鶏冠山・大菩薩嶺・滝子山

2019年06月16日(日) ~ 2019年06月17日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 41.3km
• 登り: 2,294m
• 下り: 3,175m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:15

9:40 柳沢峠駐車場
10:15 10:15 六本木峠
10:45 10:55 横手山峠
11:15 11:20 黒川鶏冠山
11:30 11:35 鶏冠神社
12:00 12:05 横手山峠
12:35 12:35 六本木峠
13:20 13:20 寺尾峠
13:40 14:00 丸川峠
15:05 15:05 大菩薩嶺
15:15 15:25 雷岩
15:55 福ちゃん荘

2日目

• 山行: 9:15
• 休憩: 2:05
• 合計: 11:20

6:30 福ちゃん荘
7:10 7:25 大菩薩峠
8:50 9:00 小金沢山
9:25 9:35 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
10:20 10:35 黒岳
10:45 11:05 白谷丸
11:25 11:45 湯ノ沢峠
12:15 12:25 大蔵高丸
12:45 12:45 ハマイバ丸
13:10 13:10 天下石
13:35 13:45 大谷ヶ丸
14:45 15:00 滝子山
16:45 16:45 道証地蔵
17:50 笹子駅

合計距離： 41.27km
累積標高（上り）： 2323m

天候

1日目　晴れ時々曇り
2日目　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

6/16 9:36

6月16日日曜日、柳沢峠です。
最近、気温の変動が大きく風邪をひいてしまい万全の体調ではなかったですが、ちょっと無理して来てしまいました。

6/16 9:38

ここに来るのは2014年のGW以来。
今回は反対方向の鶏冠山に向かうので、道を渡って入山です。

6/16 9:55

落合バス停からスタートするよりも山頂までの標高差が少ないので、平坦で遊歩道的な道が多かったです。

6/16 10:06

苔むした倒木や岩がいっぱい

6/16 10:07

木が多く陽が差し込みにくいので、緑一色の世界です。

6/16 10:17

約20分ほどで六本木峠です。
ここから鶏冠山までピストンしてきます。

6/16 10:31

一旦、林道に出ますが横切って奥の登山道を進みます。

6/16 10:53

横手山峠までやって来ました。
ここでひと休みした後、ザックをデポしてピークアタックに出かけたいと思います。

6/16 11:20

しばらく歩いてちょっと戻ると、山頂に出ます。
西側のピークです。

6/16 11:16

南側が一望できました。
富士山を見てみます。

6/16 11:16

拡大
今日は空模様がイマイチですね〜

6/16 11:16

反対側の北方向です。
奥秩父の主稜線がよく見えました。

6/16 11:16

拡大
たぶん、笠取〜飛龍辺りではないかと。

6/16 11:26

先ほどのピークには山頂碑がなかったので、鶏冠神社まで足を延ばしてみたいと思います。
凄い急登だ。

6/16 11:31

西のピークから5〜6分ほどで、鶏冠神社のあるピークが見えてきました。

6/16 11:32

鶏冠神社です。
こちらには山頂碑があって良かった。
これで登頂した気分になれる。

6/16 11:33

富士山は見えませんが、こちらもなかなかの好展望です。

6/16 11:34

拡大
これから向かう大菩薩嶺です。

6/16 12:34

六本木峠に戻ってきました。
ここから丸川峠へ向かいます。

6/16 12:47

この辺も苔がすご〜い！
足を滑らさないように。

6/16 12:48

同じ樹林帯でも、杉林の中を歩くよりも断然こっちの方が良いですね。

6/16 13:12

トレースはばっちりです。
良いトレイルだ。

6/16 13:21

寺尾峠です。
何もありませんので華麗にスルー

6/16 13:31

苔ロードはまだまだ続きます。

6/16 13:38

木でできた橋に苔むしているのですが、老朽化して架け替えると一気に雰囲気が変わりそうだな〜

6/16 13:42

しばらく歩くと開けたところに出ました。
長閑でエエ感じやな。

6/16 13:43

丸川荘です。
いろいろ飲み物とか売ってそうでしたが、トイレだけお借りしました。

6/16 14:01

この辺の木陰でひと休み。
日曜日の午後なので、人は少なかったです。
久しぶりに青空を見た気がするな〜

6/16 14:01

のんびり休んだら出発します。
大菩薩嶺へはこちらです。

6/16 15:06

黙々と登ること約1時間、周辺の雰囲気が変わってきました。
ん？人がいるぞ。

6/16 15:07

大菩薩嶺、登頂しました！
2回目です。
山頂は眺望が皆無なので、しばらく降りた所で休憩にしたいと思います。

