奥穂高岳・前穂高岳 その頂は遙か上にあった
- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,195m
- 下り
- 2,179m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 3:25
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 9:45
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 3:00
- 合計
- 11:05
天候 | ■8/13 晴れのち曇り ■8/14 晴れのち曇り 夕方から雨 ■8/15 雨 夕方から晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車で沢渡駐車場へ アルピコ交通バス 沢渡→上高地バスターミナル 登山口:上高地バスターミナル 下山口:上高地バスターミナル ■帰り アルピコ交通バス 上高地バスターミナル→沢渡 車で沢渡から帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道 (1)上高地バスターミナル〜岳沢小屋 【グレードB】 特に危険な場所はありません。 (2)重太郎新道(岳沢小屋〜紀美子平) 【グレードD・長野県警による要注意箇所】 ハードモード登山道です。 急な登りが続きますので、水分は多目に。 序盤の岩場はハードです。 終盤にも、長い岩場が続きますので、慎重に。 (3)紀美子平〜前穂高岳 【グレードC・長野県警による要注意箇所】 ごつごつした岩場が続きます。慎重に。 (4)吊尾根(紀美子平〜奥穂高岳) 【グレードC・長野県警による要注意箇所】 奥穂高岳近くの長いクサリ場は慎重に。 雨で濡れていたりすると危険になるでしょう。 (5)奥穂高岳〜穂高岳山荘 【グレードC・長野県警による要注意箇所】 穂高岳山荘手前のハシゴ、クサリ場はかなり神経を使います。 (6)穂高岳山荘〜ザイテングラード〜涸沢 【グレードC・長野県警による要注意箇所】 急な坂でガレています。クサリ場は慎重に。 |
その他周辺情報 | ■目にした花 アキノキリンソウ アザミの仲間 ゴゼンタチバナ イワギキョウ イワツメクサ ソバナかハクサンシャジンか シモツケ トリカブトの仲間 オンタデ オトギリソウ ウサギギク ハクサンフウロ ヨツバシオガマ |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25000地形図(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
熊鈴(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
トイレットペーパー(1)
ウェットティッシュ(1)
フェイスペーパー(1)
日焼け止め(1)
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
計画書提出用(1)
雨具上下(1)
防寒着(1)
ストック(1)
水筒(1)
時計(1)
カメラ(1)
ズームレンズ(1)
カメラメンテナンスキット(1)
予備カメラ電池(1)
予備SDカード(1)
モバイルバッテリー(2)
時計の充電ケーブル(1)
USB充電ケーブル(2)
非常食(1)
おふろセット(1)
歯ブラシ(1)
アンダーウェア(2)
靴下(2)
帽子(1)
サングラス(1)
マスク(2)
スパッツ(1)
ザックカバー(1)
テント(1)
グランドシート(1)
ジェットボイル(1)
コッヘル(1)
マグカップ(1)
寝袋(1)
マット(1)
雑巾(1)
ウィダーインゼリーみたいなやつ(1)
カステラ(1)
|
---|
感想
再び、穂高に挑みました。
昨年、フレッシュ氏と穂高に挑戦したものの、結果は、散々でした。
はるばる穂高を目指して涸沢までやってきたものの、悪天候で、どのピークにも登れず、やむなく涸沢から撤退した昨年の夏。(↓のレコ)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-708657.html
今度こそはと、(涸沢ルートを何度も通るのはさすがに萎えてきたので)岳沢からの入山に切り替えて、穂高に挑戦。
