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Yamareco

記録ID: 1232756
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

(過去レコ)針ノ木岳 ➡ 烏帽子岳縦走

2007年08月24日(金) ~ 2007年08月25日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
26.1km
登り
3,571m
下り
3,705m

コースタイム

1日目
山行
8:50
休憩
2:20
合計
11:10
3:50
70
5:00
5:00
115
6:55
7:05
25
水場
7:30
7:30
40
8:10
8:40
40
9:20
9:25
55
10:20
10:50
100
12:30
13:00
75
14:15
14:50
10
15:00
2日目
山行
8:50
休憩
1:50
合計
10:40
5:20
40
6:00
6:00
15
6:15
6:15
50
7:05
7:15
115
9:10
9:40
65
10:45
11:15
45
12:00
12:00
25
12:25
12:35
10
12:45
12:45
15
13:00
13:10
40
13:50
13:50
55
14:45
14:45
35
15:20
15:40
20
16:00
高瀬ダム堰堤
天候 2日とも快晴
過去天気図(気象庁) 2007年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
針ノ木雪渓下部
2007年08月24日 05:53撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 5:53
針ノ木雪渓下部
逆光によるシルエットの爺ヶ岳
2007年08月24日 05:54撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 5:54
逆光によるシルエットの爺ヶ岳
唐松〜五竜〜鹿島槍〜爺
手前は岩小屋岳
2007年08月24日 08:21撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:21
唐松〜五竜〜鹿島槍〜爺
手前は岩小屋岳
スバリ岳(山頂はガレ)〜赤沢岳〜鳴沢岳
奥は白馬岳から西へ延びる稜線
2007年08月24日 08:21撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:21
スバリ岳(山頂はガレ)〜赤沢岳〜鳴沢岳
奥は白馬岳から西へ延びる稜線
針ノ木から蓮華
2007年08月24日 08:22撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:22
針ノ木から蓮華
常念〜大天井〜牛首展望台〜赤岩〜前穂〜奥穂〜槍
中央は高瀬ダム
2007年08月24日 08:23撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:23
常念〜大天井〜牛首展望台〜赤岩〜前穂〜奥穂〜槍
中央は高瀬ダム
水晶〜赤牛
2007年08月24日 08:23撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:23
水晶〜赤牛
(手前の山稜)
七倉〜船窪第1〜船窪第2〜不動〜南沢
2007年08月24日 08:24撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:24
(手前の山稜)
七倉〜船窪第1〜船窪第2〜不動〜南沢
立山〜劔岳
2007年08月24日 08:25撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:25
立山〜劔岳
黒部湖
2007年08月24日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:26
黒部湖
後立山連峰ほぼ全山
(後立山連峰とは一般的には針ノ木峠から親不知までを指す)
2007年08月24日 08:30撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:30
後立山連峰ほぼ全山
(後立山連峰とは一般的には針ノ木峠から親不知までを指す)
前穂〜奥穂〜槍〜野口五郎
2007年08月24日 08:36撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:36
前穂〜奥穂〜槍〜野口五郎
(ズーム)
見る方向によってはシンメトリーが美しい。
2007年08月24日 08:36撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
1
8/24 8:36
(ズーム)
見る方向によってはシンメトリーが美しい。
穂高〜槍〜野口五郎〜鷲羽〜水晶〜赤牛〜薬師
2007年08月24日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 8:41
穂高〜槍〜野口五郎〜鷲羽〜水晶〜赤牛〜薬師
蓮華のコマクサ群生地
2007年08月24日 10:09撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:09
蓮華のコマクサ群生地
野口五郎〜三ッ岳〜鷲羽〜ワリモ〜水晶
2007年08月24日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:17
野口五郎〜三ッ岳〜鷲羽〜ワリモ〜水晶
(水晶岳のズーム)
別名黒岳と言われるとおり、ハイマツが黒々と茂る。
手前は烏帽子岳と不動岳
2007年08月24日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:17
(水晶岳のズーム)
別名黒岳と言われるとおり、ハイマツが黒々と茂る。
手前は烏帽子岳と不動岳
蓮華の若一王子神社奥宮
三角点は右奥
2007年08月24日 10:18撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:18
蓮華の若一王子神社奥宮
三角点は右奥
剱岳
2007年08月24日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:32
剱岳
龍王岳〜浄土山〜立山
2007年08月24日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:32
龍王岳〜浄土山〜立山
蓮華から針ノ木
2007年08月24日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:32
蓮華から針ノ木
薬師岳
2007年08月24日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:32
薬師岳
針ノ木〜立山〜劔
2007年08月24日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:33
針ノ木〜立山〜劔
野口五郎〜水晶〜赤牛〜薬師
2007年08月24日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:35
野口五郎〜水晶〜赤牛〜薬師
後立山北部
2007年08月24日 10:47撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:47
