蝶・常念・大天井・燕から槍へ 〜表銀座縦走から盟主へ〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 61.3km
- 登り
- 4,215m
- 下り
- 4,205m
コースタイム
- 山行
- 11:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:55
- 山行
- 11:16
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:16
天候 | 1日目 くもり 2日目 晴れ→くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
大阪を前日の晩に出発して、翌朝5:20上高地到着 帰り 今回は早めに下りれたので、15:40のアルピコ「さわやか信州号」さんに、はじめて間に合いました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく踏まれて看板や標識も明瞭 ●思い出して危なそうな所は。。 ・大天井の切通岩から大天井ヒュッテまでの高度感のあるトラバース ・ヒュッテ西岳から水俣乗越 ・槍の東鎌尾根(でも個人的にここは好き♪) ・槍の穂先 ●残雪 ・槍沢にて10mから20m位の雪渓の歩きが5箇所ほど(ただアイゼンが必要という程では無い) ●クマ目撃情報 ・蝶〜常念の間の2,592付近の樹林帯(8:00位)で大人のクマ1頭の目撃情報あり ・中天井岳付近の雪渓あたりにて親1頭と子2頭 |
その他周辺情報 | 今回の宿泊は「燕山荘」 言わずと知れた人気の山小屋 1泊2食9,500円 まさに雲上のホテルです。 朝食は5時からという事で、4時出発予定にしていた僕は朝弁当・昼弁当をお願いして全部で11,100円でした。 夕食後はオーナーの赤沼健至さんのスライドを使った燕岳の見どころや山にまつわる色々なお話を聞かせて貰う事ができる。 最後は名物のアルペンホルン演奏タイムも 今回は食べなかったですが、ケーキも5種類あり味も絶品です。 ビールもジョッキで頼めます。 トイレも水洗でメチャクチャ綺麗です。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
以前くらまてんぐさんと行った上高地〜蝶〜常念〜大天井〜西岳ヒュッテ泊から東鎌からの槍という縦走。。
メモを見るとあれが2010/9/24とあるからあれからもうずいぶん経ちますね。
今回はその時行けなかった燕岳への表銀座縦走路ピストンを加えて、なかなかハードなロング縦走をソロで行ってきました。
1日目はガスに広く覆われほとんどの山頂でガスに覆われ、どことも視界ゼロの状態だったのは残念でした(+o+)
穂高や槍を見ながらの天空の縦走路を想像していただけに、ん〜って感じでしたがその分直射日光を避ける事が出来たので、その分水の消費も抑えられたのか燕山荘までほぼ計画の通りの時間で歩けたので、良しとしないとですね。
この日は出だしの長塀尾根からギンリョウソウやキジやオコジョといったものやこの時期ならではの色とりどりの高山植物に励まされて、常念〜大天井でクマの目撃場・中天井付近の雪渓では野生のクマを人生初で肉眼で確認したし(山で見たいけど逢いたくないナンバー1でしょう!?)コースは2,000mの稜線ラインのスカイランニングが出来る素晴らしいコースで、とても濃密な1日目でした。
2日目はご来光が4:30という事だったので、3時過ぎから起きて早朝4時過ぎから動き出して暑くないうちに少しでも距離を稼ごうとしたのと、下山後に嘉門次小屋で「岩魚塩焼き定食」を食べようって考えていて、快晴の表銀座縦走で意気揚々とスタートしたが、ビックリ平あたりから初日の疲労と暑さで疲れてきて、西岳〜東鎌尾根のハードな行程で足が売り切れて、ガスガスの槍に着いた時にはかなり消耗してましたね。
しかも食事が10時半からしかできないと聞いて、カップラーメンとジュースでは思うほどパワーが出ず、槍沢の下りは結構しんどかったですね。
ほとんど早歩きでしたがそれでも大幅に遅れる事も無く、何年か前から上高地で時間があれば行きたいと念願だった嘉門次小屋の「岩魚」も食べる事が出来て、満足でした。
普段は持たないライト2コ・モバイルバッテリー・レインコート上下だけでも結構な重さ・スペースになるので、普段の装備+これらを背負ってこのハードな行程を予定通りに実現できたのはなかなかの達成感でした。
縦走の醍醐味は、自分の足のみで歩いた軌跡を見れるのと、目指す山がどんどん近付いてくることの快感でしょう。
この日本有数のいい山が密集する素晴らしいエリアでこの大縦走が出来るのはすごく幸せな事やと思います。
こんどは季節を変えて秋にでもまた訪れたい、そんな魅力いっぱいの天空の縦走路でした。
ありがとうございました。
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