ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 935309
全員に公開
ハイキング
剱・立山

北ノ俣岳 〜飛越新道はワイルドでした〜

2016年08月07日(日) ~ 2016年08月08日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 岐阜県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
18.1km
登り
1,408m
下り
1,388m

コースタイム

山旅ロガーがうまく動作せずログが取れなかったため、手入力になります。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飛騨清美ICから卯の花街道(県道90)で飛騨古川へ。
飛騨古川より国道41号線、471号線で神岡町。
神岡町から県道484号線で飛越トンネルへ。
コース状況/
危険箇所等
神岡町から飛越トンネルまでは、多少狭い部分がありますが路面状態は良く問題ありません。
その他周辺情報 割石温泉は月曜日が定休日。
なので流葉温泉に行きました。
6日土曜日の夕方に登山口到着。
2016年08月06日 17:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/6 17:16
6日土曜日の夕方に登山口到着。
簡易トイレもありますが、水場はありません。
2016年08月06日 17:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/6 17:17
簡易トイレもありますが、水場はありません。
さて翌朝、3時スタートです。
2016年08月07日 01:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 1:50
さて翌朝、3時スタートです。
寺地山まで2時間半上ります。
2016年08月07日 03:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 3:06
寺地山まで2時間半上ります。
やっと分岐点。
2016年08月07日 04:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 4:31
やっと分岐点。
明けてきました。
2016年08月07日 04:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 4:54
明けてきました。
鏡池平です。
あと30分で寺地山。
2016年08月07日 05:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 5:38
鏡池平です。
あと30分で寺地山。
泥濘ロードが続きます。
足の置き所が悪いと、くるぶしあたりまで埋まります。
2016年08月07日 05:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 5:43
泥濘ロードが続きます。
足の置き所が悪いと、くるぶしあたりまで埋まります。
切り株ステップ、超危険です!。
垂直方向からの荷重に留めてください。
鉛直方向以外のトラクションを掛けると一気に持っていかれるので、蹴りだし禁止。
2016年08月07日 05:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 5:44
切り株ステップ、超危険です!。
垂直方向からの荷重に留めてください。
鉛直方向以外のトラクションを掛けると一気に持っていかれるので、蹴りだし禁止。
やっと寺地山に到着しました。
樹林の中で展望はいまイチでした。
2016年08月07日 06:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
8/7 6:04
やっと寺地山に到着しました。
樹林の中で展望はいまイチでした。
寺地山を過ぎるとやっと稜線が見えてきました!
2016年08月07日 06:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/7 6:05
寺地山を過ぎるとやっと稜線が見えてきました!
樹林の間から見えるトンガリは?
笠、槍?
2016年08月07日 06:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 6:36
樹林の間から見えるトンガリは?
笠、槍?
更に泥濘道が続きます。
みなさんのレコにもあった、登山道に水芭蕉の図。
2016年08月07日 06:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 6:47
更に泥濘道が続きます。
みなさんのレコにもあった、登山道に水芭蕉の図。
そろそろ樹林が切れてきた。
2016年08月07日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 6:59
そろそろ樹林が切れてきた。
BlueSky!
快晴でテンション上がります。
2016年08月07日 06:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 6:57
BlueSky!
快晴でテンション上がります。
ここを過ぎれば森林限界か。
2016年08月07日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 6:59
ここを過ぎれば森林限界か。
低灌木帯に水の平があります。
2016年08月07日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 6:59
低灌木帯に水の平があります。
抜け出たかも。
2016年08月07日 07:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 7:03
抜け出たかも。
やっと避難小屋の分岐に到達。
あ〜疲れた。
2016年08月07日 07:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 7:04
やっと避難小屋の分岐に到達。
あ〜疲れた。
小屋へはこの木道を下るとすぐです。
2016年08月07日 07:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 7:04
小屋へはこの木道を下るとすぐです。
北ノ俣避難小屋です。
2016年08月07日 07:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 7:06
北ノ俣避難小屋です。
すぐ前に水場があり。
2016年08月07日 07:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 7:07
すぐ前に水場があり。
中はキレイです。
ほのかに檜の香り。
2016年08月07日 07:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 7:07
中はキレイです。
ほのかに檜の香り。
分岐で休憩中、ホッシー登場。
朝っぱらからギャーギャーうるさく、縄張りを主張中?
2016年08月07日 07:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 7:23
分岐で休憩中、ホッシー登場。
朝っぱらからギャーギャーうるさく、縄張りを主張中?
どピーカン。
2016年08月07日 07:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 7:53
どピーカン。
木道途中に池塘があります。
このあたりから頭痛がひどくなってきた|(-_-;)。
2016年08月07日 07:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 7:57
木道途中に池塘があります。
このあたりから頭痛がひどくなってきた|(-_-;)。
振り返ると大分標高が上がりました。
2016年08月07日 08:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 8:26
振り返ると大分標高が上がりました。
あ〜左手に薬師が見えてきた。
2016年08月07日 09:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 9:13
