TJARを応援に南アルプス縦走(七面山,笊ヶ岳,蝙蝠岳,間ノ岳)
- GPS
- 97:46
- 距離
- 88.8km
- 登り
- 9,447m
- 下り
- 8,299m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 8:22
- 山行
- 10:08
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 10:26
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 9:29
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:18
天候 | 1日目;午前中晴れ 午後雷雨時々曇り 2日目;午前中晴れ 午後ガス小雨後晴れ 3日目;午前8時以降雨 段々と風雨強まる 4日目;1日中雨風強 夜に雷雨 5日目;晴れ 西風がまだ強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
439河辺〜842身延 ※身延線は、JR東海管轄のためSUICA使えず。現金清算後、清算証明書を持ってJR東日本で履歴消去が必要 850身延駅~身延山 \290 身延山ロープウェイ \760(片道) 正時から20分間隔で運転 ●帰路 1100広河原〜1255甲府(登山バス\2050) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●北参道 雨畑分岐〜雨畑 2015年の山と高原地図では破線ルートだが、雨畑~峠間がほぼ廃道 台風の影響か3か所のトラバースが危なかった。時間短縮にもならないため、止めた方が無難。 ●雨畑~笊ヶ岳 ・林道終点〜広河原にかけて、写真にもある様にガレ場のトラバースがある。 ワイヤーもあるし、トレースもあるのでしっかりトレースに従えば問題なし ・広河原;渡渉は、水量が多いので注意。自分は、トレランシューズなのでそのまま履いたまま渡ったが、靴を脱ぐの人は、特に注意が必要かも ●笊ヶ岳〜水場分岐先の水場 水場分岐から水場まで倒木や若木が多くトレースも不明瞭で水場まで辿れませんでした。伝付峠まで3L消費したので水は大目に持つこと ●伝付峠〜二軒小屋 伝付峠から降下する取り付きトレースが踏み跡が多くわかり難かった。 北側方向に大回りする感じ ●二軒小屋〜徳右衛門岳 倒木が多いがトレースは明瞭 ●徳右衛門岳〜蝙蝠岳 森林限界まで倒木が多いがトレースは明瞭 森林限界を超えた稜線は、一部トレース不明瞭で迷いやすい。基本は尾根沿いだが、西側に回る部分もある。ハイマツ帯に入るトレースもあるので注意深く ●蝙蝠岳〜北俣岳分岐 北俣岳から分岐まで雨で岩場が滑りやすい場所があったので注意 ●北俣岳分岐〜三峰岳〜間ノ岳 西が開けた場所が多く風が強いときは下からの吹上風に注意 特に三国平〜三峰岳は風が強かった悪天時は、岩場もあるので注意が必要 ●間ノ岳〜北岳分岐〜八本歯ノコル〜広河原 人気のメインコースなので特に問題なし。 |
その他周辺情報 | ●入浴 雨畑;ヴィラ雨畑 \550 ※ ビール300円 麦とホップ200円@350 甲府;喜久乃湯温泉\400(シャンプー\40,石鹸\40) ●キャンプ場 硯の里キャンプ場 \1500 ※ヴィラ雨畑からかなり登り20分かかる 二軒小屋ロッジ テント場 \600 ビール \500@500 熊の平 キャンプ場 \600 ビール \800@500 熊の平 素泊まり \6000 |
写真
装備
個人装備 |
●衣: 雨具(バーサライト ゴア)
防寒着(ファイントラックアクティブスキン上下
アームカバー
ダウンパンツ
モンベルサーマラップベスト)
着替え(シャツ(ウールICEブレイカー)1 靴下1 下着1)
グローブ(テムレス
モンベル指ぬき)<br />●食:当日と直ぐに食べれる4食分(おにぎり
黒糖パン
クルミパン)
4.5食分
行動食(セサミナッツ2袋)
飲料(3L)
火器(バーナー
ライター
250ガス1)
カトラリー(スプーンフォーク
メスティン
スノーピークス450マグ
手袋)
●住:シェルタ(ヘリテイジ クロスオーバードーム)
テントマット(UL Pad15)
SOL レスキューシート
ビビSOL
●その他:ヘッドランプ
予備ランプ(eライト)
予備電池(単3 本)
GPS(etrex ルート保存)
日焼け止め
虫よけ
スマホ(充電器)カメラ(GR LX100)
ミニ三脚
ファーストエイドキット(ポイズンリムーバー
鎮痛剤
胃薬)
身支度セット(コンタクト
歯ブラシ
髭剃り)
●身に着けるもの:ザック
ザックカバー
トレランシューズ
短パン
ジップTシャツ
ダイナミック
サンバイザ―
バフ
時計(コンパス付)
サングラス
タオル
サコッシュ(スマホ
地図
現金
保険証
筆記用具)
|
---|---|
備考 | 虫刺され(ブヨに刺され腫れた), 消臭剤(日数が多いとどうしても臭う) 長袖厚手シャツを1つあっても良かった やはり雨天時は、傘とワラーチがほしい |
感想
先ずはTJARの選手たちに感動した!
