鷲羽池付き！裏銀座縦走(烏帽子岳〜野口五郎岳〜水晶岳〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳)

2018年08月05日(日) ~ 2018年08月08日(水)

• GPS: 78:24
• 距離: 53.9km
• 登り: 4,379m
• 下り: 4,554m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:15
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:54

距離 10.6km 登り 1,927m 下り 670m

6:28 高瀬ダム濁沢登山口
10:42 タヌキ岩
12:10 12:50 烏帽子小屋
13:22 烏帽子岳山頂分岐
13:36 14:18 烏帽子岳
14:28 14:31 烏帽子岳山頂分岐
14:37 14:51 前烏帽子岳
15:22 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 1:38
• 合計: 9:31

距離 15.1km 登り 1,164m 下り 795m

6:04 烏帽子小屋
6:10 6:11 烏帽子ひょうたん池
7:39 7:40 三ツ岳
9:26 9:53 野口五郎小屋
10:04 10:12 野口五郎岳
10:43 10:45 真砂岳
10:48 10:50 真砂岳分岐
12:33 12:44 東沢乗越
13:36 13:58 水晶小屋
14:34 14:58 水晶岳
15:35 水晶小屋

3日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 2:18
• 合計: 9:36

距離 13.3km 登り 988m 下り 1,321m

6:02 水晶小屋
6:41 6:43 ワリモ北分岐
6:58 7:27 ワリモ岳
7:55 8:20 鷲羽岳
8:54 9:01 鷲羽池
10:47 11:24 三俣山荘
12:22 12:23 三俣峠
12:33 12:50 三俣蓮華岳
13:26 丸山
14:00 14:02 中道分岐
14:25 14:40 双六岳
15:17 15:20 双六岳中道分岐
15:23 双六岳巻道分岐
15:38 双六小屋

4日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 1:24
• 合計: 6:41

距離 14.9km 登り 295m 下り 1,738m

6:06 双六小屋
6:09 双六池
6:52 くろゆりベンチ
7:06 7:07 花見平
7:27 7:31 弓折乗越
8:06 8:41 鏡平山荘
8:42 8:44 鏡池
9:23 9:39 シシウドヶ原
9:58 10:01 イタドリが原
10:17 チボ岩
10:41 秩父沢出合
11:22 小池新道入口
11:38 11:57 わさび平小屋
12:07 笠新道登山口
12:16 中崎橋
12:27 12:28 お助け風穴
12:39 12:42 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:47 新穂高温泉駅
12:47 ゴール地点

天候

8月5日：終日晴れ
8月6日：晴れ一時霧
8月7日：霧→晴れ→曇り
8月8日：曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路：JR信濃大町〜高瀬ダム天端：タクシー約45分（途中コンビニ経由）
復路：新穂高ロープウエイ〜松本駅：特急バス約2時間15分（平湯温泉で10分休憩あり）

