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Yamareco

記録ID: 1566055
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

悪沢岳・赤石岳

2018年08月20日(月) ~ 2018年08月22日(水)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
51:06
距離
31.7km
登り
3,199m
下り
3,196m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:38
休憩
0:05
合計
5:43
6:01
12
6:13
6:13
101
7:54
7:54
103
9:37
9:38
13
9:51
9:55
65
11:00
11:00
12
11:12
11:12
32
11:44
2日目
山行
8:53
休憩
1:30
合計
10:23
5:29
45
6:14
6:20
45
7:05
7:10
30
7:40
7:47
54
8:41
8:51
4
8:55
9:02
9
9:11
9:17
18
10:11
10:23
40
11:03
11:05
77
12:22
12:24
13
12:37
12:40
11
13:12
13:17
4
13:21
13:34
3
13:37
13:38
15
14:31
14:37
52
15:29
15:29
23
15:52
3日目
山行
2:40
休憩
0:07
合計
2:47
6:15
85
7:40
7:47
73
9:00
9:00
2
9:02
ゴール地点
天候 19日/晴れのち曇り 20日/曇りのち雨 21日/雨のち晴れ 22日/晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き 8月19日(前夜泊:椹島ロッジ)
07:14自宅最寄駅発
08:21新横浜発(新幹線ひかり463号)
09:03静岡駅着
09:50静岡駅北口発(しずてつジャストライン:バス)
13:27夏季臨時駐車場着(畑薙第一ダムの手前)
14:15夏季臨時駐車場発(東海フォレストバス)
15:18椹島ロッジ着

帰り 8月22日
13:00椹島ロッジ発(東海フォレストバス)
13:55畑薙第一ダム着
14:25畑薙第一ダム発(しずてつジャストライン:バス)
17:36静岡駅着
17:52静岡駅発(新幹線こだま668号)
18:57新横浜着
20:07自宅最寄駅着

(しずてつジャストライン:バス)はネットで事前予約しました。
片道3100円で、現金決済、ICカード決済、web決済が選択でき、私は事前にweb決済しました。web決済は決済した画面を紙に印刷して持ってくる必要があります。
予定変更でいつ下山できるか不確定なので、複数日時予約だけしておき、実際に乗った際に現金で支払う方法があると話しておられた使い慣れた方がいました。次回の参考にします。


コース状況/
危険箇所等
大倉尾根を下りで選択すると時々滑落事故が発生するという話です。足元が少し危ない箇所があります。
荒川東岳から荒川中岳への下りも結構厳しかったです。ヘルメットはあったほうがより安全ですが、落石に注意すればなくても問題ありません。
その他周辺情報 下山後の日帰り温泉は白樺温泉がベストのようですが、私は公共交通機関のみでの山行なので椹島ロッジのシャワーを使いました(500円)。静岡駅行のしずてつバスに白樺温泉で乗れることを知りました。次回に参考にしたいです。

東海フォレストは林業以外宿泊業は営んでいますが、運送業は営んでいないので、臨時駐車場から椹島ロッジへの送迎は、東海フォレスト関係の小屋のうちいずれか一か所以上宿泊した者でないと乗せることができないとのことです。従ってテント泊の人も東海フォレストのバスに乗りたければ必ずどこか一カ所以上に宿泊しなくてはならないことになります。岩手大学の登山部の若者達も外で自炊食事後にシュラフ持参で赤石小屋で小屋泊していました。東海フォレストのバスに乗せてもらうためですね。その意味で臨時事駐車場で前金として3000円徴収されるのです。そのチケットが1枚目の写真ですが、宿泊代の一部として充当させて使えます。小屋に一回は泊まらないとバス代が3000円ということになります。
(19日)東海フォレストの椹島までの送迎バスに乗る際に前金として徴収される3000円を支払うと、このチケットが貰えます。椹島ロッジで宿泊代支払いの際に回収されます。なかなか工夫されたシステムです。しかし凄い悪路でした。
2018年08月19日 15:29撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/19 15:29
(19日)東海フォレストの椹島までの送迎バスに乗る際に前金として徴収される3000円を支払うと、このチケットが貰えます。椹島ロッジで宿泊代支払いの際に回収されます。なかなか工夫されたシステムです。しかし凄い悪路でした。
ここから20日です。
椹島ロッジです。右手の棟の2階の個室を独りで利用でき、この日だけはたっぷり眠ることができました。千枚小屋と赤石小屋ではしっかり眠れずに2時間位ウトウトしただけでしたので、ここでの睡眠が残りの二日間の寝不足を支えてくれました。
2018年08月20日 06:08撮影 by  C (Typ 112), LEICA
1
8/20 6:08
ここから20日です。
椹島ロッジです。右手の棟の2階の個室を独りで利用でき、この日だけはたっぷり眠ることができました。千枚小屋と赤石小屋ではしっかり眠れずに2時間位ウトウトしただけでしたので、ここでの睡眠が残りの二日間の寝不足を支えてくれました。
大倉喜八郎関連の碑や杉の右手から登山道が始まります。
2018年08月20日 06:11撮影 by  C (Typ 112), LEICA
8/20 6:11
大倉喜八郎関連の碑や杉の右手から登山道が始まります。
右に行くと千枚小屋ルートへの取り付き、左に行くと大倉尾根ルートへの取り付きです。
2018年08月20日 06:17撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/20 6:17
右に行くと千枚小屋ルートへの取り付き、左に行くと大倉尾根ルートへの取り付きです。
滝見橋です。昔と違い滝見橋を渡ります。
