谷川岳

2018年07月14日(土) ~ 2018年07月15日(日)

• GPS: 12:38
• 距離: 20.6km
• 登り: 2,142m
• 下り: 2,090m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:57
• 休憩: 1:26
• 合計: 5:23

距離 7.4km 登り 1,443m 下り 200m

9:13 土合駅
9:35 9:41 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
9:43 9:56 西黒尾根登山口
11:52 12:17 ラクダの背(ラクダのコブ)
12:22 ラクダのコル
13:07 13:13 ザンゲ岩
13:27 13:30 谷川岳・肩の小屋
13:34 13:48 谷川岳（トマノ耳）
13:58 14:17 谷川岳
14:31 谷川岳（トマノ耳）
14:36 谷川岳・肩の小屋

2日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 2:36
• 合計: 7:20

距離 13.2km 登り 718m 下り 1,903m

6:25 谷川岳・肩の小屋
6:29 6:33 谷川岳（トマノ耳）
6:45 谷川岳
6:54 富士浅間神社奥の院
7:22 7:25 ノゾキ
7:36 一ノ倉岳
7:52 8:01 茂倉岳
8:15 一ノ倉岳
8:31 ノゾキ
9:04 富士浅間神社奥の院
9:08 9:11 谷川岳
9:22 9:23 谷川岳（トマノ耳）
9:26 9:48 谷川岳・肩の小屋
10:01 10:04 天神ザンゲ岩
10:30 天狗の留まり場
11:00 11:03 熊穴沢避難小屋
11:19 11:26 天神平・天神峠分岐点
11:42 12:16 天神峠
12:26 13:30 天神平
13:35 田尻尾根登山口
13:41 13:44 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
13:45 ゴール地点

天候

晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

土合駅のトンネルが見たくて頑張ったんですが、普通に都心から行くなら新幹線で上毛高原駅まで行ってバスに乗った方が楽で早いです。
帰りは、土合駅の上りホームは地上なので面白味がないし、水上駅まで行った方が電車の本数も多くて良いと思います。

コース状況／危険箇所等

道に迷う心配は皆無ですが、キツい岩登りとかがゴロゴロあるので、ちゃんと三点支持ができないと厳しいかもです。

その他周辺情報

水上駅前の観光案内所で一番近い日帰り温泉を聞いたら、ここから徒歩5分のところにある松葉屋さんという宿を紹介してもらいました。観光案内所で貰えるチラシを持っていくと入湯料が800円から600円に値下げしてもらえます。

写真

7/14 8:33

一度は行きたい土合駅！
いや、実は2回目なんですけど、それでもやっぱりこの景色は興奮するよね〜。

7/14 8:35

うん、何回見ても駅には見えないなw

7/14 8:37

この説明書きの前での記念撮影がお約束です。大人気すぎて、写真撮影の順番待ちができていました。

7/14 8:44

階段を上ると、だんだん暑くなってきます。下は涼しかったなぁ……。

7/14 8:45

登り切ったと思ったら、ここから更に階段が続きます。わざわざ強調点を付けて「が・ん・ば・っ・て・下・さ・い」と書くあたり、怒首領蜂のボスを彷彿とさせる（分かる人だけニヤリとしてください）

7/14 8:47

要約ホームに到着です〜。SUICAが使えないので、紙の切符を買っておきましょう。キセル駄目、絶対！（僕の後ろの兄ちゃんたちが「あ、使えないんだ。じゃあしょうがないな」とそのまま出ていった）

7/14 8:50

有名な看板

7/14 8:51

駅舎は凄い立派で、トイレも清潔。乗客も多い。
……なのに無人駅なんですよねぇ。もったいない。

7/14 8:52

さぁ谷川岳だとワクワクしているところに冷や水を掛けるような看板。それにしても、なぜ横になっているんだ、君は。

7/14 8:48

さらに追い打ち。ち、中高年で悪かったなぁぁぁ！

7/14 9:21

気を取り直して出発。途中の滝が気持ち良かったです。「多少」涼しかった。

7/14 9:22

炎天下の舗装道路歩きでゲンナリしてきた所で近道の表示。迷わず行きます！

7/14 9:22

木陰＆土の組み合わせは最強！短いですが楽しかったです。

7/14 9:25

道を抜けたら、いきなり慰霊塔。

7/14 9:29

ここが土合霊園地でした。写真には写っていませんが、この横には犠牲者の方々の名前が彫られた碑もありました。年代と出身地別に記述されていて、本当に全国から来ていたんだなぁと実感。

