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Yamareco

記録ID: 1547110
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

夏の剣岳、立山(2018)

2018年08月02日(木) ~ 2018年08月05日(日)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
26.8km
登り
2,683m
下り
2,686m

コースタイム

1日目
山行
4:10
休憩
0:20
合計
4:30
9:30
50
スタート地点
10:20
10:30
170
13:20
13:30
30
14:00
2日目
山行
6:30
休憩
1:40
合計
8:10
5:00
60
6:00
6:00
70
7:10
7:20
30
7:50
7:50
50
8:40
9:50
80
11:10
11:20
20
11:40
11:50
80
13:10
3日目
山行
6:20
休憩
1:40
合計
8:00
6:50
70
8:00
8:20
30
8:50
8:50
10
9:00
9:20
10
9:30
9:30
50
10:20
10:20
50
11:10
11:20
20
11:40
11:40
20
12:00
12:10
20
12:30
13:00
10
13:10
13:10
30
13:40
13:50
60
4日目
山行
2:20
休憩
0:40
合計
3:00
6:30
30
7:00
7:30
30
8:00
8:10
40
8:50
8:50
40
9:30
ゴール地点
天候 8/2 晴れ、 8/3 曇りのち晴れ、 8/4 晴れ、 8/5 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
富山からアルペンルートで室堂に入山。
コース状況/
危険箇所等
剣岳;別山尾根ルートは、鎖が良く整備されている。雪田は2か所あるが、アイゼンは不要。