2018年08月20日 06:21撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/20 6:21
滝見橋です。昔と違い滝見橋を渡ります。
真新しい吊り橋があります。
2018年08月20日 06:25撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/20 6:25
真新しい吊り橋があります。
その吊り橋を渡って登山道が続きます。以前の地図とは少し違うようです。
2018年08月20日 06:26撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/20 6:26
その吊り橋を渡って登山道が続きます。以前の地図とは少し違うようです。
本格的な登りはこの階段から始まります。鉄塔が現れるまでは急登でした。
2018年08月20日 07:44撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/20 7:44
本格的な登りはこの階段から始まります。鉄塔が現れるまでは急登でした。
椹島から1時間半、千枚小屋まで4時間半、つまり6時間がコースタイムということです。
2018年08月20日 08:03撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/20 8:03
椹島から1時間半、千枚小屋まで4時間半、つまり6時間がコースタイムということです。
岩頭見晴に着きました。右手を少し登って展望台に行ってみました。
2018年08月20日 09:56撮影 by  C (Typ 112), LEICA
2
8/20 9:56
岩頭見晴に着きました。右手を少し登って展望台に行ってみました。
晴れていればこのルート唯一の展望スポットで、赤石岳と荒川三山が見えるようです。眺望は全くダメでした。
2018年08月20日 09:57撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/20 9:57
晴れていればこのルート唯一の展望スポットで、赤石岳と荒川三山が見えるようです。眺望は全くダメでした。
昨晩はよく眠れたせいか、余り辛くなく快調に尾根を登り、千枚小屋に午前中に着いてしまいました。
2018年08月20日 11:54撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/20 11:54
昨晩はよく眠れたせいか、余り辛くなく快調に尾根を登り、千枚小屋に午前中に着いてしまいました。
千枚小屋です。到着する少し前からポツポツと雨が降り出し、30分もしたら本格的な雨になりました。お蔭で私はこの日、レインウェアは使わずに済みました。後から到着した方々はずぶ濡れになっていました。
2018年08月20日 11:54撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/20 11:54
千枚小屋です。到着する少し前からポツポツと雨が降り出し、30分もしたら本格的な雨になりました。お蔭で私はこの日、レインウェアは使わずに済みました。後から到着した方々はずぶ濡れになっていました。
宿泊者は少なく、この状態で一人置きに使用することができました。寝袋と毛布二枚です。小屋はとても綺麗でした。
2018年08月20日 12:06撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/20 12:06
宿泊者は少なく、この状態で一人置きに使用することができました。寝袋と毛布二枚です。小屋はとても綺麗でした。
ここから21日です。
残念ながら最初から雨模様です。レインウェアを上下着て、さあ長丁場の山行の開始です。晴れていれば千枚小屋のこの方向に富士山が見えるとのことです。
2018年08月21日 05:38撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 5:38
ここから21日です。
残念ながら最初から雨模様です。レインウェアを上下着て、さあ長丁場の山行の開始です。晴れていれば千枚小屋のこの方向に富士山が見えるとのことです。
千枚小屋の裏手から登山道が始まります。小屋の周りはお花畑でした。
2018年08月21日 05:39撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 5:39
千枚小屋の裏手から登山道が始まります。小屋の周りはお花畑でした。
最初のピーク、千枚岳に到着しました。誰もいないので自分撮りです。
2018年08月21日 06:26撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 6:26
最初のピーク、千枚岳に到着しました。誰もいないので自分撮りです。
崩落が激しく以前渋滞していた箇所かと思われます。梯子が設置されているのでスムースに通過できました。
2018年08月21日 06:40撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 6:40
崩落が激しく以前渋滞していた箇所かと思われます。梯子が設置されているのでスムースに通過できました。
丸山(3032メートル)に着きました。ガスの中で全く視界がありません。やはり誰もおらずに自分撮りです。
2018年08月21日 07:18撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 7:18
丸山(3032メートル)に着きました。ガスの中で全く視界がありません。やはり誰もおらずに自分撮りです。
チャートという赤い石が赤石岳や赤石山脈のネーミングの所以だそうです。これは赤い大きな尖った石なので説明用に撮りました。
2018年08月21日 07:38撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 7:38
チャートという赤い石が赤石岳や赤石山脈のネーミングの所以だそうです。これは赤い大きな尖った石なので説明用に撮りました。
花崗岩の道を進みます。次第に岩稜帯に登山道が変わっていきます。上空は時々青空が覗けるようになりました。どこが悪沢岳山頂なのだろうかと何枚も前方を撮って進みます。
2018年08月21日 07:41撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 7:41
