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Yamareco

記録ID: 1471797
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳北鎌尾根〜穂高岳

2017年07月20日(木) ~ 2017年07月22日(土)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
57:28
距離
53.8km
登り
7,404m
下り
7,399m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:42
休憩
0:49
合計
8:31
距離 19.7km 登り 1,268m 下り 880m
7:04
1
7:05
7
7:48
7:50
3
8:40
8:48
24
9:58
9:59
45
10:44
10:45
10
10:55
10:56
7
11:03
28
11:31
11:46
21
12:07
12:08
41
12:49
12:50
56
13:46
14:05
86
15:31
宿泊地
2日目
山行
10:28
休憩
2:01
合計
12:29
距離 19.2km 登り 4,280m 下り 3,224m
4:14
20
宿泊地
4:34
4:36
118
6:34
144
8:58
9:53
181
12:54
13:43
39
14:22
14:24
9
14:33
14:34
19
14:53
14:59
36
15:35
15:39
39
16:18
16:20
17
16:37
6
16:43
3日目
山行
10:54
休憩
1:31
合計
12:25
距離 14.8km 登り 1,839m 下り 3,298m
4:20
59
5:19
5:29
80
6:49
9
6:58
7:15
0
7:19
7:22
114
9:16
9:28
27
9:55
9:57
57
10:54
11:04
7
11:11
60
12:11
12:12
11
12:23
12:38
23
13:01
13:03
86
14:29
14:46
59
15:45
15:47
23
16:23
1
16:24
0
16:24
4
1年前より計画していた北鎌尾根への計画を実行に移す。
折角のバリエーションだからなるべく前を歩かれたくなかったので
ド平日の木曜から行くでござる。

今回の当初プランは
1日目に水俣乗越経由で間ノ沢出合い〜北鎌コルの何処かで幕営。
2日目に北鎌尾根から槍ヶ岳で槍ヶ岳山荘で幕営。
3日目に槍ヶ岳〜大キレットを越え奥穂高山荘で幕営
4日目にジャンダルムを越え西穂高へ行き上高地へ下山。
天候次第で3日目以降は下山に切り替え。

実際には
1日目は予定通りに間ノ沢出合いまで到着し幕営。
コルまで行こうかと考えたが水を使える誘惑に負けた。
超冷水で足すらつけて居られない。
泳いでやろうと思っていたのにここで低体温症になってる
場合ではないので断念。
魚影は見えず。魚は居ないのかな?

2日目は北鎌沢右俣上部までは順調だったが少し間違えたのか
コルを少し過ぎて尾根に出たっぽい。強烈な登りだった。
右俣上部が最終水場。これ重要。
晴れで先行もおらず(居たかもしれないけど相当遠い)最高だった。
独標手前でちょっとウロウロする一幕もあったが順調。
独標から見た槍は本当に最高だった。
そんな最高の所に何度もある着歴から会社へ電話。
こんなところはむしろ電波入るなよ、みたいな・・・
こういうのを毒電波っていうのか。
独標から槍まではただ黙々と登った。
北鎌平ではレリーフ探すの忘れてもうた。
13頃に槍に登頂。なんとも言えない達成感。
少し時間があるので南岳小屋まで行くことにする。
大喰岳から南岳小屋までのルートはのんびり心地よい。
南岳小屋で幕営。

3日目は大キレットを越えて穂高山荘へ向かう。
ちょっと天気が気になりだす。
大キレットは流石グレーディングEだけあって迫力がある。
高感度なら北鎌以上かも。
意外にキツかったのは北穂から涸沢。
10時頃穂高岳山荘着。
今日は天気持ちそうだけど翌日は怪しい。
泊まって翌日西穂を目指すか30分くらい迷った挙句、
前穂高経由で下山を決める。
結局これが正解だった。次の日は雨。

