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Yamareco

記録ID: 128376
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍穂縦走! (槍ヶ岳〜大キレット〜北穂〜奥穂〜前穂〜上高地)

2011年08月14日(日) ~ 2011年08月16日(火)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
34.0km
登り
3,029m
下り
3,020m

コースタイム

≪一日目≫5:30上高地-7:40横尾-9:00槍沢ロッジ9:25-13:30槍ヶ岳山荘14:10-14:40槍の穂先14:55-15:20槍ヶ岳山荘
≪二日目≫4:15槍ヶ岳山荘-6:10南岳-南岳山荘6:30(大キレット)-10:30北穂高岳10:40-12:17涸沢岳‐12:30穂高岳山荘
≪三日目≫4:15穂高岳山荘-5:00奥穂高岳5:10-6:43紀美子平-7:12前穂高岳-7:42紀美子平-9:05岳沢9:15-10:28上高地

※南岳→北穂→涸沢岳のコースのほうが逆のコースよりも難易度が低いようです
天候 ≪一日目≫晴れ後曇り、時々雨
≪二日目≫晴れ後曇り、時々雨
≪三日目≫曇り
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
コース状況/
危険箇所等
≪アクセス≫
名古屋方面から東海北陸道 飛騨清見IC - 平湯温泉 - あかんだな駐車場

≪駐車場≫
夜11時30分に到着したが駐車場ゲートは閉鎖されていた。
ゲートが開いたのは夜の3時頃。
お盆シーズン、続々と車が到着しゲートが開くまで順番待ちの車で一杯に。
ゲートの前で一番前の車が待機、その後ろに一列に駐車して順番待ち。

駐車料金 一日500円
http://www.nouhibus.co.jp/new/akandana_p01.html


≪バスで上高地へ≫
お盆のため乗車客が多い。朝一のバスは一台増便。

あかんだな駐車場〜上高地への運行時間、料金 往復2000円  
http://www.nouhibus.co.jp/new/2011_kamikochi.html

≪宿泊 小屋泊まり≫ 
どちらの小屋も予約無しで泊まれます

槍ヶ岳山荘  
http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/
穂高岳山荘
http://www.hotakadakesanso.com/syukuhaku.html

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≪道の状況≫
コース上、雪渓を歩くことは無かった

≪危険個所≫

・槍の穂先往復
・★大キレットの長谷川ピークと飛騨泣き、三点支持をしっかりと。
・ 落石に注意
・★北穂〜涸沢岳間 涸沢岳と一つ手前のピークでの落石に注意
・奥穂〜紀美子平 注意 三点支持をしっかりと
・前穂往復 落石注意
・紀美子平〜岳沢 急な坂道、スリップ注意

≪下山後上高地にて≫
いつも上高地コロッケ(300円)を食べたくなってしまう。
http://www.kamikochi.or.jp/modules/weblinks/singlelink.php?lid=21