花崗岩の道を進みます。次第に岩稜帯に登山道が変わっていきます。上空は時々青空が覗けるようになりました。どこが悪沢岳山頂なのだろうかと何枚も前方を撮って進みます。
ルートの花崗岩が大きくなってきました。
2018年08月21日 07:41撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 7:41
ルートの花崗岩が大きくなってきました。
前方に何か見えるぞ・・・もしかしたら悪沢岳山頂かなぁ。
2018年08月21日 07:47撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 7:47
前方に何か見えるぞ・・・もしかしたら悪沢岳山頂かなぁ。
悪沢岳山頂に到着です。3141メートル、荒川東岳の山頂標識と悪沢岳のプレートがありました。撮っていただいた方ありがとうございました。
2018年08月21日 07:55撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 7:55
悪沢岳山頂に到着です。3141メートル、荒川東岳の山頂標識と悪沢岳のプレートがありました。撮っていただいた方ありがとうございました。
山頂の眺望は全くなし、長居せずに悪沢岳(荒川東岳)山頂から荒川中岳へ向かいます。振り返って見た悪沢岳山頂です。
2018年08月21日 07:57撮影 by  C (Typ 112), LEICA
8/21 7:57
山頂の眺望は全くなし、長居せずに悪沢岳(荒川東岳)山頂から荒川中岳へ向かいます。振り返って見た悪沢岳山頂です。
結構下って結構登り返して、荒川中岳に到着しました。標高3083メートルです。
2018年08月21日 09:05撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 9:05
結構下って結構登り返して、荒川中岳に到着しました。標高3083メートルです。
荒川中岳から荒川前岳へ向かいます。この頃から天候が回復し始め、青空が出てきました。荒川前岳山頂標識が見えています。
2018年08月21日 09:19撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 9:19
荒川中岳から荒川前岳へ向かいます。この頃から天候が回復し始め、青空が出てきました。荒川前岳山頂標識が見えています。
荒川前岳山頂です。標高3068メートル、ザックは分岐点近くにデポしてきました。ずっと一緒に歩いていただいた長崎の方に撮っていただいています。ありがとうございました。
2018年08月21日 09:21撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 9:21
荒川前岳山頂です。標高3068メートル、ザックは分岐点近くにデポしてきました。ずっと一緒に歩いていただいた長崎の方に撮っていただいています。ありがとうございました。
荒川前岳はたおやかな山容ですが山頂の直ぐ先は危ない崖でした。
2018年08月21日 09:23撮影 by  C (Typ 112), LEICA
8/21 9:23
荒川前岳はたおやかな山容ですが山頂の直ぐ先は危ない崖でした。
前岳から中岳方向へ少し戻り、鞍部から荒川小屋へ向けて下ります。ここも結構激しく下ります。お花畑はマツムシソウとトウヤクリンドウが主役でした。
2018年08月21日 09:59撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 9:59
前岳から中岳方向へ少し戻り、鞍部から荒川小屋へ向けて下ります。ここも結構激しく下ります。お花畑はマツムシソウとトウヤクリンドウが主役でした。
こんな感じで激しく下ります。ヘルメットの方がいつも先行してくれて助かりました。ここから荒川小屋までも登山道の左右に高山植物が咲き乱れています。
2018年08月21日 10:01撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 10:01
こんな感じで激しく下ります。ヘルメットの方がいつも先行してくれて助かりました。ここから荒川小屋までも登山道の左右に高山植物が咲き乱れています。
荒川小屋に着きました。荒川中岳が見えています。まだ時間的に早いので、私はもう少し先まで進んでからお昼ご飯にすることにしました。
2018年08月21日 10:22撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 10:22
荒川小屋に着きました。荒川中岳が見えています。まだ時間的に早いので、私はもう少し先まで進んでからお昼ご飯にすることにしました。
荒川中岳をズームアップ
2018年08月21日 10:23撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 10:23
荒川中岳をズームアップ
ほんの少しですが荒川小屋から急登があります。登りきるとあっという間に小屋が小さくなります。
2018年08月21日 10:40撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 10:40
ほんの少しですが荒川小屋から急登があります。登りきるとあっという間に小屋が小さくなります。
トラバース道を登ります。丁度森林限界を抜けたところです。
2018年08月21日 11:00撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 11:00
トラバース道を登ります。丁度森林限界を抜けたところです。
大聖寺平に到着しました。椹島レストハウス近くの展示場で後程知りましたが、こういった平らな場所があることが、南アルプスが昔海の底が隆起してできた山の証拠なのだそうです。
2018年08月21日 11:08撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 11:08
大聖寺平に到着しました。椹島レストハウス近くの展示場で後程知りましたが、こういった平らな場所があることが、南アルプスが昔海の底が隆起してできた山の証拠なのだそうです。
左手に折れて赤石岳へ向かいます。もう少し登ってハイマツ帯に入る直前の大聖寺平の端っこでお昼ご飯としました。