あ〜左手に薬師が見えてきた。
背後からガスが上がってきて追い越していきました。
2016年08月07日 09:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 9:34
背後からガスが上がってきて追い越していきました。
西側からどんどんガスが上がってきます。
2016年08月07日 10:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 10:01
西側からどんどんガスが上がってきます。
もう少しで稜線だ。
ガンバル。
でもアタマ痛い‥。
2016年08月07日 10:12撮影 by  SO-02G, Sony
8/7 10:12
もう少しで稜線だ。
ガンバル。
でもアタマ痛い‥。
薬師がだいぶ大きくなった。
2016年08月07日 10:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 10:34
薬師がだいぶ大きくなった。
出た〜!、すごい光景。
2016年08月07日 10:33撮影 by  SO-02G, Sony
1
8/7 10:33
出た〜!、すごい光景。
素晴らしい展望です。
薬師、赤牛、水晶、鷲羽の面々。
2016年08月07日 10:35撮影 by  iPhone 6, Apple
2
8/7 10:35
素晴らしい展望です。
薬師、赤牛、水晶、鷲羽の面々。
稜線に出たとで30分くらい休憩。
2016年08月07日 10:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 10:35
稜線に出たとで30分くらい休憩。
双六、三俣の向こうに槍!
2016年08月07日 10:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 10:45
双六、三俣の向こうに槍!
パノラマです。
この方角からは見たことなかったですが、素晴らしい展望です。
燕から見たのと正反対になるんですね!
2016年08月07日 10:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 10:47
パノラマです。
この方角からは見たことなかったですが、素晴らしい展望です。
燕から見たのと正反対になるんですね!
何度も撮っちゃいます。
2016年08月07日 10:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 10:47
何度も撮っちゃいます。
この展望を見ることができて幸せです。
2016年08月07日 10:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/7 10:47
この展望を見ることができて幸せです。
稜線の標識です。
2016年08月07日 10:53撮影 by  iPhone 6, Apple
8/7 10:53
稜線の標識です。
太郎平、薬師への北側方面です。
2016年08月07日 10:49撮影 by  iPhone 6, Apple
8/7 10:49
太郎平、薬師への北側方面です。
黒部五郎方面です。
先のピークが北ノ俣岳です。
2016年08月07日 10:49撮影 by  iPhone 6, Apple
1
8/7 10:49
黒部五郎方面です。
先のピークが北ノ俣岳です。
西側から上がってきたガスで、ゴローが見えたり隠れたり。
2016年08月07日 10:49撮影 by  iPhone 6, Apple
1
8/7 10:49
西側から上がってきたガスで、ゴローが見えたり隠れたり。
北ノ俣岳の山頂。
極楽ですね。
2016年08月07日 11:04撮影 by  iPhone 6, Apple
3
8/7 11:04
北ノ俣岳の山頂。
極楽ですね。
東側はきれいに晴れ渡りクッキリ見えます。
2016年08月07日 10:49撮影 by  iPhone 6, Apple
1
8/7 10:49
東側はきれいに晴れ渡りクッキリ見えます。
薬師方面や黒部五郎方面からの縦走者が次々すれ違います。
みなさん立ち止まったり座り込んで昼食タイム。
1時半ほど佇んでましたが、頭痛が治らないためゴローはあきらめ避難小屋に下ります。
2016年08月07日 11:31撮影 by  iPhone 6, Apple
2
8/7 11:31
薬師方面や黒部五郎方面からの縦走者が次々すれ違います。
みなさん立ち止まったり座り込んで昼食タイム。
1時半ほど佇んでましたが、頭痛が治らないためゴローはあきらめ避難小屋に下ります。
そんでもって避難小屋到着。
2016年08月07日 13:54撮影 by  iPhone 6, Apple
2
8/7 13:54
そんでもって避難小屋到着。
裏口でたとこにトイレ併設してますが、特に臭いません。
ご飯の用意をしてノンビリ過ごしました。
2016年08月07日 14:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/7 14:21
裏口でたとこにトイレ併設してますが、特に臭いません。
ご飯の用意をしてノンビリ過ごしました。
翌朝、床を掃き掃除をして荷物整理。
2016年08月08日 05:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/8 5:47
翌朝、床を掃き掃除をして荷物整理。
お世話になりました。
小屋の維持管理されている方々、ありがとうございました。
大変助かりました。
2016年08月08日 05:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/8 5:55
お世話になりました。
小屋の維持管理されている方々、ありがとうございました。
大変助かりました。
今朝もイイ天気。
2016年08月08日 05:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/8 5:58
今朝もイイ天気。
2016年08月08日 05:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/8 5:58
下界も晴れています。
2016年08月08日 06:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/8 6:41
下界も晴れています。
夏の朝。
2016年08月08日 06:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/8 6:45
夏の朝。
朝から太陽ギラギラ。
行きたい気持ちもありますが、ゴローまで行って体調を崩すと後が困るので泣く泣く下山。
2016年08月08日 07:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/8 7:33
朝から太陽ギラギラ。
行きたい気持ちもありますが、ゴローまで行って体調を崩すと後が困るので泣く泣く下山。
神岡新道への分岐点に到着。
2016年08月08日 07:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/8 7:51
神岡新道への分岐点に到着。
あと30分で登山口。
ゼイゼイ。
2016年08月08日 08:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/8 8:54
あと30分で登山口。
ゼイゼイ。
下山完了。クマは出ませんでした。
ただ昨日の早朝、昇りの途中で異様な獣臭がしたポイントがありました。
ひょっとして‥。
2016年08月08日 09:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/8 9:34
下山完了。クマは出ませんでした。
ただ昨日の早朝、昇りの途中で異様な獣臭がしたポイントがありました。
ひょっとして‥。
車はだいぶ減っていました。
やはり土日で上られる方が多いみたい。
2016年08月08日 09:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/8 9:34
車はだいぶ減っていました。
やはり土日で上られる方が多いみたい。
割石温泉は月曜定休日なので流葉温泉で入浴し帰宅しました。
2016年08月08日 11:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/8 11:53
割石温泉は月曜定休日なので流葉温泉で入浴し帰宅しました。