コース状況／危険箇所等

高瀬ダムへのタクシーは、七倉〜高瀬ダムで指定会社のタクシーだけの運行だそうです。

その他周辺情報

新穂高温泉の日帰り湯：中崎山荘奥飛騨の湯→800円。食事もできます。入口付近にザック置き場あり。

写真

8/5 6:22

タクシーで高瀬ダムの天端まで。1270m地点、ここからスタート。いい天気で嬉しい。

8/5 6:34

トンネルを抜け、濁沢にかかる吊り橋を渡り

8/5 6:52

最終水場。竿のあたりに水がちょろちょろ出ています。ここまでは水平移動。

8/5 6:58

その横からいよいよブナ立尾根取付きです。道標に0〜12番の番号が振られていて、ここは12番。登るごとにカウントダウン、休憩の目安に便利でした。

8/5 9:25

予想通り、暑くて急な登り・・ひたすら、頑張ります！

8/5 9:55

道の殆どが木陰だったのは幸い・・でも風があまり吹かない。。

8/5 10:23

烏帽子岳らしき山が見え（前烏帽子かな？！）

8/5 11:57

途中の休憩ポイントで、立派なブナ。タコのようだ・・

8/5 12:09

烏帽子小屋へ到着直前、最初のお花畑に感激。

8/5 12:10

こんなに上がってきた。手前は船窪岳か不動岳か・・その奥に針ノ木岳見えた。

8/5 12:18

烏帽子小屋に到着。休憩の後、烏帽子岳往復に行ってきます。

8/5 13:10

小屋から20分位で、前烏帽子岳。ここから見る烏帽子岳が一番カッコイイです。

8/5 13:40

山頂直下は岩場でクサリあり。

8/5 13:47

烏帽子岳　2628m

8/5 14:00

山頂の本当のてっぺんはこの岩ですが・・取付いている人がいる(笑)

8/5 14:07

烏帽子岳より、眼下に見えるのは四十八池。庭園のよう。

8/5 14:50

烏帽子岳から帰る途中、小屋の青い屋根と明日行く道が見える。

8/5 17:03

夕飯はボルシチです

8/5 18:48

烏帽子小屋前からの夕陽。

8/6 6:05

2日目、烏帽子小屋を出発。前方はこれからいく三ツ岳。

8/6 6:16

朝の光と雲がきれいでみとれます。

8/6 7:41

三ッ岳をすぎ、野口五郎岳とその向こうに槍様が

8/6 7:52

ヨツバシオガマ

8/6 7:58

チングルマ。花が終わってもかわいい。

8/6 8:00

チングルマ、殆ど終わってたけど咲いているのもちょっとだけありました！

8/6 8:31

右奥には水晶岳。今日、あそこまで行くんだ・・まだ遠い。

8/6 9:51

野口五郎小屋。休憩させていただきました。

8/6 10:04

野口五郎岳　2924.5m

8/6 10:59

明日行く鷲羽岳も近くなってきた。

8/6 11:52

途中こんな岩場もありましたが、足場はしっかりしていて大丈夫。

8/6 14:51

水晶岳　2977.9m
ガスで何も見えなくなってしまいました。

8/6 14:56

イワベンケイ（合ってますでしょうか）

8/6 15:42

お世話になった水晶小屋さん。WCがすごくキレイに改装されていました。

8/6 17:02

全員がお代わりした？美味しいカレー。

8/7 6:12

3日目。朝は雲が多かった。夜の内は遠くの空で雲が雷の閃光に照らされてました。

8/7 7:30

ワリモ岳を越え、いよいよ鷲羽岳への登り。

8/7 8:04

鷲羽岳　2924.4m

8/7 8:05

山頂から鷲羽池。本当ならその奥に槍ヶ岳が見えるのですが雲に隠れてて残念！

8/7 8:47

行く行かないをひとしきり議論した結果・・すぐ下に見える鷲羽池へ降りることに。

8/7 8:41

池への途中で、ウサギギクちゃん。なかなかの急斜面でした(^^;)

8/7 8:58

池のほとりにおりました。静かできれい。山の上だということを忘れそうです。

8/7 8:57

水は透明・・

8/7 8:59

池のほとりから鷲羽岳山頂を臨む。この角度はここに来た人しか見られないのだ。

8/7 9:44

池から戻り、三俣へ下ります。まだこんなに高い。眼下の赤い屋根の三俣山荘がかわいらしい。

8/7 11:22

三俣山荘。後ろはさっき下りた鷲羽岳。

8/7 10:56

ここでランチに。名物のジビエ丼です。つゆだくで美味しかった〜。

8/7 12:13

次に向かう三俣蓮華岳。この時ひそかにけっこうバテてた(^^;)