※参考情報;長次郎谷は「上部にクレバスあり、登るのは危険(左又は通行禁止)」、平蔵谷は「クレバスあり、登りは要注意、下りは不適」、と、剣沢の警備隊詰所の掲示板に記載あり。
予約できる山小屋
8/2 さて、室堂から剣沢へと出発。みくりが池の向こうに立山が良く見える
2018年08月02日 09:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/2 9:40
8/2 さて、室堂から剣沢へと出発。みくりが池の向こうに立山が良く見える
みくりが池に映る、逆さ立山
2018年08月02日 09:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/2 9:44
みくりが池に映る、逆さ立山
室堂平、花は意外と少ない。8月初めにして、すでに高山植物のピークは終わっている感じ。これはウサギギク
2018年08月02日 09:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/2 9:37
室堂平、花は意外と少ない。8月初めにして、すでに高山植物のピークは終わっている感じ。これはウサギギク
ホソバヤマハハコかな?
2018年08月02日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/2 9:41
ホソバヤマハハコかな?
タカネニガナ
2018年08月02日 09:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/2 9:43
タカネニガナ
チングルマ。花が終わって風車状になっているのが多かった。これは珍しく残っていた花
2018年08月02日 10:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/2 10:13
チングルマ。花が終わって風車状になっているのが多かった。これは珍しく残っていた花
ライチョウ沢キャンプ場を眼下に、雷鳥坂の長い登りが立ちふさがる。今回はペットボトルを沢山もってきたため、16kgの荷物なので、きつそうなだぁ・・
2018年08月02日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/2 10:02
ライチョウ沢キャンプ場を眼下に、雷鳥坂の長い登りが立ちふさがる。今回はペットボトルを沢山もってきたため、16kgの荷物なので、きつそうなだぁ・・
チングルマのアップ
2018年08月02日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/2 10:14
チングルマのアップ
キンポウゲ、ハチが蜜を吸いに来ている
2018年08月02日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/2 10:32
キンポウゲ、ハチが蜜を吸いに来ている
手前にキンポウゲ、はるかに立山を望む
2018年08月02日 10:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/2 10:36
手前にキンポウゲ、はるかに立山を望む
チングルマの群落
2018年08月02日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/2 10:46
チングルマの群落
なんとかリンドウ、小さいきれいな花だ
2018年08月02日 11:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
8/2 11:50
なんとかリンドウ、小さいきれいな花だ
剣御前の小屋のコルに到着。一気に眼の前に剣岳が見えてくる。久しぶりだが、相変わらずかっこいい山だ
2018年08月02日 13:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/2 13:02
剣御前の小屋のコルに到着。一気に眼の前に剣岳が見えてくる。久しぶりだが、相変わらずかっこいい山だ
雪田脇に咲くダイコンソウ。今回はほとんど見かけなかった
2018年08月02日 13:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/2 13:18
雪田脇に咲くダイコンソウ。今回はほとんど見かけなかった
クルマユリ。これも数が少なかった
2018年08月02日 13:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/2 13:20
クルマユリ。これも数が少なかった
ハクサンチドリかな?
2018年08月02日 13:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/2 13:26
ハクサンチドリかな?
剣沢雪渓最上部を、ゆっくりと下ってゆく。スイスのトレッキングルートのような、気持ちの良い風景が広がっている
2018年08月02日 13:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/2 13:29
剣沢雪渓最上部を、ゆっくりと下ってゆく。スイスのトレッキングルートのような、気持ちの良い風景が広がっている
今日は午後も雲に覆われず、青空と白い雲が、いかにも夏山らしい
2018年08月02日 13:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/2 13:29
今日は午後も雲に覆われず、青空と白い雲が、いかにも夏山らしい
剣岳を真正面に望みつつ、ぜいたくな歩き
2018年08月02日 13:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/2 13:43
剣岳を真正面に望みつつ、ぜいたくな歩き
剣沢に到着。警護隊駐在所前には、写真のような、各ルートの状況が書いてある。今年は梅雨明けが早かったせいか、平蔵谷、長次郎谷、三の窓雪渓、いずれもクレバス多く危険の模様。いつか雪渓ルートも行ってみたいものだ。
2018年08月02日 13:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/2 13:54
剣沢に到着。警護隊駐在所前には、写真のような、各ルートの状況が書いてある。今年は梅雨明けが早かったせいか、平蔵谷、長次郎谷、三の窓雪渓、いずれもクレバス多く危険の模様。いつか雪渓ルートも行ってみたいものだ。
小屋の窓からも剣岳が望める、ぜいたくな山小屋だな
2018年08月02日 15:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/2 15:21
小屋の窓からも剣岳が望める、ぜいたくな山小屋だな
剣沢小屋の夕食。コロッケ、エビフライ、別皿にシチュウ
2018年08月02日 17:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/2 17:08
剣沢小屋の夕食。コロッケ、エビフライ、別皿にシチュウ
8/3 5時に小屋を出発。上空は雲が覆っている。後立山連峰のほうから朝日が顔をだした
2018年08月03日 05:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 5:11
8/3 5時に小屋を出発。上空は雲が覆っている。後立山連峰のほうから朝日が顔をだした
目指す剣岳の山頂部は雲に隠れている。朝日を受けてわずかにオレンジ色になっている
