扇沢-奥黒部-赤牛-高天原-烏帽子-高瀬ダム

2018年07月14日(土) ~ 2018年07月17日(火)

• GPS: 74:04
• 距離: 53.1km
• 登り: 4,773m
• 下り: 4,929m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:19
• 休憩: 0:05
• 合計: 6:24

距離 12.8km 登り 1,026m 下り 967m

8:30 黒部ダム
8:33 黒部湖駅
8:52 8:54 ロッジくろよん
12:11 平乃小屋
12:16 12:19 平ノ渡場・仮設
14:54 奥黒部ヒュッテ(東沢出合)

2日目

• 山行: 10:59
• 休憩: 1:49
• 合計: 12:48

距離 14.0km 登り 1,753m 下り 1,121m

4:38 奥黒部ヒュッテ(東沢出合)
10:11 10:56 赤牛岳
12:54 13:03 温泉沢ノ頭
15:25 高天原温泉
15:46 15:51 竜晶池
16:08 16:58 高天原温泉
17:26 高天原山荘

3日目

• 山行: 12:11
• 休憩: 1:43
• 合計: 13:54

距離 18.8km 登り 1,617m 下り 1,217m

4:32 高天原山荘
4:36 高天原展望台
4:46 高天原分岐
5:30 5:31 水晶池分岐
7:19 7:21 岩苔小谷水場
7:27 7:28 岩苔乗越
7:50 7:53 ワリモ北分岐
8:06 8:10 ワリモ岳
8:34 8:52 鷲羽岳
9:13 9:14 ワリモ岳
9:22 ワリモ北分岐
10:04 10:05 水晶小屋
10:40 11:24 水晶岳
11:52 12:02 水晶小屋
13:12 13:16 東沢乗越
14:36 14:37 真砂岳分岐
14:41 真砂岳
15:17 15:19 野口五郎岳
15:33 15:43 野口五郎小屋
18:06 18:07 烏帽子ひょうたん池
18:26 烏帽子小屋

4日目

• 山行: 3:57
• 休憩: 1:58
• 合計: 5:55

距離 7.4km 登り 376m 下り 1,619m

4:35 烏帽子小屋
4:58 4:59 烏帽子岳山頂分岐
5:08 5:18 烏帽子岳
5:39 5:40 烏帽子岳山頂分岐
6:02 7:42 烏帽子小屋
8:29 8:31 三角点
9:27 権太落し
9:53 9:56 ブナ立尾根取付
10:12 高瀬ダム 天場
10:23 10:24 高瀬ダム濁沢登山口
10:30 ゴール地点

天候

全部晴れ☼

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車 船

七倉で駐車
七倉〜扇沢：タクシー￥6300
扇沢〜黒部ダム：トロバス￥1540
平ノ渡し〜対岸：船￥0
高瀬ダム〜七倉ダム：タクシー￥2100(相乗り3人で￥700)

コース状況／危険箇所等

扇沢の駐車場は5時で満杯、危険
○黒部ダム〜平ノ渡し
危険箇所無しだが、川を何度か渡る際にルートが分かり辛い
船の時間は決まっているので注意
○平ノ渡し〜奥黒部ヒュッテ
崩落箇所が複数有り注意
ヒュッテ手前の平坦な道に熊の足跡あり
○奥黒部ヒュッテ〜赤牛
読売新道はほぼ直登で体力要
1/8〜2/8付近で崩落箇所あり
5/8付近で熊と遭遇
○赤牛岳〜高天原温泉
赤牛岳から温泉沢の頭迄は気持ちの良い稜線
温泉沢は沢迄が急な下りで沢に降りてからは渡渉の連続
温泉は硫黄泉♨
○高天原〜ワリモ分岐
危険箇所無し分岐付近は急登
○ワリモ分岐〜鷲羽、水晶
危険箇所無し。落ちなければね・・・
烏帽子方面に向かう際、ワリモの水場は貴重
○水晶小屋〜烏帽子小屋
気持ちの良い稜線歩きだが水場が無い
途中の小屋で購入は可
鳥帽子小屋のテン場は迷いそう
○烏帽子小屋〜高瀬ダム
急な下りで上りの要素はほぼゼロ
流石北アルプス三大急登

