笠ヶ岳(新穂高起点→双六小屋経由)
- GPS
- 25:33
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 2,991m
- 下り
- 2,981m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:27
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 9:46
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:06
天候 | 14日晴れ 15日曇り→雨→晴れ 16日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日21時過ぎ到着で、驚くほどすんなり入れました。まだまだ余裕ありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小池新道・・・比較的斜度も緩く歩きやすい。登山者が多いのも納得。 双六→笠稜線・・・アップダウンが大きく結構しんどい。間に小屋、水場がない長丁場なので、水分・食糧の補充はしっかりしておきましょう。 笠新道(下り)・・・全体的に斜度が大きく厳しいコース。石が多く転倒・スリップに注意。杓子平までは大展望で気持ち良い。後半樹林帯をジグザグ下って行きますが、標高差1000mを延々と同じような景色の中進むので(晴れていると常に槍穂高を眼にするので高さの目安にはなります)、体力的にも精神的にもかなり参りました。 登山ポスト・・・新穂高登山指導センターに入山、下山届提出。登山口にもポスト有り。 トイレ・・・新穂高・コース上の各小屋にて |
その他周辺情報 | 中崎山荘奥飛騨の湯 日帰り入浴料\800 お盆休み最終日だからか非常に空いていて快適でした。 意外なことに、ロープウェイや新穂高温泉周辺に目立った観光施設がなく、飲食やおみやげ店を探すのに苦労しました。 結局少し離れた道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」へ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
二日目の朝、実は非常に迷っていた。このまま予定通り笠ヶ岳へ向かうか、小池新道から下山するか。
出発時点では、雨は降っていなかったので、とりあえず一つぐらいはピークに登ろうと樅沢岳に上がる。もちろんまったく視界は無く、双六小屋に戻る。
とにかく弓折分岐で判断しようと双六を発つ。途中パラパラと落ちてくるものの、雨は本降りにはならず、弓折分岐に着いた。
途中で降られると逃げ場がないので多少不安はあったが、笠に行きたい意欲が勝って、続行することにした。
秩父平辺りに来ると、ついに大粒の雨が降り出した。この辺り結構急登が続くのと、レインウエアの内側もぼとぼとになり始め、きつい状況になる。停まると体が冷えるので、なるべく歩き続けた。
体調と気持ちはよい状態を保てたので、どんどん前に進むことはできた。
抜戸岳辺りで気がつくと、ガスが取れ笠ヶ岳方面の稜線も見えている。雨の山は越えたかなと安堵、見えてから着くまで結構長かったけど・・・。
テントを張る元気はなかったので、小屋泊にあっさり変更。申込を済ませ、濡れものの片付けなどしていると、外が明るくなってきた。出てみると、太陽が照り向かいの槍穂高もガスが取れ、青空になっていた。
奇跡や、神掛かってる。
すぐに笠ヶ岳山頂に向かう。山頂からは、槍穂連峰、双六〜黒部五郎〜薬師〜立山(たぶん剣の頭も)、鷲羽、水晶、雲の平がすっきり見渡せる。雲海には乗鞍、御嶽、遠くに白山が浮かんでいた。
本当に決断して来て良かった。たいそうだが、あきらめていた分感動も増した。
同泊の方たちも同じ思いで、話もはずんだ。
結局三日目も、終始よい天気で素晴らしい景色を堪能した。これだから山はやめられませんね。
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