北アルプステン泊縦走、新穂高温泉から室堂へ 鷲羽岳、水晶岳、雲ノ平、薬師岳、立山、剱岳
- GPS
- 122:43
- 距離
- 75.2km
- 登り
- 7,374m
- 下り
- 6,047m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:35
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 10:19
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 10:19
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:35
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 8:34
天候 | 1日目曇り時々雨、2日目曇り、3日目霧時々大雨、4日目曇り、5日目晴れのち雨、6日目大雨と強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りも、毎日アルペン号で室堂から新宿へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
北アルプスのメイン縦走路だけあって、道に迷うことは全くありませんでした。 雲ノ平から薬師沢への急な下りは、濡れて滑りやすい石が危険。 スゴ乗越からスゴノ頭、さらに越中沢岳への連続する急な登りは雨だったこともあり、両手両足で延々と登るので著しく体力を消費します。 剱岳のカニのたてばい・よこばいはすごく短いので楽ですが、一服剱から前剱を含めた剱岳全体が、高度感があって岩だらけで危険な場所が多いので、緊張します。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
調理用食材
ガスカートリッジ
コッヘル
調理器具
ライター
ナイフ
傘
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ランタン
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感想
お盆休みを利用して、北アルプスを5泊6日のテント泊で縦走してきました。
新穂高温泉から、鏡平、鷲羽岳、水晶岳、祖父岳、雲ノ平、薬師沢、薬師岳、スゴ乗越、越中沢岳、五色ヶ原、獅子岳、立山、剱岳を縦走して、ゴールは室堂という贅沢なルートです。
テント泊の縦走は初めてなので、余裕をもったスケジュールのつもりでしたが、さすがに19kgのザックは重く、毎日バテバテでした。
天気は曇りか濃霧か大雨のあいにくの天気でしたが、5日目の午前中だけ晴れてくれたので、今回の縦走のメイン剱岳を満喫することができました。
1日目は新穂高温泉から鏡平、双六山荘、双六岳、三俣蓮華岳を経由して、三俣山荘のキャンプ場まで。
毎日アルペン号が1時間遅れた為、残念ながら双六岳と三俣蓮華岳はパスしました。
途中から雨が降ってきて展望がありませんでしたが、双六山荘で雲がとれて鷲羽岳が見事でした。
キャンプ場は8割ほどの混雑でした。
2日目は三俣山荘から、鷲羽岳、水晶小屋にデポして水晶岳までピストン、祖父岳経由で憧れの雲ノ平へ。
さらに薬師沢出合まで下って、太郎平の稜線まで登り返して薬師峠のキャンプ場泊まりです。
この日もガスが出ていて、鷲羽岳、水晶岳、祖父岳の展望は無しでしたが、雲ノ平で少しだけ雲がとれたので素晴らしい景色を見ることができました。
4時頃に到着した薬師沢のキャンプ場はほぼ満員でしたが、上の方を確保することができました。
3日目は、薬師岳、北薬師岳、スゴ乗越、越中沢岳、五色ヶ原までの稜線歩きです。
比較的に楽なコースだと思っていましたが、危険な場所が多くアップダウンも激しく、この日が1番しんどかったです。
天気は最悪で朝から霧で途中から雨が降り出し、最後は大雨でレインウェアを通してびしょ濡れに。
テン泊は無理なので、五色ヶ原山荘に宿泊したところ、なんとお風呂があったので生き返りました。
この日はTJAR(トランスジャパンアルプスレース)の2日目だったので、後続の選手の方々と薬師岳近辺ですれ違いました。
皆さんすれ違うときは礼儀正しく挨拶をされ、カメラを向けるとしっかりとポーズをしてくれました。
4日目は獅子岳、雄山、大汝山、富士の折立、別山を経由して剱沢キャンプ場泊まりです。
朝は晴れていましたが、立山(雄山、大汝山、富士の折立)に登る頃はすっかりガスに包まれ、展望はありませんでした。
五色ヶ原から一の越まではほとんど人はいませんでしたが、一の越から雄山までは室堂からの観光客で賑わっています。
この日は翌日の剱岳に備えて、早めにキャンプ場に到着してゆっくりしました。
夕方になると天気も回復して、テントからは剱岳の雄大な山並みを望むことが出来ました。
5日目はキャンプ場から剱岳へピストンします。テントを撤収した後、雷鳥沢キャンプ場に移動して再びテン泊です。
朝5時過ぎに出発、天気は晴れです。
剱岳は核心部だけでなく、前劔を含めた全体のレベルが高く慎重に登りました。
途中渋滞もなく山頂に到着、快晴の中360度の展望を満喫することができ大満足です。
キャンプ場に戻りテントを撤収、このあたりから天気が急変して雨が降ってきました。
雷鳥沢キャンプ場に移動して、テント設営後はずっと雨、夜半からは強風と大雨でほとんど眠れませんでした。
6日目は、キャンプ場から室堂ターミナルに移動して昼過ぎのパスに乗るだけです。
朝から台風のような強風と大雨です。
雨が止んだタイミングでテントを撤収、強風で飛ばされそうな中、室堂まで無事たどり着きました。
今回の山行は天気が悪く残念でしたが、なんとか無事スケジュール通りに行動することができたので良かったです。
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