黒部五郎→鷲羽→水晶→雲ノ平→薬師(百名山達人との出会い)
- GPS
- 24:55
- 距離
- 61.6km
- 登り
- 5,065m
- 下り
- 5,047m
コースタイム
- 山行
- 12:46
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 13:35
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 10:39
天候 | 19日 午前:小雨とガス 午後:ガス、一部青空が出た 20日 10時まで快晴、10時以降ガス、一部青空が出た |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・20:00〜6:00は通行止め ・有峰林道の東谷ゲートのルートは飛騨清美IC→県道75号 →神岡カントリーロード→山乃村経由 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■全般的に整備された登山道だが、雲ノ平の木道終点から薬師沢小屋までのルートは、苔のついた大きい岩の急登で大変滑りやすい。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
クロスオーバードーム(ドーム型シェルター)を担ぎ、ファストパックスタイルで折立から、黒部五郎、鷲羽、水晶、薬師を周回してきました〜♪
初日の朝、太郎平小屋を過ぎしばらくすると、爺さんと半ズボンの男の子が座って休憩していたので、男の子に「何年生?」と声を掛けると 「4年生」の返事がありお爺さんと二人で凄いなと思った。まぁ〜これくらいのハイカーはたまにあるなとこの時感じながらやり過ごしていった。
その後、何時もどおりペースで進んでいたら、濃いガスの後方からハイカーが迫ってくる、そして振り返るとさっきのお爺さんと男の子だった。その爺さんは年齢が70歳なんだが、年齢の割にペースがメチャクチャ早く私と同じくらい。一方、男の子は、5圓硫拱を担いでいるのに私でも追いつくのがやっとのハイペース、下りの軽快の足さばきはお見事としか言えないほどの上手さでバランス感覚が相当イイと感じた。
この男の子は、オムツが取れた間もない3歳7か月で百名山デビュー、夏休みはほぼ毎日百名山を巡り2年で100座をクリア、あと10座クリアすれば百名山を3巡(300座)達成する凄い小学4年生であり、百名山最年少で達成した記録の持ち主で、当時、TVや雑誌で取り上げられたほど。
この二人は、私と同じく黒部五郎と鷲羽、水晶を目指し、私と同じくらいペース(男の子は少し早い)でしたので同行させていただきました。
まず、黒部五郎山頂に着いた頃は、ガスが濃く視界が悪かったが、カールに差し掛かると天候が少し回復し、カールの全容が把握できた。そのカールの景色は素晴らしい。翌日は晴れ、鷲羽から見えた黒部五郎のカールが一番印象的でよかった。
そして、三俣山荘で荷物をデポして、鷲羽と水晶をピストン、その間は男の子は、酸欠になるかと心配するくらいずーっと喋り放しで、お爺さんから「黙れ!」と注意を受けるくらい。でも男の子が居てくれたので大変楽しかった。
この爺さんと男の子は、5:20に太郎平小屋を出発しており、私より行動時間が2時間20分短いだけだが、私が折立を3:00に出発したことを告げると、お爺さんから 「化け物」呼ばわりされたが、70歳の爺さんと10歳の男の子の方が相当化け物と感じた。爺さんたちは、翌日に笠ヶ岳を目指すので、三俣山荘で再会すること誓い別れた。
今回、アルプスで初投入のクロスオーバードーム、天候が良かったが、はやり外気との温度差があるためか結露が結構あり、シェラフの足のつま先が濡れてしまい少し冷えてしまった。はやりカバーが要ると感じたので、次回はビィビィを併用して寝ることにする。
翌日の朝は、晴れて遠く富士もクッキリ見えたほど、昨日ガスで見えなかった黒部五郎の雄姿も眺めることができ、雲ノ平などの広―い高原を眺めながら木道歩き(走り)は爽快そのものであり大変イイコースを縦走してきました。
gontaさん こんにちは。
予想通りのビック山行ですね。
百名山4座を同時にゲットなんて羨ましな。
私なんて、黒部五郎、鷲羽、水晶と
日帰り困難な山が残っていますわ〜。
この山域では、今年中に鷲羽を考えていたのですが、
タイミングが合わないうちに、秋になりそうです。
ただ、そのうち行くと思うので、大変参考になりました。
それと有峰湖の辺りは熊がいるのですね!
私が折立に着いたとき、観光客が熊が林道に
飛び出してきたとか、言っていましたよ。
あと、富山の地酒は担がなかったのですか?