楽しい山行だった。
今度は登り残した西穂高に登ろう。

ルートは携帯アプリでログをとっているので
ぶっ飛んでいるところあり。


天候 晴れ〜曇り
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沢渡駐車場
コース状況/
危険箇所等
上高地から横尾はハイキングでサクサク。
大曲から水俣乗越はちとキツイ。
水俣乗越からはバリエーション。雪渓もあり。
間ノ沢出合いまでは枯れ沢。
間ノ沢出合いから北鎌沢右俣の途中迄は水使い放題。
北鎌沢右俣は中盤で水がなくなり上部で清水が出る。
ここまでで必ず水を補給する。
北鎌コルから槍ヶ岳山荘まで給水はできない。
7月で晴れなら3リットルは欲しい、拙者はね。
2リットルちょいで余裕無かった。
北鎌尾根は残置されたロープ等が数か所あるがいずれも
どれくらい前のものか分からず信頼性は低い。
まぁ、ちと使わせて貰ったけど・・・
どう歩くかはなんとなくわかるけれど強いて言えば
独標手前が一番分かりにくかったかも。
独標から先はどんどん槍が大きくなって迫力がある。
槍の基部では落石もあり注意。
槍から南岳はのんびり癒し系のルート。
南岳から北穂は言わずと知れた難所で落ちれば
死ぬけどペイント、鎖、足場があるのでルートで
困ることはなし。
北穂から涸沢はなかなかの難所と感じた。
奥穂高から前穂高は特に危険と感じたところは無し。
重太郎新道後半の岳沢付近は疲れた状態となるため
しょうもないミスに注意。
岳沢小屋から上高地は危険個所無し。
沢渡に駐車
上高地バスターミナル
もう少し早く着きたいところだがバスだから仕方ない・・・
上高地バスターミナル
もう少し早く着きたいところだがバスだから仕方ない・・・
槍沢ロッヂ
ババ平キャンプ地
ババ平キャンプ地
槍沢大曲り
ここから水俣乗越はちとキツイ
槍沢大曲り
ここから水俣乗越はちとキツイ
水俣乗越
ここから本番だな
水俣乗越
ここから本番だな
なかなか急
雪渓がある
序盤でコケたくないので軽アイゼンで下る
雪渓がある
序盤でコケたくないので軽アイゼンで下る
槍がチラリ
この写メだとチラってないけど
槍がチラリ
この写メだとチラってないけど
持ち主大丈夫だったんですかねぇ
持ち主大丈夫だったんですかねぇ
間ノ沢出会い
北鎌コルまで頑張ろうかと思ったが
水使い放題なのでここで幕営
水浴びしようかと思ったがキンキンに冷えてて
足すら入れていられない
北鎌コルまで頑張ろうかと思ったが
水使い放題なのでここで幕営
水浴びしようかと思ったがキンキンに冷えてて
足すら入れていられない
北鎌沢を登る
右俣にはいり水が枯れる
右俣にはいり水が枯れる
右俣上部で清水がある
この辺りが最終水場になる重要
右俣上部で清水がある
この辺りが最終水場になる重要
道間違えたかのか凄い急斜面
道間違えたかのか凄い急斜面
コルとおぼしき場所に着く
テント1張り出来るかな
コルとおぼしき場所に着く
テント1張り出来るかな
スカッと晴れやがった
スカッと晴れやがった
赤い花に癒され
コレは可愛い
アテしない程度に使わせてもらう
アテしない程度に使わせてもらう
気持がいい
硫黄尾根。やけに気になった。
いつか硫黄岳も行かねばなるまい。
硫黄尾根。やけに気になった。
いつか硫黄岳も行かねばなるまい。
天狗の腰掛だと思われ
天狗の腰掛だと思われ
これ道かな?
この辺りからどこを歩くか重要
この辺りからどこを歩くか重要
こんなとこまで来てゴミ捨てるなら家に居ろよ。
こんなとこまで来てゴミ捨てるなら家に居ろよ。
うーん、なんとも。
うーん、なんとも。
所々難しいところがある
所々難しいところがある
雷鳥。びっくりしたなぁ
雷鳥。びっくりしたなぁ
何とか岩?
恐らく独標であろう。
やけに難しく感じるところがあった。
ルート読みがまだまだ甘いということかな。