後立山北部
鹿島槍(南峰)〜爺
2007年08月24日 10:47撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:47
鹿島槍(南峰)〜爺
蓮華岳南側、白砂青松の斜面
2007年08月24日 10:48撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:48
蓮華岳南側、白砂青松の斜面
蓮華の大下り上端から
2007年08月24日 10:49撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:49
蓮華の大下り上端から
蓮華岳三角点から
(若一王子神社奥宮は立山の手前)
2007年08月24日 10:49撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:49
蓮華岳三角点から
(若一王子神社奥宮は立山の手前)
赤牛は部分的に薬師に似ている
2007年08月24日 10:50撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:50
赤牛は部分的に薬師に似ている
コマクサ
2007年08月24日 10:51撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:51
コマクサ
獅子岳〜鬼岳〜龍王岳〜浄土山〜立山
2007年08月24日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:53
獅子岳〜鬼岳〜龍王岳〜浄土山〜立山
野口五郎〜鷲羽〜ワリモ〜水晶
2007年08月24日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 10:53
野口五郎〜鷲羽〜ワリモ〜水晶
ライチョウ(♀)
2007年08月24日 11:24撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 11:24
ライチョウ(♀)
右の針ノ木峠から、条件が良ければ富士山が見える。
2007年08月24日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 12:44
右の針ノ木峠から、条件が良ければ富士山が見える。
五色ヶ原
鷲岳(右)の下に山小屋が見えた
2007年08月24日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 12:44
五色ヶ原
鷲岳(右)の下に山小屋が見えた
龍王〜立山〜針ノ木
2007年08月24日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 12:44
龍王〜立山〜針ノ木
赤牛〜薬師
2007年08月24日 12:48撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 12:48
赤牛〜薬師
七倉乗越から見上げる北葛岳
2007年08月24日 13:51撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 13:51
七倉乗越から見上げる北葛岳
スゴイ!
2007年08月24日 14:13撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 14:13
スゴイ!
七倉ダム
2007年08月24日 14:50撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 14:50
七倉ダム
左右に肩を持ち、堂々たる風格の針ノ木
2007年08月24日 14:51撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 14:51
左右に肩を持ち、堂々たる風格の針ノ木
獅子岳〜鬼岳〜龍王岳〜立山
2007年08月24日 14:51撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 14:51
獅子岳〜鬼岳〜龍王岳〜立山
七倉岳から唐沢岳
2007年08月24日 14:51撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 14:51
七倉岳から唐沢岳
蓮華岳
2007年08月24日 15:52撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 15:52
蓮華岳
大町市街
2007年08月24日 15:52撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 15:52
大町市街
燕〜大天井〜牛首展望台〜赤岩〜前穂〜奥穂〜槍
2007年08月24日 15:53撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 15:53
燕〜大天井〜牛首展望台〜赤岩〜前穂〜奥穂〜槍
針ノ木〜蓮華
2007年08月24日 15:57撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 15:57
針ノ木〜蓮華
船窪小屋
2007年08月24日 16:45撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/24 16:45
船窪小屋
二日目の早朝、小屋近くから八ヶ岳と富士山
2007年08月25日 05:30撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 5:30
二日目の早朝、小屋近くから八ヶ岳と富士山
小屋近くからご来光
2007年08月25日 05:30撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 5:30
小屋近くからご来光
穂高〜槍に日が差し始める
2007年08月25日 05:35撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 5:35
穂高〜槍に日が差し始める
不動岳には七倉岳の影が映る
2007年08月25日 05:35撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 5:35
不動岳には七倉岳の影が映る
シナノナデシコ
2007年08月25日 06:48撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 6:48
シナノナデシコ
唐沢〜燕〜大天井〜槍
2007年08月25日 06:50撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 6:50
唐沢〜燕〜大天井〜槍
2299m峰から2341m峰
2007年08月25日 08:00撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 8:00
2299m峰から2341m峰
越中沢岳から立山まで
2007年08月25日 08:01撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 8:01
越中沢岳から立山まで
崩落斜面のお花畑
2007年08月25日 08:15撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 8:15
崩落斜面のお花畑
七倉岳
2007年08月25日 09:05撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:05