7/14 9:28

山の鎮の像……だそうです。最後に寄った谷川岳資料館にも模型がありました。初代は倒壊しちゃったのでこれは2代目だそうです。

7/14 9:34

ロープウェイ乗り場が見えました！
けど、僕は素通りして先に進むぜ！

7/14 9:38

先ほど書いた谷川岳資料館。けど、今は寄ってる時間が無いので帰りにまた来ます。この前で地図を配っていたので貰ったんですが、一ノ倉沢までのガイドマップで僕には不要でした...。

7/14 9:39

ここから先へは車が入っていけないので、安心して道の真ん中を歩けます。

7/14 9:40

谷川岳の登山指導センター。登山届もここで出せます。僕は土合駅で書いちゃったけど、そういえば帰りに下山届を出していなかったことに今気付いた...。

7/14 9:46

西黒尾根登山口に到着！
さぁ、ここからが日本三大急登だ！
他の2つは知らないけどね！

7/14 10:02

登ってすぐに水場がありました。美味しかったです。
しかし、どうせならもう少し上にあると嬉しかったかも。

7/14 10:10

鉄塔が出てきました。なんかいつもの奥武蔵や奥多摩を登ってる気分になってきましたよ。

7/14 10:11

お約束。

7/14 10:18

いきなりロープなんかも出てきましたが、それほど急でもないような……。確かに長くて辛い坂だけど、角度的にはもっとキツい坂がたくさんあるよね？

7/14 10:38

正直、これなら奥武蔵や奥多摩の方が辛いかも？
とか思いながら快調に登っていきます。

7/14 11:14

いきなり視界が開けました。あれっ？これってひょっとして……

7/14 11:15

稜線に出ましたーーー。向こうにロープウェイの駅舎も見えます。なんだよ、日本三大急登というのはこの程度か。勝ったなガハハ！

7/14 11:28

と思ったら、ここから先はこんな岩場の連続でした。ストックを持ってると邪魔なだけなので、先ほどの稜線に出たところでしまいましょう（←タイミングを逃した奴）

7/14 11:32

向こうには雪渓も見えます。そのせいか、風が冷たくて大変気持ち良かったです。吹けば（たまにしか風が来なかった）。

7/14 11:45

絶壁というほど急でもなく、かつよく見ると足場がたくさんあってスイスイ登れる、愉快な岩場が続きます。これは楽しい！

7/14 11:52

登った先がラクダの背。この先に休憩できそうなポイントが無さそうなので、ここで昼食にしました。ここは風の通り道になっていて涼しく快適でした〜♪

7/14 12:26

岩にペンキで矢印が書かれているのを見ると、あぁ高い所に来たなって気分になってきますよね。

7/14 12:28

ガンガン標高を稼ぎます。

7/14 12:31

ふと振り返ると、今まで歩いてきた道が見えて楽しいです。

7/14 12:32

こういう、一見「無茶だろ」って所も、やってみれば意外と簡単に登れて「あれっ？俺って凄いんじゃ？」という気にさせてくれるナイスなコースです。楽しかった。

7/14 13:10

なんか意味ありげな木の標識があったので裏を覗いてみたら

7/14 13:10

これがザンゲ岩でした。ここで俗事を悔い改めたそうですが、清廉潔白な僕には悔い改めるようなことは無いね！

7/14 13:10

……嘘です。ごめんなさい。けど、悔い改めようかと思ったら上から降りてきたオッサン二人組がこの岩の上に腰かけて雑談を始めたんで、悔い改めるような雰囲気じゃなくなったとですよ...。

7/14 13:20

左の尾根をうじゃうじゃと登ってくる人の列が見えました。あ、あれが天神尾根か！三連休初日だけあって、凄い人の数。山で渋滞は勘弁なので、多少無理しても西黒尾根を歩いてきて良かったなぁ（注：フラグ）

