光岳と兎岳とオコジョとライチョウと林道歩き

2016年07月10日(日) ~ 2016年07月12日(火)

• GPS: 39:57
• 距離: 72.0km
• 登り: 6,007m
• 下り: 6,003m

コースタイム

3日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

3:40 百間洞山の家
3:40 百間平
3:40 赤石岳避難小屋
3:40 赤石岳
3:40 赤石岳・小赤石岳間分岐
3:40 北沢源頭
3:40 富士見平
3:40 赤石小屋
3:40 カンバ段
12:20 12:50 椹島ロッジ
3:40 牛首峠
3:40 聖沢登山口
3:40 中ノ宿吊橋
3:40 青薙山登山口
3:40 畑薙ダムゲート前
17:10 ゴール地点

天候

土曜は土砂降りでしたが、登り始めた日曜から火曜までは晴天。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畑薙ダム沼平ゲートに駐車。
寸又峡方面が通行止めなので草薙のほうから（県道27号のほうから）しかアクセスできません。
長野県側のいろうどコースも通行止。林道は来年修理。
最短コースの左岸林道は数年前から通行止めで改修のめどなし。慣れていれば歩けなくはないが、歩くぐらいなら畑薙から登ったほうが早い。
シーズン前で登山バス少なめ。

コース状況／危険箇所等

ヤレヤレ峠前後で崩れあり、気をつけて歩けば通過できます。
他は通年通り。

その他周辺情報

井川ダムの白樺荘は沼平から15分。
火曜日定休、夏期日帰り入浴は18時まで。
寸又峡温泉にアクセスできないので、ここを逃すと割と辛い。

写真

7/9 10:58

初めて使ったFDA。
機内で飲み物、飴のサービスがあって、なかなか良い。
機体がそれぞれ色違いなのもいいね。

7/10 5:17

赤テープを巻いた石が木の根の虚に。
なぜか控えめ。

7/10 6:24

わからぬ

7/10 6:31

茶臼岳に登って最初に拝める富士山。

7/10 7:08

ミヤマシオガマ？

7/10 7:11

葉っぱの表面がトゲトゲしていて面白い。

7/10 7:18

7/10 7:19

7/10 7:22

7/10 7:33

シャクナゲ（ハクサンシャクナゲ？）

7/10 7:36

ものすごくいい香りがします。
何かわからないけど、モクレン科かな？

7/10 8:34

仁田岳山頂

7/10 9:48

御陵林の石標

7/10 10:19

大井川源流部原生林自然環境保全地域

7/10 11:04

7/10 11:30

光岳へ最後の登り

7/10 11:31

7/10 11:31

7/10 11:31

7/10 11:32

7/10 11:33

光岳周辺はなだらかな雰囲気

7/10 11:34

枯れていることが多いとかかれた水場ですが、水量豊富で小川になっています。

7/10 13:24

光岳から光岩

7/10 13:44

光岩、原生林のなかでここだけ異質な祭壇の体

7/10 13:46

ミヤマムラサキの花束

7/10 14:22

サルオガセの原からイザルヶ岳へ

7/10 14:28

イザルヶ岳山頂
日の出前に光岳を出発し、ここで朝日を迎えるのが本当はよいのだろうなあ。

7/11 5:01

五時頃ご来光

7/11 7:06

今日も富士山が綺麗。雲海が素敵ね。

7/11 7:26

上河内岳を仰ぐ

7/11 7:54

チシマギキョウ？

7/11 8:10

立ちふさがる聖岳

7/11 8:35

7/11 8:42

7/11 8:43

7/11 11:36

7/11 11:45

古い地図には載っている水場の位置。
早い時期なら水は流れているけど、少し危険なので利用はおすすめしません。
極力聖平で汲みましょう。

7/11 11:55

富士山みたいな砂れき地

7/11 12:09

勾配もかなり急です。
一気に登るから聖岳は厳しい。

7/11 12:36

聖岳山頂

7/11 14:58

小兎岳から兎岳方面、トレイルランナー二人
速かった！

7/11 15:12

ツガザクラ

7/11 15:20

2日目の仕上げは中盛丸山。最後の最後だから結構きつい。

7/11 15:47

多種多様の花が咲き乱れている

7/11 17:16

DOCOMOエリア図、これとっても重要

7/12 4:19

空間が白けてくる感じが良い。

7/12 4:24

7/12 4:26

尾根の向こうの目映さ。

7/12 4:32

3日目は地形的にご来光なし。

7/12 5:15

足元は赤い石だらけ。