車中泊の写真で青い容器の中身が気になりまして。
改めまして、ロングコースお疲れ様でした。
このコース一泊二日の場合、初日を3:00スタートする計画を立てました。
しかし、有峰林道は20:00〜6:00が閉鎖するので、金曜日に会社を午後から退社して前日入りして、初日が14時間近く縦走し二日間で4座をGETできました。
太郎平や薬師、鷲羽は人が多いが、黒部五郎、雲ノ平は人が少なくロケーションも他の山域にない雰囲気があり大変気に入りました。特に黒部五郎は、縦走したときガスが多くカールの景色が楽しめなかったのが残念で、再度、訪れたいと思っています。
この山域の縦走は、なかなか時間がないと駄目ですね。
移動中、日本酒と思いましたが、来た道が飛騨経由であったため富山の日本酒がなく、ビールと缶チューハイだけにしました。
でも、富山の酒は、自宅に2銘柄あるので晩酌で楽しんでいますけどね(笑)
gontaさん、こんにちは😃😃😃
僕は出遅れ中アに行くしかなかったですが、やっぱ、奥黒部方面良いですね〜。お疲れ様でした(^ ^)
鷲羽方面から見る黒部とか、三俣山荘から見る鷲羽とか、雲ノ平から見る水晶とか薬師も、さらにこんな奥なのに木道の整備にもびっくりですよね。
また、子供凄いですね(◎_◎;)大人になったらどうなっちゃうんでしょうか?100名山何周するのかな(^_^;)
クロスオーバードーム良いですね。ただやっぱり三俣山荘くらいの標高だと、防寒の補助とかもあったほうがいいんでしょうね。確か、超人toshi2924さんも同じ日に笠ヶ岳でツエルト泊で寒い夜を過ごしていたみたいですね(^_^;)持ってくものの選別難しいですね(^ ^)
中央アは、中央道の通行止めや雨が降るなど残念でしたね。北アの山域は二日間とも比較的安定した天気でした。
クロスオーバードームを初めてアルプスで使いました。三俣山荘の夜は寒く、ファイントラックの7℃のシュラフで何とか眠れましたが、もっと快適に寝るためにはヴィヴィを1枚チョイスすればいいかなと思いました。ドームが結露して足のつま先が濡れて、冷たい思いをしました、狭いツェルトの場合は、つま先以外の所が濡れてしまうと思うのでより重要かと思います。
クロスオーバードームに合わせた、ギアなんですが結露する前提でシュラフや防寒着はダウンをやめて全て化繊にしました。エアマットはコンパクトな120cmをチョイスしています。これにバーナーや食料を加えると25Lのザックはパンパンになりますね。
gontaさん こんにちは
最後の秘境とも言われるあの山域をテン泊ですか
個性的かつ美しい峰々
楽園の如き雲ノ平
自然の織り成すカールの不思議な造形
いいですね!羨ましいです
それにしても、
平均20辧3日間とは...
私なんか1日だけでも筋肉痛で大変です
そういえば、
お子様&おじい様の超人コンビ
以前何かの記事で読んだ方達かもしれませんね
確か100名山最小年ハンターだったような
お兄ちゃんも当時の最年少ハンターだったように思います
いやはや、
アルプスは人外の者達が集いし場所ですね
ggさん おはようございます
このコースは、ショップ店長の一押しコースで是非行ってみたい山域でした。
この山域は、薬師の伸びた優雅な稜線や黒部五郎の雄大なカール、雲ノ平ののどかな雰囲気、いろいろな要素が詰め込まれたところで大変イイですよ。
でも、折立登山口は名古屋から5時間かかり、林道が夜間通行禁止のためアクセスに関してはとても悪いですね
今回は、車中泊+テント1拍のいつもの強行でしたが黒部五郎や雲ノ平あたりでもう1泊してゆっくりしたいと思いましたよ。
お爺さんと男の子の超人コンビは、ggさんのおっしゃる通り、以前ご覧なった記事の方です。二人の兄も小さい頃から100名山をクリアしており、次男も最年少達成記録がありましたが、この三男が記録を塗り替えました。
この三兄弟は、将来プロゴルファーを目指しています。長男と次男はゴルフ中心の生活で登山から遠ざかっており、この三男も、今後ゴルフ中心となるようです。
あれ?間違えて書いてました
失礼しました
”30卍供2日間”でした
いやはや
30卻發スタミナと強靭さもさることながら
回復力が凄いですね
2人兄弟ではなく3人兄弟でしたか
しかもゴルフの道へ進むとは...
何とも不思議で凄い家族です
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