7/14 13:24

ここまでは非常に良い天気だったんですが、山頂方面を見るとガスってる気が……。

7/14 13:28

有名な標識ですね。ここまで来たなら山頂はもうすぐ！
まだ青空も見えるし、だいじょーぶ だいじょーぶ！

7/14 13:32

今夜お世話になる肩の小屋も見えました。先にチェックインを済ませ、荷物を置いて出るプランも考えたんですが、時間も体力もまだ余裕があったので、このまま山頂に向かうことにしました。

7/14 13:32

なんか、一歩登るごとにガスが濃くなってくる気がする……。

7/14 13:37

はいっ！山頂（トマの耳）！

7/14 13:46

見ての通り真っ白だよ！
このすぐ下まで青空が見えていたのに、何なんだよこの仕打ち（涙目）

7/14 13:49

気を取り直して、もう一つの山頂であるオキの耳に向かいます。
なんか、ガスの海を切り裂くように尾根が続いてるから奇跡のワンチャンがあるんじゃ？

7/14 14:01

はーい、まぁ、そうなるよね。分かっていたんだ、うん。

7/14 14:02

7/14 14:02

こんな背景ですが、山頂では写真撮影の順番待ち行列ができてました。

7/14 14:07

なんか、早池峰山にだけ咲くハヤチネウスユキソウに似てるなぁと思ったら、やはりウスユキソウのお仲間だっただったそうです。この花の前で休憩してたら何人も写真を撮っていくので、何か有名な花だと思ったんだよ。

7/14 14:10

本日の山行はここでおしまいなので、持ってきたワインを開けます。かんぱ〜い！お疲れさま〜〜〜！

7/14 14:19

なんかワインを飲んでたらガスが晴れてきました。やったぜ！酒の力って凄い！

7/14 14:23

7/14 14:32

ということで、良い気分で肩の小屋まで戻ってきました。

7/14 14:35

前のケルンには小さな祠もありました。何の神様を祭ってるんでしょうかね？

7/14 14:45

肩の小屋の前からは万太郎山が綺麗に見えました。ここでしばらく休憩……してたんですが、隣にあるトイレから何とも香しい匂いが漂ってきて駄目でした。この香りはちょっと目に来る。

7/14 14:46

他の人の記録に倣って、少し花の写真なども混ぜておきます。

7/14 14:46

7/14 14:52

ここが本日の寝床です。寝具は封筒型の寝袋でしたが、暑くて少し寝苦しかったので下のマットだけでも良かったかも...。

7/14 14:53

うん、やはり山小屋の中の装飾というのはこういうのでなくっちゃね！

7/14 14:58

コミックスも揃っており、中にいた人も結構読んでました。

7/14 16:06

荷物も置いて落ち着いたので、少し山小屋の周りをお散歩します。結構ガスが晴れたなぁと思うも、もう今日は上まで登り直す気にはなれませんな...。

7/14 16:46

山小屋の前のベンチで女の人が熱中症（？）で倒れたらしく、山小屋のご主人の判断で救助ヘリを要請しました。ヘリが来ると風が凄いので、山小屋の窓を全部締め切り、宿泊客は全員出ないように要請されました。まさか、こんなドラマみたいな現場に居合わせることになろうとは。