2018年08月03日 05:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 5:11
目指す剣岳の山頂部は雲に隠れている。朝日を受けてわずかにオレンジ色になっている
一服剣から剣沢雪渓上部を振り返る
2018年08月03日 06:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 6:04
一服剣から剣沢雪渓上部を振り返る
武蔵谷の雪渓
2018年08月03日 06:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 6:19
武蔵谷の雪渓
トリカブト、8月になったばかりというのに、もう晩夏の花が咲き始めている
2018年08月03日 06:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 6:23
トリカブト、8月になったばかりというのに、もう晩夏の花が咲き始めている
フウロソウ、以前はこのコースには沢山咲いていた記憶があるが、今回は数が少なかった
2018年08月03日 06:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 6:24
フウロソウ、以前はこのコースには沢山咲いていた記憶があるが、今回は数が少なかった
岩稜を歩く登山者。今日は平日のため、それほどルートは混雑しておらず、パラパラと登っている程度
2018年08月03日 07:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 7:07
岩稜を歩く登山者。今日は平日のため、それほどルートは混雑しておらず、パラパラと登っている程度
険しい岩の道が続く
2018年08月03日 07:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/3 7:26
険しい岩の道が続く
ガスの中、パラパラと剣岳に向かう登山者。みんな、ヘルメットは着用。
2018年08月03日 07:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 7:41
ガスの中、パラパラと剣岳に向かう登山者。みんな、ヘルメットは着用。
平蔵のコルに到着。難所のカニのタテバイ、今日は10人程度の渋滞
2018年08月03日 07:52撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/3 7:52
平蔵のコルに到着。難所のカニのタテバイ、今日は10人程度の渋滞
カニのタテバイ、取りつき付近を登る登山者。
2018年08月03日 07:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 7:55
カニのタテバイ、取りつき付近を登る登山者。
カニのタテバイ中心部、昔はもっと急だったような?それだけ自分が山慣れした、ということかな?
2018年08月03日 08:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
8/3 8:03
カニのタテバイ中心部、昔はもっと急だったような?それだけ自分が山慣れした、ということかな?
みなさん、一生懸命に登っている。
2018年08月03日 08:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 8:12
みなさん、一生懸命に登っている。
カニのタテバイの終了点付近、ようやく傾斜は緩くなる
2018年08月03日 08:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 8:18
カニのタテバイの終了点付近、ようやく傾斜は緩くなる
(いきなり)剣岳頂上に到着。ガスで視界はなく残念。約20年ぶり、4回目の登頂になる。
2018年08月03日 08:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5
8/3 8:43
(いきなり)剣岳頂上に到着。ガスで視界はなく残念。約20年ぶり、4回目の登頂になる。
ちょっと剣岳山頂の北側に行ってみた。トレースがあり、最初は特に難しくない。
2018年08月03日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 9:14
ちょっと剣岳山頂の北側に行ってみた。トレースがあり、最初は特に難しくない。
長次郎のコルを眼下に見る岩場で休憩。とすると青空が出だして、コルを隔てた岩峰(「長次郎の頭」?)が見えだした。さすが北方稜線は厳しそうだ。ここで引き返そう
2018年08月03日 09:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
8/3 9:25
長次郎のコルを眼下に見る岩場で休憩。とすると青空が出だして、コルを隔てた岩峰(「長次郎の頭」?)が見えだした。さすが北方稜線は厳しそうだ。ここで引き返そう
岩場に咲く、可憐なイワギキョウ
2018年08月03日 09:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 9:35
岩場に咲く、可憐なイワギキョウ
同じく、岩にへばりつくそうにして咲く、チングルマ
2018年08月03日 09:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 9:36
同じく、岩にへばりつくそうにして咲く、チングルマ
さて下山開始、すぐにカニのヨコバイの難所になる。今日は渋滞もない。最初の一歩もそれほど難しいとは思わず、トラバースも鎖があるので、安心だった。
2018年08月03日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
8/3 10:03
さて下山開始、すぐにカニのヨコバイの難所になる。今日は渋滞もない。最初の一歩もそれほど難しいとは思わず、トラバースも鎖があるので、安心だった。
無名の岩峰群が雲の中に林立している。いかにも剣岳らしい風景だ
2018年08月03日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 10:04
無名の岩峰群が雲の中に林立している。いかにも剣岳らしい風景だ
下山にかかると、急に青空が出だした。岩峰群の眺め良し
2018年08月03日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 10:06
下山にかかると、急に青空が出だした。岩峰群の眺め良し
無名の岩峰
2018年08月03日 10:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/3 10:07
無名の岩峰
同じく、無名の岩峰
2018年08月03日 10:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 10:07
同じく、無名の岩峰
カニのヨコバイの次は、長いハシゴ。以前は半分まがった鉄製ハシゴでいやらしかったが、今ではしっかりしたステンレス製で、スイスイ下れる
2018年08月03日 10:09撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/3 10:09
カニのヨコバイの次は、長いハシゴ。以前は半分まがった鉄製ハシゴでいやらしかったが、今ではしっかりしたステンレス製で、スイスイ下れる
