雨ニモマケズ 八ヶ岳テン泊縦走 北から南へ(蓼科山登山口~観音平)
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- GPS
- 37:28
- 距離
- 45.4km
- 登り
- 4,420m
- 下り
- 4,587m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:44
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:06
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 11:25
天候 | 22:雨、23:大雨、24:晴後雨、25:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大阪21:40-(高速バス茅野・諏訪−大阪線6000円)-6:36茅野8:10-(蓼科高原ラウンドバス1350円)-9:45蓼科山登山口 復路: 観音平12:25-(車で移動)-12:40小淵沢12:59-(JR1770円)-13:19上諏訪(片倉館にて入浴)16:26-(高速バス茅野・諏訪−大阪線6100円)-22:31大阪 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北八ヶ岳:緑の濃い苔の楽園。雨が降ると、登山道が沢と化します。登山靴の水没に注意! 南八ヶ岳:横岳、赤岳、阿弥陀岳、キレット、権現岳等、岩々の岩峰が続きます。気を引き締めて行きましょう。 |
その他周辺情報 | テン場: 双子池キャンプ場 テント 800円、水無料 ※工事中で、本来の水場の雄池が使えないため、小屋で分けて頂く 黒百合ヒュッテ テント1000円、水無料 ※小屋のポリタンクから分けて頂く キレット小屋 テント 550円、水場はテン場から5分ほど下った場所 下山後の温泉: 片倉館 上諏訪駅より徒歩8分 大人650円 http://www.katakurakan.or.jp/natural_hot_spring.html |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
甲府に出張で3週間ほど、滞在していたことがある。
職場の窓からは、八ヶ岳や富士山が見えた。その頃は、今ほど山に興味を持っておらず、風光明媚な光景を楽しむに過ぎなかった。
今回、初めて八ヶ岳を訪れる。せっかく取得できた有休を使っての長期遠征なので主稜線を、とことん歩いてみたい。主稜線+阿弥陀岳ピストンに、本沢温泉で野天風呂に入る3泊4日の計画を立てた。出発時の天気予報は、前半2日は雨、後半2日は持ち直しそうとのことで、後半戦に期待していました。
以下、道中記録です。
◆1日目 蓼科山登山口~蓼科山~双子池ヒュッテ(テン泊)
大阪から夜行バスで茅野に入り、蓼科ラウンドバスに乗り継ぐ。バスは少し遅れてやって来た。利用者は私独りだけでした。お陰様で、地元の運転手さんにガイドしてもらいながら、八ヶ岳山麓ドライブを楽しんだ。今年は天候不順で雨が例年より多いこと。以前は山麓別荘地が人気だったが、今では会員制リゾートホテルの方が人気があること。蓼科には至る所に温泉が湧いているが、白樺湖や車山高原に温泉は少ないこと。八ヶ岳にもスキー場はあるが、スキー客の多くは信州に流れてしまうこと、等を教えてもらった。普段は大きく見えるはずの八ヶ岳は、まだ濃いガスの中に居る。ピラタスのロープウェイ山麓駅にある綺麗なトイレに立ち寄り、バスは蓼科山登山口へ移動した。ようやく登山口に下り立つ。
既に予報通り本降りの雨が降っており、女ノ神茶屋の軒を借りて、準備を済ませる。ストームクルーザ(20年選手の年季物)とテムレスに身を固め、笹の登山道を歩き始めた。しばらく進むと、可愛いオコジョとばったり出会う。北ヤツの森は、自然が深い。
ここの登山口はビーナスライン上1700m付近にあるので、山頂まで800m程の登りだ。急坂を登っていくと、最後は岩のゴーロ帯に変わり、山頂にたどり着いた。ガスガスのため展望無し。先を急ぐ。蓼科山荘に立ち寄り、ランチ休憩させて頂く。ラジオがナイスな良い小屋でした。コーヒーを入れて温まり、パンを頂く。雨の日は、小屋のありがたみが判ります。