重太郎新道を越えなければいけないという問題はあるものの、覚悟して
上高地→岳沢(泊)→前穂→奥穂→穂高岳山荘(泊)→涸沢→北穂(泊)→涸沢→上高地
というプランを計画し、実行に移すことにしました。
ただ、いきなり問題が・・・
岳沢小屋が満員になってしまい、小屋に泊まれないという事態が発生したのですorz
そうなると、このプランを完成させるには、テントが必須。
重太郎新道をテント担いで登るなんて、いくらなんでも厳しすぎるだろうと思いましたが、こうなってしまったものはもう仕方がない。
覚悟を決めて、テント装備で挑むことになったのです。
■8/13(初日) 岳沢まで
松本駅でフレッシュ氏と合流して、沢渡駐車場へ。沢渡からバスに乗り換えて、1年ぶりの上高地入り。
そこからは岳沢まで登って、さっそくテントを張ります。
■8/14(2日目) 重太郎新道・前穂・吊尾根・奥穂
翌日、朝方はガスったものの、天気はやがて快晴に。
しかし、午後は雨になるという予報があり、心配しながら岳沢を出発です。
テントを撤収して、重太郎新道を登り始めます。
さすがに、岳沢から稜線まで、直線距離にして約1100mで、高低差740mを一気に上り詰める道は、尋常ではないです。もう、ほとんど壁ですよ壁。実に約67%の勾配ですから、もう大変です。
おまけに、平坦な道や下りの道というものがほとんどなく、ひたすら登りなのです。こんなに一辺倒な道はあまり見ないかも。
こんな道を作っちまった今田重太郎さんはすげーわー。
ひーひー言いながら、這う這うの体で紀美子平にどうにか到着。
雨の予報も心配ですし、疲れているので、前穂に行く気があまりなくなってきましたが、体に鞭打って前穂へ。
山と高原地図では紀美子平から30分と書かれていたけど、1時間近くかかったぞ・・・
しかし、それでもどうにか好天の前穂頂上へ。
槍までは見えませんでしたが、穂高や涸沢を一望できるパノラマを堪能できました。奥又白池も見れましたし、良かったです。
その後は、時間が押しているので、雨の予報に怯えつつ、急いで吊尾根を奥穂方面に進みます。
このあたりからガスガスになってきて、吊尾根ではあまり景色を楽しめませんでした。まあ時間も遅いからしかたないか。
どうにか雨は降ることなく、奥穂をゲット。
そして、穂高岳山荘に付いたところで、すこし雨がぱらついてきました。
あらかじめ小屋を予約していたのですが、せっかくテントを持ってきているのですから、予報によってはテント泊にしようとおもいましたが、雨の予報なのでおとなしくそのまま小屋泊にしました。
重太郎新道をテント持参であがり、そして使わないという。どれだけドMなんだ(笑)。
翌日は涸沢まで下りてから北穂の予定でしたが、ちょっと微妙かも。
■8/15(3日目) ザイテングラード・横尾谷
3日目。
涸沢岳に寄ってから、下山開始。
ガスガスでしたが、涸沢まで下りてきたところで本降りの雨に。
これは、北穂は無理やね・・・
ここで下山することを正式決定。
涸沢小屋に1時間強避難して、弱まったタイミングをみて下山しますが、結局ずぶぬれになってしまいました・・・
どうしていつも涸沢は雨なのか(まだ2回ですけど)。
横尾から徳沢、明神といつもの道を進みます。
明神で晴れてきたので、ひさしぶりの明神池に立ち寄って、美しい池を堪能。
そしてバスターミナルから無事沢渡まで帰還したのでした。
■おわりに
夕方には晴れたので、北穂に行けば良かったかなという思いはありますが
あの大雨で南陵を上がるのはしんどかったと思うので、まあ良しとしましょう。
北穂をやめたことにより、1日あまってしまったので、翌日は高山観光をしてから、解散しました。
さて、先に穂高に行ってしまったが
いい加減槍も再挑戦しないとな・・・
山は続く。
――EXPLORING RECORD――――――>>
ヤマレコ 108記録
3000m峰 9/21(+3 奥穂高岳、前穂高岳、涸沢岳)
日本百高峰 21/100(+3 奥穂高岳、前穂高岳、涸沢岳)
日本百名山 34/100(+1 穂高岳)
日本二百名山 44/200
日本三百名山 55/300
一等三角点百名山 17/100(+1 前穂高岳)
都道府県最高峰 9/47(+2 奥穂高岳:長野県、岐阜県)
――――――――――――――――――
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する