【お花見登山】富良野岳〜三峰山〜上富良野岳

2016年07月16日(土) [日帰り]

• GPS: 07:22
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,010m
• 下り: 1,015m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:39
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:07

8:07 十勝岳温泉凌雲閣
8:40 8:41 新Z
8:53 8:54 新D
9:01 9:01 上富良野岳分岐
10:28 10:30 縦走路分岐
11:00 11:04 富良野岳
11:29 11:30 縦走路分岐
12:33 12:34 三峰山
13:13 13:27 上富良野岳
13:46 13:47 旧D
14:22 14:24 上富良野岳分岐
14:32 14:32 新D
14:41 14:42 新Z
15:08 15:08 十勝岳温泉凌雲閣
15:14 ゴール地点

天候

全体的にガス。視界はそれほど悪くない。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十勝岳温泉に広い駐車場がありますが、ハイシーズンはとても混みます。
ずっと下の路肩スペースに停めました。

コース状況／危険箇所等

不明瞭な箇所にはマーカーもあるので、ルートはほぼ明瞭だと思います。
過去に富良野岳〜十勝岳まで日帰り縦走をしたことがあるので、過去レコが参考になるかもしれません。

2014年08月24日（雨の日の車2台のデポ作戦）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-499628.html

2012年09月02日（富良野岳〜十勝岳まで縦走）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-221663.html

その他周辺情報

これまで白銀荘ばかりでしたが、今回初めて「カミホロ荘（日帰り600円）」に入りました。雰囲気が良くてこちらも良かったです。
バーデンかみふらのは「思惟林」に変わり、日帰り入浴がなくなりました。

写真

7/16 7:54

3連休の天気がコロコロ変わり、結局微妙な雲行きになったので、お金を掛けないお花見登山にやってきました。駐車場は満杯で、ずっと下の路肩に停めました。

7/16 7:57

富良野岳はお花がキレイ、山頂まではバリエーション豊かな登山道、レベルに合わせて縦走できるという好条件を兼ね備えたお山です。

7/16 8:08

ジムニーならどこかの隙間に入れるんじゃないかと思ってたけど、隙間なく埋まっていました。トイレは和式水洗、ペーパーあり。

7/16 8:08

携帯トイレ回収ボックスもあります。

7/16 8:09

（8:10）入山
今日はものすごい人が入ってます。車の多さに思わず引き返そうかと思ったぐらいです。(^^ゞ

7/16 8:16

でもさ、ここまで来ちゃったからね。今日も時間制限があるので、夕方までに家に帰らなきゃならない。

7/16 8:17

歩き始めてすぐにお花がちらほら。中が赤い「ウコンウツギ」。
スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木（Wikipediaより）

7/16 8:21

これは「アカモノ」だね。
ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木（Wikipediaより）

7/16 8:23

「マルバシモツケ」かな？　30cm程の背の低いのは「エゾノマルバシモツケ」だそうです。

7/16 8:25

「ゴゼンタチバナ」は葉が4〜6枚あり、一般的に6枚のものだけに花が咲くそうです。花が終わると赤い実を付けますが、アメリカやカナダでは食用（ジャムなど）にするそうです。

