聖岳・赤石岳【椹島-聖岳-赤石岳-椹島】

2017年08月25日(金) ~ 2017年08月27日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 30.9km
• 登り: 3,608m
• 下り: 3,607m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:12

8:36 椹島ロッジ
8:46 8:46 牛首峠
9:12 9:15 聖沢登山口
12:11 12:15 聖沢吊橋
13:48 宿泊地

2日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:25
• 合計: 10:15

4:10 宿泊地
4:10 4:10 聖平小屋
4:12 4:12 聖平小屋分岐
4:34 4:36 薊畑分岐
5:21 5:22 小聖岳
6:11 6:12 聖岳
7:35 8:05 兎岳避難小屋
8:13 8:15 兎岳
8:49 8:49 小兎岳
9:33 9:34 中盛丸山
9:46 9:47 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
10:43 11:30 百間洞山の家
12:24 12:24 百間平
14:25 赤石岳避難小屋

3日目

• 山行: 4:17
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:32

5:31 赤石岳
5:31 5:31 赤石岳避難小屋
5:35 5:38 赤石岳
5:50 5:50 赤石岳・小赤石岳間分岐
6:14 6:25 北沢源頭
7:21 7:22 富士見平
7:53 7:53 赤石小屋
9:14 9:14 カンバ段
10:03 10:03 椹島ロッジ
10:03 ゴール地点

天候

1日目：曇時々雨、夕方から晴れ
2日目：暴風雨、午後から晴れ
3日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙ダム臨時駐車場を利用
（午前7時前に、駐車場から椹島行きの臨時バスがありました。）

