関西の超人気コース=ダイトレ+紀泉アルプスで一人ワンハンドレッドにチャレンジ(金剛山地&紀泉アルプス=二上山⇒岩橋山⇒大和葛城山⇒金剛山⇒岩湧山⇒三国山⇒和泉葛城山⇒城ヶ峰⇒お菊山)


- GPS
- 25:04
- 距離
- 86.1km
- 登り
- 5,435m
- 下り
- 5,484m
コースタイム
- 山行
- 21:13
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 23:48
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/graph.php?did=1098566
と比較すると、以下のように今回は距離、累積標高ともにはるかに多いですが、
疲労度は多紀アルプスの方が圧倒的に大きく(下山後3日位足腰が筋肉痛だった)、
平均速度も遅かったので、ダイトレがいかに歩きやすいかが分かります。
4/2多紀アルプス 今回
出発時刻/高度:23:17 / 123m : 08:03 / 101m
到着時刻/高度:18:55 / 109m : 09:13 / 25m
合計時間 : 19時間37分 : 25時間10分
合計距離 : 57.04km : 86.39km
最高点の標高 : 762m : 1105m
最低点の標高 : 109m : 20m
累積標高(上り): 3440m : 5153m
累積標高(下り): 3454m : 5233m
平均速度 :2.9km/h :3.4km/h
以下は計画
二上山駅 予定 7:57 〜 8:00 (休憩 0:03 )
↓ (予定 0:55 )
二上山雄山 予定 8:55 〜 9:00 (休憩 0:05 )
↓ (予定 0:29 )
竹内峠 予定 9:29
↓ (予定 0:33 )
平石峠 予定 10:02
↓ (予定 0:33 )
岩橋山 予定 10:35
↓ (予定 1:24 )
葛城山 予定 11:59 〜 12:19 (休憩 0:20 自販機)
↓ (予定 0:32 )
水越峠 予定 12:51 水
↓ (予定 1:28 )
金剛山 予定 14:19 〜 14:34 (休憩 0:15 自販機・食事)
↓ (予定 0:33 )
久留野峠 予定 15:07
↓ (予定 0:35 )
神福山 予定 15:42 〜 15:47 (休憩 0:05 )
↓ (予定 0:40 )
タンボ山 予定 16:27
↓ (予定 0:39 )
紀見峠 予定 17:06 〜 17:11 (休憩 0:05 水)
↓ (予定 1:04 )
根古峠 予定 18:15
五ッ辻錦命水 水 ↓ (予定 0:43 )
岩湧山 予定 18:58 〜 19:13 (休憩 0:15 )
↓ (予定 0:53 )
滝畑登山口 予定 20:06 自販機・水・トイレ
光滝寺キャンプ場 水 ↓ (予定 0:38 )
後光滝 予定 20:44 〜 20:49 (休憩 0:05 )
↓ (予定 1:06 )
三国山 予定 21:55 〜 22:00 (休憩 0:05 )
↓ (予定 0:32 )
鍋谷山 予定 22:32
↓ (予定 1:03 )
和泉葛城山 予定 23:35 〜 23:50 (休憩 0:15 )
↓ (予定 0:40 )
五本松 予定 0:30
↓ (予定 1:00 )
犬鳴山温泉 予定 1:30 〜 2:30 (休憩 1:00 自販機)
↓ (予定 1:09 )
城ヶ峰 予定 3:39 〜 3:44 (休憩 0:05 )
↓ (予定 0:54 )
殿尾山 予定 4:38
↓ (予定 1:04 )
金熊寺 予定 5:42 〜 5:52 (休憩 0:10 自販機)
↓ (予定 0:49 )
四石山 予定 6:41
↓ (予定 0:34 )
山中渓駅 予定 7:15 〜 7:25 (休憩 0:10 自販機)
↓ (予定 1:22 )
雲山峰 予定 8:47 〜 8:57 (休憩 0:10 )
↓ (予定 0:55 )
俎石山 予定 9:52
↓ (予定 1:13 )
飯盛山 予定 11:05 〜 11:15 (休憩 0:10 )
↓ (予定 1:02 )
孝子駅 予定 12:17 〜 12:27 (休憩 0:10 )
↓ (予定 2:03 )
