鈴鹿山脈縦走2days 〜柘植・南部主脈・仙ヶ岳・鎌ヶ岳・雨乞岳・釈迦ヶ岳・三池岳〜
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 66.1km
- 登り
- 4,959m
- 下り
- 5,227m
コースタイム
- 山行
- 13:56
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 13:56
- 山行
- 14:52
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 14:52
天候 | 1日目 曇りのち晴れ 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
その日のうちに油日岳登山口となる奥余野公園にて露営 3日は宮妻峡キャンプ場にて露営 帰り 三岐鉄道三岐線「だいあん」駅がゴールとなりました |
コース状況/ 危険箇所等 |
●東海自然歩道のルートは道・看板とも整備がされていて、踏み跡も明瞭。 標識をよく見て分岐さえ間違わなければ、迷うことはないと思う。 ●油日岳〜那須ヶ原山〜高畑山〜鈴鹿峠 このエリアは全体的に険しい上り下りが連続する。 風化の進む稜線歩きが続き、両サイドが切れ落ちた場所などをずっと進むイメージ。 キレットやナイフリッジと呼ばれる場所が多いように、梯子やロープなども数多くあり、経験者向きのコースという印象。 この区間の縦走はなかなか経験と体力が必要かと思う。山と高原地図でもコースタイムは結構辛めの設定なので、訪れる際は時間に余裕をもって望んでください。 (ここは2014年の12月に訪れているが、やはりキツカッた) ●仙ヶ岳・宮指路岳 南部の盟主たる大きな山でした。 鈴鹿峠を過ぎると植生もそれまでと違い色とりどりで、高原や奇岩・庭園のような家老平・御所平など台地上の地形が広がり、深い谷には多くの滝が流れているそうで、多彩な顔を持つ山です。 ガイドのマーキングはあるが、踏み跡は不明瞭なところも多く、樹林帯や平原が無駄に広く、迷うところもいくつかあった。(怪しいと思うたびにヤマレコマップのgpsで修正) 偽ピークというか、繋ぎの山もしっかりと急な上り下りが連続して、体力的にも一番心が折れそうになったエリア。 ただバキバキに折れたところで、自力で下山するしかないんやけどね( ゜Д゜) ●鎌ヶ岳・雨乞岳・釈迦ヶ岳・三池岳 言わずと知れた鈴鹿セブンの峰々ですね。 鎌ヶ岳 どこから見ても間違いない「鎌」、鋭く尖った岩峰が特徴的な山。人気の山で多くの方が登ってきていた。 (今回は行けなかったが)代表的なコースに「鎌尾根」があり、岩峰群が連なる、やせ尾根、ガレ尾根が連続しているが、浮石・落石に気を付ければ、踏み跡もしっかりしていて、変化にとんだ楽しい道だそう。。 雨乞岳 今回行った中で一番好きになった山。 鈴鹿第2位の高峰。武奈ヶ岳に似た雰囲気の山で、そこに四国剣の太郎笈・次郎笈をミックスしたような緑と水の豊かな懐の深い山であるという印象。 御在所や鎌とは対照的に、長い尾根を四方に広げてどっしりとした山容を笹原や緑が山全体を包みこんで気持ちの良い稜線が魅力。 釈迦ヶ岳 荒々しいガレ場の急崖が豪快に切れ込む一方で西側はゆったりと長い尾根と深く静かな谷を有し、岩稜帯のアルペン的な風貌と雑木の二次林の繊細さという、まさに鈴鹿の山の二面性を併せ持つ山。 鈴鹿はいずれの山も懐深く、個性的な魅力のある山の連続で飽きない山々でした。 コースはいずれも適度に手が入ってはいるが、いい感じに入り過ぎなくて(階段や木段などはあまりなく)、看板や標識などの必要最小限の整備で、適度にガイドのマーキングも施されているので注意深く進めば、問題ない。 ただバリエーションルートも多いので分岐毎に、しっかり行き先を見定め進まないと迷いやすい箇所も多いのも確かだと実感した。 訪れる方・すれ違う人達を見ていても、山にかなり慣れた人達が多かったように思う。 |
その他周辺情報 | ・今回は浄水器を持参したが、これがほんとに役に立った。 沢の水を積極的に利用した。 ・今回のルートでは基本、御在所でしか店や自販機はない。ので、2日分の食料は背負っていく形をとった。 ・湯の山温泉は有名。 |
写真
このアドバンテージがどこまでキープできるか!?
ちなみにCTの0.75で設定(くらまてんぐさんがタイムスケジュール作成してくれました)
この日目指すは、御在所岳19時着!
「水場・補給ポイントがない」というのでかなりの重量(12前漫砲鯒愽蕕辰謄好拭璽
頑張ったが、重い荷物の影響で予定より1時間遅くなった( ゜Д゜)
協議の結果、暗闇の中になるだろう未知の鎌尾根は回避。
宮妻峡のキャンプ場に降りて運が良ければ売店などもあるかもやし、ジュースでも飲みながら明日に備えようということで下山
時間的に早いので補給できないし、御在所はやめ!(10年以上前ですが前に行ってるし、この時期はレジャーランドと化してるので)
プランになかった雨乞岳へいき、その後石榑峠をめざすことに
感想
以前のレコを見ると油日岳あたりを訪れていたのは、東海自然歩道の続きの2,014年の12月でした。
【記録ID: 559279】
恒例のGW企画。世間は10連休ですが、僕は2日しか取れないので、2日間の日程で。今回もくらまてんぐさんが色んなプランを用意してくれたのですが、その中でここ鈴鹿をチョイス。
そのプランとは、「1日目は柘植の奥余野公園スタートで鈴鹿南部を鬼の大縦走から御在所岳で泊。2日目は鈴鹿7の山を越えて藤原岳越えて多賀大社」までという超ハードルート( ゜Д゜)
CTの0.75で進めれば、一応可能な数字ということでした。
しかも補給箇所がないので、食料や水を持って、ストックシェルターで露営というスタイル。荷物を詰め込むとその重さ、水・おにぎりなしで7善
そこにおにぎり18個(僕は小麦アレルギー持ち)と水3.5lを入れると12前漫
背負った瞬間、絶対無理やと思いましたね。
そんな中、あの重さを背負って柘植から石榑峠まで行けたことはとても大きな収穫でした。
他にも今回は収穫が多く、ストックシェルター使用スタイルも初なら、浄水器もあそこまで使用したのも初めて、夜間歩行も経験値が少し増えた。
なによりそのうち行くであろう鈴鹿7のための下調べや水場の状況や道の感じなど実際経験したのはとても大きかった。
鈴鹿7のうち鎌・雨乞・釈迦と経験出来たのは非常に大きい。
とくに雨乞はお気に入りの山になりました。
改善点も多く見つかり、スーパーハードやったけど、とても楽しかったです。
くらまてんぐさんお疲れさまでした。
いつも変態コース考案ありがとう(^^)/
めちゃくちゃなコース設定ながら、大きなトラブル・ケガ等もなく、無事下山できました。
今回もいい山をありがとうございました。
令和の時代もよろしくお願いいたします。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する