8/7 12:44

三俣蓮華岳　2841.4m

8/7 12:42

知ってました？山頂に三角点が3つあるのです。大笑いしました！日本の行政こんな所まで縦割り〜。

8/7 13:21

三俣蓮華〜丸山間で。ガスってきたなと思ったら雷鳥さんに会えた。子供2羽連れてました。

8/7 14:32

双六岳　2860.4m ガスです・・

8/7 14:54

双六岳山頂から双六小屋に向けて下ります。双六ならではのなだらかな山容。本当なら、ここでも正面に槍ヶ岳が見えたのに〜

8/7 18:06

双六小屋さん、ボリューム満点夕飯

8/8 6:33

4日目。いよいよ下山です。惜しみつつ、晴れた空の双六岳。

8/8 7:13

台風の影響を心配していましたが、ご覧のとおり。

8/8 7:20

弓折乗越を越えて。焼岳が見える。雲海がきれい。

8/8 8:12

下山のご褒美、鏡平小屋で名物のかき氷。激ウマです。

8/8 8:42

鏡池。逆さ槍が有名ですが、最後まで槍様はお隠れでした。残念〜。

8/8 9:26

シシウドヶ原。本当にシシウドだらけ。下山の小池新道は終始陽があたって暑かった！

8/8 10:28

秩父沢の小沢の方です。ここで皆、頭から水を被ったり(笑)して休憩でした。

8/8 11:50

最後に、わさび平小屋で。バスの時間に間に合わせるため、約1分半で飲み干すようにいただきました。美味しかった！

8/4 12:58

おまけ。前日に行った名城松本城。気温37℃。それでも観光客さんで混んでいました。

撮影機器：

Canon EOS M3 Canon

感想

hitosan

会山行で行きました。
裏銀座縦走は昨年夏の計画が台風で流れたので、CLマー君他、皆さんには宿願だった
と思います。
SLは日替わりで、1日目高瀬ダム〜烏帽子岳：わたくし、2日目烏帽子〜水晶岳：ブンちゃん、3日目水晶岳〜双六岳：中ちゃん、4日目双六岳〜新穂高温泉：カッちゃん
といったラインナップ。

ブナ立尾根の登りは予想通りキツかった！暑くて、顔から5リットル汗を出した気がします・・それでも、道の殆どが樹林帯の中で日陰なのは助かりました。

台風接近で心配した天気も大丈夫で、多少の雲やガスが出た時はありましたが、剱岳、立山はもちろん、八ヶ岳や富士山、槍・穂高、雲の平に薬師岳に白山・・オールスター殆ど全部臨めました！素晴らしい展望です。夜は頭上に天の川が渡り、星座が分からない位沢山の星々がビカビカです。山の夜空はこれだからいいですね〜。寒いのであんまり長い時間はいられませんでしたが。

小屋は3泊とも意外にも混雑しておらず、ゆったり一人1枚の布団。
天気や小屋の条件には恵まれました。

とすると、残りは、長丁場の山行による自分の体力と体調の問題・・個人的にはGWにやってしまった足の捻挫の不安とか、3日目からの膝痛とか頭痛とか、バテとか、不安になる一時もあったりしたのですが・・
振り返ると皆と一生懸命登ったり下りたり笑ったりしていて、いつの間に忘れておりました。

ブナ立尾根から、新穂高温泉の最後まで同じルートを抜きつ抜かれつをしていた「お兄ちゃん」「弟」と私たちが勝手に呼んでいる二人組がいて、面白かった！二人は、同行者とは思えない位離れて（離されても先行のお兄ちゃんは待たない）歩き、笑顔が爽やかさんでした。「弟」さんは花小金井在住？らしいです。街でもまた会っちゃうかも!?

因みに、山の上はもちろん涼しいですが、双六からの下りの小池新道は、ブナ立尾根と違って殆ど全部木陰無し、暑かったです。登りの方も沢山いましたが暑いだろなあ。
数年前の同時期に同じ道を来たことがありますが、雪渓が小さい気がするのと、もっとチングルマが残って咲いていたよなあと思います。今年は季節の進みが例年より早い（山も暑い！？）のかもしれません。

CLマー君と、仲間と、山の神様に感謝です。お世話になりました。