七倉岳
船窪岳には大小二つのピークがある
左=第2ピーク、右=第1ピーク
2007年08月25日 09:07撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:07
船窪岳には大小二つのピークがある
左=第2ピーク、右=第1ピーク
槍〜三ッ岳
右手前は前烏帽子岳
2007年08月25日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:22
槍〜三ッ岳
右手前は前烏帽子岳
三ッ岳には三つのピークがある。
北峰は2795m、西峰は2831m、本峰は三角点のある2845m
写真で北峰と本峰は縦に重なり、西峰は中央のピーク
2007年08月25日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:22
三ッ岳には三つのピークがある。
北峰は2795m、西峰は2831m、本峰は三角点のある2845m
写真で北峰と本峰は縦に重なり、西峰は中央のピーク
烏帽子の奥に水晶、南沢の奥に赤牛
2007年08月25日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:22
烏帽子の奥に水晶、南沢の奥に赤牛
草津白根山〜四阿山〜浅間山
浅間山は噴煙が見えた。
2007年08月25日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:22
草津白根山〜四阿山〜浅間山
浅間山は噴煙が見えた。
針ノ木は見る方向によっては劔岳や塩見岳に似ている。
2007年08月25日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:23
針ノ木は見る方向によっては劔岳や塩見岳に似ている。
立山〜劔
2007年08月25日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:23
立山〜劔
七倉〜不動〜南沢の高瀬川側は崩壊が甚だしい。
沢は常に濁り、洪水時は大量の土砂がダムに流れ込む。
2007年08月25日 09:36撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:36
七倉〜不動〜南沢の高瀬川側は崩壊が甚だしい。
沢は常に濁り、洪水時は大量の土砂がダムに流れ込む。
南沢岳
左奥は赤牛、右奥は薬師
2007年08月25日 09:43撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:43
南沢岳
左奥は赤牛、右奥は薬師
立山〜剱岳
2007年08月25日 09:43撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:43
立山〜剱岳
不動岳のコマクサ【機
2007年08月25日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:45
不動岳のコマクサ【機
不動岳のコマクサ【供
2007年08月25日 09:48撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:48
不動岳のコマクサ【供
燕から槍まで
2007年08月25日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:46
燕から槍まで
三ッ岳〜烏帽子〜南沢岳
2007年08月25日 09:47撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 9:47
三ッ岳〜烏帽子〜南沢岳
薬師岳のカール群
左から南稜カール>中央カール>金作谷カール>北カール
北カールは崩壊が進む。
2007年08月25日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 10:55
薬師岳のカール群
左から南稜カール>中央カール>金作谷カール>北カール
北カールは崩壊が進む。
烏帽子の奥に三ッ岳
2007年08月25日 11:00撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 11:00
烏帽子の奥に三ッ岳
唐沢岳と餓鬼岳〜剣ズリ
舌は高瀬ダム
2007年08月25日 11:00撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 11:00
唐沢岳と餓鬼岳〜剣ズリ
舌は高瀬ダム
ボリューム感溢れる赤牛岳
2007年08月25日 11:11撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 11:11
ボリューム感溢れる赤牛岳
烏帽子田圃の四十八池
2007年08月25日 11:42撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 11:42
烏帽子田圃の四十八池
トリカブト
2007年08月25日 12:00撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 12:00
トリカブト
龍王岳〜立山〜八ッ峰
2007年08月25日 12:26撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 12:26
龍王岳〜立山〜八ッ峰
針ノ木〜蓮華
手前は不動岳
2007年08月25日 12:26撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 12:26
針ノ木〜蓮華
手前は不動岳
南沢岳(手前は南峰、奥は三角点峰)
下は烏帽子田圃
2007年08月25日 12:26撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 12:26
南沢岳(手前は南峰、奥は三角点峰)
下は烏帽子田圃
烏帽子の最高点
2007年08月25日 12:26撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 12:26
烏帽子の最高点
遥かなる赤牛〜薬師
2007年08月25日 12:27撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 12:27
遥かなる赤牛〜薬師
烏帽子から水晶
2007年08月25日 12:32撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 12:32
烏帽子から水晶
烏帽子頂上から見下ろす田んぼ
2007年08月25日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 12:34
烏帽子頂上から見下ろす田んぼ
前烏帽子から烏帽子岳
2007年08月25日 12:55撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 12:55
前烏帽子から烏帽子岳
烏帽子〜南沢岳
2007年08月25日 13:02撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 13:02
烏帽子〜南沢岳
ブナ立尾根の下りで見上げる濁沢源頭部
2007年08月25日 14:23撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/25 14:23
ブナ立尾根の下りで見上げる濁沢源頭部
撮影機器:

