記録ID: 1565068
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
南アルプス南部。夏のぼっち縦走♪
2018年08月17日(金) ~
2018年08月20日(月)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
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体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 44:04
- 距離
- 69.2km
- 登り
- 7,004m
- 下り
- 7,147m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 4:49
距離 9.5km
登り 1,648m
下り 156m
2日目
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:01
距離 14.5km
登り 1,393m
下り 1,532m
14:15
3日目
- 山行
- 11:27
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 12:45
距離 14.0km
登り 1,803m
下り 1,849m
4日目
- 山行
- 16:26
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 17:05
距離 31.2km
登り 2,180m
下り 3,669m
17:45
天候 | 8/17 快晴!(^^) 8/18 快晴!!(^o^)v 8/19 快晴!!!\(^o^)/ 8/20 曇り&雨(´・ω・`) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
畑薙夏季臨時駐車場を利用。無料です。 仮設トイレ3基ありました。バス乗り場の脇に水場あり。 なお、静岡市街から駐車場までは、ナビによっては極細の道が案内され、運転しにくい道が続きます。 県道189号−県道60号のルートが良いかと思います。 (このルートでも道が細くなる区間がありますが、かなりマシ) <バスチケットについて> (株)特種東海フォレストのバスに乗って椹島ロッジまで。 バス乗車の際に3,000円のチケットを購入する必要があります。 このチケットは小屋利用時の割引クーポン(3,000円引き)になっており、小屋を使用した者でないと、帰路はバスに乗って駐車場まで帰ることはできません。 (食事なしの素泊まりでもOK。テントは不可 http://www.t-forest.com/alps/bus_sawara.html バスの始発は7:30となっていますが、この日は臨時として6:30の便がありました。 私はのんびりしていてバスの待ち行列に並ぶのが遅かったため、通常の始発便7:30になってしまいました。(1台あたり27名を運搬) 駐車場に着いたら、なにはともあれすぐに支度をして、バスの待ち行列にザックを置く、というのが良いようです。 なお、今回の私の行程では、帰路のバスを使用しない予定となっていました。 なので強いてチケットを使用する必要はありません。 しかし、あえて百間洞山の家で小屋泊まりとし、チケットを使用しました。 アクシデントや天候悪化などにより計画を変更した場合に、帰路のバスを利用する可能性もあるため、その保険として。 どの小屋で使うか迷いましたが、名物のトンカツが食べたいので(笑)、百間洞山の家で使用することにしました。 美味しかった〜(^o^) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・悪沢岳->中岳 まるでガケを降りていくよう。 ハシゴがありますが、高度感もかなりあります。 ・兎->聖->小聖 ガレ、ザレで滑りやすいうえに急坂区間も多いです。 転倒しやすいので注意が必要。 ・茶臼小屋->ヤレヤレ峠 急坂区間が多く、沢沿いの切れ落ちた細道、谷側へ向いたザレ道、などが繰り返し出てきます。 また、荒廃しかかったハシゴや滑りやすい傾斜木道、など、油断すると滑落しそうなポイントも多々あります。 全体として、茶臼岳以北はガレ・ザレ道や岩がゴロゴロとした道が多い印象です。 登るのも下るのもひと苦労です。 茶臼岳以南は様子が変わってアルプスという感じが薄れ、樹林帯の中を通る比較的歩きやすい道、というイメージです。 |
その他周辺情報 | 南アルプス赤石温泉 「白樺荘」 http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html 駐車場にもっとも近い温泉で、ここで汗を流して帰宅、というのが定番パターンのようです。 今回は帰りが利用可能時間帯を過ぎてしまったので利用できませんでした。残念。 |
写真
畑薙夏季臨時駐車場。
公式には始発7:30となっているが、混雑時は臨時運行で6:30の便がある。(1台あたり27名を運搬)
それを知らずにのん気にしていたら、あっという間にバス待ち行列ができてしまい、結局7:30のバスになってしまった(笑)
公式には始発7:30となっているが、混雑時は臨時運行で6:30の便がある。(1台あたり27名を運搬)
それを知らずにのん気にしていたら、あっという間にバス待ち行列ができてしまい、結局7:30のバスになってしまった(笑)
バスに1時間ほど揺られて、椹島ロッジに到着。
バス待ちしているときに聞いた話だと、台風19号の影響で、今回の4泊5日山行の最終日あたりで天気が悪くなるらしい。
最終日というと、光岳をやる予定の日。
うーむ、困ったぞ。どうしようかな?