ゆっくり休憩していると、団体さんが小屋前を大勢通り過ぎていく。流石は人気の八ヶ岳。雨でもハイカー団体がバスで入山しているようだ。八ヶ岳は取り付きの登山口に駐車場が充実しており、日帰りでアクセスする人も多かった。近くにあれば入り浸りになりそうな良い山だ。
休憩後、大河原峠、双子山を経て、双子池へ。雨の中、よく歩きました。双子池ヒュッテでテン泊受付。この日はもう一人小屋止まりの方が居られました。落ち着いた雌池湖畔の樹林帯の中にテントを張って、ぐっすりと休んだ。雨は夜通し降り続いた。
◆2日目 双子池ヒュッテ~北横岳~縞枯山~茶臼山~丸山~中山~黒百合ヒュッテ(テン泊)
初日のペースから考えて、雨の北ヤツは、CTで歩くのが精一杯。とても当初予定の本沢温泉までは足が届かない。この時点で、黒百合ヒュッテを本日の目的地に変更。
降り続く雨の中、テントを撤収して歩き始める。まずは北横岳に向かう。山頂は相変わらずガスガスでした。そこから坪庭へ。ここはロープウェイで上がってくる人向けに散策道が整備されており、家族で来るなら丁度よいかも、と思った。トンガリ屋根の縞枯山荘を過ぎて、縞枯山に向かう。予想以上に急登が続いて、へたばる。
頭の中では、なぜかダースベイダーのテーマがヘビーローテーションしていた。これじゃだめだ。こんな時はロックンロールで気分を切り替える。ツェッペリンのロックンロール、ブラックドッグ、移民の歌等を口ずさみながら急坂を登り、たどり着いた縞枯山で一休み。しかしどこもかしこも登山道は水浸しだ。雨の北八ヶ岳は登山靴よりゴム長が必要だとマジで思った。
その後、展望台で、双子池の小屋に泊まっていた方が私に追い付いた。そこからは2人で歩いた。彼はロングトレイル歩きに興味が有り、私と趣向が似ていた。今まで大峰奥駆道、高島トレイル等を歩いたことを話すと、いつか行ってみたいとのことでした。今後、どこか(信越トレイル等)で再会できるかもしれない、と思った。山話をしながら歩くと時を立つのを忘れる。アッと言う間に麦草ヒュッテに到着。普段ソロの私にとっては新鮮な経験だった。東京から来た彼は、小渕沢まで行く計画を変更し、ここで山を下りるという。彼はファストパッキングスタイルでトレランシューズを履いていた。沢のような登山道に防水性のないトレランシューズで歩き続けるのは辛い。その日はバスが走っておらず、ヒッチハイクが成功することを願って、彼と別れた。
丸山を越えて、高見石小屋へ。雨足が強くなったため、小屋前ベンチをお借りして、少し雨をやり過ごす。勢いが収まったのを見計らって、中山へ出発。中山へはさらに悪路が続く。先程の彼が行っていた通り、水溜りがさらにデカイ。まるで沼。結局、ドボンしてしまい。ブーツの中まで水が浸水!ハイカットのゴアのトランゴが浸水するなんて、想定外。後に、靴擦れの原因となった。
歩き疲れて、黒百合ヒュッテに到着。ここのテン場は、パレットがあり、雨でも快適にテン泊出来た。冷えた身体を小屋のストーブで暖める。ここでお話させて頂いた方は、大阪から来た御年66才のベテランのおっちゃん。ヤツは2度目で、今回は西天狗をピストンした後、本沢温泉に下りると聞いた。北アルプスから山に入ったが、千枚小屋の小屋番さんが、おっちゃんの知り合いらしく、10年くらい南アルプスに通ったそうです。悪沢、赤石、聖と続く雄大な縦走路は、私も大好きです。できることなら、何度でも歩いてみたい。おっちゃんにとって、初めての山は、なんと北鎌尾根に連れて行かれたそうです。恐ろしすぎる。経験者が一緒だったからロストすることはないと、言っていたけれど、いきなりは登れないよなぁ。昔の人はやることが違うなぁ、と思った。おっちゃんは無事、槍まで辿り着き、以降、大の山好きになったそうです。
身体がすっかり暖まった所で、おっちゃんに挨拶してテントに戻った。明日は晴れてくれよ。心の中で祈りながら、眠りに就いた。
◆3日目 黒百合ヒュッテ~天狗岳~硫黄岳~横岳~赤岳~阿弥陀岳~赤岳~キレット小屋(テン泊)
夜明け前にテン場を出発。今日は天気が良さそうだ。それだけで気分が良かった。稜線で久々の太陽を拝む。とっても暖かい。お日様の有り難みが見に染みた。天の恵みに感謝。