7/14 16:46

付き添いの旦那さんも一緒にヘリまで引き上げられていきました。高所恐怖症の人には地獄だろうな、あれ。何はともあれ無事に救助されたようで何よりです。

7/14 17:31

というわけで本日の夕食（ビールは別料金）。美味しかったです。ごちそうさまでした！

7/15 4:16

2日目朝。筋肉痛も無く絶好調ですが（歳のせいで翌日きた）、天候は御覧の通りの状況。

7/15 4:21

しばらく山小屋の周辺をウロウロしてみたんですが、ガスは晴れず日の出も見えそうにありません。

7/15 4:22

それでも悔しいので山頂（トマの耳）まで行ってみることにしました。

7/15 5:07

ん〜〜〜、なんとか微妙に太陽は見えました。今日はこのくらいで勘弁してやるぜ！

7/15 5:13

しかし、太陽が出て気温が上がってくるにつれてガスが少しずつ晴れてきました。

7/15 5:13

反対側を見るとブロッケン現象も見られましたよ！
（写真には撮れなかったけど）

7/15 5:18

7/15 6:25

7/15 6:26

山小屋に戻り、朝食（写真を撮り忘れた）を食べ終わった頃には、もうすっかりガスが晴れていました！

7/15 6:29

7/15 6:29

7/15 6:29

トマの耳も快晴です！

7/15 6:31

7/15 6:44

オキの耳もバッチリです！日頃の行いの成果ですね！♪

7/15 6:44

雲海も綺麗に見えます。

7/15 6:50

ここまで晴れてくれると、このまま帰るのは勿体ないよねということで一ノ倉岳まで行ってみることにしました。すると、すぐ鳥居が見えてきました。

7/15 6:52

7/15 6:54

谷川温泉にある富士浅間神社の奥の院だそうです。
谷川も立派な山なんですから、わざわざ他の山の神様を祀らなくても良いんじゃないかなぁ……。

7/15 6:52

これが奥の院かな？と思ったけど、妙に新しすぎる気もする……。

7/15 6:53

その下の岩の中に埋もれるように古い祠らしきものが見えたので、こっちが本物（？）じゃないかと思うんですが、どうなんでしょうか？ 一応、両方ともお参りしておいたので大丈夫だと思いますが。

7/15 6:55

ここからは鎖も出てきましたが、それほどキツい岩場ではなかったですね。

7/15 7:02

道の脇の岩にパネルが埋め込まれていたのに気付いたんですが、朝日が反射して読めない。しょうがないのでカメラで拡大して写真を撮ったんですが、読んだらここで遭難した人の慰霊碑でした。合掌……。

7/15 7:05

少しガスが出てきましたが、尾根道はまだまだクリアです。

7/15 7:05

7/15 7:05

7/15 7:13

ノゾキに到着！ここでのノゾキは無問題だぜ！

7/15 7:13

ということで、ノゾキから覗き込んだ図。下が少しガスっているけど、その隙間から雪渓が見えているのが余計にスリリング。高所恐怖症の友人達に片っ端から写真を送ってみたら、ほぼ全員から「無理」という返答を頂けました。満足です♪

7/15 7:13

横から見ると、この辺がどれだけ急な崖になっているかが分かります。そりゃ、こんなところを登ったら命がいくらあっても足りないよなぁ。

7/15 7:13

7/15 7:15

相変わらず鎖付きの岩場が続きますが、それほどキツいところはありませんでした。

7/15 7:21

しかし、一ノ倉岳への登り、オメェ〜駄目だ！
ガスが晴れて景色が良くなった代償に直射日光の中を歩いたこともあり、途中で何度か引き返そうかと思ったくらいキツかったです。

7/15 7:35

そんなこんなで、一ノ倉岳に登頂〜〜〜。疲れた。しんどい。もう帰りたい。

7/15 7:35

山頂には避難小屋(避難ドラム缶？）もあったんですが、中に誰もいない代わりにザックやらの荷物が散乱してありました。この荷物の持ち主達は何処へ行ったんだろう……。

7/15 7:36

苦労して登った甲斐があって、素晴らしい眺望。

7/15 7:39

見ると、茂倉岳への尾根道が凄い楽しそうだったので、そこまで歩いてみることにしました。地図で確認したら片道20分くらいみたいですしね。

7/15 7:52

茂倉岳山頂〜〜〜。

7/15 7:51

いやぁ、この尾根道は本当に楽しかったです。花も綺麗に咲いている緑の中を通る一本の緩い坂の道。素晴らしいです……この尾根歩きは癒しですねぇ♪

7/15 7:51

7/15 7:52

振り返ると、今日歩いてきた尾根が確認できます。写真だと分かりづらいかもしれませんが、昨晩泊まった肩の小屋もハッキリ見えます。あそこから1時間ちょっとでここまで来たのか……人間の足って凄い。

7/15 9:04

一ノ倉岳とオキの耳の標高はほぼ同じ。
ということは、行くときと同じ分だけ帰りにもアップダウンがあるわけで……正直、かなりヘバりました。ようやく浅間神社奥の院まで戻ってこれたよ。