6/16 15:24

大菩薩嶺からすぐの所にある雷岩です。
ここからの景色が良いはず・・・

6/16 15:13

開けていて、富士山はよく見えそうですが・・・

6/16 15:14

拡大
・・・相変わらずの美麗な姿はわかるんだけど、山頂辺りの雲がなければな〜

6/16 15:26

代わりに、麓の町並みは綺麗に見渡せました。
ゆっくり休んだら福ちゃん荘へ向けて下山します。

6/16 15:57

福ちゃん荘です。
日曜日ですし、時間も時間でしたのでスタッフさんはいませんでした。

6/16 16:20

翌日が月曜日ということで、この日のテントはわずか4張り。
喧噪もなく、鳥の鳴き声を聞きながら優雅に過ごすことができました。

6/17 6:29

2日目朝です。
のんびり二度寝して朝6時半に出発です。
朝の光、柔らかいな〜

6/17 6:33

5分ほどで、富士見山荘です。
こちらは煙突から煙が出ていました。
福ちゃん荘では誰もいなかったのにね。

6/17 6:37

勝縁荘です。
地味に、小屋が多いんですね。

6/17 6:37

写真を撮ったら出発します。
しばらくは沢の音を聞きながら歩けました。

6/17 7:09

なだらかな林道っぽい道を進むと介山荘が見えてきました。
自家発電の音が聞こえてきます。

6/17 7:10

大菩薩峠です。
おなじみの定番ショット。
月曜日だから人が入り込まずに撮れました。

6/17 7:17

前回来たときは曇り空でほぼ何も見えませんでしたが、今日は南アルプスがよく見えます。

6/17 7:17

拡大してみます
南アルプス南部の方。聖から塩見辺りまで。

6/17 7:17

カメラを少し右にずらすと白峰三山です。

6/17 7:18

更に右には、甲斐駒ヶ岳です。
次は、今日撮った中のどこかに行きたいな〜

6/17 7:18

いや〜、静かに過ごせて、天気も良くて最高ですわ。

6/17 7:25

では、ここから南下したいと思います。
一気に登山道っぽくなる気がするな〜

6/17 7:41

ん？この景色は見覚えあるぞ。

6/17 7:42

少し進むと富士山が見えました。

6/17 7:42

拡大
おおっ！今日はエエ顔や！
昨日が残念だっただけに、これは嬉しい！

6/17 7:53

そういえば、前回は丹波方面から歩いて来たんだっけ。
この日は、ここで韓国人の二人組が道に迷いそうになっていたので、自分の持っていた地図を撮らせてあげました。

6/17 8:03

上日川ダムが眼下に見えました。
大菩薩湖だそうです。初めて聞きました。

6/17 8:03

小ピークから一枚。
正面に見えるのが小金沢山です。

6/17 8:10

稜線に佇む一本の木。
絵になります。

6/17 8:11

気持ちいい縦走路。
ここ最高じゃん！

6/17 8:32

地図の注釈通り、やや道が複雑になってきました。
基本的に、尾根または西側斜面に道ができています。

6/17 8:48

登り切ると、小金沢山です。
2014mという事で、5年前から気になっていた山。
来れて良かった〜！

6/17 8:58

小金沢山は、秀麗富嶽十二景の中のひとつです。
山頂からの眺めはどうかな？

6/17 8:55

やはり富士山よく見えました。
エエ眺め！

6/17 8:55

拡大
ん、何やら怪しい雲が・・・

6/17 9:06

偶然見つけた木と富士山のツーショット。
木陰でゴロゴロしたいね。

6/17 9:21

ここら辺の縦走路は快適極まりないです。
癒されるなぁ〜

6/17 9:24

なだらかに登る登山道の先に、山頂碑らしきものが見えてきました。

6/17 9:25

牛奥ノ雁ヶ原摺山に登頂です。
この長ったらしい名前も以前から気になっていた山。
ここも秀麗〜に選ばれるだけのことはあって、美麗な富士山の姿を拝むことが出来ます。

6/17 9:32

拡大
むむっ、怪しげな雲がさっきより大きくなっている気が・・・

6/17 9:33

ま、気にせずにさっさと縦走路を進むことにします。
立ち去る前に一枚撮ってみました。
広くて開放的な山頂でした。

6/17 9:57

こんな平和的な道、なかなかないわ。

6/17 10:19

大峠への分岐です。
ここを過ぎれば・・・

6/17 10:22

・・・黒岳です。
計画の段階で何となく期待してたんだけど、ごく普通のピークでした。

6/17 10:35

けど、三角点は何故か一等。
こんな樹林帯の中なのに。

6/17 10:43

シダ植物の群生地です。
ここは凄いな！

6/17 10:47

あれ？湯ノ沢峠に降りるつもりだったけど、まだピークあったっけ？

6/17 10:47

白谷ノ丸です。
地図をよく見ると確かに小ピークがありますね。

6/17 10:48

山頂からは、何とこの絶景！
これは想定外に嬉しかった。

6/17 10:49

西側もバーンと開けていて、南アルプスも一望できるではないか！
ここは隠れた名峰ですよ！

6/17 10:52

山頂を降りる前に雰囲気を撮っておきます。
さっき黒岳で15分も休んで損したわ(笑)

