記録ID: 1545011
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳〜双六岳〜槍ヶ岳 穂高西面の岩壁を見ながら飛騨沢を下山
2018年07月14日(土) ~
2018年07月16日(月)


体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 30:18
- 距離
- 44.9km
- 登り
- 3,359m
- 下り
- 3,295m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:48
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 13:29
距離 19.9km
登り 2,222m
下り 608m
4:25
33分
スタート地点
17:54
宿泊地
2日目
- 山行
- 10:51
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 11:25
距離 10.7km
登り 1,035m
下り 618m
3日目
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:27
距離 14.2km
登り 116m
下り 2,089m
天候 | 晴れ (3日目) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス | ,鮖仮 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
白出沢から取り付く涸沢岳西尾根。蒲田富士まで相当な急登のようだ。積雪期記録でも重荷のパーティがかなり体力を消耗、やっとの事で2,400mサイト地にたどり着いている。夏季に蒲田富士や滝谷の展望出来る場所まで行けるのだろうか。
再び本流沿いに。綺麗な風景だ。このルートは何度も渡渉地点がある。2014年夏、家族3人で新穂高から小池新道を往復した。無事に新穂高に下山して聞いたのは、飛騨沢側で、豪雨の中渡渉しようとして遭難者が出たらしいとの事だった。長いが、これ以上痛ましい遭難がないように詳細を下記に。
【遭難事故詳報】
岐阜県警高山署によると、2014年8月16日午前11時50分ごろ、北アルプスで登山中の男性から(奥飛騨温泉郷神坂の)右俣林道滝谷出合・滝谷避難小屋付近の増水した登山道で、男性2人と女性1人の計3人が流されていなくなった」と110番があった。県警山岳警備隊などが対応にあたっている。付近の谷は普段ほとんど水がないが、当時は雨の影響で増水し、幅約4メートルの沢になっていた。現場から約1.5キロ離れた山小屋では増水しているので、沢を渡ったりするの危険だとして無理な登山を控えたり、引き返したりするよう強く呼び掛けていた。山小屋によると、行方不明になっているのは、広島県から来た60代の男性2人と、福井県から来た50代の女性1人、あわせて3人の登山客。男女計7人で訪れていた。(情報元:日本テレビ系(NNN)8月16日(土)17時12分 産経新聞電子版8月16日(土)22時31分 フジテレビ系(FNN)8月17日(日)0時26分 日本経済新聞電子版8月17日(日)1時13 分 スポーツ報知 8月17日(日)7時4分)
【遭難事故詳報】
岐阜県警高山署によると、2014年8月16日午前11時50分ごろ、北アルプスで登山中の男性から(奥飛騨温泉郷神坂の)右俣林道滝谷出合・滝谷避難小屋付近の増水した登山道で、男性2人と女性1人の計3人が流されていなくなった」と110番があった。県警山岳警備隊などが対応にあたっている。付近の谷は普段ほとんど水がないが、当時は雨の影響で増水し、幅約4メートルの沢になっていた。現場から約1.5キロ離れた山小屋では増水しているので、沢を渡ったりするの危険だとして無理な登山を控えたり、引き返したりするよう強く呼び掛けていた。山小屋によると、行方不明になっているのは、広島県から来た60代の男性2人と、福井県から来た50代の女性1人、あわせて3人の登山客。男女計7人で訪れていた。(情報元:日本テレビ系(NNN)8月16日(土)17時12分 産経新聞電子版8月16日(土)22時31分 フジテレビ系(FNN)8月17日(日)0時26分 日本経済新聞電子版8月17日(日)1時13 分 スポーツ報知 8月17日(日)7時4分)
白出沢出合。ここから白出コルまでガラガラの沢を延々と5-6時間登れば確かに奥穂高岳山荘に行けるが、登りに使うのは相当にしんどい。南アルプス鋸岳の角兵衛沢もかなりの悪相の沢で長いが、これにもまして体力が要りそうだ。
キバナホトトギス(タマガワホトトギス)。多摩川由来ではなく、ヤマブキを思い起こす黄色である事から、ヤマブキの名所であった京都府綴喜郡井手町にある木津川支流の玉川から名がついた。何て分かりずらい名の由来…
撮影機器:
感想
下山日。槍ヶ岳登頂後、南岳まで縦走し、南岳新道を槍平小屋へと下山を考えていました。しかしルート順番待ちを考えると、ゆっくり景色や花を見ながら下山したいという気持ちが強くなり、ご来光を見た後、槍ヶ岳ピストンカットを決めた。
南岳新道の激下りも少し気が引け、結局は飛騨乗越から素直に飛騨沢を下った。この2日間と違い、登山者もあまり多くない、静かなルートを楽しめた。飛騨沢は地味なコースと思われがちだが、なんのなんの。槍沢よりも短時間で槍ヶ岳へアプローチ出来る上、滝谷や涸沢岳西尾根など穂高西面の大岩壁のアプローチであるためにクライマー気分でこれらの岩壁を見てあれこれと想像(妄想)世界で遊べる。
新穂高温泉から鏡平経由、弓折岳から笠ヶ岳への稜線を往復、三俣蓮華岳より西鎌尾根を一歩、また一歩と鋭峰・槍ヶ岳へ登り、最後に槍沢を下った3日間のソロ山行でした。ピークにこだわらず、自分の興味にまかせてこんなトポになってしまいましたが、まぁ、らしいな、自分としては。
翌週は山トモと2名で折立から黒部源流を周遊。例年になく豊富な高山植物が素敵な時期を目いっぱい楽しめる事に想いを馳せるのでした。
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