感想

【山行記録投稿=2017年8月22日】

23日朝の天気予報で、金〜日は晴れだったので、24日(金)は急遽休暇を届け出る。
八ヶ岳を泊りがけで縦走しようかとも思ったが、色々思案した挙句、船窪小屋泊まりで針ノ木岳〜烏帽子岳を縦走することにした。
23日は19時半頃床に就く。午前0時頃まで寝るつもりだったが、3時間ほど眠っただけで目が覚め、身支度して家を出る。

扇沢では無料駐車場に停める。今日歩く予定のコースタイムは針ノ木岳ピストンを含めても12時間丁度なので、夜明けと同時に歩き出す予定だったが、扇沢に早く着いたので、まだ暗い3時50分にスタートする。
上空は満天の星空。舗装された車道でライトは要らず、星明りで歩く。4時15分に車道から山道へ入り、大沢小屋には5時着。明かりが点いており、一人の男性が朝食の準備をしている様子。
深い樹林帯の中でも道が見えるようになり、ライトを消す。

針ノ木雪渓へ入る前、沢が広くなった所は花が多くてとても綺麗。背後の爺ヶ岳は端正な三角形だが、逆光により黒々としていた。
5時50分から6時20分まで、30分ほど雪渓をアイゼンで上がる。この雪渓は7日前にも歩いたばかりなので、何の心配もなかった。
雪渓上部の水場で食事休憩、500㎖2本に給水する。早朝からよく晴れていたが、針ノ木峠直下まで山陰で日が差さず、風が強かったこともあり汗は全く出ない。

7時半、針ノ木小屋着。ガスで展望がなければ針ノ木岳は行かないつもりだったが、快晴で立山上空に雲は僅かにあるが、山にガスは掛かっていない。
小屋の広場では大きなパーティーが出発前の準備体操をしている。針ノ木へ行くならサブザックに必要な物を入れ替えて行く予定だったが、団体より先に行きたかったし少々寒いこともあり、重いザックのままで針ノ木へ向かう。

小屋から40分で登頂した針ノ木岳に先行者はいない。
後立山連峰北部の一部には雲が掛かっていたが、時間とともに消える気配。眺望が素晴らしいのですぐ下山するのは勿体なく、30分ばかり山岳風景を眺めて休む。
風が強く、後から上がって来た若いカップルは強風を避けるように岩陰に身を寄せている。平日で登山者は少なく、小屋へ下る途中では手ぶらの二人連れに会っただけ。
小屋まで下って小休止していると、扇沢から上がって来た二人連れの女性に、針ノ木岳まではどのくらいの時間で行けるかと聞かれる。標準タイムでは1時間だと答えたが、山歩きの所要時間は個人差があり、この手の質問には正しくは答えられない。

