花散策の鹿島槍ヶ岳(柏原新道ピストン)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,315m
- 下り
- 2,314m
コースタイム
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 10:20
天候 | 1日目曇り 2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストあり 種池山荘まで濡れた石が滑る |
その他周辺情報 | 大町温泉「薬師の湯」ほか |
写真
感想
鹿島槍ヶ岳登山
前泊して、冷池山荘泊のピストン
扇沢登山口からケルンまで、長く感じる
曇りというかガスで、湿度が高く、サウナの中を登っているみたい
まだ身体が山に慣れないのに、急登が続く
リュックとこすれたスカートがずり上がってくるけど、直す余裕もない(笑)
ケルンを過ぎて、少しなだらかな道になった
途中、「ばごん。どーん」という音が山の向こうから
どうやら、雪渓が崩落したようだ
この暑さでは氷も融けるだろう
「水平道」はラクだが、高さを稼げない
花が多いので撮影しきり
しかし、また、急登に
「鉄砲坂」と命名されていた
樹林帯が切れるとようやく種池山荘
山荘の周りは、お花畑
ハクサンフウロ・ミヤマキンポウゲ・エゾシオガマ
チングルマは風車になっていたけど、大群落が想像できる
名残りの花もいっぱい
花畑が終わると、爺が岳への登り
ガスってて、鹿島槍ヶ岳は見えないけど、
こんな日は、ライチョウ日和だよね!
と言っていたら、やっぱり!
ライチョウ遭遇 ガスがかって、撮影は難しい
お、ハイマツ帯の岩場にもライチョウ親子
爺が岳の南峰は翌日に残して、
初日は中峰に登頂(これだけで爺が岳に登頂したって言える)
爺が岳の周りも花・花・花
冷池山荘を目指すが、意外に下る
これ、翌日、登るのか・・・
植生が再び変わって、樹林帯に
冷池山荘到着
昼食をとって
アタックザックに雨具と飲み物を入れて、
鹿島槍を目指す
(E様は雨具を持たずに出発)
冷池山荘のまわりも花畑から始まる
こちらはウサギギクやハクサンフウロ
布引山山頂にて休憩
鹿島槍まではまだ遠い
そんなときに、ゴロと一音
んー、だいぶ遠いけど、ちょっと心配
もう少し近くでゴロっときたら、撤退の視野に
(E様は急いで登頂しようと、ひとり先を行くことに)
ハイマツもほとんどなく、高山植物帯になってきた
ミヤマダイコンソウ(花は終わってた)・イワツメクサ
チシマギキョウや
わーお、初めてタカネバラが咲いてるの見た!
そして鹿島槍ヶ岳に登頂
(E様は既に下山に)
ガスが取れた瞬間、向かいの五竜岳が
そのうち、五竜もだね〜
下山を始めると、雲間が広がり、遠くに大きな雪渓が
なんと、目の前が立山連峰・剣岳だった
冷池山荘まで雨にならずに下山
宿泊
翌日、晴れた空のもと、下山開始
冷乗越のあたりでは、ブロッケン現象に
ガスが薄くて、くっきりと出なかったのは残念
しかし、ライチョウ親子のお散歩に遭遇
全然逃げない
というか、ヒナが前を歩く人についていく
ライチョウのしっぽしか撮れないよ
大きい段差は、羽根をパタパタってジャンプ
ヒナ4羽!のうち、1羽が道を外れてシャクナゲの中に
お母さんがくぅ、くぅ、と鳴きながら歩く
迷子のヒナもおかあさんの方に慌てて駆け寄る
後ろに鹿島槍ヶ岳、横に立山連峰を見ながら、爺が岳南峰を目指す
360度のパノラマ
南側に霞んで見えるのは、富士山!
霞んでても富士山、ってわかる
八ヶ岳と南アルプスもくっきり
種池山荘の前で休憩し、
ひたすら、ひたすら下山
前夜の雨で石が滑るので、慎重に
それでもつるっと滑りながら、歩みを進める
なかなかケルンまでもたどり着かない
よくここを登ったと自分たちに感心(笑)
沢音が大きくなり、扇沢登山口に到着
前泊は大町温泉郷の黒部高原ホテル
三角の屋根がかわいい
そして、お風呂がよかったので、登山後の立ち寄り湯もここでした
そして、信州手打ちそばをいただいて、帰宅
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