6/17 10:53

白谷ノ丸のすぐ目と鼻の先にもピークがあるみたい。
行ってみよう。

6/17 10:53

拡大
あちらも眺望良さそうだな〜

6/17 10:54

ちゃんと、道もできてるし。
これは是非行かねば。

6/17 10:57

何と！南アルプスの地蔵岳のような雰囲気。
ここらの山域では珍しいな！

6/17 11:05

白谷小丸だそうです。
山と高原地図にも載っていないマイナーピークです。

6/17 10:57

砂礫のピークからは富士山がドーン・・・
となるハズでしたが、雲がデカくなってました。
これは宿題を与えられたな〜

6/17 11:05

白谷小丸。こんな素敵なピークに出会えるとは思ってもみなかったです。
いつかまた必ず！

6/17 11:07

何か、テント張れちゃいそうで悩むなぁ〜
イカンイカン

6/17 11:28

名残惜しくも、湯ノ沢峠まで降りてきました。
トイレをお借りして、木陰でひと休み。
車も10台くらいは停められそうでした。

6/17 11:43

避難小屋です。
年季は入っているものの、中は絨毯が敷かれていたりして普通に一晩過ごせそうでした。
水場は若干細かった気がしました。

6/17 11:44

さて、旅の続きに戻ります。
ここからは眺望の良さそうなピークが続くみたいだから、楽しみ。

6/17 11:47

ゲートがありますので開錠して先へ進みます。
あと4，5ヵ所ほど出てきます。

6/17 11:48

何か、いきなり厳重になったなー

6/17 11:51

「湯ノ沢峠のお花畑」だそうですが、来る時期を間違えたみたいです。
けど、長閑で心地良いからまぁいいや。

6/17 12:14

おっ、ピークかな？

6/17 12:17

大蔵高丸です。
今日2回目の山梨百名山ゲットです。
ここからも富士山が綺麗でしょうね(苦笑)