7/16 8:26

冬はBCで入る人が多い三段山方面は通行禁止になっています。

7/16 8:27

微妙な色だけど「エゾノツガザクラ」かな？

7/16 8:34

これは「イソツツジ」かな？

7/16 8:36

これは「エゾノマルバシモツケ」なのかな？
背の高さが全く分からない写真だし。(^^ゞ

7/16 8:38

先行のパーティが見えます。

7/16 8:39

安政火口もガスガスで、迫力は半減かな。

7/16 8:43

この岩を見ると、絶対写真撮っちゃう。いい感じで撮れた。

7/16 8:45

「ツマトリソウ」かな？

7/16 8:48

「ウラジロナナカマド」は群生しているところもありました。

7/16 8:49

「ミツバオウレン」

7/16 8:51

半透明の「サンカヨウ」

7/16 8:56

ワカンナイナー？

7/16 9:01

（9:00）
50分で分岐まで来ました。2年前と全く同じペース。私の足は超標準レベルです。

7/16 9:05

しばらく経ってから思い出した。「マイヅルソウ」かな？

7/16 9:11

あらゆる年齢層の登山者がいましたが、ソロの女性の姿も増えてきたような気がしますね。北海道の登山人口は増えているかも。

7/16 9:11

中が黄色い「ウコンウツギ」。一面群生していました。

7/16 9:12

ここの階段は優しい。上ホロへ向かう階段はなかなかハード。

7/16 9:13

「エゾノツガザクラ」

7/16 9:17

「アオノツガザクラ」

7/16 9:21

ルート上の雪渓はここだけだった。8歩ぐらい。

7/16 9:25

「チングルマ」

7/16 9:33

「チングルマ」と「エゾノツガザクラ」のセッション。

7/16 9:41

葉っぱが全然分からないけど「ミヤマキンバイ」かな？

7/16 9:41

「チシマノキンバイソウ」と「シナノキンバイソウ」は外見で見分けるのが難しいらしい。

7/16 9:43

これは「シナノキンバイソウ」なのかな？

7/16 9:44

「カラマツソウ」

7/16 9:49

「ハクセンナズナ」かな？

7/16 9:54

(´・∀・｀)サァ?

7/16 10:07

青っぽいのは「トカチフウロ」かな？

7/16 10:07

荒れた階段。

7/16 10:15

「エゾノハクサンイチゲ」

7/16 10:16

「ハクサンチドリ」

7/16 10:17

（10:15）
2時間ちょっとで分岐に。2年前は2時間ピッタリだったから、ちょっと遅い。ʕ￫ᴥ￩ʔ

7/16 10:19

女王様を真剣に撮ってたら「domiさん〜」と話しかけてくる人が。何で下向いてるのに分かるのさ。(^^ゞ

7/16 10:25

振り向くとデカザックを背負った533mさんだった。「なんちゅう帽子被ってんだ？」と思ったらしい。階段で立ち話するのも邪魔なので、分岐まで下りて談笑。

7/16 10:23

ソロで十勝連峰の端から端まで歩こうと、入念に計画を立ててきたらしい。ノープランで遅刻魔の私とは大違いだわね。(。・ω・。)

7/16 10:27

長話してるとこれからの予定が狂うので、それぞれの目的地へ。分岐の広場にも「コマクサ」が咲いてました。

7/16 10:37

雲は動いていたので、山頂に着いたら晴れるんじゃないかって淡い期待をしながら・・・

7/16 10:39

ものすご〜いお花畑に興奮しまくり。

7/16 10:39

一面、エゾノハクサンイチゲでいっぱいだった〜。
╰(*´︶`*)╯

7/16 10:44

これは「コイワカガミ」かな？

7/16 10:44

チングルマの丘。

7/16 10:46

「ヨツバシオガマ」

7/16 10:46

「エゾヒメクワガタ」かな？

7/16 10:48

「コケモモ」だったかな。

7/16 10:54

ザレザレ歩きも慣れてきたかも。

7/16 10:56

「ミヤマアズマギク」かな。

7/16 10:59

（11:00）富良野岳
2時間50分で着きました。山頂はぼちぼち混んでますが、思ったほどではありません。ここから見える十勝岳がめっちゃいいんですよ。

7/16 10:59

三角点タッチ〜。

7/16 11:01

三脚持参のおっちゃんに写真を撮ってもらいました。サングラスどこいったかな〜と思ったら、帽子の上だった。

7/16 11:02

533mさんが登ってきた、原始ヶ原方面もガスガス。写真を撮ってすぐに下ります。

7/16 11:08

「エゾルリソウ」？

7/16 11:08

「ホソバイワベンケイ」

7/16 11:16

こんな日はお花見登山がいい。湿度は高めだけど、歩きやすい。

7/16 11:17

視界は悪い時でこのぐらいかな。富良野岳までの登山道は人も多いし、マーカーもあるし、ルートも明瞭なので分かりやすい。

7/16 11:20

普段は単焦点レンズ（50mmと28mm）を使い分けてますが、単焦点は明るくて軽くて安いのがいい。ズームができない分、構図を決めるのに自分が動くことが身に付きます。