こんな靴で歩いています。

7/12 5:29

ハクサンシャクナゲ

7/12 5:31

ハクサンシャクナゲの蕾、桃色

7/12 5:59

富士山は今日も元気です

7/12 6:05

花のついたオンタデ

7/12 6:09

7/12 6:09

イワヒゲ？のなかにイワカガミ

7/12 6:09

7/12 6:23

7/12 6:23

赤石避難小屋も営業中

7/12 6:27

今年は雪が少なめ

7/12 6:29

高山植物アラカルト

7/12 6:34

7/12 6:36

7/12 6:36

イワベンケイ

7/12 6:36

イワベンケイ

7/12 6:38

イワベンケイ

7/12 6:38

オンタデ

7/12 6:39

7/12 6:40

7/12 6:42

7/12 6:51

7/12 6:54

7/12 6:58

7/12 7:00

7/12 7:00

7/12 7:02

わからん

7/12 7:09

7/12 7:21

7/12 7:26

7/12 7:53

冬季は通れません。沢筋をアタックします

7/12 7:59

悪沢岳

7/12 8:13

富士見平から赤石岳、小赤石岳

7/12 8:16

同定しきれません。
http://www.minamialps-net.jp/KOUZAN/kita_83.html

7/12 12:12

上河内岳、青薙山より北の静岡市内が社有林ということですね。

7/12 12:20

椹島ロッジ
考えてみればここだってすごい秘境なんです。
市内から車で3時間運転して、そこから1日5便のバス（宿泊必須）
携帯の電波は通じない。

7/12 13:30

赤石ダムの赤石湖
なぜコバルトブルーなんだろう

7/12 15:58

青薙山の登山口

7/12 16:25

登るときは真夜中で見えなかった畑薙の大吊り橋。

撮影機器：

SO-04E Sony

装備

共同装備

２人用ツェルト ストーブ ガス２つ 防風板 飯盒

感想

messagetea

帰省にあわせて南アルプスを登りました。
5日かけて笊ヶ岳のほうまでいこうかと思ったのですが、同行者の靴ずれがあり中途下山。
途中でリタイアできる行程にしておいてよかったです。それにしてもよくついてきてもらえたといいますか。
共通装備や水で荷物分配はしたものの、初アルプスのしてはよく歩いてもらえました。

全行程、好天に恵まれ、恵まれすぎて日焼けが心配になるほどです。
光岳は初めていきましたがいい山でした。
光岩にミヤマムラサキがついており、この時期に登れたことが幸運です。
2つの登山道が閉じて秘境感もありますが、走れば日帰りできなくもなさそうです。
ただし出発が尋常でなく早くなりそうです。今回も1時台の出発でした。

6年ぶりの聖岳はやはり強敵でした。
今回は荷物が多かったのもあります。
聖岳に登っている最中、標高2800mほどのところにカモシカがおり、ずっとこちらを見ていました。
（こちらは急坂で移動が早くないもので）小一時間ほど対峙しましたが、物珍しい物を見るかのようです。

兎岳ではライチョウにあいました。6年前も小兎岳の水場でライチョウにあっております。ここはライチョウスポットですね。
今年生まれた雛でしょうか、まだ小ぶりでした。
まだ逃げ慣れていないのか、ぎこちない感じでハイマツのなかを泳いでいきました。

小兎岳で望月さんに会いました。練習かな？遊んでいるのかな？

赤石岳から椹島へ降りるルートは花だらけ。おかげで下山のペースが全然でした。
途中でオコジョにあいました。生まれて初めての遭遇です。
オコジョは確か育っても20cmぐらいにしかならないはずですが、10cmほどだったのでまだ子供なのでしょうか。
好奇心旺盛で、休憩中の我々のまわりをちょんちょんと飛び回り、スマホのアルバムがオコジョだらけになりました。

野生動物はどいつも人に対して危機感が薄く、写真も撮り放題。ふれあいもあり。
人の少ないシーズン前の特権ですね。
今まで9月にいくことが多かった南アルプスですが、7月は花もよくて、日も長いのでこの時期に行くべきですね。

シーズン前ではありましたが、梅雨の切れ目で天気がよく、今年は花が早かったのもあり、最高のシチュエーションでした。
だというのに、3日で8人にしか会いませんでした。誠にもったいない。
準備のため山小屋に人はいるのですが、まだ冬季開放の部屋が無料で使えるので、なんだか申し訳ない感じです。

最後の林道は、初めて歩いたけど辛かったです。
みんなは、ちゃんとお金払おうな！ぜったい後悔する！

※写真はヤマレコMAPから取り込むと100MB超えてしまうので、スマホから1枚づつちまちまアップしています。まだ枚数少ないですが。