≪温泉≫
平湯の森(平湯温泉) 露天風呂がたくさんあります。
大人500円(ロッカー代金100円)
http://www.hirayunomori.co.jp/contents/spa/roten.html
≪一日目≫
上高地を出発し、徳沢園にて。雨、降らないでね。
2011年08月14日 06:54撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 6:54
≪一日目≫
上高地を出発し、徳沢園にて。雨、降らないでね。
沢の水の色がコバルトブルー
2011年08月14日 08:28撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 8:28
沢の水の色がコバルトブルー
コキンレイカ
2011年08月14日 08:33撮影 by  NEX-5, SONY
8/14 8:33
コキンレイカ
ソバナ
2011年08月14日 08:41撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 8:41
ソバナ
センジュガンピ
2011年08月14日 08:47撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 8:47
センジュガンピ
出発前に握ってきました
素敵なお弁当をつくってみたいけど、
出発前におむすびをつくるのがやっと。
2011年08月14日 09:04撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 9:04
出発前に握ってきました
素敵なお弁当をつくってみたいけど、
出発前におむすびをつくるのがやっと。
今日は緑茶パウダーを持参
水場さえあればたくさん冷たいお茶が飲めます
2011年08月14日 09:09撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 9:09
今日は緑茶パウダーを持参
水場さえあればたくさん冷たいお茶が飲めます
槍沢ロッジさんが双眼鏡を置いてくれてます。のぞくと、、おぉ、すごい、槍の穂先の人までバッチリ見えます(ホントに)
2011年08月14日 09:26撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 9:26
槍沢ロッジさんが双眼鏡を置いてくれてます。のぞくと、、おぉ、すごい、槍の穂先の人までバッチリ見えます(ホントに)
槍沢キャンプ地
なんて素敵なところなのでしょう
2011年08月14日 09:53撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 9:53
槍沢キャンプ地
なんて素敵なところなのでしょう
沢に沿って登っていくとアルプスの風景が、、
2011年08月14日 10:18撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 10:18
沢に沿って登っていくとアルプスの風景が、、
見えた〜、槍ヶ岳
2011年08月14日 11:52撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 11:52
見えた〜、槍ヶ岳
ちょっとアップにしてみます
2011年08月14日 11:51撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 11:51
ちょっとアップにしてみます
ミヤマキンポウゲ
2011年08月14日 10:43撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 10:43
ミヤマキンポウゲ
ハクサンイチゲ
2011年08月14日 11:57撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 11:57
ハクサンイチゲ
ミヤマリンドウ
2011年08月14日 12:42撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 12:42
ミヤマリンドウ
チングルマの穂
2011年08月14日 12:43撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 12:43
チングルマの穂
どんどん近づいてきました
2011年08月14日 12:16撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 12:16
どんどん近づいてきました
殺生ヒュッテでは去年テント泊でお世話になりました
2011年08月14日 12:31撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 12:31
殺生ヒュッテでは去年テント泊でお世話になりました
ミヤマダイコンソウと槍ヶ岳
2011年08月14日 12:44撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 12:44
ミヤマダイコンソウと槍ヶ岳
イワギキョウ
2011年08月14日 12:53撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 12:53
イワギキョウ
ん、槍の穂先を見ると長い列
2011年08月14日 13:28撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 13:28
ん、槍の穂先を見ると長い列
穂先に登りっていきます
槍ヶ岳山荘があっという間に下のほうに
2011年08月14日 14:32撮影 by  NEX-5, SONY
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8/14 14:32
穂先に登りっていきます
槍ヶ岳山荘があっという間に下のほうに
頂上からはガスの合間に山並みがみえました
2011年08月14日 14:40撮影 by  NEX-5, SONY
8/14 14:40
頂上からはガスの合間に山並みがみえました
≪二日目≫
月明かりで槍の穂先を撮影
こんな暗闇の中、ヘッドライトで登っている方が、、
2011年08月15日 04:13撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 4:13
≪二日目≫
月明かりで槍の穂先を撮影
こんな暗闇の中、ヘッドライトで登っている方が、、
稜線を歩き始めてガスが切れたころに振り返ると、、、槍がお見送りしてくれてました
2011年08月15日 04:53撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 4:53
稜線を歩き始めてガスが切れたころに振り返ると、、、槍がお見送りしてくれてました
中岳到着
夜が明けてあたりがピンク色に
2011年08月15日 05:08撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 5:08
中岳到着
夜が明けてあたりがピンク色に
朝日が黄金色です
2011年08月15日 05:12撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 5:12
朝日が黄金色です
南岳小屋から先の大キレットに雲がモクモク流れっ込んでいます
2011年08月15日 06:17撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 6:17
南岳小屋から先の大キレットに雲がモクモク流れっ込んでいます
大キレットへ、いってきます!
2011年08月15日 06:31撮影 by  NEX-5, SONY
8/15 6:31
大キレットへ、いってきます!
雲が去って大キレットの全貌が見えました
2011年08月17日 09:38撮影 by  NEX-5, SONY
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8/17 9:38
雲が去って大キレットの全貌が見えました
でこぼこピークがたくさんあります
2011年08月15日 07:28撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 7:28
でこぼこピークがたくさんあります
んっ。。。。こういうところも。
2011年08月15日 08:03撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 8:03
んっ。。。。こういうところも。
目の前の道を見ます、高所に慣れてきましたが、谷の方向は、なるべく見ないようにして歩きます
2011年08月15日 08:07撮影 by  NEX-5, SONY
8/15 8:07