恐らく独標であろう。
やけに難しく感じるところがあった。
ルート読みがまだまだ甘いということかな。
まだ遠いな
美し過ぎる。
どんどん近づく。
小槍の他にも小さい槍がある。
どんどん近づく。
小槍の他にも小さい槍がある。
もう直下だな。
雲が出てきた。
もう直下だな。
雲が出てきた。
通ってきた北鎌尾根を振り返る。
そういや北鎌平のレリーフ見逃したな。
通ってきた北鎌尾根を振り返る。
そういや北鎌平のレリーフ見逃したな。
なんだこれ。
もうちょい。
この棒何かと思ってたけど北鎌ルートの目印だったのかな。
この棒何かと思ってたけど北鎌ルートの目印だったのかな。
三度目の槍ヶ岳山頂。
同じ山頂でも違うのだよ。
1
三度目の槍ヶ岳山頂。
同じ山頂でも違うのだよ。
槍ヶ岳山荘。
まだ早かったのでラーメンを食べて先へ進む。
槍ヶ岳山荘。
まだ早かったのでラーメンを食べて先へ進む。
大喰岳から。
これはまたカッコいいな。
大喰岳から。
これはまたカッコいいな。
どんどん遠ざかる槍。
どんどん遠ざかる槍。
少し寂しい。
南岳小屋。
今日はここで幕営。
南岳小屋。
今日はここで幕営。
雲が沸き上がる。
雲が沸き上がる。
明日の大キレットを偵察。
強烈そう・・・
明日の大キレットを偵察。
強烈そう・・・
取り敢えず大キレットを抜けて奥穂高山荘を目指す
取り敢えず大キレットを抜けて奥穂高山荘を目指す
ゴツゴツ
落ちたらヤバし。
濡れてたら通りたくない。
落ちたらヤバし。
濡れてたら通りたくない。
横に縞々に見える。
横に縞々に見える。
A沢のコル
ナイフのようだ。
ナイフのようだ。
流石難所。
矢印があるから迷うことはない。
矢印があるから迷うことはない。
ここ、正直怖い。
ここ、正直怖い。
振り返る。
素晴らしい眺め。
振り返る。
素晴らしい眺め。
槍があんなに小さく。
槍があんなに小さく。
槍の存在感。
槍って形だけじゃなく抜群の場所にあるんだよなぁ。
槍の存在感。
槍って形だけじゃなく抜群の場所にあるんだよなぁ。
北穂高小屋。
北穂高岳山頂。
希少な株のようだ。
希少な株のようだ。
さらば槍。
黒百合かな。
結構強烈。
北穂〜涸沢って難所なのね。
北穂〜涸沢って難所なのね。
涸沢岳に到着。
眼下に涸沢カール
眼下に涸沢カール
奥穂高山荘に到着。
ここで幕営して明日ジャンダルムから西穂を目指すか30分位悩んだが、雲の具合から明日は雨と判断し前穂経由で下山を決めた。
奥穂高山荘に到着。
ここで幕営して明日ジャンダルムから西穂を目指すか30分位悩んだが、雲の具合から明日は雨と判断し前穂経由で下山を決めた。
奥穂高岳。
まだちょっと迷う。天狗のコルで幕営すればとか・・・
いやいや下山。雨の岩稜は危険。
奥穂高岳。
まだちょっと迷う。天狗のコルで幕営すればとか・・・
いやいや下山。雨の岩稜は危険。
そういえば有名な涸沢で幕営してないな。
人の多さがね・・・
そういえば有名な涸沢で幕営してないな。
人の多さがね・・・
紀美子平。
前穂をピストン。
紀美子平。
前穂をピストン。
前穂高岳。
あ、不覚にも拙者の写ってるやつしかねぇ。
1
前穂高岳。
あ、不覚にも拙者の写ってるやつしかねぇ。
かもしかの立場。
かもしかの立場。
岳沢小屋。
あ〜もう終わっちゃうよ。
岳沢小屋。
あ〜もう終わっちゃうよ。
上高地に降りてきた。
翌日は雨だった。
判断は間違いじゃなかった。
上高地に降りてきた。
翌日は雨だった。
判断は間違いじゃなかった。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

飲料水2リッター以上持って北鎌に取りついたが足りないと感じた。
次来るときは晴れなら3リッター用意したい。

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