バス待ちしているときに聞いた話だと、台風19号の影響で、今回の4泊5日山行の最終日あたりで天気が悪くなるらしい。
最終日というと、光岳をやる予定の日。
うーむ、困ったぞ。どうしようかな?
樹間からこぼれる眩しい光。
景色はないけど良い天気♪
今日は千枚小屋までひたすら登るだけ。
バス乗り場で聞いた台風情報が気になる。
もし今日中に中岳避難小屋まで行ければ、1日短縮して、3泊4日で全部回れるかしら?
ちょっと急いで登ってみよう。
景色はないけど良い天気♪
今日は千枚小屋までひたすら登るだけ。
バス乗り場で聞いた台風情報が気になる。
もし今日中に中岳避難小屋まで行ければ、1日短縮して、3泊4日で全部回れるかしら?
ちょっと急いで登ってみよう。
千枚小屋に到着!
最初ちょっとトバしてみたけれど、スタート時間が遅すぎてとても中岳まで行くのは無理と判断。
当初の予定どおり、千枚小屋でテント泊することにする。
日程短縮の件は、もうちょっと台風情報が確実になってから、あらためて考えてみることにする。
最初ちょっとトバしてみたけれど、スタート時間が遅すぎてとても中岳まで行くのは無理と判断。
当初の予定どおり、千枚小屋でテント泊することにする。
日程短縮の件は、もうちょっと台風情報が確実になってから、あらためて考えてみることにする。
前岳に到着。
山頂から塩見岳(写真真ん中からやや右の丸い山)方面を望む。
塩見の右奥に小さく見えているピラミッドが甲斐駒。
塩見と左側に写っているのが仙丈ヶ岳。
甲斐駒の右側の山の連なりは、北岳、間ノ岳、農鳥。
山頂から塩見岳(写真真ん中からやや右の丸い山)方面を望む。
塩見の右奥に小さく見えているピラミッドが甲斐駒。
塩見と左側に写っているのが仙丈ヶ岳。
甲斐駒の右側の山の連なりは、北岳、間ノ岳、農鳥。
目標4ピーク(悪沢・赤石・聖・光)の2座目、赤石に到着!
ヤッター\(^o^)/
山頂から富士山を望む。
山頂が混んできたので、すこし降りたところで休憩。
スマホでネットに接続し、天気情報などをチェック。
ヤッター\(^o^)/
山頂から富士山を望む。
山頂が混んできたので、すこし降りたところで休憩。
スマホでネットに接続し、天気情報などをチェック。
百間平に着く頃には、すっかりガスってしまった。
ま、夏山の午後にはありがちだよね。
さっき赤石の山頂で入手した情報によると、台風直撃の心配はなくなったけれど、その影響は東海地方にもある。
この好天がもつのはどうやら明日まででらしい。
本来は、あと3日かかる全体で4泊5日行程なのだが、残りの3日を2日に短縮し、3泊4日にできないかな?、と考え始める。
明日、茶臼小屋まで行ければ、なんとかなるかな、、、?
ま、夏山の午後にはありがちだよね。
さっき赤石の山頂で入手した情報によると、台風直撃の心配はなくなったけれど、その影響は東海地方にもある。
この好天がもつのはどうやら明日まででらしい。
本来は、あと3日かかる全体で4泊5日行程なのだが、残りの3日を2日に短縮し、3泊4日にできないかな?、と考え始める。
明日、茶臼小屋まで行ければ、なんとかなるかな、、、?
百間洞山の家に到着。
今日はここでチケットを使用して小屋泊まり。
予定では帰りのバスを使用しないのだから無理にチケットを使用する必要はないのだが、トラブル等で計画変更する可能性もあるため、保険として使用しておく。
今日はここでチケットを使用して小屋泊まり。
予定では帰りのバスを使用しないのだから無理にチケットを使用する必要はないのだが、トラブル等で計画変更する可能性もあるため、保険として使用しておく。
夕食の時間までしばらく間があるので、開放中の食堂の一角を借りて、明日以降の計画を地図で確認しながら再構成してみる。
<本来の計画>
3日目 百間洞山の家ー兎岳・聖岳ー聖平小屋 約8H
4日目 聖平小屋ー上河内岳・茶臼岳ー光岳・光岳小屋 約11H
5日目 光岳小屋ー茶臼岳ー茶臼岳登山口(下山)約11H
<変更後の計画>
3日目 百間洞山の家ー兎岳・聖岳・上河内岳ー茶臼小屋 約12H
4日目 茶臼小屋ー光岳ー茶臼小屋(軽荷でピストン)ー茶臼岳登山口(下山)約14H(※軽荷ピストン部分は7掛けで計算)
んー、かなりハードだけれど、これならなんとか行けそうかな?
