千畳敷〜檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳〜空木岳
- GPS
- 09:18
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,264m
- 下り
- 3,058m
コースタイム
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:16
天候 | 快晴→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
●バス:菅の台バスセンター〜しらび平(片道820円) ●ロープウェイ:しらび平〜千畳敷(片道1210円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●千畳敷〜極楽平 駒ヶ岳神社の鳥居をくぐって左手に進みます。 こちらのルートは乗越浄土方面よりも空いています。 高低差200m弱整備された登山道を登り稜線に乗ったところが極楽平となります。 ●極楽平〜檜尾岳 極楽平から広い稜線を南下します。 ロープが張られた登山道を緩やかに登っていくとほどなく島田娘へと至ります。 島田娘から高低差およそ170mほど下り、2711mピークを経て濁沢大峰まで登り返します。 濁沢大峰直下から登山道は岩場となり、頂上を通過すると稜線は痩せ始めます。 岩場に付けられた登山道にはクサリ場も現れます。 いくつかの小ピークを越えて檜尾岳との鞍部まで下った後、高低差180mほど 先ほどとは打って変わってハイマツ帯の登山道を登り返すと檜尾岳山頂に到着です。 ●檜尾岳〜熊沢岳 檜尾岳から砂礫の登山道を緩やかに下って登り返すと大滝山(2708)へと至ります。 大滝山を通過すると小さなアップダウンを繰り返しながら熊沢岳まで進んでいきます。 熊沢岳の手前からは岩稜帯となり手足を使って登っていきます。 この岩場を通過すると標柱のあるピークへと達し(熊沢五峰の一つ)、 平坦な道を辿るとほどなく熊沢岳山頂へ到着です。 どうやら熊沢五峰は北から数えて2つ目のピークに「熊沢岳」と書かれた 頂上標があり、ここが主峰とされている感じでした。 ●熊沢岳〜東川岳 熊沢岳から小ピークを3つ(熊沢五峰の残り3つ)を通過しながら 緩やかにハイマツ帯のルートを鞍部まで下っていきます。 簡単な岩場を通過し緩やかに登り返していくと東川岳山頂に到着です。 ●東川岳〜空木岳 東川岳から空木岳との鞍部に建っている木曽殿山荘まで高低差170mほどの下りとなります。 この区間、登山道はザレた急斜面となっているので滑らないように注意が必要です。 木曽殿山荘から空木岳山頂までは高低差360mほどの急斜面の登り返しとなります。 ハイマツ帯のガレ場を九十九折に登り、 標高を上げるにつれて周囲は花崗岩へと変わっていき第1ピークへと至ります。 第1ピークから第2ピークまでは細い岩場の稜線をたどり、 クサリや金属製のステップが付けられた急斜面の岩場を登って 第2ピークを南側から通過します。 その後、稜線に復帰して岩稜帯の登山道をひと登りすると空木岳山頂に到着です。 ●空木岳〜菅の台バスセンター 空木岳から菅の台バスセンターまでは高低差2000m強の下りとなります。 まずは空木岳山頂から間近に見えている駒峰ヒュッテまで下ります。 駒峰ヒュッテ手前で尾根ルートとカールルート(空木岳避難小屋経由)との分岐があります。 ヒュッテから駒石を見ながら尾根伝いに下っていきカールルートと合流したのち、 樹林帯に入り整備された登山道を下っていきます。 小地獄、大地獄とクサリ場を経てマセナギと呼ばれる場所を通過すると ルートは登山道と遊歩道の二手に分かれます。どちらも距離は変わらないようです。 二手に分かれたルートは池山小屋の近くの立派な水場で再び合流し、 水場からは広い遊歩道となり林道終点まで快適に歩くことができます。 林道終点からは林道をショートカットする登山道を下り、 駒ヶ根高原スキー場の脇を通過して車道へと出て、 500mほど進むと菅の台バスセンターに到着です。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 早太郎温泉 こまくさの湯 【食事】 明治亭 |
写真
感想
中アはロープウェイを使えば歩き出してから30分もかからずに
3000mクラスの稜線に乗っちゃえるのはモチロン、
山同士が比較的コンパクトにまとまっていて、
日帰りで歩くのにはちょうど良いサイズ感。
そんな山自体の魅力に加えて、表玄関は高速のインターチェンジから近いし、
下山後のアクティビティ(温泉や食事)も周辺にまとまっているのが気楽でいい。
ということで、前々回の山行に続いて中央アルプスへと向かいました。
今回は千畳敷から檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳〜空木岳と中ア主稜の未踏区間を歩き、
菅の台バスセンターの駐車場まで戻ることにします。
中アの主稜線は本当に素晴らしくて。
昨年、越百山から空木まで縦走したときに大興奮しましたが、
今回もそのときに負けず劣らずの稜線が待っていました。
ザ・夏山を味わった日。
梅雨明けしたというのに、なんだか、こう
くっきりパリッとした夏を感じられないここ数日。
だけれども、この日の稜線歩きはサイコーだったぁ〜。
これこれ、夏山だね〜♪と嬉しくなりながら歩く時間でした。
ロープウェイでちょろっと上がってしまって、
そこから急激に歩くのは相変わらず辛いのだけど、
最初からこの素晴らしすぎる景色を眺めて稜線を歩けるのは至福です。
どこを切り取ってもいい景色ばかり。
とくに久々の空木岳、こんなに綺麗だったっけ!
って思うくらい異次元な感じでした。
ここにたどり着くまで檜尾、熊沢、東川と山頂を通るので、
けっこうなアップダウンがあり、きついところもあったけど、
変化もけっこうあるので、たのしく歩けました。
空木岳からおりる道、自分がずっと歩いてきた稜線をみると、
ずいぶん歩いてきたもんだぁ、、と。
青空と雲と山、青、白、みどりがくっきりパリッと。
これぞ夏山!を大満喫した1日でした。
おしまい。
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