2018年08月21日 11:14撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 11:14
左手に折れて赤石岳へ向かいます。もう少し登ってハイマツ帯に入る直前の大聖寺平の端っこでお昼ご飯としました。
標注から少し登って振り返ると大崩壊地が見えています。右も左もカール地形だそうで、氷河のあった痕です。
2018年08月21日 11:16撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 11:16
標注から少し登って振り返ると大崩壊地が見えています。右も左もカール地形だそうで、氷河のあった痕です。
這松帯の手前で食事しました。広々としていて涼しい風も登ってきて、千枚小屋のお弁当(おにぎり三個とお新香)を美味しくいただけました。
2018年08月21日 11:38撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 11:38
這松帯の手前で食事しました。広々としていて涼しい風も登ってきて、千枚小屋のお弁当(おにぎり三個とお新香)を美味しくいただけました。
奥茶臼山かなぁ。この方面が晴れてきました。
2018年08月21日 11:59撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 11:59
奥茶臼山かなぁ。この方面が晴れてきました。
小赤石岳の肩を目指してジグザグに登って行きます。最初の急登です。ピークが小赤石岳だと思って頑張って登り、その肩なのかとちょっと残念でした。そう甘くはありません。
2018年08月21日 12:05撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 12:05
小赤石岳の肩を目指してジグザグに登って行きます。最初の急登です。ピークが小赤石岳だと思って頑張って登り、その肩なのかとちょっと残念でした。そう甘くはありません。
登りがきついので時々水を飲み汗を拭くたびに後ろを振り返ります。大聖寺平のモコッとした丸い感じがいいな。
2018年08月21日 12:11撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 12:11
登りがきついので時々水を飲み汗を拭くたびに後ろを振り返ります。大聖寺平のモコッとした丸い感じがいいな。
小赤石岳だと思って登ったピークは、その肩でした。でも3030メートルです。あそこが小赤石岳でしょうか。
2018年08月21日 12:30撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 12:30
小赤石岳だと思って登ったピークは、その肩でした。でも3030メートルです。あそこが小赤石岳でしょうか。
もう少し進みますが、山頂標柱らしきものが見えないな。天気が回復基調にあるのがなんとも嬉しいですね。登る推進力になります。
2018年08月21日 12:36撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 12:36
もう少し進みますが、山頂標柱らしきものが見えないな。天気が回復基調にあるのがなんとも嬉しいですね。登る推進力になります。
小赤石岳山頂に着きました。標高3081メートルです。自分撮りしました。この山は赤石岳から見るとずっしりとした立派な山容でした。
2018年08月21日 12:47撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 12:47
小赤石岳山頂に着きました。標高3081メートルです。自分撮りしました。この山は赤石岳から見るとずっしりとした立派な山容でした。
さあ後は赤石岳です。いよいよだな、と思うと気がせくので足取がり軽くなったような気がします。でもなかなか赤石岳が見えてきません。
2018年08月21日 12:53撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 12:53
さあ後は赤石岳です。いよいよだな、と思うと気がせくので足取がり軽くなったような気がします。でもなかなか赤石岳が見えてきません。
あそこが山頂かな・・・稜線の左手のガスが晴れないのではっきりとしません。稜線を登って行きます。
2018年08月21日 12:57撮影 by  C (Typ 112), LEICA
1
8/21 12:57
あそこが山頂かな・・・稜線の左手のガスが晴れないのではっきりとしません。稜線を登って行きます。
大倉尾根との分岐点に着きました。コースタイムだと後25分で赤石岳山頂でfす。
2018年08月21日 13:00撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:00
大倉尾根との分岐点に着きました。コースタイムだと後25分で赤石岳山頂でfす。
登る前方を何度も撮ります。赤石岳の山頂をカメラに収めたいのです。
2018年08月21日 13:05撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:05
登る前方を何度も撮ります。赤石岳の山頂をカメラに収めたいのです。
あそここそ赤石岳の山頂でしょうか。下ってきた若者に、あと3分で山頂ですよと教えられました。
2018年08月21日 13:13撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:13
あそここそ赤石岳の山頂でしょうか。下ってきた若者に、あと3分で山頂ですよと教えられました。
左手に赤石岳山頂が見えてきました。あと少し。
2018年08月21日 13:19撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:19
左手に赤石岳山頂が見えてきました。あと少し。
赤石岳山頂に着きました。
2018年08月21日 13:21撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:21
赤石岳山頂に着きました。
まずは山頂にある三角点にタッチです。
2018年08月21日 13:22撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:22
まずは山頂にある三角点にタッチです。