目の前の道を見ます、高所に慣れてきましたが、谷の方向は、なるべく見ないようにして歩きます
あとから写真みると、すごい場所ばかり
実際は前にすすむことしか考えていなくて周りを良く見てません
2011年08月15日 08:20撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 8:20
あとから写真みると、すごい場所ばかり
実際は前にすすむことしか考えていなくて周りを良く見てません
目の前を立ちはだかる北穂高岳の壁
2011年08月15日 08:26撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 8:26
目の前を立ちはだかる北穂高岳の壁
通ってきた長谷川ピーク
岩登りの手ごたえ十分でした
2011年08月15日 08:37撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 8:37
通ってきた長谷川ピーク
岩登りの手ごたえ十分でした
難所、飛騨泣き
本当に泣かされました(>_<)
2011年08月15日 09:18撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 9:18
難所、飛騨泣き
本当に泣かされました(>_<)
この鎖とステップに感謝
2011年08月15日 09:29撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 9:29
この鎖とステップに感謝
北ホまであと200m
なんですが直登でなかなか辿り着かない、、
2011年08月15日 09:57撮影 by  NEX-5, SONY
8/15 9:57
北ホまであと200m
なんですが直登でなかなか辿り着かない、、
もうあと一歩で北穂高山荘
2011年08月15日 10:16撮影 by  NEX-5, SONY
8/15 10:16
もうあと一歩で北穂高山荘
やった〜、北穂高岳山頂!
大キレット、クリアーです
2011年08月15日 10:38撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 10:38
やった〜、北穂高岳山頂!
大キレット、クリアーです
この先、涸沢岳までも険しそう
2011年08月15日 10:41撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 10:41
この先、涸沢岳までも険しそう
ライチョウのメスに会えました
2011年08月15日 11:24撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 11:24
ライチョウのメスに会えました
涸沢岳に到着
ここまで何ヶ所か難所がありましたが、集中して進んだためほぼ写真撮影せず
2011年08月15日 12:17撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 12:17
涸沢岳に到着
ここまで何ヶ所か難所がありましたが、集中して進んだためほぼ写真撮影せず
穂高岳山荘で、持参のジャスミンティーを作り、おやつを食べる
2011年08月15日 13:11撮影 by  NEX-5, SONY
8/15 13:11
穂高岳山荘で、持参のジャスミンティーを作り、おやつを食べる
穂高岳山荘で暖かい紅茶をいただきながら
談話室で山の本を読みます
2011年08月15日 13:59撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 13:59
穂高岳山荘で暖かい紅茶をいただきながら
談話室で山の本を読みます
一番好きな山の雑誌
2011年08月15日 14:41撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 14:41
一番好きな山の雑誌
穂高岳山荘での夕食
ご飯を大盛りでお替わりしました
2011年08月15日 17:02撮影 by  NEX-5, SONY
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8/15 17:02
穂高岳山荘での夕食
ご飯を大盛りでお替わりしました
≪三日目≫
今日は奥穂高を登って前穂経由で上高地へ向かいます
最後に見えた槍ヶ岳
2011年08月16日 04:43撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 4:43
≪三日目≫
今日は奥穂高を登って前穂経由で上高地へ向かいます
最後に見えた槍ヶ岳
奥穂高山頂(3190m)到着!
2011年08月16日 05:05撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 5:05
奥穂高山頂(3190m)到着!
一瞬でしたがきれいな御来光が見られました
2011年08月16日 05:08撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 5:08
一瞬でしたがきれいな御来光が見られました
いくつものピークを越えていきます
2011年08月16日 06:09撮影 by  NEX-5, SONY
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いくつものピークを越えていきます
涸沢方面のテント場見えました
ヤッホー!
2011年08月16日 06:13撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 6:13
涸沢方面のテント場見えました
ヤッホー!
ヨツバシオガマ
2011年08月17日 10:31撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 10:31
ヨツバシオガマ
ウサギギク
2011年08月16日 06:36撮影 by  NEX-5, SONY
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ウサギギク
紀美子平から、前穂に登ります
2011年08月16日 06:43撮影 by  NEX-5, SONY
8/16 6:43
紀美子平から、前穂に登ります
とはいえ、前調べしてなくて反省
結構厳しいなぁ
2011年08月16日 06:52撮影 by  NEX-5, SONY
8/16 6:52
とはいえ、前調べしてなくて反省
結構厳しいなぁ
前穂登頂!
2011年08月16日 07:17撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 7:17
前穂登頂!
岳沢小屋に到着
2011年08月16日 09:06撮影 by  NEX-5, SONY
8/16 9:06
岳沢小屋に到着
風穴がありました
中には氷があって冷たい風が出てきます
涼みました
2011年08月16日 10:03撮影 by  NEX-5, SONY
8/16 10:03
風穴がありました
中には氷があって冷たい風が出てきます
涼みました
コオニユリ
2011年08月16日 09:18撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 9:18
コオニユリ
ヨシバヒヨドリ
2011年08月16日 09:36撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 9:36
ヨシバヒヨドリ
キツリフネ
2011年08月16日 10:09撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 10:09
キツリフネ
下山した上高地の登山口は、4年前に見かけたけれど、自分に登山知識がなく入山できなかった場所でした
2011年08月16日 10:28撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 10:28
下山した上高地の登山口は、4年前に見かけたけれど、自分に登山知識がなく入山できなかった場所でした
上高地から岳沢を眺めます
観光客の皆さんがこの景色に癒されてます
2011年08月16日 10:41撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 10:41
上高地から岳沢を眺めます
観光客の皆さんがこの景色に癒されてます
上高地のお気に入り、上高地コロッケ
同じくお気に入りの安曇野のむヨーグルト
2011年08月16日 10:50撮影 by  NEX-5, SONY
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8/16 10:50
上高地のお気に入り、上高地コロッケ
同じくお気に入りの安曇野のむヨーグルト
撮影機器:

