立山と剱岳の展望ピーク「奥大日岳」(日本二百名山)[称名滝駐車場からピストン]
- GPS
- 08:13
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,063m
- 下り
- 2,057m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:11
[標準CT 5:30(48%)]
大日小屋9:03⇒奥大日岳10:13
[標準CT 2:00(58%)]
奥大日岳10:35⇒大日小屋11:41⇒大日岳11:53
[標準CT 2:20(56%)]
大日岳12:02⇒大日平山荘13:10⇒大日岳登山口14:05
[標準CT 4:05(50%)]
※本日のペース:標準CTの50〜60%程度(普段の単独より少し早いペース)
標準CTは、他の山に比べ10%程度ゆったりな印象
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は複数あり、全体で100台以上のスペースがある。 ※称名道路は、夜間通行止めになっており、夏場は朝6時から夜7時までゲートが解放される。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:2〜5(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :4.5〜5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)鎖場、アイゼン等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:約20人(うちトレラン約5人)】 ◆残雪状況 ・登山口から大日小屋までのルートには、残雪は無い。 ・大日小屋から大日岳までの稜線北側に、かなりの残雪区間があるが、斜度は緩くアイゼンは不要(一部の人は、簡易アイゼンを履いていたが)。 ・大日小屋から奥大日岳までの稜線は、6〜7箇所程度の残雪区間がある。斜面をトラバースする区間もあるが、斜面は急でなく、下まで滑落するような箇所は無い。キックステップが効く雪質ならツボ足で支障はない(室堂から歩いてくる人は、簡易アイゼンを装着している人が多かった。)また、岩場に雪が残っている場合は、踏み抜いて岩に足を当てないように注意しよう。 ◆登山道情報(登山口〜大日平〜大日小屋) ・登山口から大日平までは、標高差500mの段丘崖を九十九折しながら登る。序盤の登山道は比較的緩いが、徐々に急登になり、岩場になると鎖場と梯子が数か所あった。山と高原地図では、「〇危」となっている箇所だが、鎖場や梯子は、補助的なものなので、初心者でも特に問題ないと思う。 ・大日平は、大半が木道歩きとなる。称名川の左岸に広がる弥陀ヶ原よりは規模は小さいが、一面の大平原が広がる。木道脇には、ワタスゲ、チングルマ、イワイチョウが沢山咲いて、楽しく散策できるルートだ。 ・大日平から大日小屋までは、木道終了後、転石の多い岩場の急登になるため、やや歩き難くい登山道となる。本日は融雪水が多く、小さな渡渉を繰り返しながら高度を上げる。標高差700mの急登を登るため、体力的にはキツイので、飛ばし過ぎ注意かな。また、融雪後間もないようで、岩場の登山道脇には、沢山の花が咲いており、キヌガサソウやオオバキスミレ、サンカヨウが見頃。 ◆登山道情報(大日岳〜奥大日岳) ・森林限界を超えた稜線歩きとなるため、眺望最高の山歩きが堪能できる。特に七福園付近からの稜線は、東側に連なる立山連山は見応え十分で、素晴らしいルートだ。また、七福園は、大自然が作った天空の庭園のような場所で、紅葉時期は、かなりお勧めできるスポットだろう。七福園の東側に鎖場があるが、補助的なもので、特に難易度は高くなく、初心者でも支障はないと感じた。 ◆奥大日岳山頂 ・奥大日岳の最高標高点は標高2611mだが、山頂標識は三角点のある標高2606mのピークに立っている。高原地図と国土地理院の地形図では、奥大日岳の山頂はP2606になっているが、ヤマレコには、P2611が山頂となっていた。 |
写真
感想
本日から3連休です。
しかし、梅雨明け前ということで、天候はイマイチですね〜
本日は、所用のため夕方6時まで新潟に戻る必要があったので、当初は、県内の小松原湿原の散策を考えていました。
しかし、前日の天気予報を見て、急遽、予定変更です(いつものことですが)。
富山県にある日本200名山の「奥大日岳」に行くことにしました。
奥大日岳は、100名山の立山に近いので、室堂から登るのが最短ルートですが、交通機関を使って室堂まで行くのが面倒なので、称名滝の登山口から登ることにしました。
先週の甲斐駒に引き続き、今回も累積標高2000m以上のロングルート。
そのため、午後2時半までに下山できるように、日の出に合わせて出発しようと登山口に向かいました。
しかし、これが大誤算。
登山口の3匱蠢阿両量焼始が夜間通行止めで、朝6時までゲートが締まっているではありませんか。
「え〜、マジっすか〜、あと、朝6時まで90分以上もあるんですけど。。」
昨晩、ネットで調べた際に、「7月15日から落石で通行止めになっていた称名道路がオープン」という文字だけが目に入り、通行時間等を確認していなかったのが敗因です。
他の山に変更するか、ゲート前で検討しました。
されど、ここまで来て、他の選択肢も浮かびません。
「果報は寝て待て」と自分に言い聞かせ、止む無く、ゲートが開くまで、仮眠して待機することにしました。
朝6時になると、ゲート前には20台以上の車が連なり、ようやくオープン。
予定より90分も遅れたので、本日は、奥大日岳は半分諦めモード。
でも、できれば登頂したいな〜
ということで、走りはしませんが、普段のペースより気持ち早めに歩きました。
少し急いだお陰で、ガスに包まれる前に奥大日岳に登頂することができました。
立山の美しい山容と雪残るゼブラの山体には、感動しましたね〜
いや〜、出発まで色々ありましたが、登って良かった〜と思える瞬間です。
下山時刻の目途は、上りの所要時間で分かったので、下山は、上りで撮影しなかった花の写真を撮影しながら歩けました。
下界は、茹だるような暑さですが、標高2500m以上の稜線は、寒いぐらいの気落ちの良い冷風が疲れた体を癒してくれて、慌ただしい中でも楽しめた濃厚な山行でした。
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