赤石岳は標高3121メートルで悪沢岳についで日本7番目の標高とのことです。
赤石岳山頂標柱と記念写真・・・誰もいないので自分撮りしました。青空が広がってきて良かったです。
2018年08月21日 13:23撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:23
赤石岳は標高3121メートルで悪沢岳についで日本7番目の標高とのことです。
赤石岳山頂標柱と記念写真・・・誰もいないので自分撮りしました。青空が広がってきて良かったです。
山頂から赤石岳避難小屋が見下ろせます。昨晩名物親父がいるからと教えられたので寄ってみることにしました。
2018年08月21日 13:24撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:24
山頂から赤石岳避難小屋が見下ろせます。昨晩名物親父がいるからと教えられたので寄ってみることにしました。
赤石岳山頂からは、兎岳・中盛丸山・大沢岳方面がよく見えました。その左手に聖岳が続くのです。百瞭胸海硫箸悗諒岐標識には名物トンカツとの記載もありましたよ。
2018年08月21日 13:27撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:27
赤石岳山頂からは、兎岳・中盛丸山・大沢岳方面がよく見えました。その左手に聖岳が続くのです。百瞭胸海硫箸悗諒岐標識には名物トンカツとの記載もありましたよ。
オリジナルの赤石岳山バッヂを購入しトイレもお借りしました。酒好きのとても人の良いとの評判の親父さんと少し話をしました。今日はあたりだね、宿泊客は一人と聞いている、そう千枚小屋から来たのか、頑張ったね・・・。写真撮ってやるよと親父さんにシャッターを切ってもらいました。「山登れ!酒飲め!」ありがとうございました。
2018年08月21日 13:38撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:38
オリジナルの赤石岳山バッヂを購入しトイレもお借りしました。酒好きのとても人の良いとの評判の親父さんと少し話をしました。今日はあたりだね、宿泊客は一人と聞いている、そう千枚小屋から来たのか、頑張ったね・・・。写真撮ってやるよと親父さんにシャッターを切ってもらいました。「山登れ!酒飲め!」ありがとうございました。
赤石岳から望む小赤石岳です。予想以上に重量感のある山でした。その先の荒川三山はガスが隠してしまっていて残念です。
2018年08月21日 13:48撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 13:48
赤石岳から望む小赤石岳です。予想以上に重量感のある山でした。その先の荒川三山はガスが隠してしまっていて残念です。
赤石岳山頂から下り始めた頃が一番山頂付近が綺麗に見えました。
2018年08月21日 13:58撮影 by  C (Typ 112), LEICA
8/21 13:58
赤石岳山頂から下り始めた頃が一番山頂付近が綺麗に見えました。
山頂間近で見る赤石岳です。素晴らしい赤石岳山容の出現に、何度も振り返って写真を撮るのでなかなか前に進みません。とにかく嬉しかったです。重量感のある赤石岳を見れて大満足です。
2018年08月21日 14:00撮影 by  C (Typ 112), LEICA
8/21 14:00
山頂間近で見る赤石岳です。素晴らしい赤石岳山容の出現に、何度も振り返って写真を撮るのでなかなか前に進みません。とにかく嬉しかったです。重量感のある赤石岳を見れて大満足です。
大倉尾根分岐点から下り、富士見平に到着です。ここの下りは危険個所が何箇所かあります。登り返しもあります。大倉喜八郎は駕籠かきで本当に登ったのかな、と疑うくらいの危ない個所があります。
2018年08月21日 15:29撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 15:29
大倉尾根分岐点から下り、富士見平に到着です。ここの下りは危険個所が何箇所かあります。登り返しもあります。大倉喜八郎は駕籠かきで本当に登ったのかな、と疑うくらいの危ない個所があります。
富士見平から見た赤石岳です。逆光で真っ黒ですが、赤石岳が見ることができて満足でした。
2018年08月21日 15:32撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 15:32
富士見平から見た赤石岳です。逆光で真っ黒ですが、赤石岳が見ることができて満足でした。
富士見平から、聖岳が見えています。長崎の方に教えていただきました。
2018年08月21日 15:32撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 15:32
富士見平から、聖岳が見えています。長崎の方に教えていただきました。
オオッと叫んでしまいました。一生懸命歩いてきたご褒美ですね。荒川三山が初めて姿を現しました。右手のピークが悪沢岳、左手が荒川中岳、前岳です。本当に嬉しかったです。
2018年08月21日 15:33撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 15:33
オオッと叫んでしまいました。一生懸命歩いてきたご褒美ですね。荒川三山が初めて姿を現しました。右手のピークが悪沢岳、左手が荒川中岳、前岳です。本当に嬉しかったです。
富士見平の名の通り、富士山が正面に見えていました。丁度先月自分が登った時と同じで中腹から下は雲の中です。頭を雲の上に出し四方の山を見おろして・・・という富士山の歌を、長崎の方や行き会った若者たちが知らないことにも衝撃を受けました。
2018年08月21日 15:35撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 15:35
富士見平の名の通り、富士山が正面に見えていました。丁度先月自分が登った時と同じで中腹から下は雲の中です。頭を雲の上に出し四方の山を見おろして・・・という富士山の歌を、長崎の方や行き会った若者たちが知らないことにも衝撃を受けました。
富士見平から20分強で赤石小屋に着きました。
2018年08月21日 16:00撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 16:00