感想

小、中学生の頃、夏休みになると自由研究の課題を、何にするかワクワクしながら考えたものだ。
夏の泊まりがけの山行は、そのワクワク感に似ているものがある。
私にとっての今年の課題は槍ヶ岳と北穂高岳の間の“大キレット”、稜線上の大きくV字型に凹んでいる場所。
去年の夏、テント泊で槍ヶ岳に行った際に出会った方々のうちの何人かが大キレットを目指すと聞いた。いつからか私も行ってみたい場所となった。
最初はテント泊を考えていた。しかし前の週末に行った南アルプスでザックを背負ってこの重さでは無理だと断念。
軽量化と思い、出発前日までツェルト泊を考えていた。ところが用意してみると、ツェルト、マット、寝袋、自炊用意がこれまた少し負担。
この際、最軽量化することにして小屋泊に決めた。出発時、水、行動食なども含めて5kg以下にして準備完了。私の力では、これが精いっぱいだ。
大丈夫かな、独りでいけるかな、直前まで不安に思いつつ、、、イザ、イザ。

≪一日目≫
平湯の“あかんだな駐車場”から朝一のバスに乗って上高地に入る。前夜は車中泊した。
一日で自分がどのぐらい行動できるかわからなかった。北アルプスはテント泊ばかりでいつも重くて誰よりも歩みが遅かった私。
ザックが軽いとこんなに歩けるなんて〜、と感激しながら、なんと調子に乗って歩く歩く。(行けるじゃ〜ん)
去年は殺生ヒュッテから全く全貌を見ることができなかった槍ヶ岳、今日はその姿をはっきりと見せてくれた。鋭い穂先が神々しく、さながら貴公子のようだ。

槍ヶ岳山荘に到着後、小屋泊申し込みをしてザックを部屋に置いてから槍の穂先を目指して登る。
頂上までは、三点支持で行けばOK。
お盆の時期とあって渋滞している。最大2時間ぐらいかけて登って下りてきたという方もおられた。
小学生らしい子供を何人も見かけて感心。槍の穂先を登るのは私でも高所に躊躇してしまうのに。ここでがんばっている子供達はさすが。
最後の垂直の梯子、2ヶ所を登り終えると頂上。ガスっていたのものの景色も少し見えた。今日は満足だ。

この日の小屋泊は女性ばかりの部屋。なんと私と同じく単独登山されている方が何人もいた。
これまで登った山や泊まった小屋などの話をしてあっという間に時間が過ぎていく。
大キレットに行くことを伝えると、皆さんが応援してくださった。心が温まって勇気が出た。

≪二日目≫
自信100%というわけではないので、体調、天候の条件がそろわずダメそうだったら南岳から天狗原のコースで下山することを決意。
朝4時すぎ、まだ暗い中、ヘッドライトをつけて槍ヶ岳山荘を後に出発。
ところがガスでヘッドライトの明かりが遠くに届かず、先の目印の読みもおぼつかない。
進むべきか引き返すべきか迷っていると、後ろから明るいヘッドライトをつけた爽やかな青年が来られた。
お話を聞くと、この日は、南岳から大キレット経由で、その先の穂高山荘まで行かれるという。
ならば行ける時までご一緒しましょうか、とのありがたいお言葉。
足でまといにならないようペースに気をつけながら進む。

南岳まで到着すると目の前に北穂高岳が見え、二つの山の間にある谷に真っ白なガスが大きな雲の塊になって流れ込んでいた。
その場所こそが大キレット。しばらくして、雲が切れてはっきりその谷を目で確認しあらためて険しさを実感。
行く?行かない?それを決めるのは自分。
昔、テレビのクイズ番組で、すでに5万円獲得していて最終問題にチャレンジで正解ならば、10万円獲得。失敗すると獲得金額は0円に、
なんていうのがあったけれど、まさに回答者が最終問題チャレンジするか否か、YESかNOを答えなければならないあの気持ち。
南岳まで来れて大キレットのこの景色を見れただけで、十分満足なので、ここで下山もありだけれど。
・・・ 微風があるものの気象条件は悪くない。ここまで来たからには、やっぱり、行くしかないでしょう。
神様、チャンスを与えてくださってありがとう。

大キレットへの下りはそれほど怖さを感じなかったが、最大の難所、長谷川ピーク、飛騨泣き、ヤマレコユーザーの皆さんが感じる以上に私にはすごい難所だった。
“長谷川ピーク”は、痩せた岩稜帯の上に左足を左側の谷に、右足は右側の谷にかけて、進んでいく箇所があって緊張のピーク。
どちらの谷に滑落しても数百メートル奈落の底、命はまず助からない。
ホッとしたのも束の間で、次は“飛騨泣き”
鉄の足がかりがあるのだが、一つ目のステップが私の足の長さよりもややオーバー気味で、なかなか足がかからず、岩の上にあがれない。
高所であることも一歩が踏み出せない原因だった。右も左も深く切れ込んだ谷。涙が出そうになった。
こんな時に、周りの登山者達、全く他人の私に「がんばれ!」と励ましてくれる。
皆、なんていい人なんだ。そうだ、ここで負けてはいられない。
渾身の力を出して、ステップに足をかけ、ようやく重い身体を持ち上げることができた。

