前穂高岳〜奥穂高岳〜蝶ヶ岳〜大滝山
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- GPS
- 20:27
- 距離
- 42.7km
- 登り
- 3,904m
- 下り
- 3,907m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:43
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:12
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:55
天候 | 1日目 はれ のち ガス 午後 くもり 雨 2日目 はれ のち くもり 午後 ときどき弱雨 3日目 はれ のち 雨 ※3日間にわたり自分の行動中には幸い雨に見舞われませんでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
※往路は夜行バスなので前日の8月4日に新宿を出発しました ※復路は台風の影響で大変でしたが何とか帰宅できました |
コース状況/ 危険箇所等 |
※特にわかり難い箇所は全般を通じてなかったかと思います。 岩稜帯は〇ペンキを探しつつ、とにかく浮石と落石に注意して慎重に歩きました。 大滝山からの中村新道は、南峰を過ぎてすぐの下りが崖上なので注意しながら降りました。眺望が良く、かつ花々がきれいなので見とれて足を踏み外さないよう余計に注意が必要でした。 ※3日目のGPS軌跡は、スタート直後の数分がロスト(記録出来ていない)しております。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ザック:Deuter Futura Pro 42
靴:ブーティエル
|
---|
感想
直前まで天気予報とにらめっこ状態でした。実は2〜3日前は、半ばあきらめで順延のバスも押さえておりました。しかし前日ぐらいから、何とかなるかもしれないという感じになり、とにかく午前中が勝負!ということを肝に銘じて、出発することにしました。すべて結果論に過ぎないのですが、行程中は雨に降られることなく山行を終えることが出来ました。
奥穂は昔からの憧れでした。その名称と写真だけで威圧感を感じる一方、想像もいろいろめぐらしておりましたが、そのものでした。登山道と言われるところを歩くと毎度思うのですが、先人たちはよくここにルートを作ったものだと感心してばかりです。その中でも特に岩稜帯は特別で、ルートを作ろうと思うこと自体がものすごいと思います。今回も穂高では正にそのような感じでした。現在の土木技術でも大変だと思いますが、約1世紀前となればその大変さは想像に難いです。それに反比例したであろうバイタリティにただただ敬服するばかりです。
毎回言ってますが、やはり良いところは良い!私にとって初の涸沢カールはそんなところでした。今年は残雪が多いようですが、そんなところも良かったのかもしれません。
前半の岳ノ沢ルートから穂高経由で横尾までは岩稜帯主体でしたが、後半の横尾から蝶ヶ岳を経て大滝山から徳本峠は、一転して樹林帯主体となり、その変化もとても良かったです。やはり私は樹林帯の方が落ち着くのでしょう。
蝶ヶ岳への登りは、本当にヘロヘロでした。前日の岳沢小屋から紀美子平でもヘロヘロになったので、なかば想像通りでした。それでもゆっくり登ればなんとかなると心に言い聞かせながら確実に歩みを進めてゆくと途中でペースに乗れました。
圧巻は、大滝山でした。当日の午後は悪天候になることがほぼ確実だったため、蝶ヶ岳ヒュッテの日の出前後の眺望を振り切って出発したのですが、おそらくそれをリカバリーした以上の絶景えお堪能できました。北峰からはほぼ360度の素晴らしい眺望でした。蝶ヶ岳からの稜線もなかなか良かったです。もっともっと人気が出て良い山なのではないかと感じました。
今回のトレイルで自宅から奥穂高まで赤線を繋ぐことが出来たので、これで自宅から日本の標高同一3位までの四座が繋がりました。次は、表銀座から入り槍ヶ岳を目指し横尾へ降りて標高5位までを繋げたいなぁと今は考えております。今年中にできるか、来年以降になるかは今は何ともわかりません。