蓮華岳への登りは、最初はやや急だったが次第に緩やかになり、やがてハイマツとコマクサが白砂を彩るなだらかな高原状のルートとなり、最高点へ。コマクサの大群落がある山とは、前回登った時に初めて知る。
前回から5年が経ち、高山植物保護のロープが張られたかと思っていたが、ロープは張られてなく群生地へも入って行ける状況。可憐に咲く花の女王が心無い登山者に踏み荒らされぬことを祈りたい。
山頂の一角に、若一王子神社奥宮と書かれた石祠があり、古くから信仰の山だったのだろう。麓から見上げるととても大きな山であり、古人が尊宗したのもうなずける。

蓮華の大下りは標高差が525mもあり、地図を見ただけでは実感が湧かない。半分から下はガレ状の急な鎖のある岩場だが、鎖はなくても登降に支障はなさそう。
如何にもプロのガイドらしい、サングラスを掛けた青年に引率された中年女性ばかり7〜8人のパーティーと行き会う。
強風も収まり、気温も上がって薄っすらと汗ばむほどに暑くなる。
下り切った北葛乗越では初老のカップルが腰を下ろして休んでいる。少し水を飲みながら立ち話をして、北葛岳への登路にかかる。

北葛岳頂上には中高年男女10人のパーティーがいたので、1分ばかり先の広大な展望が得られる所で30分ほど休む。
七倉乗越へも標高差240mの急な下り。乗越から先は左側が所々で崩落している。
烏帽子⇔針ノ木間は、ルート自体がコの字型に大きく屈曲しているうえ、急斜面のアップダウンの繰り返しや崩落の進む登山道であることから、安心感の得られやすいパーティー山行を利用する人が多いような気がする。

七倉岳では、船窪新道を上がって来たというカップルが腰を下ろして休んでいた。
サングラスを掛けていたが、女性が大変感じの良い方なので、展望を楽しみながら30分余り色んな話をする。
七倉頂上から10分足らずで15時頃 船窪小屋に着き、宿泊手続きをする。
夕食まで時間があり、サンダル履きで七倉頂上へ行き、500㎖の缶ビールを飲む。

船窪小屋についてはネットの情報や書籍である程度の予備知識を持ち、いつか機会があれば泊まってみたいと思っていた。
6畳間ほどの真ん中に囲炉裏があり、食事時はそれをコの字型に囲んで座卓を置く。
夕食は好評どおり、古代米の御飯に山菜の天ぷら。日常生活で食する物ではないだけにとっても美味しい。
小屋の雰囲気の受け止め方や感想は人それぞれだが、家庭的な雰囲気に包まれていることは誰しも感じるだろう。電気はなく、小屋も広くはなく、質素ではあるが、真心のこもったおもてなしは松澤さんご夫妻の人柄そのものだと思う。

二日目。
ゴーゴーと唸る強風の音で目が覚め、時計を見たら真夜中の2時半…。
それから2時間ばかり浅く眠ったり目が覚めたりの繰り返し。
今朝はレインウェアの上着を着て出ないと、強風と寒さが我慢できないだろうなぁと考えたりしていた。4時半頃に布団を畳んで身支度していると、50分頃になって食事の用意が出来ましたと、若くて可愛い感じの女性スタッフが言いに来る。
朝食は普通の御飯でお代わりをする。

”鐘の音”に送られて小屋を出る時、評判の“”おかあさん“”が見送りをして下さる。
昨日はずっとお目に掛からず、街に下りていらっしゃるのかと思っていたが、忙しい早朝にもかかわらず、一見の登山者でも見送って頂き、感激して深々と頭を下げる。
小屋のすぐ脇から富士山が見えており、今日も素晴らしい山行となりそう。
南アルプスは見えないが、八ヶ岳は全山よく見え、これは全く予想外の眺望だった。
強風も収まり、外の気温に慣れるとレインウェアを着るほどの寒さでもない。
分岐から七倉岳へは5分で行けそうだが、もう富士山は見たし、頂上からの絶景は昨日堪能していたので船窪岳へ向かう。