富士見平から20分強で赤石小屋に着きました。
赤石小屋は素晴らしい展望の山小屋です。まずは正面にドーンと聖岳です。
2018年08月21日 16:03撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 16:03
赤石小屋は素晴らしい展望の山小屋です。まずは正面にドーンと聖岳です。
右手には赤石岳です。
2018年08月21日 16:03撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 16:03
右手には赤石岳です。
赤石小屋のすぐ後ろに展望台があり、そこは最高の眺望です。赤石岳に日が沈んでいきます。
2018年08月21日 17:40撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 17:40
赤石小屋のすぐ後ろに展望台があり、そこは最高の眺望です。赤石岳に日が沈んでいきます。
赤石岳と日没
2018年08月21日 17:40撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/21 17:40
赤石岳と日没
ここからは22日です。早朝5時過ぎの赤石岳です。
2018年08月22日 05:17撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 5:17
ここからは22日です。早朝5時過ぎの赤石岳です。
モルゲンロートの赤石岳・・・山肌が赤く染まっています。素晴らしい。
2018年08月22日 05:19撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 5:19
モルゲンロートの赤石岳・・・山肌が赤く染まっています。素晴らしい。
15分もすると明るい緑の山肌の赤石岳に変身です。
2018年08月22日 05:34撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 5:34
15分もすると明るい緑の山肌の赤石岳に変身です。
荒川中岳・荒川前岳・・・朝日に輝きだしました。
2018年08月22日 05:36撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 5:36
荒川中岳・荒川前岳・・・朝日に輝きだしました。
荒川東岳(悪沢岳)にも日が当たり始めました。
2018年08月22日 05:41撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 5:41
荒川東岳(悪沢岳)にも日が当たり始めました。
赤石岳・・・この景色を見られたので満足の山行になりました。下山するのがもったいない位の登山日和になりました。
2018年08月22日 05:44撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 5:44
赤石岳・・・この景色を見られたので満足の山行になりました。下山するのがもったいない位の登山日和になりました。
聖岳・・・赤石小屋からずっと眺めていると登りたくなってきました。手前の一番高く見えるピークが奥聖だそうです。標高はその先の前聖が一番高いのです。美しいコントラストの山容を見せてくれました。
2018年08月22日 05:44撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 5:44
聖岳・・・赤石小屋からずっと眺めていると登りたくなってきました。手前の一番高く見えるピークが奥聖だそうです。標高はその先の前聖が一番高いのです。美しいコントラストの山容を見せてくれました。
何十枚も撮りました。その中の一枚です。赤石岳です。ありがとう、赤石岳と言ってしまいました。
2018年08月22日 06:10撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 6:10
何十枚も撮りました。その中の一枚です。赤石岳です。ありがとう、赤石岳と言ってしまいました。
荒川中岳・前岳がはっきりと見えるようになってきました。
2018年08月22日 06:10撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 6:10
荒川中岳・前岳がはっきりと見えるようになってきました。
悪沢岳はちょっと霞み気味です。今回一番はっきり捉えることができた悪沢岳の一枚です。
2018年08月22日 06:10撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 6:10
悪沢岳はちょっと霞み気味です。今回一番はっきり捉えることができた悪沢岳の一枚です。
お世話になった赤石小屋です。間違えて前方に進んでしまい何とここで一瞬道迷い、下山は後方テント場方向に進みます。
2018年08月22日 06:11撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 6:11
お世話になった赤石小屋です。間違えて前方に進んでしまい何とここで一瞬道迷い、下山は後方テント場方向に進みます。
長い樹林帯の道をひたすら下り9時過ぎには椹島ロッジに到着しました。シャワーで汗を流し、缶ビールを飲み、ザックを整理したりしましたが、1時のバスまではまだ2時間以上あります。ベンチで寝ていました。頭上の白樺を見上げて寝転がります。
2018年08月22日 10:47撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 10:47
長い樹林帯の道をひたすら下り9時過ぎには椹島ロッジに到着しました。シャワーで汗を流し、缶ビールを飲み、ザックを整理したりしましたが、1時のバスまではまだ2時間以上あります。ベンチで寝ていました。頭上の白樺を見上げて寝転がります。
黄緑色の葉のグラデーションが美しい。心地よい気分にさせてくれます。自然しか作り出せない芸術ですね。
2018年08月22日 10:53撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 10:53
黄緑色の葉のグラデーションが美しい。心地よい気分にさせてくれます。自然しか作り出せない芸術ですね。