四国山 予定 14:30 〜 14:40 (休憩 0:10 )
↓ (予定 1:37 )
加太駅 予定 16:17
(歩行 予定行動合計 32:17 (歩行合計 28:42 、休憩 2:40 )
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
新家9:15⇒9:19日根野9:35JR紀州路快速⇒10:28大阪10:45新快速⇒11:22明石 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼二上山駅〜二上山;山と高原地図にはない尾根沿いの登山道を登りましたが、歩きやすくていい道でした。 ▼ダイトレ部分(二上山〜滝畑);道標完備。道も広くて問題なし。 水越峠のみ、道標なく登り口が分かりにくい。道路にでたら右へ。 ▼滝畑〜犬鳴山温泉(近畿自然歩道) ・8割方舗装道路歩きです。分岐には近畿自然歩道の道標がありますが、ダイトレよりだいぶ少ないです。 ・滝畑から御光滝経由千本杉峠は自然歩道ではなく、山と高原地図には登山道として出ていますが、分岐にも道標ありません。 ・県道61号からは荒滝キャンプ場へ分岐する道路に入ります。 ・御光滝からは滝を過ぎてすぐの右へ分岐する林道に入ります。 ・林道の終点付近からの登山道入口は分かりませんでした。赤布マーキングのところから尾根上の廃登山道をたどり、千本杉峠に登りましたが、この廃道は歩かれた形跡がなく、落ち葉が積もった急斜面で歩きにくいです。 ・千本杉峠からは近畿自然歩道で立派な道です。次第に林道になり鉄塔の建物のある所からは立派な舗装路になります。 ・三国山山頂には標識はありません。道路部分に山頂標識。 ・鍋谷峠からは一度南へ道路をくだり、近畿自然歩道の標識にしたがって葛城山園地とかいてある方へ登山道に入ります。最初はこぶし大の石がごろごろして歩きにくい登山度です。牧道になると道の真ん中が窪んで水たまりになっていて、その両側もぬかるんで歩きにくいところがあります。部分的に分かりにくいところや、枝尾根に明瞭な踏み後がある場所もあり間違えないように注意(一度間違えてかなり下ってしまいました)。 ・五本松からの下りは入口に近畿自然歩道の標識あり。登山道もしっかりしたあるきやすい石段になっています。 ・犬鳴隧道を過ぎてから、行者の滝へ降りる道を見逃してその先で七宝瀧寺本堂の駐車場への道を下りましたが、沢のすぐ横まで下っても行者の滝からの沢沿いの道がなく、林道まで登りなおしましたがとても疲れました。(山と高原地図にある沢沿いの道はどこにあるのでしょうか) ・その先で2件の温泉宿への下り口から宿の前を通って沢へ降りたところ、ようやく沢沿いの道があり、犬鳴山の入口へ出ることができました。 ▼犬鳴山〜新家駅 *近畿自然歩道で、一応山と高原地図にも出ている一般道ですが、道標類少なく、 道も細くて倒木や枝があり、蜘蛛の巣も張っていてあまり歩かれていません。 道もダイトレのように階段やステップのない急斜面が多くて歩きにくく、 時間がかかり、予想以上に疲労します。 *犬鳴山からの登山口はヤマレコマップに登録されている「林道 生草線 登山口」から斜め右上に伸びる林道に入りますが案内はありません。川の対岸に近畿自然歩道で高原地図に出ているルートがあるようですが、夜のため暗くてわかりませんでした。私はこの林道があるのは分かりましたが、もっと先に地図にある右に入る分岐があるかと思ってそのまま県道を歩き続け、山へ登る分岐がどこにもないので先の林道まで戻ってこの林道を登りました。なお、林道の途中に高原地図にある道は合流してこなかったので、本当に地図通りの道があるのかは不明です。 *城ケ峰の手前まではずっと林道ですが、林道がなくなると道は荒れ気味になり、倒木が邪魔する落ち葉に埋もれた踏み後になります。急斜面でもステップはなく、落ち葉でとても滑りやすくなっています。また、お菊山まで小さいが急なアップダウンがたくさんあり、倒木、落枝、石、落ち葉、蜘蛛の巣等もあってとても時間がかかりました。展望もほとんどなく精神的に厳しい区間でした。 *殿尾山の次の鉄塔のあるピークで、左へに分岐があるのは視認しましたが、右側にある道標を見落としてしまい、間違えて直進してかなり下ってしまい、下りすぎておかしいと思って間違いに気が付きました。時間のロスと登り返しでがっかりしてテンションがた落ちでした。ただこの尾根は途中花崗岩の白ざれの部分があり、珍しく展望が開けて大阪の町が間近に眺めれらたのが唯一の慰めでした。 *お菊山はそれまでと違って突然開けた山頂になり、この山だけは個の山域の中では唯一ハイキングの対象になっているようです。お菊山から新家駅への道は、分岐に距離の書かれて道標あり、途中は間違えて下った尾根と同様に見晴らしの良い白ざれ部分があって気持ちよく歩けました。 |
