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Yamareco

記録ID: 1571110
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

十勝岳からトムラウシへ

2018年08月20日(月) ~ 2018年08月22日(水)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
44.5km
登り
3,315m
下り
3,679m

コースタイム

1日目
山行
9:20
休憩
0:50
合計
10:10
5:33
5:33
37
6:10
6:15
120
8:15
8:30
100
10:10
10:15
20
10:35
10:40
20
11:00
11:05
60
美瑛富士小屋分岐
12:05
12:05
70
ベベツ岳
13:15
13:30
90
オプタテシケ山
15:00
双子池キャンプ指定地
2日目
山行
8:00
休憩
1:45
合計
9:45
5:40
55
宿泊地
6:35
6:35
60
7:35
7:40
115
コスマヌプリ
9:35
9:40
85
11:05
11:15
115
13:10
14:00
30
14:30
15:05
20
15:25
南沼キャンプ指定地
3日目
山行
5:27
休憩
0:33
合計
6:00
5:30
110
南沼キャンプ指定地
7:20
7:25
80
8:45
8:50
33
9:23
9:23
19
9:42
10:05
85
11:30
東大雪荘
上記以外にもチョコチョコ休憩、写真撮影しています。
天候 20日 曇りのち晴れ
21日 晴れ 夕方から雨 夜中暴風雨
22日 暴風雨(雷) のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 飛行機
【行き】
成田 9:00 ⇒ 新千歳 11:00(飛行機:Vanilla Air JW907)到着遅延
新千歳 11:30 ⇒ 札幌 12:07(JR:快速エアポート)
札幌 12:50 ⇒ 富良野 15:25(バス:高速ふらの号)
富良野 15:42 ⇒ 上富良野 16:02(JR)
上富良野(本町三丁目バス停) 16:35 ⇒ 吹上温泉 17:05(町営バス)
【登山後】
東大雪荘の送迎で新得へ、そこから次の旭岳登山に向け、旭川へバス移動
コース状況/
危険箇所等
十勝岳付近 濃霧の中だったが目印、ケルンを注意深く見つけることで進むことができた。
オプタテシケ山頂過ぎたところに崩壊地あり、慎重に通過すれば問題なし。
双子池から三川台までの縦走路はヤブが凄い(特に双子池〜カブト岩、および三川台への登り)ただし、道は明瞭(ヤブが凄いのに道は明瞭というのはオカシイ話ですが、つまり道以外のところはさらにヤブがひどく体を入れられないので)。
トムラウシ短縮登山口からトムラウシ温泉までは林道経由。
【キャンプ指定地の状況】
双子池:水場あり。細いながらも流れていた。
南沼:水場は枯れていた。
※本来の計画では十勝岳⇒トムラウシ⇒旭岳と縦走する予定だったが、3日目の天気がひどく、また途中で足指にマメができて痛みが酷くなってしまったため、トムラウシからトムラウシ温泉にエスケープ。オプタテシケからの激下りで、知らないうちにかなり足に負担をかけていたようだった。(今後の反省)
その他周辺情報 ガス缶は札幌の秀岳荘(アウトドアショップ)で購入。
登山前は吹上温泉白銀荘に宿泊。
登山後は東大雪荘に宿泊。
どちらも広い露天風呂があり気持ち良い。
【8/19】LCCを利用して新千歳空港に到着。いきなりの雨。まあ今日は移動日なので良しとする。
2018年08月19日 10:53撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/19 10:53
【8/19】LCCを利用して新千歳空港に到着。いきなりの雨。まあ今日は移動日なので良しとする。
電車とバスを乗り継いで十勝岳登山口のある吹上温泉へ向かう。
2018年08月19日 15:27撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/19 15:27
電車とバスを乗り継いで十勝岳登山口のある吹上温泉へ向かう。
上富良野の駅近くのスーパーで最後の買い出し。この頃には雨は止んでいた。
2018年08月19日 16:06撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/19 16:06
上富良野の駅近くのスーパーで最後の買い出し。この頃には雨は止んでいた。
【8/20】吹上温泉白銀荘を出発。水4L。宿の前には広いキャンプ場。当初ここでテント泊も考えたが、素泊まり2600円の安さにつられ、昨晩は白銀荘に宿泊。
2018年08月20日 04:51撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 4:51
【8/20】吹上温泉白銀荘を出発。水4L。宿の前には広いキャンプ場。当初ここでテント泊も考えたが、素泊まり2600円の安さにつられ、昨晩は白銀荘に宿泊。
望岳台からの道と合流。
2018年08月20日 05:25撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 5:25
望岳台からの道と合流。
このあたり道は広い。車が通れるのではないかと思うくらい。
2018年08月20日 05:25撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 5:25
このあたり道は広い。車が通れるのではないかと思うくらい。
避難小屋に到着して一休み。ここから先は急登になる上、ガスの中に入って視界が悪かった。
2018年08月20日 06:09撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 6:09
避難小屋に到着して一休み。ここから先は急登になる上、ガスの中に入って視界が悪かった。
先が見えない中いきなり山頂に到着。このようなコンディションではあるが、私以外に2人いた。
2018年08月20日 08:29撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/20 8:29
先が見えない中いきなり山頂に到着。このようなコンディションではあるが、私以外に2人いた。