「ラッーク」という言葉、普段の山登りでほとんど使うことがない。普段はそんな危ない場所には行かない。
でも今回、何度か真剣に大きな声で伝えなければならない場面があった。登っている時に自分が他人に対して、落石しないように要注意。
自分より下にいる人に石を落してしまったら大変なことになる。
また、こればかりは運なのだが、周りの音や様子に耳をすましながら、自分も落石に遭わないように気をつけなければならない。
一度は、リンゴぐらいの大きさの石が私から離れたところだったが、100mぐらい上から下に落ちてきた。皆で「ラッーク!」と言い合って、
誰にもあたらずに済んで幸いだったが、石が地面にあたったときの重くて鈍い音に身震いした。
大キレットを越えて、北穂高岳頂上に到着するまでに4時間以上を要した。
あと200mで北穂高岳山頂という標識が見えたけれど、そこから先もほぼ直登でなかなかたどりつかなかった。
北穂高岳山頂に到着したときには、ホッとして脱力した。ヤッター! 大キレット越えた。感無量〜(嬉し泣き) \(^o^)\

今すぐカンパ〜イ!って気分だが、まだ気を抜けない。あたり一面薄くガスがかかっていた。時間は10時半過ぎ。
自分の調子は悪くない。できれば、穂高岳山荘まで進んでおきたかった。
北穂〜穂高岳山荘間の稜線は、2年前に初心者の私が間違って歩いてしまったルートだ。あの時は、こんなルートは、将来二度と来ることはないと思っていたが
ここを通っていけば、明日、奥穂、そして未だ通ったことのない前穂経由で上高地までおりることができる。
北穂高岳で多くの登山者が休憩をしていたが、自分は休憩をほどほどにして進むことにした。
本日の天気予報では、午後から雨のリスク有り。濡れた岩の上を歩くのは危険だとわかっていたので、大ぶりになる前に穂高岳山荘に到着したかった。
“山ガール”でなく、“山オバ”の私にもかかわらず、槍ヶ岳からずっと後ろをくっ付かせてもらった爽やか青年には大感謝だ。
また穂高山荘でお会いしましょう!と声かけして、ここから先は独りで道を行く。

北穂高岳〜涸沢岳までは、あたりがガスっていたおかげで、高度感をそれほど感じず、または大キレットで高所に慣れた(!?)からなのか、
トントンと順調に岩の上を歩いていくことができた。
このルートは、涸沢岳までの登りと、その手前のピーク前後が最大の難所。イヤな鎖場が何ヶ所かある。登山道がザレていて落石注意。
2度の落石を目撃しながらも、危ない目には特に合うことなく涸沢岳を越え穂高岳山荘になんとか到着。

あたたかい紅茶をいただきながら、穂高岳山荘で山の雑誌を読みながらリラックス。
つい、さきほどまでのMAX緊張がどんどんほぐれていく。
重いテント泊装備を持って、南岳〜涸沢岳のルートを歩かれた皆さんに、心から尊敬。
私にはそこまではできなかったけれど、歩いてみたいルートが完歩できて、十分すぎるぐらいだった。


≪三日目≫
どうしてもご来光を奥穂高岳から見たくて、またもや朝4時すぎにヘッドライトをつけて
穂高岳山荘近くの登り口から、山荘でお部屋が一緒だった女性お二人と一緒に出発。
翌朝の天候も今一つだった。あたり一面にガスも出ているし風も強い。暗い中、おひとりのご年配の男性が、ペースを落として一緒に歩いてしてくださった。
男性はジャンダルム経由で西穂高へ縦走されるそうだ。おひとりならば、もっとサクサクと歩けるはずなのに、私達3人に丁寧なアドバイスをしながら
奥穂高岳までトップを歩いてくださった。 “人のことまで考えた山歩き”ができるということ。
自分は山では自分独りのことでいっぱいになっているのに、他の人のことまで気遣いしてくれた男性のご親切には頭がさがった。

奥穂高岳で最高のご来光を見たあと、また独りになって歩いた。
一瞬、ガスの間に前穂高方面が見えた。ここから先もとても険しい尾根が続いている(汗)。
集中して歩く。途中で左の谷に涸沢、右の谷に上高地が見える場所に出た。運よくその時だけ景色が見える。
誰もみてないというのに、意味もなく涸沢に向かって大きく両手を振ってみた。