まずは東天狗岳へ。双児峰の西天狗岳は目と鼻の先にあったが、今日は行程が長い。阿弥陀岳ピストンの予定なので、時間と体力を温存して西天狗はまたの機会に残しておいた。夏沢峠まで下りて、いよいよ南八ヶ岳へ入る。ヒュッテ夏沢からは硫黄岳の荒々しい爆裂火口が見えた。すごい迫力だ。火口の淵の登山道を辿って、硫黄岳山頂に到着。爆裂火口は圧巻だった。これを見れただけでも、来てよかったと思えた。
しかし、この時既に、靴擦れがひどく、足を引きずりながら歩いていた。ブーツの浸水は想定外。(下山後の換えの靴下は、薄い靴下しか持ってきていない)。濡れた靴下で長距離を歩けば、皮がふやけて、靴擦れするのは当然なので、仕方がない。こんな状態で阿弥陀岳なんて大丈夫か?と不安になった。
横岳で休憩中に、テン泊装備で縦走中の女性から声を掛けられる。聞けば、黒百合ヒュッテで隣接テントの方でした。私は日の出前に出発し、遅れて彼女も出発した。当初は、蓼科山から小淵沢を目指す予定だったが、天気が崩れたため、蓼科山はパスして、麦草峠から入ったらしい。最終ゴールは小淵沢で、今日は青年小屋まで行く予定とのこと。でっかい装備を担いでいるが、軽快な足取りで先に進んで行きました。小柄ですが、とってもパワフルな方でした。
横岳の岩場を越えて、ようやく赤岳展望山荘にたどり着いたときには、靴擦れが痛くてゆっくり小股歩きしかできなかった。根性だけでは、この先進めないと思った。なんとかできないかと考えて、テーピング(キネシオテープ)を持ってきていたことを思い出す。なんで今まで気が付かなかったのか?(長距離を少しでも楽に歩けるように、足の筋肉のサポート用に持ってきていたが、まだ使っていなかった)
展望山荘のベンチで、両足のブーツと靴下を脱ぎ去り、ザックの奥からテーピングを取り出し、ペタペタと張りまくる。靴下は相変わらずビチャビチャなので仕方ないが、テーピングが乾いている間は、快適に動けるだろう。
果たして、テーピングが功を奏し、痛みは柔らぎ、大分歩けるようになった。
赤岳山頂でランチ休憩。いつもの様に、パンとコーヒーを頂く。時折姿を見せる阿弥陀岳が、かっこよかった。昼食後、少し下りて、キレット分岐にザックをデポして、空荷で阿弥陀岳のピークハントに向かう。長いはしご有り、切り立った壁有りの楽しいアスレチックコースでした。登り疲れて阿弥陀岳山頂に到着。阿弥陀如来にお詣りしました。阿弥陀岳は、主稜線からは少し外れていますが、頑張って登るだけのことはあるお山でした。(ただ、テン泊装備を背負ってはしんどいお山だったったかと思います)
再び、コルまで下りて、もと来た道を戻る。喘ぎながら赤岳を登り返した。
キレット分岐に近づいた頃、小雨がパラつく。マジか?まさか今日もカッパを着るの?とちょっとがっくり。しかし、キレットを下る途中で本降りになったため、岩陰で、ついに今日もカッパとテムレスの完全装備の装着となった。地図を確認するとキレット小屋までは後250mの標高差。日没までは1.5時間。どんなに遅いペースでも1時間もあれば日没までには小屋までたどり着ける。ルートをロストしないようにゆっくり確実に歩を進めた。(ここはペンキがしっかりマーキングされており、ちゃんと確認さえすれば、ロストすることはない)。
歩き疲れた頃、キレット小屋に到着。受付を済ませて、テン場に移動し、テントを張った。3日連続雨の中、テント設営。フライの乾く暇もない。でも、いったん建ててしまえば、テントも極楽。今日もよく歩いた。明日こそ、天気が回復することを祈って、眠りに就いた。
◆4日目 キレット小屋~権現岳~編笠山~観音平
今日も、日の出前に歩き始めた。空が美しい色に変わる。私はこのマジックアワーを歩くのが大好きだ。
いよいよ縦走の最終日。今日はJR小淵沢駅まで歩く予定。(観音平から小淵沢までCTで2時間。途中に温泉も有る。)
まずは、権現岳を目指す。ここもなかなか険しい道でした。
途中、稜線の東側からガスが上がってきた。そこに太陽の光があたり、見たことのない幻想的な世界が出現。素晴らしい!しばし立ち尽くして、黄金色の光景を眺めた。
長いはしごを登りきり、権現岳へ。頂上は尖っており、ヤツの権現さんはとってもかっこよかったです。ガスの切れ目から南アルプスや富士山の絶景がみれた。嬉しかった。そこから青年小屋へ下りて、しばし小屋前で休憩。
ここから見上げる編笠山は、カッコイイ。ゴーロの上に、美しい樹林帯が続く。最後を飾る山にふさわしい山でした。急登を登りきり編笠山山頂へ到着!