美瑛岳方面の縦走路に入る。相変わらず視界が悪い。所々にあるマーカー、ケルンを頼りに慎重に進む。
2018年08月20日 08:54撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 8:54
美瑛岳方面の縦走路に入る。相変わらず視界が悪い。所々にあるマーカー、ケルンを頼りに慎重に進む。
このような天候・状況の中、可憐な花を見つけると心和む。
2018年08月20日 09:24撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/20 9:24
このような天候・状況の中、可憐な花を見つけると心和む。
美瑛岳分岐。こんな天気なので美瑛岳はパス。
2018年08月20日 10:14撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 10:14
美瑛岳分岐。こんな天気なので美瑛岳はパス。
2018年08月20日 10:15撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 10:15
美瑛富士分岐。美瑛富士も当然パス。
2018年08月20日 10:39撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 10:39
美瑛富士分岐。美瑛富士も当然パス。
このあたり、まだかなりの花が咲いており、心癒される。
2018年08月20日 10:48撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 10:48
このあたり、まだかなりの花が咲いており、心癒される。
美瑛富士を回り込むと晴れてきた。
2018年08月20日 10:50撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 10:50
美瑛富士を回り込むと晴れてきた。
美瑛富士小屋との分岐。天気、時間も問題ないので、予定通り双子池を目指すこととして、小屋はパス。水3.5L残り。ガスで涼しいこともあり、思ったよりも水の消費が少ない。
2018年08月20日 10:59撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 10:59
美瑛富士小屋との分岐。天気、時間も問題ないので、予定通り双子池を目指すこととして、小屋はパス。水3.5L残り。ガスで涼しいこともあり、思ったよりも水の消費が少ない。
石垣山は山頂を通らず回り込む。
2018年08月20日 11:29撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 11:29
石垣山は山頂を通らず回り込む。
回り込んできた石垣山。
2018年08月20日 11:37撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 11:37
回り込んできた石垣山。
さらにベベツ岳。ここは山頂を通る。
2018年08月20日 12:06撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 12:06
さらにベベツ岳。ここは山頂を通る。
一旦大きく下り、オプタテシケ山へとりかかる。
2018年08月20日 12:15撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 12:15
一旦大きく下り、オプタテシケ山へとりかかる。
オプタテシケ山の登り途中で振り返ると、先ほど越えてきたベベツが大きい。
2018年08月20日 12:29撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 12:29
オプタテシケ山の登り途中で振り返ると、先ほど越えてきたベベツが大きい。
オプタテシケ山の山頂付近は意外に細く、岩がゴツゴツしている。
2018年08月20日 13:17撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 13:17
オプタテシケ山の山頂付近は意外に細く、岩がゴツゴツしている。
オプタテシケ山の山頂。ガスで視界無し。
ちなみにここにキツネがいた。(私の姿をみて直ぐに逃げた)
2018年08月20日 13:32撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/20 13:32
オプタテシケ山の山頂。ガスで視界無し。
ちなみにここにキツネがいた。(私の姿をみて直ぐに逃げた)
山頂過ぎると直ぐに崩落地を通過。
2018年08月20日 13:35撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 13:35
山頂過ぎると直ぐに崩落地を通過。
双子池のキャンプ地までひたすら下り。晴れて展望が得られた。北海道の雄大な自然が目の前に広がる。
2018年08月20日 14:35撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 14:35
双子池のキャンプ地までひたすら下り。晴れて展望が得られた。北海道の雄大な自然が目の前に広がる。
傾いた陽にあたるチングルマの綿毛が何とも言えない。しかしこのあたりで足の指に違和感を感じる。
2018年08月20日 14:36撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/20 14:36
傾いた陽にあたるチングルマの綿毛が何とも言えない。しかしこのあたりで足の指に違和感を感じる。
双子池のキャンプ指定地に到着。着いたらカナダからきたという外国人二人組がいてビックリ。その方々はヒサゴ沼からきて、ここで水を補給し、これから美瑛富士の小屋を目指すとのこと。タフである。
2018年08月20日 15:04撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/20 15:04
双子池のキャンプ指定地に到着。着いたらカナダからきたという外国人二人組がいてビックリ。その方々はヒサゴ沼からきて、ここで水を補給し、これから美瑛富士の小屋を目指すとのこと。タフである。
【8/21】朝焼けが綺麗だ。今日は予報では晴れ。予定通りトムラウシへ向かう。