感想

当初テン泊で飛越新道から黒部五郎、雲の平周回を計画していたのですが、体調不良で頭痛がひどくなり、北ノ俣岳ピストンとなってしまいました。

6日土曜日は移動日にして飛騨清美ICから、飛騨古川、神岡町を経由し夕方に飛越トンネル前に到着、夕食を済ませて20時ごろから就寝しようとしたのですが、気温が高かったせいかうまく寝付けず、22時すぎからようやくウトウトしたのですが、寝たり起きたりで熟睡できませんでした。

朝3時に起きると満点の星空になっており、台風が近づいていたことから天候を心配していたのですが杞憂だったようです。
夜半に車が1台到着されたようですが、まだ就寝中のようです。
寝不足でぼんやりしながらクマ鈴を付けてスタート、北ノ俣岳までCT6時間の昇りになります。
最初笹ヤブの中を上るのですが、朝露で水浸しになりながら標高を上げていきます。都合5日間の食料とテン泊装備が20垓瓩になっておりスピードが上がりません。
30分ほどで最初の標識を過ぎ、電力線の巡視路を過ぎてからアップダウンが続き、神岡新道との分岐まで3時間かかりました。
ここで大休止を取り水分補給と行動食を食べ登りに備えます。
辺鄙な飛越新道でこの時間だと前後に歩く人はなく一人きりで、周囲も真っ暗ですが不思議と怖さはありませんでした。

分岐からはアップダウンはあるものの傾斜は緩み気味、代わりに泥濘が所々現れ
これを避けるのに苦労します。
みなさんのレコにもありましたが、登山道の真ん中に普通に水芭蕉が生えてます。
登山道というより湿地や沼に近い状態のところもあり、歩きずらいことこの上なく、勝手に「泥濘ロード」と名付けました。
また、泥濘ロードには丸太の輪切りが埋め込まれており足場が作られているのですが、これがやたら滑ります。それもリカバリが効かないほど激しく‥。
私は重荷のせいもあり、危うくスッ転びそうになりましたが何とかヒザを突き持ちこたえました。ここで転倒すると悲惨なことになります。
この丸太の足場は上から荷重をかけるだけにしてください。荷重が鉛直方向から少しでもズレるとフリクションが一気に失われ、これでもかというくらい滑ります。