その他周辺情報

白樺荘の温泉はとても気持ちよかったです。

写真

8/25 7:25

畑薙ダム臨時駐車場
バスの一番前に座れました。運転手さんとも会話ができて、特等席です。

8/25 8:36

椹島
手振れましたが、ここから出発です。
まずは、林道を戻って、聖沢登山口に向かいます。

8/25 8:38

椹島
ロッジからすぐのところの鳥森山登山口です。森に入ってすぐに右に分かれて、牛首まで登ります。

8/25 8:46

椹島
牛首の近くの赤石岳のライブカメラ（静岡市設置）です。

8/25 8:50

赤石沢
水がきれいです。

8/25 9:12

聖沢登山口
既に下山した方々が井川観光協会のバスを待っていました。
さて、これから出発です。

8/25 10:02

聖平への登山口
キノコです。小学生の知識なら、間違いなく毒キノコです。

8/25 10:18

聖平への登山口
意外と揺れるつり橋です。

8/25 11:14

聖平への登山口
日差しが気持ちいい。

8/25 11:18

聖平への登山口
これは、茎も真っ赤。間違いない。

8/25 11:22

聖平への登山口
こちらは、傘が黄色のキノコです。初めて見ました。

8/25 12:11

聖平への登山口
聖沢吊橋です。距離的には4分の1くらいですかね。

8/25 12:38

聖平への登山口
ガスってきました。神秘的です。

8/25 13:20

聖平への登山口
沢を渡ります。聖平の端っこに着いたようです。

8/25 13:48

聖平
ガスの中の聖平小屋です。到着しました。

8/25 16:39

聖平
晴れてきました。

8/25 16:41

聖平
前聖岳が見えかかってきました。

8/25 18:34

聖平
夕焼けがきれいです。

8/26 4:08

聖平
翌朝、暗いうちに出発です。雨は降っていませんが、ガスっています。

8/26 4:13

聖岳への登山道（聖平小屋分岐）
小屋からすぐの分岐です。右に行きます。

8/26 4:33

聖岳への登山道（薊畑分岐）
次に、易老渡への道を分けて、聖岳を目指します。

8/26 5:06

聖岳への登山道
夜が明けて明るくなってきましたが、ガスの中です。風も強く、雨も混じっています。

8/26 5:20

聖岳への登山道（小聖岳）
頂上標柱の風化が著しく、文字が見えません。とりあえず、夢中で上がってきました。

8/26 6:01

聖岳への登山道
何も見えません。時に、耐風姿勢をとって強風をやり過ごします。風速は20m/sくらいはあったでしょうか。

8/26 6:10

聖岳　頂上
ぱっと平らな部分に出たと思ったら、目の前に頂上標柱が。

8/26 6:11

聖岳　頂上
到着です。小屋から2時間ちょうどです。何も見えないでしょうから、今回は奥聖岳はパスします。

8/26 6:36

兎岳への登山道
ほんと、何も見えません。

8/26 6:51

兎岳への登山道
赤石岳の由来となったラジオラリアだと思う。赤石岳より、こちらの方が多いように思います。

8/26 7:35

兎岳への登山道（兎岳避難小屋）
とりあえず、避難小屋に退避です。

8/26 8:03

兎岳への登山道（兎岳避難小屋）
ここでしばらく休憩しました。
ぼろぼろの小屋でしたが、大変助かりました。

8/26 8:13

兎岳　頂上
こちらも残念ながら何も見えません。

8/26 8:50

小兎岳　頂上
ただ、ただ、暴風の中を歩くという苦行。

8/26 9:32

中盛丸山　頂上
なんとまるまると太ったライチョウと遭遇。いいこともあるもんだと、しばらく写真撮影に。

8/26 9:33

中盛丸山　頂上
ここも晴れていれば、最高の眺望なんでしょうけど。

8/26 9:45

中盛丸山・大沢岳間分岐
大沢岳にも登りたかったのですが、この天気なので、沢道を選び、百間洞山の家に向かいます。

8/26 10:22

百間洞山の家（付近）
空が急に明るくなって、青空が見えてきました。百間平が見えてきました。

8/26 10:22

百間洞山の家（付近）
小屋が見えた時のうれしさときたら。

8/26 11:30

百間洞山の家（付近）
暖かいうどんを食べながら、食堂で暖をとらせていただきました。感謝です。

8/26 11:35

百間洞山の家（付近）
小屋の少し上のテント場からは聖岳が見えています。

8/26 11:45

赤石岳への登山道
先ほど歩いた、中盛丸山と大沢岳のコルです。

8/26 12:00

赤石岳への登山道
大沢岳です。晴れた日に稜線を歩いたら楽しそう。

8/26 12:18

赤石岳への登山道（百間平）
聖岳にはまた雲がかかっています。でも、もうじき晴れそうです。

8/26 12:22

赤石岳への登山道（百間平）
塩見岳も見えています。

8/26 12:22

赤石岳への登山道（百間平）
百間平に上がると、目の前に赤石岳が。
まだ、遠いなぁ。

8/26 12:25

赤石岳への登山道（百間平）
ほんと、平らです。

8/26 12:25

赤石岳への登山道（百間平）
悪沢岳も見えています。

8/26 12:29

赤石岳への登山道（百間平）
南アルプスの山は大きい、と実感します。

8/26 12:44

赤石岳への登山道
聖岳の雲は完全になくなりました。

8/26 13:07

赤石岳への登山道
赤石岳の本体に取り付きます。本日、最後の頑張りどころです。

8/26 13:08

赤石岳への登山道
またライチョウが。

8/26 13:09

赤石岳への登山道
今度は2羽のヒナも一緒にいましたが、ヒナはすぐに隠れてしまいました。

8/26 13:22

赤石岳への登山道
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8/26 14:09

赤石岳への登山道
頂上部分の端に乗りました。頂上の避難小屋が見えました。

8/26 14:10

赤石岳への登山道
今日、歩いてきた道を振り返ります。

8/26 14:29

赤石岳避難小屋
到着です。しばらく小屋で休憩です。

8/26 16:11

赤石岳　頂上
南側を望みます。聖岳も大きいなぁ。

8/26 16:14

赤石岳　頂上
頂上標柱です。

8/26 16:15

赤石岳　頂上
北側を望みます。悪沢岳、千枚岳の奥には、仙丈ケ岳、塩見岳、間ノ岳、農鳥岳と3,000メートル峰の揃い踏み。

8/26 16:15

赤石岳　頂上
そして、南側の3,000メートル峰、聖岳。

8/26 16:15

赤石岳　頂上
富士山も見えています。

8/26 16:15

赤石岳　頂上
間ノ岳に寄ってみました。北岳は、間ノ岳と重なって見えません。

8/26 16:16

赤石岳　頂上
中央アルプスです。右側が宝剣岳と木曽駒ヶ岳です。

8/26 16:16

赤石岳　頂上
いい天気になりました。

8/26 16:19

赤石岳　頂上
午前中の天気がひどかったこともあり、この天気は最高です。

8/26 16:20

赤石岳　頂上
北アルプスも見えています。中央が穂高連峰です。

8/26 16:21

赤石岳　頂上
富士山に寄ってみました。

8/27 5:34

赤石岳　頂上
夜が明けて、雲海が広がっています。

8/27 5:34

赤石岳　頂上
雲海から頭を出す、富士山。

8/27 5:35

赤石岳　頂上
太陽もきれいです。

8/27 5:35

赤石岳　頂上
たぶん、御嶽山、だと思う。

8/27 5:35

赤石岳　頂上
中央アルプスの宝剣岳、木曽駒ヶ岳がしっかりと見えています。

8/27 5:35

赤石岳　頂上
北アルプスも昨日よりくっきりと。左側に笠ヶ岳、中央に穂高連峰、そこから右に常念山脈が続き、その後ろに立山と剱岳が見えています。すばらしい！！

8/27 5:35

赤石岳　頂上
立山、剱岳を中央に、さらに左側には、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山も。（ピントがうまく合っていませんが。）