2018年08月21日 04:31撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
4
8/21 4:31
【8/21】朝焼けが綺麗だ。今日は予報では晴れ。予定通りトムラウシへ向かう。
双子池の水場。流れていて助かった。次の南沼キャンプ指定地は水場が枯れているとの事前情報から、出発前にさらに水を作る。水3Lで出発。
2018年08月21日 05:38撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 5:38
双子池の水場。流れていて助かった。次の南沼キャンプ指定地は水場が枯れているとの事前情報から、出発前にさらに水を作る。水3Lで出発。
全身雨具を着けて出発。いきなりヤブに突入。
2018年08月21日 05:43撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/21 5:43
全身雨具を着けて出発。いきなりヤブに突入。
双子池からすぐのところが一番凄かった。背丈ぐらいある。
2018年08月21日 05:56撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/21 5:56
双子池からすぐのところが一番凄かった。背丈ぐらいある。
同じ場所の足元。岩や木の根があり油断できない。ササをかき分け、足元に注意しながら進むが2度ほどコケた。
2018年08月21日 05:56撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 5:56
同じ場所の足元。岩や木の根があり油断できない。ササをかき分け、足元に注意しながら進むが2度ほどコケた。
カブト岩に近づくにつれ楽になる。
2018年08月21日 06:29撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 6:29
カブト岩に近づくにつれ楽になる。
振り返るとオプタテシケ山が大きい。ここからの景色も今回の旅で見たかった所の一つ。
2018年08月21日 06:29撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
3
8/21 6:29
振り返るとオプタテシケ山が大きい。ここからの景色も今回の旅で見たかった所の一つ。
そして目指すトムラウシ(こっちから見ると双耳峰)が遥か遠くに見える。
2018年08月21日 06:36撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 6:36
そして目指すトムラウシ(こっちから見ると双耳峰)が遥か遠くに見える。
コスマヌプリあたりにビバーク適地あり。
2018年08月21日 07:24撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
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8/21 7:24
コスマヌプリあたりにビバーク適地あり。
2018年08月21日 08:36撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 8:36
ツリガネ山手前に崩落地あり、越えるとすぐにビバーク適地あり。
2018年08月21日 09:14撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
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8/21 9:14
ツリガネ山手前に崩落地あり、越えるとすぐにビバーク適地あり。
ツリガネ山の肩から歩いてきた方向を眺める。オプタテが遠のくのを見ると、よく歩いてきたものだと実感する。
2018年08月21日 09:35撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 9:35
ツリガネ山の肩から歩いてきた方向を眺める。オプタテが遠のくのを見ると、よく歩いてきたものだと実感する。
一旦大きく下り、三川台への登りに入る。写真の中で、鞍部から左側の三川台への登り部分がヤブ深かった。
2018年08月21日 09:44撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 9:44
一旦大きく下り、三川台への登りに入る。写真の中で、鞍部から左側の三川台への登り部分がヤブ深かった。
三川台に上ると旭岳を見ることができた。遠い。
2018年08月21日 11:07撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 11:07
三川台に上ると旭岳を見ることができた。遠い。
三川台に到着。水2L残り。途端に風が強くなる。
2018年08月21日 11:07撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 11:07
三川台に到着。水2L残り。途端に風が強くなる。
この道は通れるようになるのだろうか?
2018年08月21日 11:08撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 11:08
この道は通れるようになるのだろうか?
三川台からしばらくはカール状地形の淵を歩く。
2018年08月21日 11:24撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 11:24
三川台からしばらくはカール状地形の淵を歩く。
黄金ヶ原が素晴らしい。
2018年08月21日 11:33撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 11:33
黄金ヶ原が素晴らしい。
草紅葉は始まっているようだ。
2018年08月21日 11:36撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/21 11:36
草紅葉は始まっているようだ。
途中の池塘越しにオプタテシケ山を見ることができた。
2018年08月21日 11:42撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/21 11:42
途中の池塘越しにオプタテシケ山を見ることができた。
