仙丈ケ岳−地蔵尾根から北沢峠へ
- GPS
- 27:26
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,316m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
- 山行
- 11:21
- 休憩
- 3:20
- 合計
- 14:41
- 山行
- 0:13
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 0:14
天候 | 薄曇り後快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
テントマット
|
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感想
初めての仙丈ケ岳登山です。
北沢峠から登るのが一般的に思いますが、静かな南アルプスを味わいたかったので地蔵尾根からのルートを選択しました。
行程を考えると仙丈小屋辺りで一泊が丁度良さそうでしたが、この周辺の山小屋は全て要事前予約。電話を掛けてみるも全て満員。
仕方が無いので北沢峠でテント泊とする事にしました。
出発時に量った荷物の総重量は18kg。まぁ、こんなものでしょうか。
(これが後々効いてくる事に)
柏木登山口の駐車場で仮眠をし、朝は比較的遅く5:30頃起床。ゆっくり準備をして出発は6:30。
道は判りやすく、心配していた程判り辛い道ではありませんでした。ただ、道標が完璧にある訳でも無いので暗い時間帯に歩き始めると迷ってしまうかもしれません。
登山道は昔周辺の木を伐りだす時に使った道を行きます。途中に石仏もあり、昔から使われてきた道です。
何度か林道を横切り、次第に高度を上げて行きます。この林道が通れたら随分時間短縮になるのですが。途中にゲートがあるのかどうかは判りません。
松峰小屋と登山口の中間地点、林道併用区間の車道横に水場があります。登山地図には載っていない水場です。季節によっては涸れてしまうのでしょうか。
丁度良い場所にある水場でした。
松峰と松峰の隣の2087m峰の鞍部が最後に林道に近づく点です。この辺まで来ると昔の山仕事に使われたような雰囲気はありません。
仙丈ケ岳への中間点、松峰小屋。地形図上では登山道横にあるように書かれています。しかし実際には登山道横にはありません。小屋への分岐があるのでそこから分岐します。木に付けられている道標には100mと書かれていましたが、実際には直線距離で160m。標高差は70m程あります。急ぐ場合には寄らない方が良いでしょう。私はそれを知らず、しっかり時間をロスしてしまいました。
小屋の中は暗く、やや建物全体が傾いています。小屋内で一休みしようと思いましたが、結局分岐まで戻って休みました。
分岐を過ぎ、地蔵岳の肩までの登りがやや急登です。仙丈ケ岳までの区間でここが一番急みたいです。いくつかのアップダウンを過ぎ、標高2450m付近から再び急になります。斜度は似たようなものでした。
標高2700mの地点で急に視界が開け、主稜線が眼前に現れます。
天気が良かったので傾きかけた太陽が大仙丈ケ岳にあたって綺麗です。
ちょっと焦り始めます。ちょっと時間が足りなくなってきた。
森林限界を越えた稜線の上は美しく、ゆっくりと歩きたいところです。しかし、この時点で日没まであと少し。先を急ぎます。(気だけが焦って実際にはそれ程早く歩けている訳ではないのですが)何でこんなに時間が掛かってしまったのでしょう。荷物の持ち過ぎ…という事にしておきましょうか。
地蔵尾根を過ぎる頃には周囲は夕陽の金色に染まっていました。
3000m近い筈なのですが、意外と空気の薄さは感じません。
山頂を見ると、日没を見に来ている人が。彼等が山頂から降りてしまわない内にと急ぎます。そう、シャッターを切ってもらう為に。
山頂へ到着したのは日没直前でした。山頂の4人の方は全て仙丈小屋宿泊だそうです。そりゃ、そうでしょうね。
山小屋の予約が取れなかった私には北沢峠までの下りが待っています。
(多分泣きつけば泊めては貰えるのでしょうが、嫌な顔や説教されそうです。金を払って怒られるのはちょっと…)
山頂から藪沢カールを回りきる頃には日も落ち、少し風も出てきました。そして意外と寒い。
暗いので日中のようなスピードで下る訳にもいかずゆっくりです。
そんな訳で意外と時間が掛かり、テン場に着いたのは21時過ぎでした。
地蔵尾根では抜いた人1人、抜かれた人1人、すれ違った人1人。
山頂にいた人4人。
山頂直下ですれ違った人1人。
合計8人にしか会わない静かな山旅でした。
コメント
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この道の登りは辛いね 下りに使いたい
コメントありがとうございます。
ダラダラとした登りが続く為か、”いつの間にか登っている”と感じる道でした。
2450m付近からはちょっと急になるのでややきつかったのですが、所謂”急登”と言われるコースに比べると大した事ありませんでした。
ただ、コースが長いので暑い時期は大変かもしれません。
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