紀美子平に到着してから、前穂高岳を登った。良く知らなかったけれど、結構険しい岩登り。背中のザックを紀美子平においてきたらよかったかな。
前穂の岩登りが、なんなくできるようになったのは、昨日の縦走の成果かも!?
山が私を登らせてくれている気がした。ありがとう山達。
ガスっていて展望はなしの前穂頂上、その後、続々と人が登ってくるまで誰もいない山頂の空間を気分よく独り占め。
前穂を慎重に下りて、紀美子平から岳沢までは、急な下りばかり。見たこともない長い鎖があって、登ってこられる方の大変さが伝わってきた。
岳沢へ到着後、水分補給の休憩をして、上高地へ下りる。

上高地にある登山口の看板には見覚えがあった。
4年前に初めて上高地に来たときにこの登山道を見かけたのだけれど、独りでは恐ろしくて、入山できなかった。
当時、山に憧れながら遠くから見ているだけで何もできなかった自分がいた。
そんな道を、自由に歩き終えてきたなんて、とても不思議な気分。
私が大キレットを歩けたこと。それはお天気運と、周りの色々な方のおかげ。
ナデシコジャパンがワールドカップで優勝した時、人間がんばればできるんだなぁと思った。槍穂縦走も、やればできる! 
(※南岳〜北穂高岳〜涸沢岳ルートは岩登りに慣れない方には絶対おすすめしませんが)
今後、人生にスランプが訪れたとしても、槍穂縦走をしたときのことを考えれば、きっと多少のことは乗り越えていけるはず。そう思えた山行だった。

車を運転して自宅へ戻る。数日前に、自分で掛けた山岳保険の契約書がテーブルの上に置いてあった。
そうだった、何かあったときのために、わかるように“母さんの山の保険”と自分で書いて、今月末まで夏休みでお留守のだんなさんと息子に残しておいたのだった。
あぁ〜、今回、お世話にならなくて本当に良かった。自分が無事に戻ったと実感する。
だんなさんと息子には今回の大キレットのことは内緒にしておこう。
・・・・・ 穂高にはたくさんの山歩きのルートがあってね、母さんが今回行ったルートは、景色がとても良いのだけれど子供には、
ちょっぴり距離が長いな。(危ないということは黙っていようっと) でも、槍ヶ岳には皆をいつか連れていってあげるね。

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コメント

ゲスト
slowlifeさん、こんばんは。
単独で、槍・大キレット・穂高縦走・・・すばらしいです。
写真を見るだけでも、大キレットの険しさを見ると躊躇しそうですが、それを見事達成。
立派ですgood

いつか歩いてこの達成感を味わってみたいものです。
2011/8/17 23:31
todokitiさん、こんばんは!
私には身に余るほどの(!?)難しいコースでしたがcoldsweats01とても充実した3日間でした。

高山植物は、たくさん咲き乱れていて写真に収めたのはわずかです。
今回は、あまり写真撮影する余裕がなかったですhappy02

槍、穂高とても素晴らしいところなので、
todokitiさんも、いつかピークに立ってください〜happy01
2011/8/17 23:50
槍穂縦走、おめでとうございます(^^)/ご無事で何よりです♪
素晴らしい行動力と無事に縦走されたことに拍手ですshineshineshine

いつかは行ってみたいと思っても、いつになることやらの実力ですしweep
とても1人では・・・crying
それを成し遂げてしまったslowlifeさん はまた一段と輝いていますよshineshineshine

お疲れさまでしたhappy01heart04
2011/8/18 7:10
槍穂縦走 おめでとうございます。
slowlifeさん、お帰りなさい。
まずこれが一番です。

そうですか〜。ママにこのような企みが・・・。

さすが、若い頃から世界をまたいで冒険してみえただけ
ありますね〜。
んんん〜ただただ脱帽です。

最後の、「車を運転して・・・・〜〜〜」
何だか、胸が熱くなりこみあげてくるものがあります。

本当に御無事でよかったです。お疲れ様でした。
2011/8/18 18:46
じっくり読ませて頂きましたよ〜
え〜と・・このレコはあの優しいお母さんのslowlifeさんのレコでしょうか〜

まるで羽が生えたように槍穂、縦走されてしまいましたね〜
写真と文面から熱気と緊張感が伝わって来ますよ

山岳保険の契約書・・
slowlifeさんの、この山行にかける情熱がよく伝わって来ました

素晴らしいレコ、ありがとうございました
2011/8/18 20:09
kayo-piさん、こんばんは!
今回は、大冒険をしてしまいました〜
しばらく危険なところには行かないようにしておとなしくしようと思っておりますcoldsweats01

岩登り楽しかったなぁ
忘れたころにまた行きたくなるのかも!?happy01
coldsweats01懲りてません、、、。
2011/8/18 23:02
miya162さん、こんばんは!
自分には放浪癖があるので、色々な道が交差している穂高の山歩き は持ってこいの場所です。
山登りの前に登山届を出すのですが、いつのまにやら、気がむくと違うルートを歩いてたりして、、、、delicious