7/16 11:28

朝、虫除けスプレー作ってきたのに「アレ、どっかで落としちゃったな〜」と思ってたら、階段の所に誰かが立てて置いてくれてた〜。ありがとうございます。
名前書いたシール貼ってあるから落としたら恥ずかしいね。(^▽^;)

7/16 11:31

分岐まで戻ったけど、さっきよりもガスガス。

7/16 11:42

三峰山までの登山道もずっとお花がいっぱい。人はグンと少なくなります。

7/16 11:44

花はピークだね。

7/16 11:45

「チングルマ」と「エゾノツガザクラ」

7/16 11:47

「イワヒゲ」の群生。

7/16 11:57

どこかに熊がいてもおかしくない雰囲気。飴舐めながら歩いてたけど、お腹空いてきちゃったな〜。だいたい4時間でシャリバテの兆候が出てくる。

7/16 11:58

綿毛の「チングルマ」

7/16 12:12

「イワウメ」

7/16 12:17

ここを歩くのは3回目かな。三峰山に近づくと、ナキウサギの声がちょっとだけ聞こえてきた。

7/16 12:22

「イワブクロ」はほとんど蕾だった。

7/16 12:22

視界はまずまず。マグは持ってきたのに、コーヒー持ってくるの忘れちゃった。上ホロの避難小屋にいる533mさんのところでコーヒー入れてもらおうかなとか考えてた。

7/16 12:27

「キバナシャクナゲ」

7/16 12:31

富良野岳分岐からちょうど1時間で三峰山に。ここまでが案外長く感じた。ここでパン休憩。歩いてる時は食べるのも億劫になるから、サクッと食べられるものがいい。

7/16 12:37

ナキウサギの姿は見えなくて、お花は咲き乱れていた。

7/16 12:38

「エゾコザクラ」かな？「オオサクラソウ」と似てるよね。コザクラの方が低いのかな？

7/16 12:49

ケルン好き。

7/16 12:50

チングルマ好き。

7/16 12:54

今年もまた短い命を輝かせる。

7/16 13:19

三峰山から40分ほどで、上富良野岳に到着。当初の予定では上ホロまでと思ってたけど、帰宅時間を考えるとここで下山した方がいいかな。待っている時間は長いから。

7/16 13:18

十勝岳方面からきたおっちゃんはあいにくのお天気にガッカリしてた。いつも絶景を見せてくれるわけじゃないからね。こんな日もあるさ。

7/16 13:18

（13:30）下山
ここから十勝岳温泉まで3.8km。1時間半ぐらいかな。

7/16 13:34

「ウコンウツギ」はここが一番キレイだったかも。

7/16 13:36

「ミツバオウレン」

7/16 13:36

一瞬、空が明るくなったから、青空を期待したけど、ダメだった。

7/16 13:37

「キバナシャクナゲ」

7/16 13:39

「ミネズオウ」

7/16 13:40

ここの「チングルマ」もキレイでした。

7/16 13:52

山に入る若い男子が増えてきた気がする。

7/16 13:56

本日2つ目のパン。石じゃないよ。
手袋ぐらい脱げばいいのに。(^^ゞ

7/16 13:56

迫力満点の景色は見れなかったけど、十勝連峰は近いから、また来ればいい。いつか旭岳〜富良野岳まで歩きたいな。

7/16 14:01

段数は数えなかったけど、300段ほどの傾斜の急な階段がある。これは下から撮った写真。

7/16 14:18

それが終わると、分岐まであと少し。

7/16 14:19

滑りそうなところは1箇所だけ。

7/16 14:28

上富良野岳から分岐まではちょうど1時間ぐらい。

7/16 14:44

朝よりもガスガスの安政火口。

7/16 14:44

後ろから猛スピードで下りてくるカップルがいたので安政火口までハイペースで下りれた。負けず嫌いなのさ。

7/16 14:59

(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ...