6/17 12:17

反対側には先ほどの白谷ノ丸と白谷小丸が見えました。

6/17 12:46

途中の道中の写真がありませんが、次のピークのハマイバ（破魔射場）です。
グリーンシーズンは眺望はほぼなかったです。
本来は木々の間から富士山が見えるみたいです。

6/17 13:06

樹林帯を抜けると、ふとこんなオアシスのような草原地に出ます。
木陰で昼寝したいな〜マジで。

6/17 13:09

天下石です。
写真を撮ったら先へ進みます。

6/17 13:22

米背負峠です。
またまた、写真を撮ったら先へ。
ここからの登りが、本日一番の気合の入れ所。

6/17 13:36

この2日間で最も急な登りを登り切ると・・・

6/17 13:38

・・・大谷ヶ丸です。
ここまでの登りは、大菩薩エリア随一の急登でしょう。
なかなかエグかった。

6/17 13:47

いよいよ、滝子山の文字が見えてきました！
自分にとっては、ある意味で因縁の山。

6/17 13:59

大谷ヶ丸から滝子山へは、たまにルートロスしそうになる箇所があります。
トレース、ちょっと薄めなんだよな〜

6/17 14:21

ピンクのぐるぐる巻きが2本。
何だろ？？？

6/17 14:37

滝子山への登りもなかなかキツかったと思います。
もうスタートから8時間経ってますからね。

6/17 14:42

坂の上が開けてるみたい。
ガンバレ！

6/17 14:44

この2日間で最後のピーク、滝子山に着きました。
2013年4月以来、2回目の登頂です。
あの頃は俺も若かった・・・

6/17 14:56

富士山はひとつ前の写真で分かる通り残念でしたので、今まで通ってきたピークを眺めてみたいと思います。

6/17 14:56

拡大
左端に見えるのは、エグい登りの大谷ヶ丸。

6/17 14:57

カメラを右へ
奥の山はハマイバか大蔵高丸でしょう。

6/17 14:57

更に右へ
一番奥が黒岳で、そのチョイ手前が白谷ノ丸と白谷小丸です。
歩いてきた山が遠くに見えるってのは、なかなか充実感あるなぁ〜

6/17 15:08

滝子山から降りるとすぐ、鎮西ヶ池という湧水でできた池があります。
水がある所にはお花も群生するもんです。

6/17 15:11

あとはゴールの笹子駅まで歩くのみ。
ここも歩きやすそうな良い道って感じ。

6/17 15:12

防火帯が登山道です。
冬ならこの辺でテント泊できちゃうかも。

6/17 15:20

大谷ヶ丸に行きたい人は迷う事間違いなし！

6/17 15:26

防火帯を抜けると森が深くなってきました。
気が付けば沢の音と共に歩いています。

6/17 15:27

渡渉ポイントです。
雨降ったら大変そう。

6/17 15:31

もう一丁渡渉。ちょっと難しめです。
てか、沢ルートはやっぱり渡渉があるしトラバースっぽい所も多いし、リスクはあると思います。

6/17 16:09

下るにつれて水量が多くなってきました。
もう十分癒されてます。

6/17 16:20

三丈の滝です。
やはり、滝の規模と山のデカさって比例するなぁ〜

6/17 16:23

おっ、こっちの名もなき滝だって良くないか？

6/17 16:23

拡大
この、さらっとした感じが好き。

6/17 16:43

滝子山からここまで2時間弱だったにもかかわらず、とても長く感じた下山路でした。
あとはアスファルトの道を歩くのみです。

6/17 17:49

笹子駅に到着です。
3回来てますが、全部ゴールとしてです。
そういえば、すっかり風邪も治ってたわ。
ゆっくり休みます。おつでした〜

撮影機器：

COOLPIX A900 ニコン

感想

もっつぁ〜

5月の登山は東北が続いたので、久しぶりにアルプスっぽい所へと思い計画を立てたのだが梅雨に入ってしまい、週末に晴れ間が見られる山域が少なくなってしまった。
それでも何とか休暇を取って晴れそうな山域はないかと探してみると、今回のエリアで晴れが期待できそうだったので、赤線繋ぎも兼ねて今回のルートで行くことにした。

赤線繋ぎはここ最近意識し始めた考え方で、今回の計画で言えば、1日目に登った鶏冠山は落合バス停からスタートするのがそれまでの計画のやり方だったが、奥秩父の主稜線とそれ以南を繋ぐ事を意識した場合、柳沢峠をスタートに設定することで南北に赤線が繋がるため、後者からスタートした。

鶏冠山の山頂碑や祠に手を合わせ、以前大菩薩に来た時に寄れなかった丸川峠に立ち寄った後、大菩薩嶺のピークを再訪した。
以前から気になっていた福ちゃん荘も、休前日以外に悠々とテン泊したいとの思いも叶えられて良かった。

2日目の大菩薩から滝子山への縦走路は、想像以上に歩きやすい道が続いていて非常に心地良く、今回は雲の中に隠れてしまった富士山をちゃんと見るために、是非とも再度また同じ道を歩きたいと思った。

また、今回新たに発見できたのが白谷ノ丸と白谷小丸の2座の素晴らしさ。
黒岳の近くで、地図上でも全く目立たないピークのように見えてしまうが、実際に山頂に立ってみると、白谷ノ丸からは富士山だけでなく南アルプスも一望できるし、白谷小丸は砂礫の山頂の雰囲気が個性際立っていて凄く良かった。
どちらの山も、山梨百名山や秀麗富嶽十二景などにも選定されないのが不思議なくらい。
ここは必ず再訪すると心に誓い後にした。

最後のピーク、滝子山は前回来た時に下山時に道を間違え、初めて遭難の恐怖に駆られた自分にとっての因縁の山。
今回山頂に立ってみて、どうやって道間違いとなるミスをしてしまったのかもこの目で見ることができ、長年の喉のつかえが取れた気がした。

この2日間の心残りは、やはり富士山が綺麗に見れなかったこと。
縦走路も快適で素晴らしく、どのピークからも本来は綺麗な姿の富士山が見えるはずだっただけに残念だった。
次回この山域に来る時は、姥子山や笹子辺りの山も絡めてより多くの山から富士山を眺めてみたいと思う。

コメント

tomhig

贅沢なトレイル
大菩薩嶺、いろんなルート楽しめるので二年連続で登ってます。
柳沢峠から丸川峠は未踏ですがいい雰囲気ですね。
先日、滝子山から大菩薩嶺まで歩きましたが雲がかかり富士山は見えませんでした…motzerr760さんが羨ましいです。
やはりこのルートは南下が気持ちよく歩けますね。

もっつぁ〜

Re: 贅沢なトレイル
トムさんこんにちは。
遅ればせながら、先ほど記録を拝見しました。
5月に北上するルートで登ってたんですね。

天気が良くなかったようですが、今回の自分も富士山はベストではなかったですね〜。
富士山とは位置的にさほど離れてないと思いましたが、大菩薩と富士山の両方の天気をチェックしてから臨むべきでした。
だんだん大きくなる富士山に期待してたんですけどね。
それぞれの山頂を含めて縦走路はすっかり気に入って しまったので、今度は予報をよく見て行きたいと思います。