした。
▼下山
大雪渓の下りは、登りよりも難易度・危険度が高そうなので
栂池ルートを選択。
三国境の手前(白馬岳側)に雪の急斜面があり
アイゼン無しでは恐かった。
白馬大池手前(白馬岳側)の緩やかな雪渓では
ビニール袋を使ったソリ遊びを楽しんだ(笑)
栂池平に到着する直前、
前夜の夕食で仲良くなった2人組と再会!
我々と同じく 車を猿倉に停めているということで、
猿倉までタクシーを相乗りすることに。
運賃5400円を4人で割り勘し、1人1350円で済みました。
ありがとうございました!
▼総評
この時期(梅雨前)に登って良かった!
4日(土)、白馬山荘の宿泊予約はわずか7組とのことで、
6畳の部屋を悠々と個室利用することができた。
日本最大の山小屋を のんびり・ゆったり満喫した。
またライチョウを 2日間で4回 目撃した。
鳴き声を聞いた回数はもっと多いので、
じっくり探せばもっと発見できたかもしれない。
割と入れ食い状態だった。
あわや落石直撃という危険な場面はあったけれど、
事故やトラブルなく目的(ビデオ撮影)を果たすことができ
楽しい登山となりました!
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