レストハウスでバスの予約とシャワー券を購入します。手拭や山バッヂを購入しました。養蜂している巣箱を見つけました。日本蜜蜂です。在庫切れだそうですが、レストハウスではこの蜂達が集めた蜂蜜を売っているそうです。
2018年08月22日 11:09撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 11:09
レストハウスでバスの予約とシャワー券を購入します。手拭や山バッヂを購入しました。養蜂している巣箱を見つけました。日本蜜蜂です。在庫切れだそうですが、レストハウスではこの蜂達が集めた蜂蜜を売っているそうです。
畑薙第一ダムの手前の南アルプス指導センターに掲示してありました。今年のGWに遭難した若者がまだ見つかっていないようです。
2018年08月22日 14:00撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 14:00
畑薙第一ダムの手前の南アルプス指導センターに掲示してありました。今年のGWに遭難した若者がまだ見つかっていないようです。
畑薙第一ダムと畑薙山
2018年08月22日 14:08撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 14:08
畑薙第一ダムと畑薙山
14:25発の「しずてつバス」に乗り帰路に着きます。静岡駅まで3時間11分、途中休憩を井川駅と横沢でトイレ休憩を入れてくれます。お疲れ様でした。
2018年08月22日 14:24撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 14:24
14:25発の「しずてつバス」に乗り帰路に着きます。静岡駅まで3時間11分、途中休憩を井川駅と横沢でトイレ休憩を入れてくれます。お疲れ様でした。
悪沢岳手拭(千枚小屋で購入:800円)
2018年08月22日 23:08撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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悪沢岳手拭(千枚小屋で購入:800円)
赤石岳手拭(椹島レストハウスで購入:800円)
2018年08月22日 23:08撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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赤石岳手拭(椹島レストハウスで購入:800円)
悪沢岳山バッヂ(千枚小屋で購入:500円)
2018年08月22日 23:10撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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悪沢岳山バッヂ(千枚小屋で購入:500円)
悪沢岳山バッヂ(椹島レストハウスで購入:500円)
2018年08月22日 23:11撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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悪沢岳山バッヂ(椹島レストハウスで購入:500円)
赤石岳山バッヂ(赤石岳避難小屋で購入:500円)
2018年08月22日 23:12撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 23:12
赤石岳山バッヂ(赤石岳避難小屋で購入:500円)
赤石岳山バッヂ(赤石小屋で購入:500円)
2018年08月22日 23:12撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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赤石岳山バッヂ(赤石小屋で購入:500円)
赤石岳山バッヂ(椹島レストハウスで購入:500円)
2018年08月22日 23:13撮影 by  C (Typ 112), LEICA
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8/22 23:13
赤石岳山バッヂ(椹島レストハウスで購入:500円)
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ フリース防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ GPX(ガーミンeTrex30xJ)
備考 天気が二転三転していて、結局秋山装備にしたのですが、結果的には夏山装備でよかったです。クロノパンツではちょっと暑かったです。せめて小屋滞在用で予備のハーフパンツを持っていけばよかったです。しかし千枚や赤石小屋での夜はフリースかダウンは必要です。

感想

○荒川三山と赤石岳の定番周回コース
荒川岳と総称して呼びますが、荒川東岳・荒川中岳・荒川前岳の三山を指す場合と荒川東岳を指す場合があるようです。最も標高の高い荒川東岳を悪沢岳(ワルサワダケ)と呼びます。
荒川東岳山頂に悪沢岳の標識は以前は無かったようですが、今は荒川東岳山頂に悪沢岳山頂標識プレートもありました。
赤石岳は南アルプスの主脈を赤石山脈と呼ぶように南アルプスの代表的な山です。
どっしりとして大きな山でした。
千枚岳(2880.9メートル)→丸山(3032メートル)→悪沢岳(3141メートル:日本6番目の標高)→荒川中岳(3083.4メートル)→荒川前岳(3068メートル)→小赤石岳(3081メートル)→赤石岳(3120.5メートル)と3000メートルのピークを周回しましたが、アップダウンがあるので非常にタフなコースでした。
○天候と眺望
台風19号20号が迫ってくる中での山行になりました。一番長く歩く21日は早朝から雨、急な岩場の下りも行程にあるので、一日中雨は良いとして暴風雨にならなければよいがなと、悲痛な覚悟で登り始めました。荒川中岳までは風雨で展望全くなしでしたが、荒川前岳あたりから青空が見え始め、風雨から雨はやみ、ガスが山肌にまとわりつく状態にまで天候が回復しました。赤石岳山頂あたりからは晴れになり、赤石岳からの下り、そして翌日にかけては晴天に恵まれました。諦めていた天気なので、赤石岳や悪沢岳の山容を見ることができ、山の神様からの一生懸命歩いたご褒美かなと感謝しました。