よし!これでやってみよう!
もし少しでも無理を感じたら、躊躇なく光岳はあきらめて、安全に下山することにする。
<本来の計画>
3日目 百間洞山の家ー兎岳・聖岳ー聖平小屋 約8H
4日目 聖平小屋ー上河内岳・茶臼岳ー光岳・光岳小屋 約11H
5日目 光岳小屋ー茶臼岳ー茶臼岳登山口(下山)約11H
<変更後の計画>
3日目 百間洞山の家ー兎岳・聖岳・上河内岳ー茶臼小屋 約12H
4日目 茶臼小屋ー光岳ー茶臼小屋(軽荷でピストン)ー茶臼岳登山口(下山)約14H(※軽荷ピストン部分は7掛けで計算)
んー、かなりハードだけれど、これならなんとか行けそうかな?
よし!これでやってみよう!
もし少しでも無理を感じたら、躊躇なく光岳はあきらめて、安全に下山することにする。
夕食は、名物のとんかつ!!
味噌汁やお蕎麦もついています。
他に、チキンカレーやたくあんなど。
こんな山奥でこんな美味しいとんかつが食べられるなんて!!(感涙)
あんまり美味しいので、ご飯とお味噌汁、それぞれ1杯づつおかわりさせてもらいました。
大変美味しゅうございました。
味噌汁やお蕎麦もついています。
他に、チキンカレーやたくあんなど。
こんな山奥でこんな美味しいとんかつが食べられるなんて!!(感涙)
あんまり美味しいので、ご飯とお味噌汁、それぞれ1杯づつおかわりさせてもらいました。
大変美味しゅうございました。
本日のゴール、茶臼小屋。
さっそく、テント泊の手続き。
ここはいままでの東海フォレスト管理下の小屋でなく、井川観光協会管理下の小屋。
ここでのテント泊手続きは、出入口にある宿帳ノートに自分で記入して、料金箱に自分で700円入れる、というもの。
ビールの類も、自分で取って、料金を飲物料金箱へ。
登山者への信用をベースにした、セルフサービスのシステム。
なんかこういうの、いいよね。
さっそく、テント泊の手続き。
ここはいままでの東海フォレスト管理下の小屋でなく、井川観光協会管理下の小屋。
ここでのテント泊手続きは、出入口にある宿帳ノートに自分で記入して、料金箱に自分で700円入れる、というもの。
ビールの類も、自分で取って、料金を飲物料金箱へ。
登山者への信用をベースにした、セルフサービスのシステム。
なんかこういうの、いいよね。
途中、真っ暗だったのでぜーんぜん写真がありません(笑)
そんなわけで話は一気に飛んで、静高平付近。
出発したころは満点の星空が見えていたのだが、途中からガス。
静高平付近ではついに、小雨が降り出してきてしまった。
以降、雨が降ったり止んだりを繰り返す。
そんなわけで話は一気に飛んで、静高平付近。
出発したころは満点の星空が見えていたのだが、途中からガス。
静高平付近ではついに、小雨が降り出してきてしまった。
以降、雨が降ったり止んだりを繰り返す。
荒廃しかけた階段や木道、
ツルツルとすべる岩が重なる道、
滑ったら沢に真っ逆さまになりそうな極細のトラバース、
などなど、数々の艱難辛苦(笑)を乗り越えて、やっと畑薙大吊橋に到着。
ここを渡れば、あとは林道あるき。
ツルツルとすべる岩が重なる道、
滑ったら沢に真っ逆さまになりそうな極細のトラバース、
などなど、数々の艱難辛苦(笑)を乗り越えて、やっと畑薙大吊橋に到着。
ここを渡れば、あとは林道あるき。
感想
本来は4泊5日で計画していたものを、山行中に天気予報を見て、ルートを変えないまま3泊4日に圧縮しました。
このため、後半はちょっと無理のある行程となってしまいました。
とくに最終日は頑張りすぎてしまい、下山後は足首が腫れてしまいました(^^ゞ
日程を短縮するときは、ルートの短縮を伴うのが基本です。
反省。
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖 [6日]
南アルプス7峰縦走(北岳-間ノ岳-塩見岳-悪沢岳-赤石岳-聖岳-光岳)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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