その他周辺情報 | 【水場】 ・大和葛城山手前の自販機、レストランの自販機 ・水越峠の手前の沢 ・水越峠 ・金剛の水 ・金剛山ロープウェイ金剛山駅の自販機 ・金剛山香楠荘のレストラン、自販機 ・ちはや園地ピクニック広場の自販機 ・金剛山キャンプ場の自炊場の水道 ・ボ谷ノ池付近の沢 ・五ツ辻手前の錦命水 ・滝畑の岩湧山登山口から光滝寺キャンプ場方向へ道路を数分進んだ道路脇の水場(湧水が簡易流しに引いてある) ・光滝寺キャンプ場の自販機、自炊場の水 ・鍋谷峠から和泉葛城山の間の巻道の途中の沢 ・犬鳴山の自販機(2か所) |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
ハンドランプ
予備電池(ライト用
gps用
カメラ用)
1/25000地形図コピー
コンパス
GPS(1/25000地形図&ルート登録済)
筆記具
笛
時計
ファーストエイドキット
薬
バンダナ
スマホ
スマホ充電器&ケーブル
計画書コピー
折りたたみ傘
ゴアレインジャケット(ヤッケをかねる)
ストック
防寒服(薄手フリース)
革手袋
飲料(ポカリ0.5L+水0.2L
コーヒー0.3L)
非常食
レスキューシート人形型
ツェルト1式
半身薄手エアマット
貴重品
サングラス(度付)
カメラ
歩数計
日焼け止めクリーム
タオル小
扇子
|
---|---|
備考 | 途中、ツェルト&人形型レスキューシートで数時間仮眠もしようかと思いましたが、気温が2℃前後ととても冷え込んだ寒い夜で、寝袋を持っていなかったので眠れそうになく、仮眠をやめて歩き続けました。(レインジャケットを着て歩いていても寒かった) |
感想
毎年恒例の丹沢24イベントですが、今年は今週末のGWに開催されますので、参加できません。そこで前の週のこの日に一人丹沢24として、関西では有名な縦走コースであるらしいダイヤモンドトレイル(=ダイトレ)と紀泉アルプスを繋げて100キロ超のロングルートとしてトライすることにしました。(最近山で会ったかも、の多さにビックリ。関西に来てから初めてです)
このルートがダイトレと呼ばれて良く歩かれていることは、計画をヤマレコにアップしてからBMさんのコメントをいただいて初めて知りました😅
でも私にとっては[大変なトレーニング]=大トレでした。
この距離を完全に単独でトライするのは初めてなので、途中仮眠することも考えてツェルトも持参しましたが、とても冷え込んで寒い夜だったので、寝袋は持たなかったためねむれそうになく、仮眠んはやめて歩き続けました。
さすがに次第に夕闇が迫ってきて、次第に暗くなってくる中を独りぼっちで歩いていると妙に心細く、仲間と出会う可能性があるイベントとの違いを痛感しました。
遠く関西に来て、孤軍奮闘している気分でしたが、縦走路のあまりのつまらなさ(展望の無い車道歩き❗)と、右膝後ろの外側の腱に生じた痛み、古傷の右足首の痛み、マタズレの痛み、等々でモチベーションを維持するのが難しく、夜になってからはすっかりペースダウンしてしまい、海まで歩き通すのが難しいとはっきりした時には足の痛みを理由にとっとと下山んする気になっていました。
そんな中で、唯一良かったのは葛城山、岩湧山頂からの展望で、特に岩湧山では夕闇迫る大阪の眺めが最高でした。
それにしてもこの山域、植林の中の展望の無い道路歩きがあまりにも多く、登山道部分も人口的な階段ばかりで、私の好みではりませんでした。
ツツジの咲く時には葛城山には行ってみたいですが、それ以外でまた来ることは無いかもしれません。
