仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳 北沢峠のこもれび山荘起点に
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- GPS
- 13:30
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,319m
- 下り
- 2,305m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:19
天候 | 1日目(仙丈ケ岳):くもりのち雨のちくもり 2日目(甲斐駒ケ岳):朝のうち雨のち晴れのちくもり |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
日曜朝4時時点でギリギリ第2駐車場でした。 <往き:芦安⇒広河原⇒北沢峠> 始発乗合タクシーは5:10ですが、4:55頃に6台(だったかな)出発。 夜叉人峠でゲート開き5:30まで時間調整をして広河原に6時頃?着。 ここで北沢峠行き始発6:50バスに乗り換えですが マイクロバスが3台?くらい来て時間前にどんどん出発していきました。 運良く1号車(確か6:30頃出発)に乗れ、北沢峠には7時前に着きました。 <帰り:北沢峠⇒広河原⇒芦安> 月曜なので、北沢峠の最終は15:30発になります。 最初はその最終便に乗るつもりでしたが、予想より早く下山することができ ひとつ前の13:30発に間に合いました。 私が最後から2番目の客で25人目と言ってたと思うので 補助席入れて26人が定員なのかな? でも満席になっても 出発時間の13:30まで待っていたから、立ち乗りもアリなんでしょうか・・・ 広河原からも乗合タクシーがたくさん待っていて 待ち時間なしに乗り継ぎでき、15時前には芦安に着きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山計画書はこもれび山荘で記入できます。 登山ポストはこもれび山荘の入り口の自販機横にある郵便ポストです。 <仙丈ケ岳> 藪沢コースはまだ通行できませんが、小仙丈尾根コースの5合目から 馬の背ヒュッテ方面へのコースは通行できます。 ただし小さな雪渓が1か所、渡渉がいくつかありました。 この日は雨だったので少し水量が多かっただけかもしれませんが・・・ 馬の背ヒュッテは小屋開け準備中(7/9より営業)、仙丈小屋は絶賛営業中でした。 ルート上のお手洗いはこの2軒です。 <甲斐駒ケ岳> 仙水峠から駒津峰へ出て六方石の先から巻き道を頂上まで登りました。 仙水峠からの登りは結構な急登でした。この辺から風が強くなりましたが 樹林帯の中を歩くので風の直撃は避けられました。 頂上直下の直登コースは体力・気力・技術力に自信がなく また風とガスという天候の事情もあり、安全を見て巻き道を選択しましたが 砂礫の登りも結構体力を消耗しました。 また摩利支天分岐あたりから先、ガスの中ではペンキの○印と赤い標識を頼りに 行先を見失わないように歩かないと、本当に迷いそうでした(・_・;) 駒津峰〜駒ケ岳頂上間は数か所の小さな岩場のアップダウンがあります。 お手洗いはルート中では仙水峠までの山小屋2軒にしかないと思います。 |
その他周辺情報 | 下山後は前にも行ったことのある「湯めみの丘」へ。(700円、22時まで) 露天風呂から富士山や鳳凰三山を眺めることができ気持ちいいです。 http://www.geocities.jp/yumemionsen/ |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
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感想
天気予報を見ながら遠征先を検討・・・
早池峰山のハヤチネウスユキソウを見に行きたいなと思っていたけど
東北地方はずっと雨予報。
関東近県の方が天気が良さそうということで甲斐駒・仙丈に照準を合わせ
前日に山小屋に予約電話してみる。
日曜に泊まる人は少ないのだろうかすんなりOK。
こもれび山荘(旧長衛荘)は建物も新しくなったのでしょうか。
建物も内装(寝床やお手洗い)も新しくキレイで、食事も美味しく
スタッフの方々の雰囲気も良く、快適に過ごせました。
寝床は1階でした。2段構造になっていて、ひとりひとりカーテンで
仕切ることができ、着替えなんかもできちゃうので便利です。
よってたくさんの人を詰め込むような感じではないのだと思います。(定員制?)
夕食は17時から、消灯は20時(その後も枕元の電球はついたような)
朝食は夜のうちに弁当が配られ、朝4時からは味噌汁がセルフサービスで
いただけます。早出する人にもありがたいと思います。
さて肝心のお山のほうですが・・・
2日ともガスというのは昨年の八ヶ岳縦走の時以来のような・・・
どちらか1日だけでも晴れて欲しかった・・・
1日目の仙丈ケ岳は途中から雨と風で、仙丈小屋に着くころには
結構こころもカラダもクタクタになって「ちょっと休憩させてもらおう」と
思って小屋に入ったらオヤジさんに「元気良く挨拶して入ってこないといかん!」
と喝を入れられました。
こういう日にはテンション上げていかないと本当にダメになるぞ
みたいなことを言われました。確かにそうだと思いました・・・
その後は暖かいコーヒー飲みながらオヤジさんと少し世間話をして元気を回復。
小屋から山頂までは30分ほど。
意識的にテンションを上げて、すれ違う人にも元気よく挨拶^^;
本当は素晴らしい景色が見れるはずだけど足元に咲く花でエネルギーをチャージ
結果、無事に下山することができました。
2日目、早くに朝食を食べられたおかげで出発時間を1時間早めようと思い
5時に小屋の玄関を「お世話になりました〜」とテンション上げ目に出て行ったら
雨が降っていて、一気にテンションダウン。
その後も雨は強くなる一方。小屋に戻って6時まで様子を見ることに。
この時、雨が上がらなかったら山に登らずに帰ろうと思いました。
待っていたらやがて小降りになり、6時にはほぼ上がりました。
ここで再度出発を決意。仙水峠に向かいました。
月曜ということもあるのか駒仙小屋より先、駒津峰まで誰にも会いませんでした。
標高を上げるにつれ風が強くなり、ガスが濃くなり、駒津峰まで登ったら
下山しようかとも考えました。そのあと人と会ったら元気も出てきて
前日の仙丈小屋オヤジの言葉を思い出し自らテンションUpさせ山頂に向かいました。
山頂下の砂礫の巻き道をひとりで歩いている時にも
道に迷って遭難するんじゃないかと、なぜか今回はマイナス思考がちでしたが
そのたびにオヤジの言葉を・・・
甲斐駒山頂もまったく眺望なしでしたが、景色が見えないぶん
いつもより自分に向き合う時間が長く、山における精神面での成長?
を感じられた2日間だったような気がします。
でもやっぱり、天気のいい日にまた登りたい。
amizumuraさんこんばんは。
昔を想い出し懐かしくレコ拝見しました。
雨、霧は山での最悪のパターンですね。
家族三人での初甲斐駒は見事な雨でした。
初老の私は、断念を提案しましたが少しばかり
若いかみさんと息子は行く気満々。
結果は、、、(≧∇≦)(≧∇≦)
まぁ、最悪でした(≧∇≦)
アミズムラさん次に期待ですね?
山の神様が、「またおいで、次は良い天気だよ」
とおっしゃってるんですよ( ̄▽ ̄)
teheさんこんばんは。コメントありがとうございます。
teheさんも雨でしたか・・・
わたしはまだ雨や霧を楽しみながら山登りできるほどの
レベルには至ってないようです^^;
もっというと単独で登ることが多いので
撤退する勇気や判断力も鍛えていかないと
いけないんでしょうけど
もう一度登りに来なさいと確かに言われたような気がします(^_^)
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