霧をまとった岩峰群、いかにも剣らしい風景だ
2018年08月03日 10:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 10:11
霧をまとった岩峰群、いかにも剣らしい風景だ
ハシゴの先も、急な鎖場が続く
2018年08月03日 10:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 10:13
ハシゴの先も、急な鎖場が続く
平蔵のコルに戻ってきた。平蔵谷の雪渓が良く見える。登ってきている登山者2名が、中央に小さく見える
2018年08月03日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 10:14
平蔵のコルに戻ってきた。平蔵谷の雪渓が良く見える。登ってきている登山者2名が、中央に小さく見える
あと一息で稜線だが、手前に1.5mほどのクレバス(ベルクシュルンド)がある。みていると、飛び降りて地面部分に降り立っていた
2018年08月03日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
8/3 10:14
あと一息で稜線だが、手前に1.5mほどのクレバス(ベルクシュルンド)がある。みていると、飛び降りて地面部分に降り立っていた
カニのタテバイ部分の全景。中央に小さく、登山者の群れが見える。ここから見ると、結構険しいな
2018年08月03日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 10:14
カニのタテバイ部分の全景。中央に小さく、登山者の群れが見える。ここから見ると、結構険しいな
平蔵谷の雪渓の全景、上部は雪が結構多いのがわかる
2018年08月03日 10:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 10:22
平蔵谷の雪渓の全景、上部は雪が結構多いのがわかる
登るときは霧に隠れて不気味だった岩溝も、視界が出てきたので、感じのいい写真になった
2018年08月03日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 10:54
登るときは霧に隠れて不気味だった岩溝も、視界が出てきたので、感じのいい写真になった
源次郎尾根の上部が見えだした
2018年08月03日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 10:54
源次郎尾根の上部が見えだした
11時近くなると、すっかりガスがはれ、剣岳の山頂も見えだした。
2018年08月03日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 10:55
11時近くなると、すっかりガスがはれ、剣岳の山頂も見えだした。
前剣にて、夏雲と登山者
2018年08月03日 11:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 11:07
前剣にて、夏雲と登山者
前剣から望む、剣岳本峰
2018年08月03日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/3 11:19
前剣から望む、剣岳本峰
剣岳山頂から、東へと源次郎尾根が伸びている、その奥の岩稜は八つ峰だろう
2018年08月03日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 11:20
剣岳山頂から、東へと源次郎尾根が伸びている、その奥の岩稜は八つ峰だろう
下山途中から、剣沢上部、奥は立山別山。涼しげな眺め
2018年08月03日 12:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 12:24
下山途中から、剣沢上部、奥は立山別山。涼しげな眺め
イワヒバリがでてきた。コンパクトデジカメだけど、40倍ズームなので、意外と良く撮れた
2018年08月03日 12:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 12:27
イワヒバリがでてきた。コンパクトデジカメだけど、40倍ズームなので、意外と良く撮れた
(花の名前は忘れたが)、下山はゆとりがあるので、花を見ながら下る
2018年08月03日 12:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 12:38
(花の名前は忘れたが)、下山はゆとりがあるので、花を見ながら下る
一服剣から望む、剣沢雪渓の上部、美しい眺めだ
2018年08月03日 12:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 12:38
一服剣から望む、剣沢雪渓の上部、美しい眺めだ
剣沢小屋に到着。今日のAMは曇っていて視界がなく残念だったが、PMは逆によく晴れて、夕方まで剣岳が小屋からも良く見えた
2018年08月03日 16:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/3 16:19
剣沢小屋に到着。今日のAMは曇っていて視界がなく残念だったが、PMは逆によく晴れて、夕方まで剣岳が小屋からも良く見えた
今日の夕食。おかずがちょっと足りないが、ご飯3杯、ビール2本でまんぷくー
2018年08月03日 17:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/3 17:02
今日の夕食。おかずがちょっと足りないが、ご飯3杯、ビール2本でまんぷくー
8/4 2泊した剣沢小屋を出発。今日は朝から快晴で、気持ちの良い登山日和だ。
2018年08月04日 06:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/4 6:50
8/4 2泊した剣沢小屋を出発。今日は朝から快晴で、気持ちの良い登山日和だ。
剣沢雪渓上部から見る剣岳(下部は剣沢のテント場)、昨日もこんな好天だったら良かったのにぃ・・と、少し残念ではある。
2018年08月04日 07:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/4 7:14
剣沢雪渓上部から見る剣岳(下部は剣沢のテント場)、昨日もこんな好天だったら良かったのにぃ・・と、少し残念ではある。
剣沢の上部も、猛暑の夏にしては、まだまだ雪は多い
2018年08月04日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 7:29
剣沢の上部も、猛暑の夏にしては、まだまだ雪は多い
剣御前小屋から見る、室堂平。残雪模様が美しい。その向こうにはどっしりとした薬師岳
2018年08月04日 08:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/4 8:25
剣御前小屋から見る、室堂平。残雪模様が美しい。その向こうにはどっしりとした薬師岳
チングルマと雪田
2018年08月04日 08:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 8:51
チングルマと雪田
別山から望む、剣岳。この角度から見ると、武蔵谷(雪渓)、平蔵谷(雪渓)、源次郎尾根(頂上からの東尾根)、長次郎谷(上部雪渓がわずかに見える)、八つ峰、と、剣岳東面の構造が良くわかる