雲行きが完全に怪しいよ。

7/16 15:09

（15:10）下山完了
ぴったり7時間で下山しました。駐車場はさすがに空いてきた。

7/16 15:14

車無事。洗車しなきゃ。
ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

7/16 15:15

雪渓が心配でミドルカットにしたけど、ローカットかトレランで良かったかも。すっかりローカットがお気に入りです。

7/16 15:33

温泉は初めての「カミホロ荘」。日帰り入浴600円、貴重品ロッカー無料。サウナ、露天風呂あり。ツルツルになりました。

7/15 20:37

運転中はcherryfarmさんから届いたチェリーを頂きました♡美味しかった〜。

7/16 19:20

夜は焼き鳥屋さんで、消費したカロリーを取り返す。鶏レバーうまっ。

7/17 8:01

翌日はオロロンラインの漁港巡りへ。
厚田漁港はお祭りで沖止め。(^^ゞ

7/17 10:17

増毛で海鮮丼。

7/17 11:21

臼谷漁港で両手サイズの生ウニをゲット。
大きさに関係なく1個400円という驚きのプライス！

TOP画

撮影機器：

Df ニコン

ZenFone 2 メモリ4GB/ストレージ64GB SIMフリー ASUS

感想

dominon

せっかくの3連休なので、日帰りで行けるエリアの候補をいくつか挙げていましたが、直前になって雲行きが怪しくなっていき、結局、お山はこの日だけになりました。

山は早い方がいいですが、疲労が地味に蓄積していて、なかなか起きれず、重い腰を上げていきましたが、駐車場から溢れる車たちを見たらちょっとゲンナリしてそのまま帰ろうかと思いました。ハイシーズンはこんなに入ってるんですね。(^^ゞ

気を取り直して歩き始めると、気温はそれほど高くないものの、湿度はやや高めでジワッと全身から汗が出てくる感じでした。山頂までの時間はさほど変わりませんが、ペースアップして先行者をパスしたり、じっくり写真を撮ったりしながら、スピードをコントロールしながら歩けるようになってきたように思います。水分摂取が500mlほどだったので、ちょっと少なすぎるような気もしました。熱中症注意です。

この日、恵庭岳で同年代の女性が遭難した模様です。こうした遭難事故は他人事ではありません。一瞬の気の緩みが事故に繋がることもあるし、慣れた頃に失敗をするものです。明日は我が身と思い、これからも気を引き締めていきたいと思います。
無事に見つかることを祈っています。

コメント

3120m

なんと！
dominonさん、こんにちは

同日に同じエリアだったんですね。
レコを拝見すると、なんとあの北根室RANCHIWAYの533mさんまで！

早いもので、もう1週間たってしまいました。
20日に帰宅後バタバタし、やっと落ち着いてきたところです。

ガス模様でしたが、素晴らしきお花見登山でしね。
何度でも行ってみたい場所がまた一つ増えてしまいました。

私の方は、翌日に阿寒へ行こうと、早めに移動を始めてしまいました。
後になって思うと、山上でテント泊してのんびりもありだったなあとか、
色々思います。
ですが、阿寒も味があってとても良かったです。
また北海道のどこかでお目にかかりましょう。

滞在中にたまたま見た恵庭岳のニュースはショッキングでした。
なんとか早く見つかるといいんですがね。

dominon

Re: なんと！
北海道遠征お疲れ様でした。
去年の遠征で富良野岳方面が未踏だったので、きっとこのエリアに来ているんじゃないかと思っていたので予想的中でした。どこかでスライドするかなと思っていましたが、一足遅かったです。(^^ゞ
今回はガスに包まれてしまいまいたが、お花は本当に見事でしたね。気圧の不安定な３連休でしたが、W阿寒まで登頂して、北海道を満喫されたようで、羨ましいです。(笑)
まだまだ見てもらいたい山がありますから、シルバーウィークにまたいらしてください。