南アルプスや富士山が展望できた。(こんなに歩いてきたのにも係わらず、ここで稜線が終わってしまうのは寂しい気がした)。絶景を目に焼き付けて、さあ、下山。まずは観音平を目指す。しかし、ここからがきつかった。延々と急坂を下りることになる。テーピング効果もとうとう役に立たなくなってきた。特に前向きに下りる際の、足指への負担が大きく、靴擦れがひどくなってしまい、指の皮が破れてめっちゃ痛む。最後は横向きや後ろ向きになりながら、だましだまし観音平まで下りた。
状態が良ければ、小淵沢まで歩けるが、今日は最悪だ。できれば、ここで縦走を終わりにしたい。駐車場入口ベンチで、後続の方が下山されるのを待った。
折しも、男性2人組が下山してきたので、話をして、車に便乗させて頂けることになった。本当に助かりました。どうもありがとうございました。
お2人は甲府在住の高校時代の同級生で、山にはよく2人で登りに来るとのこと。八ヶ岳は久しぶりで、大菩薩嶺、瑞垣、鳳凰三山、南ア等に日帰りに行くことが多いとのこと。今回も日帰りで青年小屋ピストンで早めに下りてきたそうです。やはり甲府は山へのアクセスが良く、山好きには良い場所だと思った。テン泊で縦走してきたことを話すと、「日帰りが多くて、本格的な山でのテン泊は、まだ無理」だとおっしゃっていました。でもよくよく聞いてみると、槍穂の稜線をテン泊縦走の経験があるとのこと。凄い!大キレット、歩いたことあるやん。でも、若い頃の話で、山を良く知らず、ホームセンターで購入したファミリーテントを担ぎ上げて、北穂から入り、大キレットで抜群の高度感に恐い思いをして、やっと辿り着いた南岳のテン場で寒くて一睡もできなかったんだって。いろいろ修羅場をくぐられている様でした。
山以外に自転車もされるとのことで、バリバリ体力がありそうなお二人でした。本当にありがとうございました。
小淵沢まで送っていただいた後、電車で上諏訪に移動して、温泉で汗を流した後、大阪行きの高速バスに乗り、帰途に着きました。
雨に降られ続けた4日間でしたが、やっと拝めたお天道さまと美しい雲海、ド迫力で迫る硫黄岳の爆裂火口や、黄金色の絶景に感動し、雨の中でも、なんとか旅を終えることが出来て良かったと思います。
八ヶ岳連峰は、小さな山域に魅力的な山が集まっている。小屋が充実しており、とっても歩きやすい。今回、雨で辿り着けなかった本沢温泉にも、またの機会に訪れようと思います。
今日も良い山でした。
(1日の消費量 水2L(行動中のみ、食事除く)、燃料80ml(夜30ml+朝30ml+昼20ml)
荷重15kg、アルファ米 7食/8食、行動食 500ml×1/2本)
凄いですね❗今後の記録を楽しみにしてます。
T-sanpoさん、こんばんは。
台風と前線の影響で、雨続きの連休でしたね。半端なく水を蓄える北ヤツは雨が降ると、登山道が沢(一部、沼?)と化して歩き難いです。本当に、ゴム長が欲しくなりましたよ。
完全縦走、おめでとうございます。
kickeyさんの強い意志なら必ず成功すると思ってました。
私の方は、ヒッチハイクもすぐに上手くいき、
夕方には家で「しばらく山はいいや〜」なんて寛いでました。
ただ、レコを読まさせていただきますと、
今週末にでも、続きを歩きたくなってきましたよ(また、雨予想ですが…)。
お話の通り、私の行きたいコースを歩いておられてますね〜
レコ、参考にさせていただきます。
それでは、また、どこかのトレイルで。
omusubi-yamaさん、こんばんは。
黒百合ヒュッテのテン場で、ルナソロのタープテントの姿がなかったので、ヒッチハイクに無事成功したんだな、と思っていました。二人で話しながら歩くと、ひょいひょい進むので、楽ちんでしたね。あの後、中山へのほぼ沼と化した悪路の登山道で、みごとドボンしてしまい、後半戦が大変なことになってしまいました。雨の北ヤツは舐めたらあきません。
はるか関西からの遠征なので、雨が降ろうと、気合で歩きました。
(日帰り可能な近くのお山なら、ここまで気合は入らないのですが...)