今回(8月7日)の温泉:小梨の湯(\600)
今回出合った人・動物:
【8月5日】
※上高地付近:大勢(カウントせず)
※岳ノ沢登山口〜岳沢小屋
すれ違った人:15人
追い抜いた人:5人
休んでいた人:3人
※岳沢小屋〜紀美子平
すれ違った人:31人
追い抜かれた人:2人
休んでいた人:10人
※紀美子平〜前穂高往復:大勢(カウントせず)
※紀美子平〜奥穂高岳
すれ違った人:12人
休んでいた人:9人
奥穂高岳頂:8名
※奥穂高岳〜穂高岳山荘
すれ違った人:14人
追い抜いた人:2人
休んでいた人:2人
※穂高岳山荘就寝スペース:ふとん1枚に1人
【8月6日】
大勢の人だったのでカウントしませんでした(というより下山に必死でした)。
横尾の賑わいなかなかでした。
横尾からの蝶ヶ岳は、人が減るかと想像しておりましたが、下山者が多かったです。
それでも、槍見台からは極端に減りました。
また、ザイテングラード下山中にさる数頭と遭遇しました。
同じくザイテングラード下山中に北穂の下の雪渓に雷鳥の団体が遠望出来たらしいのですが私の目では現認は叶いませんでした。
※蝶ヶ岳ヒュッテ就寝スペース:一升に二人=ふとん1枚に1人
【8月7日】
※蝶ヶ岳ヒュッテ〜大滝山北峰:すれ違った人2人
※大滝山荘:10名くらい(相当数が宿泊されていたようです)
※明神見晴し付近:さる2頭
※徳本峠〜明神登山口
すれ違った人:3名
休んでいた人:2名
GPS記録から
【8月5日】
※時刻 経過時間 7:02:07 / 移動時間 4:07:41 / 停止時間 2:54:26
※スピード 平均 -.-km/h / 移動平均 -.-km/h(明らかに異常値の為掲載せず)
※標高 上り 2036m / 下り 521m
※あまりにもゆっくり歩いた区間が何か所かあったので、停止時間にカウントされたようです。
【8月6日】
※時刻 経過時間 7:26:00 / 移動時間 5:15:42 / 停止時間 2:10:18
※スピード 平均 1.83km/h / 移動平均 2.59km/h
※標高 上り 1302m / 下り 1625m
【8月7日】
※時刻 経過時間 5:59:06 / 移動時間 5:06:37 / 停止時間 0:52:29
※スピード 平均 3.19km/h / 移動平均 3.7km/h
※標高 上り 739m / 下り 1906m
※前述の通り、蝶ヶ岳ヒュッテからスタート後数分間は、GPS記録ありません。機械の調子が悪かったようです。
混んでいる穂高周辺で一番人が少ない所だから行こうと思って、もう何年も前から行こうと思っていて放置してある所です。
やっぱり、よさそうですね。
天気が良くない日が多いし、今は背筋を痛めて6月から山に行けない状態なので、今年も放置になりそうです。
しかし、奥穂から横尾に下りて蝶ヶ岳に登り返す、ってのは凄いですね。
私だったら、涸沢から横尾へ下りると満足して里心がついて、上高地へ直行です。
guchi999さん おはようございます
このコース良かったです。天気が良かったのもとても大きな要因だと思います。
どなたかのレコに書かれていたのですが、田中陽希さんがこのルートを歩いてから歩く人が増えたとのことでした。大滝山荘のベンチ借りて弁当を食べていた時に丁度宿泊の皆さんが起きられた頃で外に出てこられましたが、結構な人数が宿泊されているようでした。
いやぁ、相変わらずヘビーな山行を続けてますね。
読んだだけで疲れました。😅
guchi999さんのコメントにもありますが、奥穂から横尾に下りて蝶ヶ岳に登り返すと言う神経が私には理解できません。
(あ、そんなコメントは無かったか‥。😅)
一昨年、私の場合はヘロヘロ状態で横尾にたどり着き、風呂に入ってビールを飲んで爆睡でした。
それにしても、お天気で良かったですね。
やはり高山は好天に限ります。
先日、昨年のリベンジで北岳から間ノ岳に登りましたが、ずっと霧の中で山頂からの景色が全く見られませんでした。
とほほ。
pocopen46さん こんにちは
北岳〜間ノ岳のリベンジおめでとうございました。
天気は生憎とのことでしたが、無事に登頂果たせたようで何よりです。
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