梅雨明けぬ立山 大日岳は諦め弥陀ヶ原へ

2019年07月14日(日) ~ 2019年07月15日(月)

• GPS: 11:09
• 距離: 16.2km
• 登り: 970m
• 下り: 1,439m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:18
• 休憩: 2:06
• 合計: 7:24

9:00 室堂
9:53 10:05 一の越山荘
10:52 11:29 雄山(神社参拝)
11:55 11:56 立山
12:00 12:50 大汝休憩所(昼食)
13:03 13:14 富士ノ折立
14:00 大走り分岐
14:40 14:55 大走り雪渓中部部
16:10 浄土橋
16:24 雷鳥沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 3:56
• 休憩: 1:37
• 合計: 5:33

7:50 雷鳥沢ヒュッテ
8:07 雷鳥荘
8:24 みくりが池温泉
8:26 8:30 みくりが池
8:42 9:22 室堂(弥陀ヶ原調査)
9:58 10:09 天狗平山荘
11:58 一ノ谷
12:07 12:49 展望デッキ(昼食)
13:20 弥陀ヶ原ホテル
13:23 弥陀ヶ原バス停

天候

7/14 曇一時晴
7/15 雨時々曇

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅前の第1駐車場(無料)に駐車し車内泊。他のメンバーも適宜車内泊かテント泊。
前夜は8割方の埋まり方でしたが、翌早朝には第1は満車になりました。
第1だけで約280台駐車できますが、周辺に第6まで駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

大走りの雪渓下部は傾斜もきつく、軽アイゼンかチェーンスパイクが必要です。

その他周辺情報

宿泊した雷鳥沢ヒュッテの露天湯は灰色の泥湯で、立山を仰ぐ展望も最高です。
下山後は、立山駅そばのグリーンビュー立山で立寄り入浴(600円)できます。
こちらは透明でヌルスベの強いアルカリ性泉です。

写真

7/13 6:06

3連休初日
ほぼ満車の駐車場を抜けて、

7/13 6:13

行列して乗車券を購入。
朝一並んでも3便7:20発。

7/13 7:25

ケーブルに乗るのも行列。

7/13 7:57

バスの車窓から称名滝。
帰路にあれを見上げる予定。

7/13 8:23

車窓から弥陀ヶ原。
まさか翌日歩くとは(^^;

7/13 8:22

その先に富山湾の雲海。

7/13 8:28

称名川に落ちる
ゴシャメンの滝。

7/13 8:31

室堂は雲の下。

7/13 8:57

玉殿湧水で喉を潤し、

7/13 9:00

一ノ越に向かい出発。

7/13 9:01

シナノキンバイの歓迎。

7/13 9:06

つい取ってみたくなる(^^

7/13 9:10

雪渓を渡る。

7/13 9:24

次々と雪渓。

7/13 10:02

一ノ越から雄山。

7/13 10:05

前回は渋滞で下りに難儀した
道をサクサク登る。

7/13 10:12

振り返ると一ノ越が遥か下。

7/13 10:14

路傍にヤマハハコ。

7/13 10:14

アカモノ。

7/13 10:14

ハクサンイチゲ。

7/13 10:16

ミヤマキンバイ
とハクサンイチゲの競演。

7/13 10:15

見上げると鮮やかな日暈。

7/13 10:18

足元にはみくりが池。

7/13 10:33

雄山神社。あと少し。

7/13 10:45

雲間から槍ヶ岳。

7/13 10:49

眼下にみくりが池と地獄谷。

7/13 10:54

一等三角点立山2991.6m。

7/13 11:02

標高3,003mの雄山神社へ。

7/13 11:09

参拝。

7/13 11:13

御神酒をいただく。
ほんのひと舐め。

7/13 11:06

三角点の向こうに、
鷲羽や三俣蓮華岳。

7/13 11:41

雲の下に黒部湖。

7/13 11:44

雲間から一瞬鹿島槍。

7/13 11:55

最高峰大汝山3,015m。

7/13 11:56

見えそうで見えない剣岳。

7/13 11:58

大汝休憩所。

7/13 12:12

の前で昼食。

7/13 12:15

かにすき“風”
最後はもちろん雑炊で。

7/13 12:51

立山北端の岩峰
富士の折立を目指す。

7/13 12:52

雷鳥沢の向こうに奥大日岳。
明日は晴れてくれ!!

