夢にみた白馬岳縦走♪大雪渓↗栂池↘
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- GPS
- 30:57
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,065m
- 下り
- 1,463m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 3:45
- 合計
- 10:28
天候 | はれ、くもり、ガス、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
前日は雨飾山敗退したけど、すっかり気分は入れ替えて、念願の白馬岳挑戦!
ウィザードのご主人に猿倉荘まで送って頂き、バスよりも早いスタートで改めてこのプランの素晴しさをしみじみと。
白馬尻山荘まではゆるゆると。
いよいよ大雪渓始まり、久しぶりのアイゼン装着にてまどる(汗)
ずーっと一列に連なってる写真をよくみるけど、行列で登るのはちょっと嫌だなと思っていたけど、これが行ってみると全く気にならない。
ベンガラ上の足形にすっぽり乗った方が歩きやすいし。
逆に下山の人が離れたところから降りてくるのがちょっと怖かった。
若者はシリセードしてみたり楽しそうだけど、あちこちに巨大な落石もあるので、誘発したりしないかしら。
私が置いた足の下が崩れ落ちてクレバスにのみこまれるような妄想をときおりしながら、休みたい、休めないと闘いながら、最後の方はもう5歩で止まるのを繰返しながら、やっと。
気がつけばお花畑。
なおも急登を延々と登りまくり、ガスが薄くなり周りを見通せると高度感に驚く。
稜線上は青空か覗いたりしてるので、テンションもどんどんあがる。
稜線にでると旭岳がどーんと迎えてくれた。
白馬山荘でチェックインをすませて、ザックを置き、くつを脱ぎ、レストランで一息。
なんだここは。なんて優雅な。
山小屋の食堂ではない。スカイプラザなんて名前負けしてないレストランだ。
外の景色にうっとりしながら生ビールとソーセージ盛り合わせ(夫はケーキとコーヒー)は最高に美味しかった🎵
これが至福の時間というやつね!
山頂は概ね晴れ続いてる。元気になったので、いざ向かいます。
標高2932mの白馬岳はガスが避けていき、まわりの山はガスで見えない。見えても杓子岳あたりまでで、北アルプスを鳥瞰するのはできなかった。でも時折ガスがとれて見える平らな雲海がすばらしくて、太陽もポカポカと風もそよそよとホントに気持ちよくて、気がつけば二時間以上も。
夕食の時間にあわせて下りる。
大型の山小屋なのに、スムーズに流れる。人が滞ることも少なくて、さすが日本一の山小屋だと思った。たくさんあるトイレも思ったより臭いもなく、移動も人の邪魔になるようなこともなく、お盆の時期に定員以上くるだろうと思ったら案外余裕もあって、ホントにここに来てよかったと思った。
やはり毎度のことながら高山病か?頭痛が酷い。薬を飲んで、肩にもシップ、ストレッチとマッサージをしっかりするけど、また今回も下山後にも頭痛はおさまらない。
起きたり寝たりくりかえし朝にはなんとか少しよくなった。
あたりは全くガスに包まれてご来光はないかなと諦めていたところに、直前になって外にでたらガスがない!
昨日は見えなかった立山、剱岳、槍、穂高までが見渡せる。
雲の隙間からのご来光もすばらしい瞬間でした。沸き立つ雲にあたる朝日の鮮やかなこと。
感動のあと、朝食をとり、少しゆっくりしてから出発。
また少しガスがでて来たけど、たまに晴れるチラリズムでまた盛り上がるのでした。
縦走の途中、ライチョウ親子も見れたし、なんたってお花、お花、お花。
ものすごい咲きまくってます。
坂ノ上の雲のあの世界にやっとこられた実感をかみしめながら。
白馬大池山荘についたころ、小雨が降りだし、ちょうどよくランチタイム。
カッパ着るけどすぐに止む。
そのあとの石渡はすごく楽しかった。結構難儀してる人もいたけど、私こういうとこ得意だわ。白馬乗鞍岳をぐんぐん登って下りて、雪渓渡り、そのあとの泥の混じった岩場では歩きにくかったけど、栂池自然園にでて終了。
ビジターセンターによると、ウィザードのご主人が受け付けにいてご挨拶。
雨飾山敗退もあったのを気づかってくれのか、今回の山行が大成功だったのを喜んでくれました。
リッチに1920円でロープウェイ、リフトで一気に下りる。
こんなに楽チンに下りれたら安いもんだ。
ウィザードに置いてある車に荷物をおろし、栂の湯へ。かなり熱い。
帰りの国道はもうすでに車多くて、安曇野インター入口渋滞も始まっていたけど、意外に中央道もあまり混んでなく、普段の土日よりも空いていたようだった。
それにしても筋肉痛が酷い。
この痛さが続くうちはこの旅の思いでに浸っていようと思う。
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