水場情報
黒部湖〜奥黒部ヒュッテは水には困らない
奥黒部ヒュッテ〜温泉沢に下るまで水場無し
3リットル持ってギリギリ
高天原、ワリモ分岐に水場あり
ワリモ分岐から烏帽子小屋まで水場無し
各小屋では調達可
☆三ツ岳手前のお花畑コースで雪解け清水あり
地図上の水場になっていないけどがぶ飲みした
烏帽子小屋〜高瀬ダムまで水場無し

その他周辺情報

七倉山荘で日帰り入浴
外湯と内湯があるが、誰かが外風呂を水にしてしまったらしく
650円のところを500円で入浴させてもらった
が、外湯は絶妙なぬるさになっておりこれはこれで最高であった

写真

扇沢凄い人。
始発に乗れず。

トロリーバスラストイヤーなんだ。

いつ見てもすごい迫力。

快晴。

殆どの人は立山方向へ向かい急に人気が少なくなる。

ロッジくろよん

沢を渡る。

よく整備されてるなぁ〜。

川を何度か渡るが、渡った先の道が分かり辛い。
霧が出ていたら注意。

この船で渡る。
なんとか12時に着。
最初誰も居なくて焦った。

ひゃっほーい！
このままクルーズでも良いかもしれないと思った。

対岸着。
もう簡単には戻れないぜって雰囲気。

これは完成形なのだろうか・・・

木の橋、ありがてぇありがてぇ。
いつ整備しているのだろう？

いつの間にか水がエメラルドグリーンに変わった。

ひねりの入った階段を下る。
結構怖し。

黒部湖の水口。
水の色が美しい。

長い木のはしご道。
左側の崩落した崖からは砂がサラサラ流れている。
急いで通過。

長い。これを過ぎたら飯にするか。

な！マヨネーズ入だと！？拙者マヨダメ、絶対。
セブンイレブンの焼きそばパンはいつも入っていないから全然見ていなかった。
埋めるか？いや、野生動物の餌付けになるからダメか・・・

梯子が壊れてる。
上から来ると怖い。

直しても直しても崩れるのでしょうね。

なんの小屋かな？
鍵が掛かっていて開かない。
この辺りはテン場かと思うような場所。

歩きやすい。

気持ちいいなぁ。
ずっとウロウロしても良いくらいだ。

熊の足跡かな？
やっぱ居るんだ。焼きそばパンは捨てられないってことか。

奥黒部ヒュッテ手前の橋。
半流れ。

奥黒部ヒュッテ到着。
宿泊客はまだ誰も居なかった。平ノ渡から誰とも会わず。
今シーズン初の客だそうで小屋番さんから焼酎、ビール、冷奴を奢ってもらってしまった。
酒にそんなに強くないのでビールは持って行くことに。