針ノ木谷への分岐がある船窪乗越には6時丁度に着く。その先で、船窪岳第一ピーク(2300m)と思われるピークに立つが、現地表示は何もない。
船窪岳第二ピークは小さなプレートに山名が書かれている。登山者が表示したと思われる板切れに、『船窪松澤岳と言おう』と書かれているが、正式な山名ではない。
東と北側が好展望で、水を飲んだりして小休止する。

山名の標識はないが2341mピークは8時20分に通過。ルート上の所々に樹林帯があり、越中側から涼しい風が吹き上げて来る。信州側は大規模に崩落している所が多く、その上端ぎりぎりに沿って歩く所もある。
トリカブトなど高山植物が多く、激しいアップダウンに加えて、歩きにくい砂状の斜面だったり、背の高い高山植物が鬱蒼と生い茂る草いきれの中だったりと、とても変化が多いルートである。
梯子や鎖が完璧なまでに取り付けられていて、登山道を整備される松澤さんらの並々ならぬ苦労が偲ばれる。

不動沢を挟んで大きく対峙する七倉岳と不動岳。七倉から不動を見ると巨大な扇型だが、不動から七倉を眺めると頂稜が長くて平らな台形。
前方に不動の一角、カニの鋏のような岩峰を見上げながら進み、9時10分にその岩場へ着く。展望がすこぶる良いので5分間いて写真を撮る。
4〜5分先の最高点には烏帽子側から来た10人近くのパーティーが休んでいる。
サングラスを掛け、日焼けして屈強そうな壮年がいて、一目でガイドだと分かる。
その人達と二言三言話し中、私が5時半に船窪小屋を出て来たと言うと、その内の一人が速いと言う。即座にガイドが『単独行はみんな速い!』と言う。
確かにそれは言える。ガイド自身も昔は山を疾走していただろうと思う。
昨日蓮華の大下りで会った人と言い、今日不動岳で会った人と言い、ガイドは如何にも頼りになりそうな第一印象であった。
針ノ木⇔烏帽子間はどちらかと言えば難路なので、ガイドに頼って縦走する中高年パーティーが多いようだ。

ルートは頂上直下を巻く感じで、少し先で直角に右折する。
その付近はコマクサが密生して展望も良い。その先の小さな岩場も展望が良く、結局不動岳一帯には30分いたことになる。
不動岳より高い割には目立たない南沢岳には10時45分に着く。
三角点の少し先で、直角に左折して下る所に大きな岩場があり、その岩上からは立山連峰が絶景。菓子パンをかじりながらここでも30分間 山岳美を楽しむ。
前方に見下ろす烏帽子田圃は草原の中に池塘がいくつもあり、小さくても鋭い烏帽子のピナクルとのコントラストが絶妙。

烏帽子岳は南側から見ると南ア・鳳凰山のオベリスクに似ている。
頭に被る烏帽子形に見えるのは北からで、南からは鳥のくちばしのように鋭い。
頂上の先端は巨岩が二つあるが、巨岩の上には立てそうにない。
分岐から登って下りるまで、大きなパーティーなら時間が掛かりそうな岩山である。

ブナ立尾根の下りに備え、烏帽子小屋で水500㎖2本を調達。
その際、小屋の公衆電話で高瀬ダムから扇沢までのタクシーを予約する。
北アルプス3大急登に数えられる尾根だがジグザグの連続であり、標高差が1200mを超える割には歩きやすいと思う。
尾根取付き点の水場では、山小屋の弁当を食べながら水をたっぷり飲む。

高瀬ダム堰堤ではタクシー2台が下山者を待っている。
その1台のドライバーから、「○○さんですか?」と声を掛けられ、かってない安堵感と、もう歩かなくていいのだという終息感が込み上げる。
タクシードライバーは女性だった。
昨日の朝、扇沢からまだ暗いうちに歩き出して縦走したこと、一週間前には白馬から針ノ木まで二泊三日で縦走したことなどを話すとびっくりしていた。

針ノ木から烏帽子まで主なピークは8座だが、船窪以外の7座は2500mを超え、森林限界を抜けているので360度のパノラマであったことを付記しておく。

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