2018年08月04日 08:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/4 8:57
別山から望む、剣岳。この角度から見ると、武蔵谷(雪渓)、平蔵谷(雪渓)、源次郎尾根(頂上からの東尾根)、長次郎谷(上部雪渓がわずかに見える)、八つ峰、と、剣岳東面の構造が良くわかる
霞で写真では見づらいが、遠く、白馬三山を望む
2018年08月04日 08:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 8:59
霞で写真では見づらいが、遠く、白馬三山を望む
五竜岳(中央左)と、鹿島槍ヶ岳(右)
2018年08月04日 08:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 8:59
五竜岳(中央左)と、鹿島槍ヶ岳(右)
扇沢を囲む山々、左端の鋭鋒が針の木岳、その奥が蓮華岳
2018年08月04日 08:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 8:59
扇沢を囲む山々、左端の鋭鋒が針の木岳、その奥が蓮華岳
北アルプス中央部の山々、水晶あたりだと思う
2018年08月04日 08:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 8:59
北アルプス中央部の山々、水晶あたりだと思う
白馬三山のズーム
2018年08月04日 09:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/4 9:03
白馬三山のズーム
蓮華岳(右)と、針の木岳(左)のズーム
2018年08月04日 09:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 9:03
蓮華岳(右)と、針の木岳(左)のズーム
真砂岳より、立山の一角、富士の折立を望む
2018年08月04日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 10:32
真砂岳より、立山の一角、富士の折立を望む
内蔵助コルにあった表示板。青い丸部分は、「内蔵助氷河」を示している
2018年08月04日 10:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 10:34
内蔵助コルにあった表示板。青い丸部分は、「内蔵助氷河」を示している
富士の折立への登り、きつそう
2018年08月04日 10:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 10:35
富士の折立への登り、きつそう
内蔵助カールの全景。この中心部の下に、小氷河(氷塊)が隠れている
2018年08月04日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 10:40
内蔵助カールの全景。この中心部の下に、小氷河(氷塊)が隠れている
富士の折立の頂上部は岩峰状
2018年08月04日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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富士の折立の頂上部は岩峰状
富士の折立の岩峰に立つ人
2018年08月04日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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富士の折立の岩峰に立つ人
青空と、雲と、雪
2018年08月04日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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青空と、雲と、雪
眼下に見えるは黒部ダム湖
2018年08月04日 11:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 11:33
眼下に見えるは黒部ダム湖
12時前に、雄山に到着。一の越から来た登山者で大混雑状態。ゆっくりできる場所もないので、早々に戻る
2018年08月04日 11:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 11:53
12時前に、雄山に到着。一の越から来た登山者で大混雑状態。ゆっくりできる場所もないので、早々に戻る
雄山神社に向かう登山者。このうちの、タンクトップの若い女性は、「スペインから観光に来た」、と言っていた。
2018年08月04日 11:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 11:53
雄山神社に向かう登山者。このうちの、タンクトップの若い女性は、「スペインから観光に来た」、と言っていた。
大汝山にて大休止。ここは雄山ほどは混んでなく、のんびりした。眼下に黒部ダム、その対岸には針の木岳が鋭い
2018年08月04日 12:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 12:38
大汝山にて大休止。ここは雄山ほどは混んでなく、のんびりした。眼下に黒部ダム、その対岸には針の木岳が鋭い
大汝山の山頂の岩峰に立つ。(首にかけたタオルがダサ!)
2018年08月04日 12:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/4 12:46
大汝山の山頂の岩峰に立つ。(首にかけたタオルがダサ!)
午後になり、太陽が西に向かうと、後立山連山もAMよりくっきり見えてきた。中央はなつかしの鹿島槍ヶ岳。爺が岳も見えるなぁ・・
2018年08月04日 13:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 13:46
午後になり、太陽が西に向かうと、後立山連山もAMよりくっきり見えてきた。中央はなつかしの鹿島槍ヶ岳。爺が岳も見えるなぁ・・
針の木岳(右端)から爺が岳あたりの稜線も、くっきりと見えてきた
2018年08月04日 13:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 13:46
針の木岳(右端)から爺が岳あたりの稜線も、くっきりと見えてきた
剣御前小屋近くから、また剣岳を写す。相変わらずかっこいい
2018年08月04日 14:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/4 14:35
剣御前小屋近くから、また剣岳を写す。相変わらずかっこいい
剣御前小屋に到着。稜線の小屋なので、水は天水のみ、
2018年08月04日 15:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/4 15:39
剣御前小屋に到着。稜線の小屋なので、水は天水のみ、
剣御前小屋の男子トイレに貼ってあった、ジョーク的写真。月面に降り立ったアポロ13号の宇宙飛行士が、おしっこしてる(笑)。
「一歩前へ」の表示とともに、「これは一人の人間にとって小さな一歩であるが、人類にとっては偉大な飛躍である」という有名なフレーズが・・