7/15 9:09

最後なので、記念に3度目のオキの耳。昨日は記念撮影の順番待ちで大盛況だった山頂でしたが、この時間だとさすがに殆ど人がいません。

7/15 9:10

下を見ると、またガスが出始めました。本当に一瞬しか晴れないんだなぁ……。

7/15 9:23

トマの耳はこの時間でも大盛況だったし、もう3回も行ってるからもうええわということで巻いちゃいました。

7/15 9:23

肩の小屋まで戻ってこれました。

7/15 9:30

山小屋に着くなり売店でコーラを購入。水分と糖分が美味ぇ！
その後、口の中が甘くなったのでお茶を購入。2本ともほぼ一瞬で無くなりました。もう暑くてたまらんかったのですよ。

7/15 9:49

あの標識ともお別れか〜と思うと少し寂しい。

7/15 9:50

さぁ、それでは天神尾根から帰ります。
実は、天神尾根はロープウェイ＆リフトで一気に標高を稼ぐんだからお気楽お散歩コースだろうとナメて掛かってました……。

7/15 9:53

降り始めると、急な階段の連続で死屍累々といった光景が飛び込んできました。えっ？こんなキツいコースだったの、これ(汗)

7/15 9:57

振り返ってみると、なかなかの角度の階段です。正直、西黒尾根よりこっちの登りの方がキツいんじゃないか？とすら思っちゃいましたよ...。

7/15 10:01

おや、こっちのコースにもザンゲ岩があるのか。

7/15 10:01

西黒尾根にあるのはただの「ザンゲ岩」で、こちらは「天神ザンゲ岩」というらしいので、こっちの方が後付けなのかな。それにしても昔の人達は懺悔が好きだったんですかねぇ。

7/15 10:08

この天神尾根はロープウェイが登山客をピストン輸送してくるので、道中ずーっとこんな感じでした。坂が急な場所とかでは擦れ違うことができず、次から次へとやってくる登りの人達が途切れるのを何分もボーっと待つ羽目に。その間、容赦なく照り付ける太陽。まさに地獄でした。

7/15 10:28

予定より倍以上掛かって天狗の溜まり場に到着。天狗よりも人間が溜まっていました。せめて、標識の前だけは写真撮影のために空けて！そこでご飯食べないでっ（涙目）

7/15 10:59

もう体力も気力も尽きた状態で熊穴沢避難小屋に到着……。このすぐ手前が大渋滞ポイントで、ここを降りたときに待ってくれていた登りの人達に「お疲れさまでした！」と声を掛けられました。

7/15 11:02

どうやら渋滞はここまでだったようで、ここから先は止まることなく自分のペースで歩くことができました。勝った、俺は勝ったんや……。

7/15 11:23

ということで、気力が戻ってきたことで天神峠に向かうことにしました。ほとんどの人は直進して天神平（ロープウェイ駅）に進んでましたけど、せっかくだからリフトも乗りたいじゃん！

7/15 11:40

……この登りが意外と手強かったです。ロープウェイから来たと思われる、ジーパンスニーカーみたいな恰好の人達も歩いてましたが、大丈夫かな。短いけれどガチの登りでしたよ！？

7/15 11:42

ま、何はともあれリフト乗り場に到着です！これだけ歩いて500m弱しか下りてなかったのか...。

7/15 11:43

あ、これがリフト乗り場です。登ってきた道から建物を撮るのを忘れていたので反対側から。

7/15 11:43

ちなみに、リフト乗り場の反対側はこんな感じで公園みたいになってました。

7/15 11:57

天満宮の祠があるかと思ったら、ご神体は水？
とりあえず喉が渇いていたのでガブ飲みしましたが、確かに神様を感じられた気がします。

7/15 12:08

リフト乗り場の2回は展望台になってました。
ほんの2時間前まであそこにいたかと思うと不思議な気分です。

7/15 12:10

奥利根のジャンルはさすがに手を付けたことないなぁ……知らない山ばかりです。不勉強で申し訳ありません。

7/15 12:10

7/15 12:12

こちらは尾瀬方面。疲れていたせいか、三峰って秩父の？とか一瞬思ってしまいました...。

7/15 12:16

さて、それではリフトで下りましょう。うわー快適。文明の利器ってすっごーい♪

7/15 12:16

リフトからは登ってきた道が良く見えました。歩いてるのは軽装の人達ばかりで、やっぱり谷川から歩いてきた人はわざわざこっちに登って来ないよなぁ。

7/15 12:26

天神平のリフト乗り場に到着です。標高が下がるにつれて気温もどんどん上がっていくことを実感する……。

7/15 12:27

天神平には、こんなインスタ映えしそうな写真スポットが用意されていて、カップルが仲良く写真を撮ってる姿をよく見かけました。僕は一人で思いっきり鐘を鳴らして大顰蹙を買いましたが。