2018年08月21日 11:44撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 11:44
黄金ヶ原。ここもこの旅で見たかった景色の一つ。
2018年08月21日 11:46撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/21 11:46
黄金ヶ原。ここもこの旅で見たかった景色の一つ。
曇り空ではあるが視界は良好。
2018年08月21日 12:12撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/21 12:12
曇り空ではあるが視界は良好。
南沼の横を通過。
2018年08月21日 12:45撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 12:45
南沼の横を通過。
キャンプ指定地に到着。テントを張って荷物をデポして山頂へ。
2018年08月21日 13:08撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/21 13:08
キャンプ指定地に到着。テントを張って荷物をデポして山頂へ。
山頂に到着。感無量。
2018年08月21日 14:35撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2
8/21 14:35
山頂に到着。感無量。
旭岳方面。
2018年08月21日 14:37撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 14:37
旭岳方面。
歩いてきた十勝岳方面。
2018年08月21日 14:38撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 14:38
歩いてきた十勝岳方面。
先ほどまでいた三川台付近。
2018年08月21日 14:53撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/21 14:53
先ほどまでいた三川台付近。
景色を存分堪能できた。
・・・この時までは天気は良かった。
2018年08月21日 15:03撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/21 15:03
景色を存分堪能できた。
・・・この時までは天気は良かった。
南沼キャンプ指定地を俯瞰。今夜は私の他2名(ソロ2組)がテント泊。水1.5L残り。この後天気が急変する。
2018年08月21日 15:18撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
8/21 15:18
南沼キャンプ指定地を俯瞰。今夜は私の他2名(ソロ2組)がテント泊。水1.5L残り。この後天気が急変する。
【8/22】昨夜から暴風雨となり、視界も無い状態。下山することとする。5時過ぎ風雨が弱まったところを見計らって撤収。5:30出発。水0.5L残り。相変わらずの激しい風と雨。このあと雷も鳴りだし、最悪の状況へ。ただ雨具の下にダウンを着込んでいたので寒さ対策は大丈夫だったようだ。
2018年08月22日 05:43撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/22 5:43
【8/22】昨夜から暴風雨となり、視界も無い状態。下山することとする。5時過ぎ風雨が弱まったところを見計らって撤収。5:30出発。水0.5L残り。相変わらずの激しい風と雨。このあと雷も鳴りだし、最悪の状況へ。ただ雨具の下にダウンを着込んでいたので寒さ対策は大丈夫だったようだ。
雷鳴が鳴る中、なんとか樹林帯まで下って一服。こんな天気の中これから登る人がいたことには驚いた。カムイ天上まで下ってきたときには風も和らぎ、雷も収まていた。ここまで写真撮る余裕すら無かった。
2018年08月22日 08:48撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/22 8:48
雷鳴が鳴る中、なんとか樹林帯まで下って一服。こんな天気の中これから登る人がいたことには驚いた。カムイ天上まで下ってきたときには風も和らぎ、雷も収まていた。ここまで写真撮る余裕すら無かった。
川と化した登山道をひたすら下り短縮登山口との分岐へ到着。距離は長いが林道のほうが歩きやすいだろうと判断し、林道経由で降りることにした。
2018年08月22日 09:23撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/22 9:23
川と化した登山道をひたすら下り短縮登山口との分岐へ到着。距離は長いが林道のほうが歩きやすいだろうと判断し、林道経由で降りることにした。
登山口が見えた時は本当に嬉しかった。
2018年08月22日 09:41撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/22 9:41
登山口が見えた時は本当に嬉しかった。
(失礼ながら)思ったより綺麗な林道。これなら普通乗用車でも難なく通れるだろう。
(帰りの宿の送迎者の運転手さんが話していたが、最近この道に砂利を入れてローラーかけて整備したばかりとのことだった)
2018年08月22日 10:06撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/22 10:06
(失礼ながら)思ったより綺麗な林道。これなら普通乗用車でも難なく通れるだろう。
(帰りの宿の送迎者の運転手さんが話していたが、最近この道に砂利を入れてローラーかけて整備したばかりとのことだった)
2018年08月22日 11:20撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
8/22 11:20
トムラウシ温泉登山口に到着。この後東大雪荘に泊り、汗を流した。
2018年08月22日 11:26撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
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8/22 11:26
トムラウシ温泉登山口に到着。この後東大雪荘に泊り、汗を流した。