(写真をクリックしてご覧ください)
2018年08月04日 15:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/4 15:50
剣御前小屋の男子トイレに貼ってあった、ジョーク的写真。月面に降り立ったアポロ13号の宇宙飛行士が、おしっこしてる(笑)。
「一歩前へ」の表示とともに、「これは一人の人間にとって小さな一歩であるが、人類にとっては偉大な飛躍である」という有名なフレーズが・・

(写真をクリックしてご覧ください)
剣御前小屋の夕食。おかずは少なめだが、今日もご飯は3杯食べた。
2018年08月04日 17:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/4 17:01
剣御前小屋の夕食。おかずは少なめだが、今日もご飯は3杯食べた。
8/5 夜明け前は稜線はガスっていたが、5時の朝食後に晴れてきた。小屋の外に出ると、朝日がまぶしい。
2018年08月05日 05:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 5:40
8/5 夜明け前は稜線はガスっていたが、5時の朝食後に晴れてきた。小屋の外に出ると、朝日がまぶしい。
山稜を行くパーティ。みなピッケルを持っていたので聞くと、(大学の)山岳部とのこと。最近は若者が山に帰ってきたなぁ・・
2018年08月05日 06:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 6:04
山稜を行くパーティ。みなピッケルを持っていたので聞くと、(大学の)山岳部とのこと。最近は若者が山に帰ってきたなぁ・・
朝食後は空身で剣御前の山頂まで行く。今日も剣岳はかっこいい。中景が剣御前岳の山頂
2018年08月05日 06:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 6:37
朝食後は空身で剣御前の山頂まで行く。今日も剣岳はかっこいい。中景が剣御前岳の山頂
チングルマはほとんどが、稚児車になっていた。これはこれで風情がある
2018年08月05日 06:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 6:45
チングルマはほとんどが、稚児車になっていた。これはこれで風情がある
おっと、道脇にライチョウの親子を見つけた。こちらは親鳥。この稜線は人が少ないので、晴天なのにのんびりとお食事中だった。
2018年08月05日 06:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/5 6:51
おっと、道脇にライチョウの親子を見つけた。こちらは親鳥。この稜線は人が少ないので、晴天なのにのんびりとお食事中だった。
ライチョウの親子。こちらが不動状態にしていると、警戒を解いて、ゆっくりと歩いていった
2018年08月05日 06:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/5 6:51
ライチョウの親子。こちらが不動状態にしていると、警戒を解いて、ゆっくりと歩いていった
室堂平あたりもきれいに見えている。残雪模様が美しい
2018年08月05日 06:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 6:56
室堂平あたりもきれいに見えている。残雪模様が美しい
大日岳方面もだんだんと雲が取れ、きれいに見えてきた
2018年08月05日 06:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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大日岳方面もだんだんと雲が取れ、きれいに見えてきた
剣御前岳の山頂付近より、剣沢の雪渓を望む、ここからだと、奥までずっと続いているのがわかる。
2018年08月05日 07:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 7:01
剣御前岳の山頂付近より、剣沢の雪渓を望む、ここからだと、奥までずっと続いているのがわかる。
剣御前岳の山頂にて、気持ちの良い朝の山の空気を存分に味わった
2018年08月05日 07:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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剣御前岳の山頂にて、気持ちの良い朝の山の空気を存分に味わった
帰りは花を眺めつつゆく。ハクサンフウロは、この稜線ではまだ沢山咲いていた
2018年08月05日 07:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 7:33
帰りは花を眺めつつゆく。ハクサンフウロは、この稜線ではまだ沢山咲いていた
ウサギギク
2018年08月05日 07:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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ウサギギク
ヨツバシオガマ(かな?)
2018年08月05日 07:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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ヨツバシオガマ(かな?)
ハクサンフウロの群落
2018年08月05日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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ハクサンフウロの群落
地味だが、せり科の花(シラネニンジン or ハクサンボウフウ)も沢山咲いていて、独特の甘い香りを漂わせていた
2018年08月05日 07:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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地味だが、せり科の花(シラネニンジン or ハクサンボウフウ)も沢山咲いていて、独特の甘い香りを漂わせていた
イワヒバリも、朝の挨拶にやってきてくれた。
2018年08月05日 07:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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イワヒバリも、朝の挨拶にやってきてくれた。
タテヤマリンドウ(だったか?)
2018年08月05日 07:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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タテヤマリンドウ(だったか?)
タカネニガナ
2018年08月05日 07:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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タカネニガナ
ホソバハハゴグサ(かな?)
2018年08月05日 07:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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ホソバハハゴグサ(かな?)
岩稜を前景に、遠く奥大日岳を望む
2018年08月05日 07:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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岩稜を前景に、遠く奥大日岳を望む
奥大日岳北面の長い雪渓
2018年08月05日 07:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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奥大日岳北面の長い雪渓
稜線から、剣沢を前景に、遠く、後立山連峰を望む(左から、白馬三山、五竜岳、鹿島槍ヶ岳)
2018年08月05日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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稜線から、剣沢を前景に、遠く、後立山連峰を望む(左から、白馬三山、五竜岳、鹿島槍ヶ岳)
イワツメクサと、はるかに浄土山
2018年08月05日 07:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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イワツメクサと、はるかに浄土山
2018年08月05日 08:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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撮影機器:

感想


今年も夏山のシーズンがやってきた。が、今年は梅雨末期の西日本豪雨で、四国では予讃線が部分的に不通(バス代行輸送)だったり、台風がきたり、となかなか山に行けない。
週間天気予報を毎日にらんでいると、8月1日-5日は北アも天気がよさそうなので、あわてて休暇申請をして、久々に剣岳へ行くことにした。
剣岳も、未踏の早月尾根を当初は考えていたが、この連日の猛暑のなか、麓から2500mを登るのはさすがにきついだろうと思い、安易な室堂からのコースにする。

8月2日(木)
・前日に、四国(愛媛)から富山まで、約8時間かけて移動し、富山市内のビジネスホテル泊。
・朝、地鉄電車の始発で出発し、乗継をして室堂に到着。
・今日は雷鳥坂を越えて、剣沢までのコース、朝から天気が良く、気持ちの良いスタートができた。とはいえ、本格登山は昨年8月の穂高以来で一年ぶりだ。足もなまっていて、雷鳥坂の登りは結構疲れた。が、剣御前小屋からは、眼前に剣岳が見え、疲れが吹き飛んだ。いつ見ても良い山だなぁ。
・今日は剣沢小屋に宿泊。これまでの剣岳登山は、3回ともテント泊だったので、初めてこの小屋に泊まった。水が豊富で、無料のシャワー(お湯が出る)があったのには驚いた。WCも水洗。場所が昔の記憶と違っていたので従業員に聞くと、以前の小屋(テント場そば)は、冬季に雪崩により倒壊し、場所を変えて10年程度前に新築した、とのこと。

8月3日(金)
・今日はメインイベントの、剣岳登山の日。5時に出発したが、昨日の晴天とは打って変わって、曇天で、剣の山頂も雲に隠れている。富山の天気予報は晴れだし、天気図を見ても問題なさそうなので、山頂へ向かう。西風にのって、富山平野側からどんどん雲が押し寄せてくる。
・一服剣、前剣を越えると、鎖場の連続だが、まあ大したことはない。昔はなかった鎖場の番号表示もあり、鎖自体が鉄製からステンレス製に変わっていた。
・平蔵のコル(昔のトイレ小屋はなくなっていた)を越えると、カニのタテバイの岩場。今日は平日のためか渋滞もなく、わりとスイスイと乗り越えた。

・剣岳頂上には、8:30ころ到着。約3.5時間で予定通り。山頂はあいにくのガスの中で展望はない。時間も余っているので、「北方稜線ってどんな感じかな?」と気になり、少しだけ山頂から北へ進む。踏み跡はしっかりしている。15分ほど行った岩場から先は長次郎のコルへと急な下りで、その先の岩峰(長次郎の頭、というのか?)も険しそうなので、ここで引き返す。下から登山者1名が上がってきたので聞いてみると「長次郎雪渓を登ってきたが、クレバスが多くて大変だった。あと1パーティが後続している」とのこと。

・剣岳山頂に戻り、そのまま下りにかかる。カニのヨコバイは、以前は大渋滞していたが、今日は登山者が少ないので、スイスイと通過できた。以前は、鎖にしがみつくような感じで下っていたが、今回はなぜか、意外と楽に下れた。昨年、西ー奥縦走をやったせいで、岩場に対する恐怖心が少なくなったかな?

・あとは同じコースを戻る。鎖場も特に問題なく、前剣まで到着。このあたりで雲が切れてきて、だいぶ視界がでてきた。剣岳山頂もちらちら見え始める。ああ、あと1時間早く晴れてきたらなぁ、と少し残念。
・前剣から下は、ガラガラの下りで、山小屋の人も「前剣の下りで事故が多いので気を付けること」と言っていたが、たしかに気が緩み、足も疲れるので、危ない場所ではある。自分も数回、シリモチをついた。

・12時過ぎ、一服剣のあたりで、女性(30台?)の単独登山者とすれ違う。気になったので「今からどこまで?」と聞くと、「剣岳へ」と。「剣岳は登りだけで3〜4時間、今からだと、戻るのは19-20時ですよ」というとびっくりしていたが、戻る様子はなく、そのまま先に進んでいった。若い人たちが山に戻ってきたのはうれしいことだが、予備知識もなく剣岳とは・・(気になったので、山小屋には伝えておいたが、大丈夫だったかな?)