○強者揃いの南アルプス南部
登山部の若者たち以外は、テント泊小屋泊ともに強者ばかりに出会いました。
何といってもアクセスが悪く、椹島まで行くのに静岡から4時間ですから、相当山好きな方たちばかりが集まるのでしょう。
長崎の40代の方とは多くの時間一緒に歩かせていただきましたが、100名山87座踏破、次は朝日連峰だそうです。長崎からフェリーで自家用車を大阪まで運び大阪から畑薙まで運転し、車中泊だそうです。凄い。
千枚小屋で隣だった60代の方は、これで97座踏破だそうで、残るは幌尻岳・霧島山・富士山だそうです。韓国岳が登れるように規制緩和されたことをお伝えしたら喜ばれていました。でも97座踏破とは、これまた凄い。
赤石小屋でご一緒の埼玉の60代の方は赤石小屋を5時半ごろに出発し、赤石岳登頂後椹島に12時半頃に到着、凄い速さ、健脚です。
山梨大学の4年生の若者は、聖岳・赤石岳・荒川三山のゴールデンコースをテント泊で周回してきたそうです。その他塩見岳まで行く香港のリンさんや聖沢登山口から入り聖岳・兎岳・大沢岳・赤石岳・荒川三山・千枚岳を周回してきた方等々、凄い凄いの連発で刺激を受けました。
○TJAR(トランスジャパンアルペンレース)
TJARは日本海からスタートし太平洋まで三つの日本アルプス、つまり北アルプス・中央アルプス・南アルプスを夜間も関係なく続けて駆け抜けるというとんでもない大会です。
今年はしずてつバス乗車の車中から椹島へ向かう井川の街道でテージャ参加で走っている方々を見ることができました。ゼッケン番号が何人か確認できたので、あとでTJARのサイトで確認してみます。それにしても参加の選手には脱帽、凄いの三乗です。
?・6番・10番・23番・29番・14番・?でした。

東海フォレストの送迎バスや山小屋の方々、しずてつバスの方々、行き会った方々、そして見守ってくれている家族に、そして山の神様に感謝の山行でした。
無事に下山できてホッとしました。ありがとうございました。

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コメント

最後に晴れて良かったですね。
24c:さん、初めまして🎵
同年代の24C:さんが、私と同じコースを歩かれたので、興味深く拝見させて頂きました。本当に色んなことをご存知なんですね。自分のレコが恥ずかしくなりました。(/-\*)
しかし、頭を雲の上に出しの歌を若い人が知らないというのも、なんとなく、悲しいですね。
ペースが同じくらいの方のレコは、とても参考になります。(^-^)
2018/8/23 21:08
Re: 最後に晴れて良かったですね。
sinobunoさん、こんばんは。コメントありがとうございます。sinobunoさんのレコを参考に計画を立て実行させていただきました。いつもは車で登山口へ行くことが多いのですが、今回は諸事情で電車とバスで動いてみました。ロス時間が多いですが、のんびりすることが出来ました。富士山の歌を百名山87座の方始め、聖岳から周回してきた強者30代の方も知らない、と言われたことが今回一番印象的な事だったかも。昭和は遠くなりにけり、でも60代リーチでもまだまだ頑張るぞ。sinobunoさん、フォローさせていただきます。
2018/8/23 21:58
お疲れさまでした。
私も昨年同じコースを周りましたが、天気が悪くて景色がほとんど見ることができませんでした。24Cさんがアップされた画像を拝見させていただき、見られなかった景色を見させていただきました。ありがとうございました。また、畑薙第一ダムまでのクルマの走行と椹島までのバスでの移動がなかなか遠かったと記憶しておりますし、千枚小屋から赤石小屋までも意外に距離があり、足が疲れて結構きつかったと思います。でも、24Cさんのレコを見て、またいつか行きたくなりました。
2018/8/24 15:50
Re: お疲れさまでした。
amsy10tさん、コメントありがとうございます。二年間位不調だった下肢等の症状が随分よくなり、以前と同じくらいに登り下りが出来るようになりました。amsy10tさんの以前の記録と比べると、一番歩く千枚小屋から赤石小屋ルートでamsy10tさんが一時間半位早く歩いています。やはりamsy10tさんは健脚だなと改めて認識しました。会話をした山梨大学の4回生は実家は岐阜市内だといっていました。周回遅れですがamsy10tさんのレコを追いかけてまた登ります。
2018/8/24 17:45
お礼
お疲れ様です。
途中、ご同行させていただいた長崎在住のヘルメットの者です。
まさか、ご一緒した方がヤマレコに投稿されているとは、驚きました(@_@)
23日は悪天のようでしたね。結果的には、22日に下山して正解と感じました。
荒川前岳の写真ありがとうございました。綺麗に撮れておりました。また、山中や小屋では、色々お話しできて楽しかったです(^。^)
2018/8/26 20:15
Re: お礼
こちらこそ、ありがとうございました。21日から22日にかけては本当にお世話になりました。私は山歩きはまだまだ初心者、かつ歳は還暦に近づいていくのに、この二年間はストレス等で満足に生活出来ていなかったので、二回計画を断念した今回のコースを歩けて嬉しいです。いつも引っ張ってくれたtoraumaさんのお陰です。ありがとうございました。87座クリアで合っていますか?これからも宜しくお願いします。今回とてもtoraumaさんから前向きな刺激を受けました。実は千枚小屋でも赤石小屋でも殆ど眠られなかった私です。無事に下山出来たのはtoraumaさんのお陰です。フォローさせてください。
2018/8/26 20:46
Re[2]: お礼
今回の山行で、百名山は86座クリアとなりました。あと、3000メートル以上の21座も目指しており、こちらは、今回で、18座となりました。
20日の千枚小屋で、赤石小屋方面へ行くと聞いて心強かったです。もし、1人なら、21日は天気も悪いし、出直そうと登らず、下山していたかもしれません。
ちなみに、小屋泊(テント泊でも)のときは、安眠対策として、必ず耳栓を持って行きます。
2018/8/26 20:57
Re[3]: お礼
実は今回耳栓を持っていったのですが、どこにしまったのか、わからなくなり、下山後に見つかりました。そんな事ばかりの最近です。ありがとうございました。
2018/8/26 21:10
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