また、どこかのお山でお会いしましょう!
kickeyさん、大変お疲れさまでした。
今年の遠征もなかなかにロングでハードなコースばかりでしたね。
今回のレコを拝見していて、考えてみたら私も40年前の学生時代にほぼ
同じルート(阿弥陀岳には寄りませんでした)を歩いたことを思い出
し、感慨深く写真やレコを読ませてもらいました。
その時は私もテント泊でやはり双子池と黒百合ヒュッテに泊まったと
思います。そして3日目は、名前も施設もすごく変わってるようですが、
赤岳直下の赤岳天望山荘(当時は石室とか避難小屋だったような)に
泊まって、朝起きたら靴がバリバリに凍っていた(季節がゴールデン
ウィークの頃だったと)のを記憶しています。(変なことばかり覚えて
るものです)
今回は全体にお天気が良くなかったようで、またそのおかげで靴擦れも
起こして..でも駐車場から車で駅まで送っていただいたりもして、そう
したトラブルや山仲間との出会いを含めてこの山行も長く記憶に残ると
思いますよ
そう言えば、自分はあの長~い山麓をとぼとぼと友と二人で駅まで歩い
たと思います。。アルバム見たら途中の風景や走っている蒸気機関車の
写真もありましたから。。
chamchanさん、おはようございます。
同じコースを40年前に歩かれていたのですね。
その頃は、駅前に展示されていたSLが現役で活躍していたのでしょう。
40年前の記憶を覚えているなんて、すごいですね。
(私はその頃、まだ幼稚園。その頃の記憶といえば、おたふくかぜで、
楽しみにしていた中山寺奥の院への遠足に行けなかったこと、くらいでしょうか。)
当時と比べると、街の風景は大きく変わっているのでしょうが、
人工物(山小屋やハシゴ等)以外の山の風景は、それほど変化がないのではないでしょうか?
今年の縦走を振り返ってみると、
初めに劔へ登ることができたたことが大きかったと思います。
険しい岩峰のコースを空荷で突破できたことが、テン泊装備を背負って
後立山連峰を歩けることに繋がったと思います。
北アには魅力的な稜線が一杯!何度でも歩いてみたい。
まだまだ北ア通いが続きそうです。
毎度、テン泊、縦走…凄いです!!
お手本レコでございます。
でも逆立ちしても、マネ出来ないですけど…
行動食いっぱい持参してもサッと食べれない事多くて…
ステイックハチミツ、いいですね
本沢温泉いいなあ…思ってるんですけど、入らなかったの〜?ですね
nara7さん、おはようございます。
雨の中、歩き続けた縦走となりました。
長雨の後、やっとお日様が覗いたときは、それだけで感動してしまいます。
普段は感じることのない、お日様の温もりの有り難さをしみじみと感じました。
テン泊で、3連チャン雨は凹みましたが、これを乗り切れたことで、雨に対して耐性ができました。台風並みの強風さえ吹かなければ、雨でもテントで行けると思います。
ついに山では乾くことのなかったフライシート。家に帰って、翌日干して、ようやく
元の状態に戻りました。装備もよく頑張ってくれました。
本沢温泉は楽しみにしていましたが、今回は雨に阻まれ、届きませんでした。
硫黄の効いた野天風呂、またいつか入ってみたいと思います。
行動食は、乾き物は疲れたらなかなか喉を通りません。
スティックはちみつは、どんなときでも栄養源となるのでおすすめですよ。
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