決死の覚悟だったので、自宅に戻ってホントにホットしました。
数日山にこもって家に戻ると、なんでもない普通のことがありがたいと思えてきます。

実は、軽量化を徹底した揚句、山に歯ブラシをもっていくのを忘れちゃったんですcoldsweats01
自宅での久しぶりの歯磨き、幸せでした〜
2011/8/18 23:15
aoikasaさん、こんばんは!
日頃、ファミリー登山でお母さんをしていて、
結構家族に頼ることがおおく、山では、のほほ〜んとしています。

実はそれは仮の姿で、、、本当のslowlifeは、
“行け行けゴーゴー山歩き自由人 ”なのです〜
自分に都合のよい時間に行動し、好きな場所を歩きます。
独りだと頼る人がいないので、いつもよりも気合い入ります!

aoikasaさんが御嶽山で食べたゼリーのフルーツ、びわだったのですね
教えてくださってありがとうございました。
スーパーでは売って無さそうな貴重なゼリーだったのですね
2011/8/18 23:30
凄すぎますって・・・
とにかくお疲れ様です。
無事で何より、最高の山行を楽しまれたのですね

ひょっとしてお一人の時間、何かたくまれているのかな?って思ってましたがまさかこんな凄いチャレンジだったとは

ホントに引き込まれました

別世界の景色にダイナミックな山容・・・
山の素晴らしさが十二分に伝わりました

軽量化で5キロ切るとは・・・
コレも恐れ入りました
2011/8/18 23:56
utaotoさん、こんばんは!
なんと 、utaotoさん、私のたくらみを見通しましたね!

やっと夏を迎えて、夏を終えた気分になりました
思うがままに(思うようならない場所のほうが多かったけどcoldsweats01)自然の中を歩けて満足でした。

槍ヶ岳はお盆の時期とあって、両親と登る子供達を何人か見かけました。
utaotoさんもファミリーの皆さんで、いつの日か槍にぜひ登ってみてください〜happy01
2011/8/19 0:19
読み応えあるレコでした
二度読みかえしました。
緊張する場面では同じように緊張して、涙が出るところではもらい泣き しそうでした。
本当にお疲れ様でした。お帰りなさい。

slowlifeさんこんばんは。
人生の節目となるような山行でしたね。ずーっと心に残るのでしょね。うらやましいなあ。

実は、槍穂の縦走をどちらへの方向も達成させたいと楽しみに楽しみにしています。周りの山から攻めて最後に美味しい槍穂縦走を残しておこうかなあ・・などと、北アルプスを知らない素人のくせに妄想しているんですよ。
そこへslowlifeさんのストライクゾーンど真ん中のレコを読み、美味しいものは先に食べるべきじゃないのか!とか、妄想ばかりせずに行動じゃないのか!などと青春ドラマ風に再び妄想しています

slowlifeさんは文章が上手ですね。きっと頭の良い人なのでしょうが、引き込まれます。これからもレコを楽しみにしています。ありがとうございました。
2011/8/19 22:56
slowlifeさん、こんにちは
お母さんの夏休み、ちょっぴり危ないことが好きな感じで、読んでる方もはらはらでおもしろかったです。
ステップアップして今度はまたもっとすごいとこ、めざしてください。
2011/8/20 10:46
akmiuさん、こんばんは!
長文にもかかわらず、私の拙い文章を読んでいただけてうれしいですhappy02

そうですね、槍穂縦走は、ショートケーキでいうと“イチゴ”の部分ですかね〜。
最初の一口で食べちゃうと、楽しみがなくなってしまいそうなので、ずっととっておきたいけど、、、
フレッシュなうちに先に食べちゃった“イチゴ”も最高ですよ!

akmiuさんは、いつか槍穂の縦走をどちらの方向も達成させたいという素敵な目標をお持ちなんですね。
きっと、タイミング が来たら、山がakmiuさんを、呼んでくれますよhappy01
槍穂縦走されたら、akmiuさんのカキーンとホームランなレコをお待ちしています〜。
2011/8/20 23:23
yik00112さん、こんばんは!
またまたレコを読んでくださってありがとうございます

今しかできないかも!?と思ってチャレンジでしたが、
緊張の連続ばかりで、楽しむというよりは気が抜けず、
実力不足をあらためて感じたのでアリマシタ

yik00112さんは、穂高は何度も歩かれていて、去年ジャンダルムにも登られたんですよね〜。
その時のレコを読む限りでは、サラッと登られたみたいで、ホントすごい 只者ではありませんね〜。
私には、と、とても真似できません。