そんなこんなで泥濘を避けつつ寺地山に上り詰めたあたりから明るくなり風も通りだしました。
周囲も樹林の丈が短くなり見通しが効いてきます。所々樹林が消え草地が現れ高度感が増してきます。
樹林が切れだしたあたりから右手に稜線が見えだし思わず「あっ、稜線」と独り言が出てしまいます。
そうするうちに北ノ俣岳避難小屋との分岐に到着です。
ここから上部は這松の低灌木と草原だけになり視界が一気に開け稜線が一望できます。

ここでザックをおろし大休止しつつ、避難小屋の水場で水を補給します。
ついでに小屋の内部を覗くと8帖ほどの板張りで、奥の扉の向こうに手洗いも完備しています。清掃も行き届いており小奇麗な感じです。
分岐で腰を下ろし朝食を食べていると、ホシガラスがやってきてギャーギャー鳴いています。ひとしきり鳴いた後どっかに飛んでいきました。縄張りを主張していたのかもしれません。

この時点で若干頭痛と吐き気があったのですが、とりあえず北ノ俣岳までは行こうと昇りはじめます。
最初は木道が敷かれておりこれを上っていきますが、所々鎹が抜け木が固定されておらず、ガタついたり完全に木道が崩壊している部分もあり、踏む前に探りながら登る必要があります。
池塘を過ぎたあたりで木道も終わり、深く抉れた登山道が続くあたりから二つほど肩を越えると稜線上のピークが見えてきます。
何とかここを上り切った途端、目前に北アルプスの主峰群の大展望が一気に広がり、思わず声が出ます。

西から薬師、赤牛、水晶、ワリモ、鷲羽、三俣、五郎が見渡せ、間から後立山や槍も見えます。
太郎平や薬師から見た光景とまた少し違っていますが、ここからも角度が違って見ごたえがあります。
上り詰めたピークから前方には縦走路の木道が左右に走っており、左は太郎平や薬師方面から、右は五郎や三俣方面から往来する人々が通過されています。
北ノ俣岳は縦走路を右手、南に15分程度行ったところにあり、のんびりピークに向かいます。
西側からガスが上がってきますが、稜線にぶつかって消えるため水晶側は終始晴れ渡り最高の縦走路歩きです。

北ノ俣岳ピークでは往来の人々が足を止め展望に見入ったり、腰を下ろして食事をされたりで賑わっており、自分もここで腰を下ろし大休止です。
結局約1時間ほどピークにいたのですが、頭痛は治らずひどくなっている感じもしたので、周回はあきらめ一旦避難小屋に下り宿泊することにしました。
そうと決まれば下りは小一時間なので、頭痛をやりすごしながらのんびりメールをしたり展望を楽しみ、15時前に避難小屋に入りました。

小屋ではすることもないので、ラジオを聴きながらマットの上でうたた寝をしたり、ごはんを焚いて食事をしたりしてのんびり過ごしていると、夕方に年配の男性が入ってこられました。
この方は岐阜から来られ明日薬師に登る予定で今晩宿泊されるとの事。
日曜日だったのでたぶん一人で宿泊だと思っていたところ、思わぬ話相手ができました。日が暮れた7時頃に就寝するまで、山にまつわる話を色々させていただき楽しく過ごせました。ありがとうございました。

翌朝は3時頃一旦手洗いに起き、寝なおした後4時に起床。
今朝も快晴の様子で同室の方は5時すぎに出発されました。
自分は昨日より調子は良くなりましたが、まだ本調子ではなく五郎岳まで行けなくもなかったのですが、明日以降で体調不良に陥ると帰れなくなるため下山することにしました。
食事をし荷物を整え小屋の中を掃き掃除し戸締りをして6時に小屋を後にします。

外に出て稜線を見上げると晴れ渡っており、結構迷いましたが下山することにします。下界も晴れておりやっと天候も夏の安定期に入ったようです。
ここからは順調に下りをこなし9時半すぎに登山口到着。

帰りは道の駅宙ドーム・神岡で食事と家族にお土産を買い、割石温泉に立ち寄りましたが月曜は定休日だったため、国道41号線沿いの流葉温泉に浸かり帰宅しました。
予定通り周回出来なかった点は残念でしたが、静かでワイルドな飛越新道を体験出来た事と北アルの主峰群を眺めることができ、殊の外満足な山旅でした。

おわり

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:814人

コメント

大変お疲れ様でした
秋の山行、楽しみです🎵
2016/8/9 18:04
雲ノ平
はい、奥大日から間近に見える剣、見てみたい。
雲の平、楽しんできて下さい。
2016/8/10 4:37
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら