北岳 仙塩尾根から
- GPS
- 80:00
- 距離
- 46.7km
- 登り
- 4,421m
- 下り
- 4,932m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 9:50
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:35
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:25
天候 | 30日 晴れのち曇り 31日 晴れのち曇り 1日 晴れのち曇り、夜雨。 2日 絶快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
芦安駐車場からは乗合タクシーで協力金\100込みで¥1200円。 これまでこのエリアへのアクセスは奈良田からか、甲府からのバスでしたが、 初の芦安はアクセスも良いし登山口への輸送力もあるので、皆さんがここを選んでるのが納得できました。 広河原から北沢峠へも始発バスで、7:15着。 帰りは広河原から芦安まで乗合タクシー。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢峠から仙丈ヶ岳、大仙丈ヶ岳とその先の樹林帯までは、整備の行き届いた登山道です。 樹林帯の先には、倒木が軒並みで、 事前にある程度の覚悟はしていましたが、あらゆる所で倒れています。 特に、伊那荒倉岳の先。高望池から独標間の鞍部は風が集中するのか、 倒木のドミノ倒し状態です。 大仙丈ヶ岳から両俣小屋へのルートは整備が済まない状況ではお勧めできません。 野呂川越から三峰岳へは倒木はありますが少ないです。 熊の平小屋までは倒木なく、その先の塩見岳へのルートの倒木は切断処理をしていただいていました。 |
その他周辺情報 | 両俣小屋 テント\500、トイレ和式(タンク式) 熊の平小屋 テント\600、トイレ和式(放流) 下山後の温泉は、白峰館?芦安駐車場併設設備で。 17:00まで。¥700です。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
ヘルメット
シュラフカバー
|
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感想
初めて登った北岳。
その時に感じた塩見岳の山容が印象深くて、いつかは塩見岳ヘという思いになりました。
塩見岳には無事登ることができ、仙丈ヶ岳へも北沢峠から登りましたが、改めて二山を繋ぐ尾根。
仙塩尾根を歩いてみたいと思うようになりました。
今回ようやく計画できましたが、当初は7月28日からの4日間でした。
はじめの2日が天候悪そうで、北岳ピストンに変更しようと思っていましたが、
異質な進路をとる台風12号が東海ヘ上陸する予報になり、
急遽休日を変更することになったことで今回の山行となりました。
レンタカーは1週間の予約の為、日程の変更にも余裕がありました。
中央道を韮崎へ、芦安の駐車場で仮眠。
乗合タクシーで広河原へ、平日にも関わらずタクシー満車で、バスも2台出ていました。
広河原で乗り換えて北沢峠。先ずは仙丈ヶ岳へ。
前に訪れた時は、長衛小屋でテン泊。軽い荷物でしたが今回はテントを持って、
久しぶりなので、心配半分でしたがゆっくりマイペースでなんとか山頂へ。
そこからははじめての道。塩見岳へと続く仙塩尾根です。
大仙丈ヶ岳、ここから見るカール地形もなんとも言えません。
稜線を歩くのは短い時間で、まもなく森林限界から次第に樹林帯へ、南アルプスの深いシラビソのの森です。
倒木があることは認識していましたが、想像以上のものでした。
台風通過により倒木数も増えたのかもしれませんが、
高望池から独標の間は、倒木ドミノ状態で正規の登山道を歩く方が少ないような状況です。
独標から野呂川越間はマシになりますが、疲れが脚にきます。
野呂川越から両俣小屋への下りでも加算され、ようやくたどり着けた小屋でいただくビールの旨いこと。
疲れもあって、沢音のあるテン場でしたが、早々に就寝。
寒い寒いと何度か目が覚めましたが、朝見てみると入口はメッシュだけ閉めて開放状態でした。そら寒いわけです。
2日目は熊の平小屋まで。
行動予定は6時間ほどなので、ゆっくりスタート。
同じ行程の方と近い位置で進みます。
途中、初めての角度から見る北岳の存在感に驚きながらも、
コースタイムより少し遅めで三峰岳へ。
仙塩尾根の要で、来たかった場所でしたが、生憎仙丈ヶ岳、塩見岳共に山頂にガスが掛かっていてスッキリとは見えません。
熊の平小屋への到着が早かったので、テン場は選び放題でした。
2泊予定なので、水場、トイレも近く日差しも避けれる木の中のサイトにしました。
この日で持ってきたウイスキーは空になってしまい、早々に就寝。
3日目、午後に雨の心配があるため早めにスタート。
眺望を期待しましたが、朝からガスが掛かり残念ではありますが、北荒川岳に着く頃には、塩見岳側のガスは取れてきて、荘厳な山容が眼前に迫ってきます。
北俣岳分岐へ至る直下は急峻です。ザレ場の急斜面でテント装備では難儀しそう。
荷物軽めなのにも関わらず、ヒィヒィ言いながらようやく塩見岳山頂。
仙塩尾根、しんどかったですが赤線が甲斐駒ヶ岳から光岳まで繋がったんやなぁ。と、感慨深いです。
最終日、本当は今回のメイン。タカネマンテマを探しに北岳経由で広河原へ向かいます。
前夜に雨が降りましたが、起きて見ると快晴の空。
樹々からの雫が落ちてきていたので、まだ雨かと何度寝もしたので夜明け後のスタートになりました。
三国平から三峰岳の間で今年の初雷鳥に遭遇、北岳山荘横と北岳山頂下と3組の家族に逢えました♪
遠望も効いて、絶好の天気。
惜しむらくは、塩見岳から見たかった。
稜線を探しながら歩き続け、ついにタカネマンテマの姿を見つけることができました。
2週間ほど遅かったでしょうか。既に花は終わって、直立状態になってはいましたが、この場所にしか咲かない花は今年も咲いたんだと知ることができました。
短い花期でしょうが、いつかその小さな花を見てみたいと思います。
フジモンさん、こんにちは(^o^)
両俣小屋までの倒木はひどい状態でしたが、その先は気持ち良さそうな稜線ですねー(^O^)
先日ponさんと行った北岳から、両俣小屋への尾根を眺めながらあっちにも行って見たいと話してました。
こんな快晴の尾根歩きを満喫した後のビールプシューはサイコーですね(*≧∀≦*)
私も南アルプス深部にドップリ浸かってみたくなりました。
花も沢山で大満足の山行になったんじゃないでしょうか。
大変お疲れさまでした(^^)v
nbさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます
両俣小屋までの倒木にはビックリしましたよ
塞いでるのが斜度の少ないところやったんで幸いそれほど苦にはなりませんでした
念願の仙塩尾根でしたが、天候にも恵まれて、ビールプシュ〜🍺も最高でした♪♪♪
両俣小屋も雲の平小屋もいいとこでしたよ
nbさんも、ぜひ!ここでビールプシュ〜
ありがとうございました〜
フジモンさん こんばんは
素敵な山旅でしたね〜
羨ましいです♪
先日歩いた北岳ですが、もう秋の装いを感じますね
nbさんも書いてますが、両俣小屋が気になり、いつか歩きたいと思ってました
南アルプスも静かな雰囲気がいいですよね
また歩きたいところが増えましたよ〜
4日間お疲れ様でした
あっ、また痩せたような・・・
ぽんさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます
痩せてないんですよ〜
日記に書こうかと思ってたとこでした
この前、レコ始めたころの4年前のを見たんですが、スッキリしてました〜
今を感じると。CMではないですが、痩せない体になってきてるんでしょうね〜
親父いわく、酒飲み過ぎだそうで。。
減酒中です
いらん事でした
仙塩尾根では低潅木が色付き始めて、
稜線はもう秋の足音が聞こえてきてました
初日に、仙丈ヶ岳を越えて、両俣小屋までとは
さすがです。
稜線歩きとはいえ、倒木が多かったそうで
さぞ、大変だったことでしょう。
どんどん、山が深くなる雰囲気が
いいですね。
その後、仙塩尾根に、ふたたび合流してからの
稜線歩きは、展望も花も、素晴らしい
道ですね。タカネマンテマは、見たことが
ありません。見てみたいものです。
3000m峰を、4座繋ぐ、素敵な山旅
自分が行った登山ではないのに
拝見してて、南アは、いい山が、いいルートが
たくさんあるなと、実感させて
いただきました。
komakiさん、こんばんは♪
コメントありがとうございます
初日に両俣小屋までなんとか行きたいと思ってましたが、倒木をくぐったり跨いだり。
脚にきました
途中からは迂回しないと越えれないような状態で時間も掛かってしまいましたが、
明るいうちに着けました。
樹林帯はさすが南アといった感じで山深いですが、森林限界越えた稜線は気持ちいいですね
タカネマンテマ。見つけたのはごくわずかで、登山道から少し離れてるので、
花が咲いててもわかるかな?って感じでした。
もっと近くで咲く個体もあるでしょうか?見てみたいものですね
おかげさまで天気に恵まれて、いい山旅ができました
ありがとうございます〜。
fujimonさん:遅コメ すまんm(__)m
40年ぶりに仙塩尾根歩きたい…そう思って、もう数年経過 もう体力が無いから人様のレコで楽しむ気配が充満wwww
この歳になっても北〜間ノの3000mの稜線だけは、もう一度 歩きたいな 南部もね
大学の山岳部で一年生の時、甲斐駒から光まで夏合宿と銘打って地獄の山行を強いられました
カールさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます。全然遅コメやないですよ
なんと40数年前に仙塩尾根歩かれたんですね
ってゆうか、甲斐駒から光岳とは
まさに地獄のような
若いっていいですね
いや、まだまだ北岳〜間ノ。南も歩かないとですよ〜
あの時の思い出としては、山が一つ一つ大きい !
それだけ
確か、光から寸又峡へ下りたような思い出しかありません。当時は光から寸又峡への道 ありました。今は廃道となっているようです!
南に行くほど山が大きい気がします。
光岳から寸又峡へ下りれたんですね。
下山後も凄まじい距離
fujimon さん、こんばんは。
下界は死にそうになるほどの暑さですが、山の上はもう秋の気配ですね。
15年前にこのあたりを歩いた事がありますが、そのとき両俣小屋では猫が四匹いました。
いつも管理人のおばさんのあとをついて回ってとてもかわいかったです。
さすがにもう猫はいないでしょうね。
念願のタカネマンテナ、ついに見つけましたね。
そして、次回こそは花の姿を!
yukicchi7さん、こんばんは〜
コメントありがとうございます
連日、外に出たくなくなるような天気と気温が続きますが、山は一気に秋の気配を見せ始めてました🍁
ついに見つけたタカネマンテマも花が終わってるわけです。
ぜひ、次は花を見てみたいです
両俣小屋おばさんはいらっしゃいましたよ‼同じ方でしょうか?
猫は見かけませんでしたが、動物のエサらしきものが器に入ってたような気がします。
どこかに猫もいたかもしれませんね
こんばんは、fujimonさん♪
なんと、仙塩尾根ではないですか!
ここ、私もテント担いで行ってみたいと思っているのですが・・・
私の足ではとてもこの日程では・・・
更に日数がかかりますので、ここもなかなか・・・です(^^;
北岳のタカネマンテマも一度見てみたいんですが・・・
乗合タクシー利用も勉強になりました!
そうそう・・・倒木ですが、このあと、馬の背の女将一行が少し処理しに行っていただけたようですので、今は少しマシなのかも?
earielさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます
気になりますよねぇ〜。仙塩尾根。
樹林帯と稜線の道が半々くらいでしょうか。
南アルプスのコースタイム。
北の方は優しいように思います。が、熊の平小屋から塩見岳へは、
南部のちょっとキツめ(私の足には)なコースタイムでした。
熊の平小屋まではテント装備でコースタイムプラスアルファ。
塩見岳までは、テントを置いてもほぼコースタイムでした。
馬の背の女将さん達で倒木処理していただいたんですね。有難い限りです。
earielさんも、時期を見つけてぜひ、訪れてみてください
えっ(;゜∇゜)
今シーズン二度目?の北岳!に最近、気付いた次第であります💦
南アルプスは、まだ行ったことがないのですがfujimonさんの歩かれたルートを見ると、もうちょっと頑張ったら行けそうな仙丈ケ岳と、むっちゃ頑張って数年後の北岳が簡単に登れそうに見えます。(^_^;)))
もちろん‼テントはお留守番ですよ〜💦
南アルプスの奥深さ楽しませて頂きました。四日間、お疲れ様でした(^^)v
koumamaさん、こんにちは〜
コメントありがとうございます♪
kouくんもどんどん逞しくなって、仙丈ヶ岳からの景色を見るのもすぐな気がします
テントも北沢峠に置いておけますし、甲斐駒ヶ岳含めての2座もおススメです
北岳は、一番好きな山かもしれません いつか小屋泊で訪れてください。
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