将来の冒険のネタ、またyik00112さんレコを参考にさせていただきます〜
2011/8/20 23:53
slowlifeさん! すごい人だったんですね!!
この臨場感のあるレコを読みながら、他の皆さんと同じく手に汗を握ってしまいました

ただ、歩きながらの心の中を上手に言葉にしておられるところ、読みながらうなずける自分がうれしかったりもします
(半年前にはそこに共感できる私はまだいなかったですから)

大きなアンテナを持った人にはいろんなことを教えてもらいたいものです
また覗かせてください
2011/8/21 22:45
monsieurさん、こんばんは!
コメントありがとうございました〜 happy01

このルート、ま、ま、まぐれです〜 coldsweats01
今だから笑って言えますが、縦走当時は、相当なへっぴリ腰。
表情はカッチカチに固まっていて、ありゃー、だれにも見せられない姿でしたよ(笑)

将来は、もっと涼しげにレコできたらかっこいいだろうなぁと思いつつ、、、
まだまだ、ズッコケ登山が続きそうです
2011/8/21 23:30
大キレット
slowlifeさん、こんばんわ〜

とうとう、大キレットもやっちゃたんですね〜。
しかも、単独で・・・・、凄い・・・・、絶句です
今夏の山行は生涯の宝物になりましたね

(わたしはもう、果たせませんが)いよいよ奥西縦走も視野に入って来そうな
勢いですね
slowlifeさんの実力なら、周りが止めても、いずれ行っちゃいそうですね(笑)。
2011/8/23 20:05
pokopenさん、こんばんは!
お久しぶりです〜happy01

夏休みの山行応援してくださってありがとうございます。
今年は、とうとう大キレットを歩くことができましたhappy02
今回の山行はpokopenさんおっしゃる通り大事な宝物です。

大キレットでギリギリだったので coldsweats01、さすがにすぐには西奥縦走には手が届きませんが、
これからも週末山行で修業を積んでレベルアップがんばっていこうと思います〜
2011/8/24 1:44
縦走おめでとうございます
女性で単独で大変だったと思いました。
私もこの9月にも、天候次第ですが行く予定だったので
参考になりました。
2011/8/24 10:35
onsenさん、こんにちは!
憧れのジャンダルムや北鎌尾根経由で槍を完歩された
大先輩onsenさんからコメントいただけて嬉しいですhappy02

9月の山行お天気が良いといいですね〜。
レコを楽しみにしていますhappy01
2011/8/25 11:30
あなたは凄い よく頑張った
slowlifeさん、こんばんわ〜
女性単独の「槍」「穂高」と聞いただけですごいのに、大キレットまで行っちゃたんですか。
正直、春先の藤原岳の山行記録の「お母さん」からは想像できません。
slowlifeさんの素晴らしい山行も言うまでもなく、いろんな人との出会いの記述を読むにつれ、私もうれしくなってしまいます。来年こそは私も槍・穂高をめざしたいと思っております。これからもよい山行を。そして、いつかは子供さんも連れて行ってあげてください。
2011/9/6 22:42
sugi-chanさん、こんばんは!
レコ読んでくださってありがとうございますhappy01

ソロでの山登り、結構ハマってしまいました〜、楽しい楽しいhappy02
(↑ ということは、うちの家族にはマル秘ということで。)

槍穂縦走、大キレット(実は本当〜に怖かったけどcoldsweats01)今までの山行の中で一番の思い出です。

sugi-chanさん、来年チャレンジですか〜。
忘れられない山行になること間違い無しですよ!
2011/9/7 23:52
「お気に入り」登録してしまいました
slowlifeさん、こんにちは!
何度も何度も読みたかったので「お気に入り」に登録してしまいました(その割にコメントが今さらですみません)

すごいなあ〜!
ひとりは心細いけれど、歩いた充実感はその分大きいような気がします。
山にも人にも良くしてもらえるってシアワセなことです。
でもそれ以前にslowlifeさんの「ヤマヂカラ」あったからこそなのでしょうね〜!
勇気をもらったような気がします。
私もどんどん前に進みたいな。

こんなお母さん、うらやましいです
2011/9/16 19:22
ikuzouさん、こんばんは!
お気に入りに登録ありがとうございます。

誰にも頼らず自分が頑張らなきゃならない一人歩き。
一人で山に行き数日過ごすと、なんだか自分に少し自信がついたような気がしたりして、、wink
(あっ、その自信は一週間ぐらいでまた弱気な自分に戻っちゃうんですけどねcoldsweats01
家族と一緒だと甘えちゃって自分が鍛えられないデス。

ikuzouさんは、レコのお写真と文面から、素敵な感性をもっていらっしゃる方だなぁと思いましたshineshineconfident
この先もたくさんの山歩き楽しみですね。
前に進んでいっちゃいましょう〜。
2011/9/17 0:47
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