まさかの独り。
扇沢の賑わいはなんだったのか？
いや、最高だね。

小屋番さんが釣り竿を貸してくれたので少し沢へ。
しかし先が折れた竿で糸はヨレヨレ。
餌も腐ったようなイクラ。これで釣れるのか？

なんとフィッシュオン！このタックルで釣れるとは。
25cm位はあるだろうか？奥多摩あたりなら十分キープサイズだ。
黒部恐るべし。今度は釣りに来たいな。

さて寝ますかね。
このあとソロの山ガール19時過ぎに来た。
マジかよ。色々話してみたかったが寝てもうた。
っていうか生きた人だよね？？

読売新道入り口は分かり難いが最初だけで迷うことは無いだろう。

いきなり上りが始まる。
っていうか読売新道は直登なんだよね。
殆ど標高が変わらなかった昨日とは対極。

ギンリョウソウが沢山。

1/8

1/8を過ぎてすぐ崩壊してる。

階段が崩れ落ちてる。
左の斜面を巻く。

奈落だぜ。

地味に疲れる。

へぇへぇ。

2/8

岩屋

古くからある道なのかな？

ガマ

3/8
この辺りから光が眩しい。

暑い

視界が開けて来る。

地味にずんずん登ってきたな。

4/8

読売新道と読め、ない。

花に癒やされ。

5/8
雨量の観測機がある。

最高の天気

7/15 8:26

少し休憩してふと観測機の方を見ると黒く動くモノが。

出た。くま(*￣(エ)￣*)
最初1匹に見えたがこちらに気付いて逃げていく時には2匹居た。
襲われたら焼きそばパンを、とか考える余裕はさすがに無かった。

7/15 8:52

空が近い。

7/15 8:55

6/8

7/15 8:55

近く見えるが着かない。

7/15 9:38

雪があるのに暑い。

7/15 9:39

槍？

7/15 9:49

7/8はまだ？

7/15 10:04

あなたはだあれ？

7/15 10:12

赤牛に到着
あれ？7/8あったかな？？
ここで今日初めて人に会う。

7/15 10:14

念願の赤牛頂上だ。
晴れていれば絶対来る価値はある。

7/15 10:15

三角点？

7/15 10:15

黒部湖があんなに小さく。

7/15 10:16

薬師方面？

7/15 10:24

最高過ぎる。

7/15 10:53

コバルトブルー

7/15 10:54

水晶方面。
黒い。黒岳というわけだ。

7/15 10:55

名残惜しいけど出発。
高天原へ向かおう。

7/15 11:35

天上界だね。

7/15 12:47

温泉沢の頭に着。

7/15 13:38

急下降。

7/15 13:51

急！登りのほうが楽か。

7/15 14:14

一気に高度を下げて樹林。

7/15 14:17

チョイ藪おやじ

7/15 14:20

沢に出る。

7/15 14:21

水だ水だ！
がぶ飲みだぜ。

7/15 14:31

カエル。
カエルって非常に生息範囲広いんだな。

7/15 14:41

暫くは沢下り。

7/15 15:10

段々水量が増える。
高天原温泉まで10回位渡渉がある。
なかなか絶妙なところにペイントがあり、ポイントを見極めれば濡れずに通過出来る。

7/15 15:23

到着！

7/15 15:26

少し混んでいたので龍晶池に行ってみるべぇ

7/15 15:41

鏡のようだ。

7/15 15:44

水は赤い。
ヤゴみたいなのが泳いでる。

7/15 15:44

ニッコウキスゲが咲き誇る。

7/15 16:25

河原にある湯に入った。
他にすだれで仕切った風呂と女性専用の風呂があるみたい。
河原のは誰か来れば丸見えだぞ。
泉質は硫黄。多分。

7/15 16:26

ここでビールの登場だ。
奥黒部の小屋番さんありがとう。
最高〜。

7/15 16:40

ご馳走様！
ん？今日は2018.07.15。
セーフ。

7/15 16:49

名残惜しいが小屋に向かうか。
歩きたくねぇな。せっかく風呂ったのに。

7/15 17:18

20分ほどで高天原山荘に到着。
汗だく。あと酔ってふらふら。
テン場は無いので今日はここに泊まる。

7/15 18:38

ランプの宿ということで照明はランプ。

7/15 19:03

いいね。
なんだかんだで炎の明るさが一番優しい。
おやすみ。

7/16 4:33

さて出発。

7/16 4:37

山荘の近くには池塘もあったのね。
昨日はあまり散策する余力が無かったな。

7/16 4:43

岩苔乗越へ向かう。

7/16 6:30

花*花

7/16 6:32

またおまえか。
カエルちゃん。

7/16 6:36

とうもろこしみたい。

7/16 7:03

ワリモ分岐手前の上りはキツイ。

7/16 7:39

ワリモ分岐。ここは貴重な水場でもある。
ザックをデポして鷲羽に向う。

7/16 8:07

以前来たときは雨だった。
今日は違う。

7/16 8:34

30分程で到着。
ザックが無いと早い早い。

7/16 8:35

前は見えもしなかった鷲羽池。
瞳みたい。その先には槍。絶景じゃないか。