体力、気力は勿論、人間性に魅力溢れる人だなぁと、だからこそリスペクトするし感動する。
今回、友人の応援も兼ねて、南アルプス未踏のルートを引いて熊の平で待機した。
残念ながら、友人は足を痛めてリタイヤせざるを得ませんでしたが、その判断力も素晴らしい選ばれし30名だと思いました。すべての行程を試走したり、トレーニングしたりとレースにかける思いは並大抵の体力や忍耐、精神力ではありません。
天候が悪化してきた4日目から熊の平小屋に待機してましたが、風雨の激しい嵐のなかずぶ濡れになりながら選手達は山小屋に次々と入って来ました。
熊の平小屋の中は、圏外ですが、2,3分先のガレ場に上がり、TJARのトラッキングを取得したり、ヤマテンの天気を選手の方々の情報を共有して色んな方々と話をすることが出来ました。
NHKの取材の方とも情報をいただき、友人のリタイヤを知ったのも彼らからでした。
山中の情報はとてもありがたいもので、私も山中でお会いする方と言葉を交わしてコース情報を共有させてもらいます。
TJARを知る人はメディアで紹介されているのでヤマレコのユーザーの多くもご存じとは思いますが、選手たちの装備や考えなど山屋にとっても非常に有用なものでした。
今回、トレッキングポールを折る人が多くいました。実は自分も大きな負荷をかけたわけではないのに、突然折れるアクシデントがありました。
いつもはツエルトなのでトレッキングポールがないと立てることはできなくなります。その様なアクシデントの際にどのように振る舞うかも含めてこのレースの魅力になります。例えば、添え木をしてダクトテープを巻くか、代わりの枝をポール代わりにするのです。
今回の様な風雨の中でほとんど濡れていなかったが及川さん。 話を聞くと、レインウェアの中にレインウェアと2枚重ねでした!!(@_@;) これには驚いた。
2014年のレースの際、前半台風でリタイヤした人が多くその年の完走者のアンケートの報告書から今回それを実施したそうです。 確かに1枚だとどうしても長時間になると濡れてしまいます。 レイン2枚重ねでなくとも、多くの方はウインドシェルをレインウェアの中に着て濡れを最小限にしてました。
それからシューズは、ランニングまたはトレランシューズが多いですが濡れはどうしても発生します。そして濡れによって足がふやけて皮膚のトラブルが発生します。
その中で和紙製の靴下を履いている方も多いと聞きます。自分はメリノウールでしたが問題なかったです。 それから、靴下を履く前にガーニーグーなど皮膚にあらかじめ保水させないように幕をつくる。 自分は、去年の夏股ずれひどく、辛かったのでProtect J1で対応しました。 これもまずまずでした。
それから、濡れの寒さ対策でSOLのエマージェンシーシートをポンチョとして着る
方もいて、とても暖かいそうです。
その他にもいろいろな情報を得られて、みなさん流石山のプロフェッショナルです。
最後に、男澤さんの男気には憧れました。 彼は今回で2回目ですが、大会に迷惑をかけてはいけないからと言って、熊の平に停滞しました。 彼のブログを見ると前回大会から2年間このためだけにトレーニングと装備の研究をしています。それだけ惹きつけるものがあるのですが、選手たちも男澤さんを慕っていて選手同士の強い絆があります。そうそう、友人とは、なんと広河原から甲府行きの登山バスで偶然にも乗り合わせ話をしました。こんなところで会えるとは、少し話をしましたが、足は浮腫み尋常じゃないのに、それでも友人も選手の応援に回ると言って甲府から静岡に向かいました。 本当にすごいTJARを垣間見た山行となりました。
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