7/13 12:55

あ。雲が取れて剱岳。
見惚れてしまう。

7/13 13:00

足元に黒四ダム。
観光放水は見えない…

7/13 13:11

富士の折立2,999m。
標高だけは劔と一緒の岩峰。

7/13 13:13

ここからも黒部湖。

7/13 13:35

右に内蔵助カ−ル。
これから左へ下りる。

7/13 13:37

内蔵助カールへ急降下。

7/13 13:53

イワツメクサに一息。

7/13 13:59

ここから大走りを下る。

7/13 14:01

コイワカガミ。

7/13 14:03

アオノツガザクラ。

7/13 14:07

雲が切れて真砂岳。
左奥に別山。

7/13 14:13

これから雪の大走り。
軽アイゼンもなく下る。

7/13 14:32

油断して、
一息入れた後の急降下💦

7/13 15:03

踵キックも効かず転倒者続出
完全に準備不足💦

7/13 15:31

緑地にエスケープ。
ここまでの薮漕ぎが大変💦

7/13 15:16

エンレイソウ。

7/13 15:18

サンカヨウ。

7/13 15:42

キヌガサソウ。

7/13 15:44

下りきった
雷鳥沢の雪原にトンボ。

7/13 15:45

レスキュー！
数分後飛び立っていった。

7/13 15:51

振り返って立山を仰ぐ。

7/13 16:10

浄土橋を渡り、

7/13 16:19

雷鳥沢ヒュッテ。

7/13 16:24

大下りで消耗して
ヘロヘロでたどり着いた💦

7/13 17:05

ビール飲みながらも、
明日の行程を協議。

7/13 17:21

時々雲間から覗いて
奥大日岳が誘惑する。

7/13 17:38

とりあえずお疲れさま🍻

7/13 17:39

雷鳥沢ヒュッテの夕食。

7/13 19:10

展望露天湯。モリーさん
のサービスショット(^^;

7/13 20:58

大広間で就寝。
この後イビキ地獄💦

7/14 7:52

早暁から雨。
大日は諦め弥陀ヶ原へ。

7/14 7:53

温泉の廃湯でできた
雪のアーチ。

7/14 7:56

ヒュッテを振り返る。
大日への稜線は雲の中。

7/14 8:01

地獄谷もガスの中。

7/14 8:20

コバイケイソウ。

7/14 8:24

入ろうとリーダー提案。
全員反対で却下(笑)

7/14 9:22

室堂から弥陀ヶ原を目指す。

7/14 9:25

雪壁の前を走るバス。
雪の大谷をちょっと彷彿。

7/14 9:28

木の下に雷鳥めっけ!!

7/14 9:40

ここでも雪渓を渡る。

7/14 9:49

幾何学模様。

7/14 10:10

キヌガサソウ。

7/14 10:13

ナナカマド。

7/14 10:21

イワイチョウ。

7/14 10:36

コイワカガミ。

7/14 10:39

チングルマ。

7/14 10:40

天狗平の
木道脇は百花繚乱🌼

7/14 10:45

カエデ(？)の花。

7/14 11:16

池塘のことを
餓鬼田と呼ぶらしい。

7/14 11:17

田植えが済んでる餓鬼田も。

7/14 11:36

様相変わり、

7/14 11:40

一ノ谷へ急降下。

7/14 11:50

ベニバナイチゴ。

7/14 11:51

シラネアオイ。

7/14 11:57

ゴゼンタチバナ。

7/14 11:58

一ノ谷を渡る。

7/14 12:15

登り返して弥陀ヶ原。
一息ついて昼食。

7/14 12:26

富山ブラック。ご当地麺(^^

7/14 12:54

再び池塘散策。

7/14 12:54

ワタスゲ。

7/14 13:02

マイヅルソウ。

7/14 13:05

弥陀ヶ原からは通行禁止。

7/14 13:20

弥陀ヶ原ホテル横を抜け

7/14 13:21

テガタチドリ。

7/14 13:21

ワレモコウ。

7/14 13:22

ニッコウキスゲ。

7/14 13:23

弥陀ヶ原バス停に到着。

7/14 13:57

バスに乗り立山に別れ。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

ikomaniyon

以前から行きたかった、奥大日岳から大日岳を縦走し称名ノ滝に下るルート。
立山を加えて、2泊3日でゆっくりと楽しむ、モリーさん主催の奈良労山の企画山行。
でしたが、なにしろ梅雨時。
何日も前から、天気予報にさんざんやきもきしましたが、モリーさんらしく強行。
初日の、おまけと言っては罰当たりながら立山の縦走は、
曇りがちながら、日も差したのですが、
リサーチ不足の認識大甘で軽アイゼンの準備もなく、大下りの雪渓で大苦戦💦
加えて、2日目は未明からしっかり雨。
雪山ビギナーも交じえたメンバーでは無理もできないので、
本命の大日岳から称名滝は来年リトライすることにして断念。
替わりに、いつもバスの車窓から眺めるだけの天狗平から弥陀ヶ原を散策しました。
久々に雷鳥にも出逢え、
飢えた亡者が田植えをしたという餓鬼田＝池塘を彩る高山植物を堪能しました。

高低差　：1,181m
累積標高：上り1,821m/下り2,310m

両下肢、腰、項。
公序良俗に反するかもしれませんので、写真はアップしません(^^;が、
ダニに刺されまくりで、真っ赤なブツブツ。下山後も痒くてたまりません💦
どこでやられたのかは書きませんが、今後は心当たりには近寄りません。
ご賢察ください。