感想

 憧れの北海道大雪山へ、中でも最深部のトムラウシは行ってみたい山だった。北海道の山は初めてということもあり、入念な下調べをした。
まず水、エキノコックスがあり煮沸か浄水器が必要とのことで、速攻で浄水器を準備。それと水場の状況、南沼、美瑛富士小屋は既に枯れているとの情報から、吹上温泉から4リットルの水を担いだ。
 山行の一週間前に、黒岳で初雪が降ったというニュースもあり、ダウン、フリース、アンダータイツなど、防寒着も普段より多めに持って行った。
 コースについて、当初は十勝岳〜トムラウシ〜旭岳と縦走する予定だった。しかし2日目夜からの天気が最悪で、暴風雨かつ雷まで鳴る始末。また足の指にマメができ、さらにつぶれて痛みがひどくなってしまったため、あえなく下山を決意してトムラウシ温泉へ下山、激しい雨が降り続く中、全身ずぶ濡れで登山口にある東大雪荘に駆け込んだ。エスケープでの到着だったので当然予約などしていなかったが、運良く泊まることができ、また宿の人も暖かく迎えてくれたのは嬉しかった。
 十勝岳〜トムラウシの縦走路はいろいろな方が書いているように、所々ヤブがひどく(特に双子池からカブト岩の間が背丈ぐらいまである)かなりワイルドな経験ができる。しかし今回のように視界がよければ、前方に見えるトムラウシが次第に近づいてくるところ、逆に振り返ればオプタテシケ山が遠ざかる姿を見ることで、北海道の奥深い大自然の中のロングトレイルを縦走している実感を持つことができた(同時にヒグマ遭遇の恐怖もあるが、そんなこと途中から忘れてた)。最後の三川台への登りを終えると金色に染まった黄金ヶ原が素晴らしく、雄大な景色の中を歩くことができたことは深く心に残った。

【2018/9/9追記】
 旅を終えたわずか二週間後の2018/9/6に北海道胆振地方で地震が発生しました。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 登山道も何らかの被害を受けているのではないかと想像できますが、今回のようなスケールの大きい旅ができたことはとても心に残っており、是非また北海道登山をしたいと思っています。

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