7/16 8:39

今度は水晶だ。

7/16 9:22

ワリモに戻る。
なんだか雲があるから急ごう。

7/16 9:52

小屋手前の上り。

7/16 9:57

振り返っても絶景。

7/16 10:02

水晶小屋だ〜。

7/16 10:03

みんなデポしてる。

7/16 10:12

雲が来る前に行くぞ。

7/16 10:34

水晶岳山頂付近の道標。

7/16 10:36

晴れているうちに着いた。
というか結局雲は掛からなかった。

7/16 10:37

ほんとに綺麗。

7/16 10:41

座り込んで休憩しちゃう。

7/16 10:48

見渡す限り山。

7/16 11:03

水晶岳は双耳峰。
山頂の標識の無い方の峰に三角点がある。
ここで仕事の電話ありテンションダウン。
何も出来ませんよ、ええ。

7/16 11:27

人も増えてきたし名残惜しいけど行くか。
今日ここに来た人はみんな最高だったと話すんだろうな。

7/16 13:12

水晶に長居し過ぎた。
水晶小屋でアルファ米の昼飯をとり先を急ぐ。

7/16 13:49

野口五郎に向かう。

7/16 14:34

真砂分岐。
湯俣温泉方面は通行止めだそうな。
ここで言われてもなぁ。

7/16 14:47

五郎さんでかいですね。

7/16 15:00

巻道と頂上通過コースが有る。
そりゃ頂上だ。

7/16 15:03

あとちょい。

7/16 15:15

着いた！野口五郎。

7/16 15:17

すぐに後にする。

7/16 15:31

野口五郎小屋

7/16 15:52

先を急ぐぜ。

7/16 16:23

烏帽子を目指す。

7/16 16:38

三岳はお花畑コースをチョイス。
チングルマ(？)の花びらはまん丸で可愛い。

7/16 16:51

お花畑コースは雪解けの清水があった！
地図上の水場じゃないけどがぶ飲み。
すんごい生き返った。
ただしブヨが多い。水あるところに虫あり。

7/16 16:56

こまくさも生えてる。

7/16 17:01

烏帽子はまだか・・・
このあたりから辛かった。

7/16 17:19

なかなか着かん。

7/16 17:38

こまくさはたくさん生えてる。
これくらいの株になるのにどれ位かかるのかな。

7/16 17:53

テン場が見えてからがこれまた遠い。
逃げてるんじゃないかっつうくらい。

7/16 18:19

烏帽小屋着。
桔梗が咲き誇る。

7/17 4:28

設営！
速攻寝た。

7/17 4:36

最終日。
今回の最後の頂上、烏帽子に向かう。

7/17 4:48

昨日歩いた赤牛、水晶に光が当たる。

7/17 4:58

結構とんがってるな。

7/17 5:10

気合を入れるぜ！

7/17 5:16

案外あっさり登頂。

7/17 6:06

我が家に戻って朝食。

7/17 7:24

原状復帰で出発。

7/17 7:29

烏帽子小屋。

7/17 7:44

赤牛見納めかな。

7/17 8:03

流石三大急登。

7/17 8:29

三角点。

7/17 9:35

所々に数字が打ってある。

7/17 9:59

裏銀座の入り口まで来た。

7/17 10:00

要体力。
これは脅し文句じゃないぜ。

7/17 10:05

濁沢。
ほんとに濁ってる。

7/17 10:10

今日も良い天気だな。

7/17 10:14

7/17 10:17

濁沢キャンプ場。
トイレもある。

7/17 10:18

ダンプがガンガン通る。

7/17 10:24

高瀬ダム着。

7/17 10:26

ここから七倉まではタクシー。
三人で相乗り出来たので700円で済んだ。
歩くことも考えていたがダンプの通る道の為、タクシーが正解だろう。

結局マヨネーズと4日間過ごしてしまった。
お疲れさん・・・

撮影機器：

SH-03J SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

備考

パンを買うときはマヨに注意

感想

ぽぉこき

赤牛、高天原に行きたく、前回雨だった鷲羽、水晶も織り込んで企画した。
平ノ渡しから読売新道を通って赤牛まではまだ未整備らしく登山者は居なかった。
この間は独り占め状態で最高だった。

赤牛から先は温泉沢の沢下りが多少厄介だがそれ以外は登山者も多く道も問題なし。

とにかく天気の良い4日間であった。
景色は最高だが暑くペースが上がらず。
水はたっぷり必要。

コメント

okinawa123

情報ありがとう
来週に読売新道を歩く予定です。
平ノ渡から奥黒部ヒュッテのルートも通れるのか心配でした。
あなたの情報のおかげで、心配事が無くなりました。ありがとう。

ぽぉこき

Re: 情報ありがとう
参考にったのであれば幸いです。
平ノ渡し〜奥黒部ヒュッテ〜1/8を少し過ぎた辺り迄は崩れて未整備の所があるので注意して下さい。
良い山旅になると良いですね。