・13時過ぎ、剣沢小屋に到着。さっそくビールを2本。約20年ぶりの剣岳で多少疲れはあるが、まだ十分登れるな、と思った。午後になるとかえって天気が良くなり、夕方まで剣岳が良く見えていた。
・23時ころ、WCのついでに外に出ると、満天の星空が広がっていた。外のベンチに寝ころび、星空を眺める。天の川を見るのも久々だな、大接近中の火星も、南のほうに赤々と光っていた。山で見る星空は、自分が宇宙のなかにいる感じがして、格別だ。

8月4日(土)
・今日は、尾根まで登りかえして、立山往復、という比較的楽な予定。朝はのんびりと出発。今日は朝から快晴だ。昨日もこの天気だったらな、とか思いつつ登山開始。

・剣御前小屋に、不用品をデポして、軽い荷物で縦走開始。風もさわやかで気持ちいい縦走だ。
・別山では北峰で20分ほどのんびりと展望を楽しむ。剣岳だけでなく後ろ立山連峰の山々も良く見え、気持ちいい。ここで、台湾人のグループ(4人組)がいたので英語で会話を楽しむ。立山を縦走して一の越に下山予定と言っていた。台湾の山は夏は雪もないので、ここは良い山です、と言っていた。

・真砂岳、富士の折立、大汝山と進み、12時に雄山に到着。だが、一の越側から登ってきたらしい大勢の登山者で、山頂は超満員で座る場所もない、お参りするのにも大行列、こりゃまいったな、と、早々に引き返す。
・大汝山にもどり、ここで大休止。展望も良く、のんびりとできた。
・それにしても、若い登山者が増えたな。良いことだ。山の名前を教えてあげたり、写真のシャッターを押してあげたり、大サービス。

・大汝山13時発。遅くなったので、帰りは休まずずんずんと進む。とすると、14:30ころ、別山のトラバース道で、男女2人のペアのうち、男性(50台?)が座り込んでダウンしている。聞くと「高山病のようで、歩く力が出ない、ふらふらする」と。意識はしっかりしていたので、「まず水を沢山飲み、小屋は近いので、ゆっくり来れば良い」とアドバイス。

・剣御前小屋には、14:40着。今日もさっそくビールを飲んで、その後はのんびりする。前述のダウンしていた人は、小屋の人に伝えておいたところ、18時ころ、なんとか回収、とのことだった。
・この小屋も泊まるのは初めてだが、稜線の小屋なので、水は天水。WCはバイオトイレ。でも食事はまずまずおいしかった。

8月5日(日)
・今日は下山/帰宅日。
・夜から明け方はガスが出ていたが、6時ころから晴れてきたので、空身で剣御前岳に向かう。このルートは登山者もおらず、気持ちの良い稜線歩きができた。山頂も人がおらず、寝転んでのんびりと山と空を眺めた。いい時間を過ごすことができた。

・8時に小屋に戻り、さて下山するか、というとき、JRのチケットを確認すると、うわー、富山駅12:46発か! (12時台をPM2時台と勘違いしてた)、ヤバい。急いで下山して、室堂10時で、ぎりぎりか?
・雷鳥坂の標高差500mを40分で駆け下る。キャンプ場からのきつい登り返しもゼイゼイ言いながら休まず進み、なんとか室堂に9:30着。案内所でバス、電車の連絡を確認すると、なんとか12時過ぎに富山に着けるみたい。はー、最後は焦ったが、なんとか無事、登山終了。

・何回も登った剣、立山の定番コースではあったが、天気も良く、充実した登山だった。

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コメント

お疲れ様でした🎵
遅いコメですが(笑)、劔岳に立山縦走とは贅沢な山行でしたね🎵
最近の登山ブーム、多くの人が山に来るのは良いことですが、安易に考えて無茶をする人がたまに居るのが心配ですね‼️あんまり人の事は言えませんが❗(笑)
平地では何でもない天気の急変も山では命取り‼️
穂高では今年だけで10人以上亡くなったとか‼️事故が増えると色々規制が掛かって不自由になります‼(>_<)
2018/10/17 11:56
Re: お疲れ様でした🎵
nekoさん、コメントありがとうございます。

今年は何かと忙しく、また体調不良の時期もあったので、本州遠征登山は、この8月の剣岳、立山の1回きりで終わりそうです。

若い人が山に興味をもって、山に若い人が増えるのはうれしいことです。
若い初心者が、山の常識を充分理解してないのはしょうがないことだとは思っています(自分も若い頃は、自己流で危なっかしい登山をしてました)

初老と言うべき年になった自分は、若い登山者に対し、良きアドバイスをする責任があると思っています。
2018/10/17 22:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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