雲の平を大周回
- GPS
- 83:56
- 距離
- 62.9km
- 登り
- 4,509m
- 下り
- 4,502m
コースタイム
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 9:00
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:34
- 山行
- 11:32
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 12:43
- 山行
- 12:57
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 13:26
天候 | 晴れの日が多かった 歩いている間にレインコートを着ることはありませんでした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
縦走路中、多くの道標は完備されていますが、ガスなどお天気により道迷いの可能性があります。ヘルメットの着用は義務付けられていない道ですが、岩場、浮石などの危険は多くあります。また、自然保護のため、歩道以外のところへの立ち入りは禁止されています |
写真
感想
雲ノ平を周回してきました。私にとって山小屋三泊は初めての経験。十時間を超える行動時間も数日。登れるのかな登れるのかなと思いながら、制覇しました。4日間で60キロ越え。累積標高差で4800m程。膝が痛くならないように、祈るように歩きました。
梅雨明けの翌日からの入山となり台風がやってくる日には帰路につくというなんともラッキーな日程で雨にもほとんど合わずに歩けました。
高天原温泉の気持ちよかったこと。水晶岳でみた空が青かったこと。黒部五郎の壮大なカールに心うばわれちゃったこと。ず〜っと続くお花畑がかわいかったこと!
特上の四日間でした!
1日目 折立から三人で5:30から歩き出す。
最初の二時間ぐらいは急登が続きます。三角点のあるベンチのあたりからは少しなだらかな草原を木道を歩いたりしながら、太郎平小屋まで歩くことになります。
太郎平小屋に到着。体調が思わしくない友人がいたので、ゆっくり
モードで歩いたのでそんなに疲れはない。でも、もうここで、1000mも高度を上げたことになる。体調の悪い山友さんの一人がリタイヤを決めました。
さて、ここからは女子二人となりましたが、薬師沢ぞいにどんどこ
せっかく上げた高度をまた、下ることになります。
薬師沢小屋には15時ごろ到着。まったりと、過ごす。お水も豊富なので、
お洗濯もジャバジャバとやっちゃいました。
2日目 朝は5時前に出発しました。暗いうちに出たかったのですが、
小屋の方からは明るくなってからの方がいいかもと教えてもらいました。
ちょっぴり怖い、吊り橋をまずは渡ります。 昨日どんどん下った高度を今度はまた、どんどん登ります。苔のついた、大きな岩を登って登って登ります。登りなので、あまり怖い思いはしなかったけど、途中すれ違う下山の人は口を揃えてすべるから怖いとおっしゃってました。
二時間半頑張って登ると、雲ノ平の平原にたどりつきます。不思議な空間です。標高2500mで周囲には3000m近い山がぐるんと取り巻いています。 祖父岳の火山噴火による溶岩でできた台地で、池塘や大きな岩がありその間にかわいいお花が咲き乱れてるんです。アラスカ庭園スイス庭園、日本庭園などの名前がつくエリアがあります。
ゆっくり楽しんだら高天原山荘を目指します。コロナ観測所のところまでは登りですが、また、延々と下ります。少し歩きにくかったです。
高天原山荘に着く頃には、へとへとになってたのですが、5時の夕食までにお風呂に入ってこなくちゃってことで、ビールを買ってお風呂へ。
3日目 朝は薄暗いうちからスタート。この日の行程が厳しいんです。最後まで歩けるかな。いくつかのチェックポイントを決めて、何時までに歩けたら次の目標って体調と相談しながら歩きました。
岩苔乗越までは順調にきました。予定の時間より少し早いぐらいです。お天気は申し分なし。よし、水晶岳登ってみよう!分岐のところで重たいザックはおいて行こう、水晶岳往復三時間ぐらいです。 少し岩場もあり、怖いところもありましたが、クリアです。とにかく天気がよくて、テンションも上がります。
分岐まで戻って、ワリモ岳、鷲羽岳の山頂をふまずに向かうこともできたのですがせっかくきたんだもの!頑張ってみようと決めました。 三俣山荘まで歩きます。また、ここで、大休止をとって、黒部五郎小屋を目指しました。ここでは、三俣蓮華岳は力尽きて巻き道を。雪渓の上を歩きましたが、アイゼンなどはなしでも問題なく歩くことができました。
4日目 夜のうちは、結構な雨が降りました。どうやら、台風も本州を直撃するそうで、お天気はどうだろうと案じておりましたが、朝のお天気は大丈夫のようです。
ヘッドランプつけて4時スタートです。
黒部五郎岳には、稜線コースとカールコースがありますが稜線コースは厳しいようです。カールコースを選びました。 カールにつきました。どーんとバックに黒部五郎の荒々しい山があり抱き込まれたような空間がカールです。水がいたるところに流れており、雪が残っていたり、さまざまな花が咲いていました。この風景は今回の中でも一番の美しさでした。
黒部五郎岳にももちろん登りますよ〜。槍が岳のとんがりも見えます。 さぁ、あとは、いくつかの山のピークを踏んで下まで降ります。赤木岳、北の俣岳。途中少ししぐれることがありましたが、雨具をつけるほどにはなりません。圧巻だったのは、北の俣岳から太郎山の間にある、お花畑です。こんなに広い広い花の園はみたことない!
太郎平小屋では少しゆっくり休憩をとったら、折立まで戻ります。なんとか最後まで歩ききることができました。
丁度良いお天気で良かったですね!
後半の青空と素晴らしい山並みに羨ましく思いつつ
感動を分けていただいた感じです。
たらちゃんの温泉ショット!いいなぁ〜
美味しいビールで乾杯
たくさんの夏の花も歓迎してくれてますね
ひえひえのビールを飲みたいところですが、山小屋から温泉までは20分ほどかかっちゃいましたから、ちょいぬくいビールでした。
あぁ、もう歩けないと何度も思いながらもあくまでもポジティブなひろぴぃさんに励まされつつ歩けたことに感謝です〜
サービスショットですね
あー行きたかったなー
今度行ってみて〜。ほんと気持ちよかった〜。
テントは張れなかったと思うよ。雲ノ平のテント場から、風呂だけ入りに行ったという人と何人か出会いました。これまた贅沢な時間の使い方ですね
taramiさん 皆さん
凄い距離歩きましたね。お疲れ様です。
そしてこの夏天気が悪いにも関わらず、雨にも合っていないようで、うまい日程でよかったです。
お天気、ほんとにラッキーでした。帰ってきたのが、月曜日の朝だったんですが、夕方には台風が直撃だったし、半日でもずれていたら、危なかったと思います。
すぐにへたれる私を友人が、上手にリードしてくれたおかげで、最後まで歩けました〜。それにお花がなんといってもたくさんあって、嬉しかったです!
日程がバッチリでしたね
毎日毎日朝早くからすごい距離を歩いて、そんな体力どうやったらつくんやろ?
頑張った人だけが見られる絶景ですね。
空が青い!
自分でもこんなに歩けるなんてびっくりだよ。山を連続4日歩くのも初めてだったから、どうなるんだろ?って不安だったもの。何度も座り込んでしまったよ。ストレッチを途中結構やったのもよかったかなぁと思ってる。
次はpapi-leoちゃんがご褒美もらうばんですね。
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