雲ノ平〜三俣蓮華岳〜双六岳。後半、雨の中を歩く!
- GPS
- 80:00
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 2,579m
- 下り
- 2,833m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 5:53
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:51
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:57
天候 | 1日目:曇り、2日目:曇り、時々晴れ、3日目:小雨、4日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路:新穂高温泉15:56→(バス)→16:28平湯温泉17:00→(バス)→21:30新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師沢からの約450mくらいの登りは、大きな石の連続で滑りやすく苦労した。 |
その他周辺情報 | 新穂高の「中崎山荘」が、登山者の日帰り温泉によく使われている。 800円 |
写真
感想
最後の夏の登山をどこにするか、かなり前から一応考えていた。東側から見ていた槍・穂高連峰を、西側からも眺めてみたかった。それに牘瀬諒伸瓩覆鵑討いμ松里ら、どこかこの世とは思えない仙郷が待っていてくれそうで、長い間魅かれ続けてきた。
モデルコースではあったが、富山から入って、新穂高に抜けるためには最低3泊が必要そうだった。体力から考えて、1日の歩行が5時間前後にしたかった。
山で出会った人たちの話を聞くと、黒部五郎岳のカールも見たかったし、水晶岳や鷲羽岳、そして薬師岳も登ってみたくなる。また高天原はいいぞ〜などと聞くと、そこの露天風呂にも入りたいしと、きりがなくなりそうだった。それ等の誘惑をじっとこらえて、自分の可能な範囲で挑戦することにした。
実は最初の計画では、7日の夜行バスを使い、8日〜11日の計画だった。ところが台風5号がのろのろ迷走して、8,9日が大雨になりそうだった。急遽、全部変更し直した。13日からも、そう天気が良くはなさそうだったが、これ以上延期できないかった。天気予報では曇りがちだが、晴れマークも少し出ていたし、最後の日の帰りだけが傘マークが出ていた。これなら、槍・穂高連峰が少しは眺められるかもしれないと勇んで出発した。
1日目:夜行バスであまり眠れなかったが、ゆっくりペースでも太郎平小屋に2時半頃には着けた。太郎兵衛平に着くと視界が開け、薬師岳を始め明日以降登る山々が遠くに霞んでいた。
2日目:後で考えてみると4日間の中で、一番天気が良かったことになる。薬師沢小屋まで快調に歩けた。その後、大きな岩が連続する急登が難路すぎた。出会った人のほとんどが、げんなりしていた。下る人もそれ以上に苦労させられていたみたいだ。高度差約450mの急こう配、しかも大岩が濡れていてよく滑るのだ。
その急登りが終わると、まさに平坦に近い雲ノ平だ。かつてどのような火山活動があったのかよく判らないが、かなりの広さの溶岩台地になっていて、そこにお花畑が広がっている。まさに牘世涼罎砲△詈燭蕕覆箸海蹲瓩世辰拭ちなみに夕食は狎仄軻薛瓩如△海譴呂い弔盞茲泙辰討い襪茲Δ世辰拭
3日目:朝から小雨が降ったり止んだりし、結局山々は雲の中だった。いくつもの大きな雪渓がまだ残っていた。黒部の源流を訪ねて、三俣山荘へ着く。三俣蓮華岳までは1時間くらいだったが、天候も悪いせいか山頂では6,7人しかいなかった。私より先に行った人たちが、双六岳に向かったのか中道を行ったのか判らなかったが、私だけが取り残されるようにのろのろと双六岳に向かった。双六岳あたりの台地状の尾根から、槍・穂高連峰を眺めるのが大きな目的だったのに、真っ白で何も見えない!双六山荘には4時少し前にやっと到着した。
双六小屋は山の中なのに、快適な生活ができる雰囲気だった。
4日目:この日は一日中カッパを着っぱなしで、しかも時々大降りになった。鏡池には何も映っていないし・・・。これで帰るのかと、少し気落ちがしていた。後は無心に新道・林道を歩き続けるだけだった。
そう言えば、山小屋で話をした人が、今回は山小屋と花の写真しか撮れなかったわと苦笑していた。まったく、私も頷くだけだったな〜。ひどい雨の中を下る私たちに対して、これから登ろうとする人にもたくさん出会った。この雨っぷりによく登るな〜と、気の毒にも思えた。人には色々と予定というものもあるから、そう晴れの日ばかりに出かけることができる訳でもない。それが人生なのだろう。
今回も、雲ノ平をういう長閑な地を知り、いくつもの山をも見たし、可愛らしく美しい花もたくさん見たではないかと、ポジティブに考えることにした。
文頭で、犧埜紊療仍貝瓩筏したのは、年齢もさることながら、膝痛で、医者から山は控えるように言われてきていた。で、山登りも、11月1日の誕生日までで、それ以降は厳しい山はもう登らないことに一応決めていた。そのため、夏に何泊もするような山行きは、もうできないということになった。今後は日帰りとか、せいぜい1泊の山登りをして楽しむくらいになるだろう。完全に山と縁を切れそうにもないし・・・ね。
こんばんはー
雲の平、いいですねー
実は、私は、8月7日に夜行バスで折立に行って、黒部五郎岳、三俣蓮華岳、双六岳、新穂高の予定だったのですが・・台風でバスは中止になり、夏の北アルプスはなくなりました。とっても残念でした。太郎平小屋は、混んでいるのですね。
青い蝶、きれいですねー
こんにちは♪
Blumeさんとは、よく同じ山の計画を立てることがあるみたいですね。登りたい山に、同じように目が向くというのも不思議です。
今年の夏は安定せず、残念でしたね。どうせ登るなら連日快晴の日を選びたいものですが、やはり8月の1週目くらいが例年良さそうです。
これからは健康維持のため、ジムで卓球をやりつつ、月1くらいで気楽に登れそうな山を目標にしていきます。
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