8/27 5:35

赤石岳　頂上
北側の展望です。
中央少し左に甲斐駒ケ岳も見えています。

8/27 5:37

赤石岳　頂上
雲海が神秘的です。

8/27 5:39

赤石岳　頂上
さて、それでは椹島に向けて下山します。

8/27 5:50

赤石岳・小赤石岳間分岐
御嶽山に太陽が当たってきました。

8/27 5:52

赤石岳・小赤石岳間分岐
赤石岳、素晴らしい山でした。

8/27 6:45

椹島への登山道
とてもいい天気になりました。昨日までの天気がうそのよう。

8/27 7:08

椹島への登山道（富士見平）
悪沢岳と千枚岳がきれいです。次回はあちら経由で来たいものです。

8/27 7:08

椹島への登山道
だいぶ降りてきたので、赤石岳のカールがきれいに見えてきました。

8/27 7:08

椹島への登山道
この方角からだと、聖岳の印象もだいぶ変わります。

8/27 7:09

椹島への登山道
墨絵ですね、まさに。

8/27 7:16

椹島への登山道
本当に名残惜しい。

8/27 7:17

椹島への登山道
カールをアップ。日本最南端のカールです。

8/27 7:18

椹島への登山道
悪沢岳のアップ。

8/27 7:19

椹島への登山道
千枚岳のアップ。

8/27 7:41

椹島への登山道（赤石岳）
さーて、ここから椹島に向けて、一気に下ります。

8/27 9:59

椹島への登山道（椹島）
はい、林道まで下りてきました。

8/27 10:02

椹島
神社に、今回の無事下山をお礼です。

8/27 10:17

椹島
到着しました。10時30分のバスに間に合いました。

8/27 10:24

椹島
このバスで畑薙ダム臨時駐車場に戻ります。なんと、ナンバープレートが赤石岳の標高です。

撮影機器：

μTOUGH-6020 オリンパス

感想

tomtan

8月の週末の天気がずーっと不穏で、山行を見送る日々が続いていて、なんとかましな天候だったので、2泊3日で憧れの南アルプス南部の周遊を計画しました。

東名高速道路から畑薙ダム臨時駐車場がの下道がやたら長くて大変でしたけど、辺境という感じがして、それはそれでよかったです。

＜1日目＞
椹島にバスで着いて、林道を少し戻り、聖沢沿いに聖平を目指しました。
標高が上がるとガスってきて、視界も悪くなり、雨も少し降ってくるといった、予想より少々悪い天気、でも、昼過ぎには小屋に着き、無事、テントを張ることができました。
夕方からは雲が晴れて、前聖岳が見えたり、夕焼けがきれいだったりと、楽しめました。

＜2日目＞
行程が長いため、少々早めに起きて、暗いうちから出発しました。
日の出前ということと、ガスっているということで、視界はほぼゼロ。
そして、聖岳の稜線に出ると、強風と雨が襲ってきました。風の強いときは、耐風姿勢でしのぐことを繰り返し、高度を上げていくと、意外なほど唐突に前聖岳の頂上に到着しました。
視界はゼロということで、奥聖岳はパスし、百間洞山の家を目指しました。
途中、兎岳避難小屋で休憩をとったりしながら、兎岳、小兎岳、中盛丸山をガスの中、パスしていき、分岐点で百間洞山の家に下りました。
百間洞山の家で暖かいうどんを食べながら暖をとり、小屋の外に出ると空が明るく、晴れていました。
赤石岳には百間平を抜けて、最後の登りをゼイゼイ言いながら登り、広い頂上に到着して、赤石岳避難小屋に何とか到着しました。
赤石岳避難小屋は、小屋番のおじさん、おばさんともにとても親切で、とても居心地のいい小屋でした。
ただ、疲労から食欲不振にまたもや陥り、シュラフにくるまって寝て過ごすのでした。

＜3日目＞
最終日、日の出を見るのをあきらめて、明るくなってから出発しました。
赤石岳頂上からの眺望を楽しみながら、そして、そのすばらしい眺望に後ろ髪をひかれながら、赤石小屋を抜けて、椹島まで一気に下降したのでした。
10時30分の椹島発のバスに乗ることはできましたが、おかげで、珍しく筋肉痛を起こすのでした。

下山後は、駐車場近くの白樺荘で温泉を堪能して、また山道を延々と運転して帰りました。