今回の歩行距離は結局86km強で、目標の100kmには届きませんでしたが、2日目の朝9時過ぎには下山し、翌日も筋肉痛になることも無く、時間的、体力的にはかなり余裕がありました。ただ、古傷の右足首の痛みは翌日もひどく、体重をかけられないほどだったので、早く下山して正解でした。この足首の痛みは、アスファルト歩きが多かったためだと思われますので、次はもっと足首に優しい山道主体のルートで改めてチャレンジしたいと思います。
コメント
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shigetoshiさん、大変お疲れ様でした\(^-^)/
100キロ行ってないといっても、ダイトレクリアし86キロいってますよね。僕はもっとチンタラ歩いて(それもダイトレ完歩せず(^_^;) )ましたので、さすがです。
確かにバリルートをガンガン行くshigetoshiさんにとっては、あの整備された階段逆に大変ですよね(^_^;)その先の紀泉アルプスは分かりにくいんですね(^_^;)
また、滝畑の自販機失礼しました(^_^;) 撤去されたのかなあ?光源寺はHPの情報通りで良かったです。
僕の方は週末、shigetoshiさんに刺激されて丹沢で長距離頑張ってきます(^_^)ゆっくりですけどね(^_^;)
shinさん、こんばんは
金剛山地は 役小角が修行した場所だけあって、
本当に修行のような登山でした。😞😥
古傷と膝裏さえ問題なければまだまだあるけたのですが、
アスファルトがあれだけ続くと無理でした😢
私がダイトレが初めてだったように、
shinさんも高尾や奥多摩が初めてなんですね😱
あっちはダイトレのような道路部分はほとんどありませんし、
自然林の気持ち良い尾根歩きが楽しめると思います。
休憩をしっかりとりながら、無理せずに楽しんで来てください😃
私が何日もかけて歩いているところを1泊2日とはすごいですねー!
犬鳴山の沢沿いの道は駐車場から滝への道へちょっと入ったところへ、滝へゆく道とは反対側にトンネル?があり、そこを下りましたよ。(私も全然詳しくないのですが、そこへたどり着きました)
あと少し、足が大丈夫だったなら加太への道をたどってほしかったなあ・・・
海が見える場所は標高低くても気持ちよく、そして麓へ降りるとおいしい海の幸が待ってます
ちなみに、私も車道歩きは1度でいいですwww
ameyanさん、こんばんは
沢沿いの道、そのようですね😅
私も不思議に思ってネット地図拡大してみたら
気がつきました。
でもあのときは真夜中で真っ暗で、雰囲気もおどろおどろしかったので😨
細かく探索することなく駐車場から沢を見下ろして下れないのであきらめてしまいましました。
初見の場所で夜中では間違えても仕方ないですね。
加太への道ですか😄
ダイトレは道がいいと聞いていたので
行けるかと甘くみてましたが、車道に足を
やられてしまいました😢
紀泉アルプスになるととたんに道も悪く
道路や登山口も分かりにくくて無駄に迷って
時間ロスが大きかったのも予定外で、到底無理でした😅
今回歩けなかった海への道は機会があったらいてみたいと
思います💨
shigetoshiさん、こんにちは。
まず、地図を見て、きれいな弓形の
線、いいですね
この距離ならでは(shigetoshiさんならでは
とも言えますね)だと思います。
しかし、shigetoshiさんのコメントにも
ある通り、山の楽しさとしては何度か記録を
拝見している播磨アルプスの方が魅力的
に見えます。
GWはまた大きな計画ありでしょうか
youtaroさん、こんばんは
弓形!そう言われればそうですね。
でもこの距離、なぜかあまり実感がありません😨
知らない場所で、土地勘が全く無いので、
距離感がわからないのです。
一昨年の高尾から箱根まで、のように
知った場所なら遠い場所まではるばる歩い実感が沸くのですが😅
山の楽しさ。そうなんです。
今回はこれが足りなかったんです😢
唯一テンションアップしたのは夕闇の岩湧山のみ。
今回ほど時間が経つのが遅く感じたことはありませんn。
歩きながら「まだこんな時間なんだ」と
いつもならありがたいことが恨めしく思えました。
夜間の展望の無い舗装路歩きは退屈の一言😨😞
スマホで音楽を鳴らしてなんとか耐え凌ぎました😻😰
GWは八甲田山でスキー三昧、温泉三昧の予定👍
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