7/15 12:27

この案内図を見て、左下に見えるのが西黒尾根であることを知る。

7/15 12:28

ほほー、これを昨日登ったんですねぇ。なんというか、こうして改めてみると達成感があるなw

7/15 12:29

一応、山頂と名が付くから写真を撮っておこう。

7/15 12:30

このままロープウェイで帰ろうかと思ったんですが、下はここよりもっと暑いだろうから、ここで昼食を済ませておくことにしました。

7/15 12:30

隣にあるこちらのレストランのトイレには更衣室もあって、さすがハイカー客が多いんだなぁと思わせられました。

7/15 12:38

それでは、無事に帰ってこれたことを祝してかんぱ〜い！
でも暑さと疲れで食欲が出ず、食べるのはミニカレーのみです。それでもかなりキツかった。ビールは一瞬で飲み終わったんですけどね！

7/15 13:23

ではロープウェイで帰ります。なんか建物の外まで列が伸びていたけど、他の人の記録を見たら15時ごろになると登山道まで行列が伸びるとか……この時間に帰ってこれて良かった。

7/15 13:31

ロープウェイからの景色はなかなかでしたが、窓が汚いのが残念でしたね。

7/15 13:41

地上に戻ってまいりました。

7/15 13:42

7/15 13:51

バスの時間まで時間があったので、行くときに通り過ぎた谷川岳資料館を見学してきました。こんな装備であんなルートに行っちゃ、そりゃ遭難するよなぁという感じで、なんというか「無茶はいけないよね！」と実感できる展示です。山を歩く人は一度見てみておくのも良いかもしれません。

7/15 14:33

土合からの電車は本数も少なく、かつ上りホームは地上で普通ということで水上駅までバスに乗ってました。その手前のゆびそ温泉で下りて風呂に入ろうかと思ってたんですが、誰も下りないんだもん...。

7/15 14:39

駅前の観光案内所で一番近くの日帰り温泉の場所を聞いたところ、徒歩5分の場所にあると教えられました。

7/15 14:41

なんか温泉街っぽい雰囲気になってきました。

7/15 14:42

しかし、紹介されたのは温泉街の手前にある、この松葉屋さんなのでした。良いお風呂でしたが、日焼けがいたくて腕を漬けられなかった……日焼け止めクリームをあんなに塗ったのに(涙)

7/15 15:50

この宿は日光の天然氷で作ったかき氷が名物らしいので、せっかくだから食べていきましょう。オススメされた杏味を頼んだんですが、今まで食べたことない味でした。甘ったるくなく酸味があって美味しかったです。

7/15 16:12

駅まで帰る途中、SLの看板が目に入ったので、電車の時間までの間にSLの転車台を見学してくることにしました。

7/15 16:21

おおー、デゴイチ。

7/15 16:22

時間によっては転車台の上に乗るSL車両を見られるようですが、下調べとか全くしていないのでタイミングが合うわけもなく。
あぁ当然だよね。

7/15 16:23

というわけで、今回の山行はこれでおしまいです。後は駅前のお土産屋さんで買った銘酒・谷川岳を飲みながらのんびり帰りますわ。お疲れさま〜〜〜！

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

jey

3年ほど前から、いつか行こうと思って地図も買っていた谷川岳ですが、そろそろ行かないと そのまま立ち消えになる気がして重い腰を上げてきました。
最初は無難に天神尾根ピストンを考えていたんですが、何度も谷川岳に登った人から「西黒尾根は楽しいよ！」と言われたので、そちらにチャレンジしてみることに。
結果としては、確かに西黒尾根は日本三大急登の名に恥じぬキツさでしたが、天神尾根の大渋滞＆急な階段に比べれば遥かにマシな気がしますし、なにより岩登りが楽しかったので大正解だったと思います。ありがとう！