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Yamareco

記録ID: 1968293
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳・大キレット往復(鞍部迄)-上高地〜新穂高温泉

2019年08月10日(土) ~ 2019年08月12日(月)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
27:16
距離
40.2km
登り
2,715m
下り
3,123m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:30
休憩
0:42
合計
8:12
7:26
7:26
8
8:03
8:10
4
8:14
8:14
33
8:47
8:47
7
8:54
8:54
12
9:42
9:54
29
10:23
10:24
6
10:30
10:41
5
10:46
10:46
25
11:11
11:11
39
11:50
11:50
44
12:34
12:37
41
13:18
13:20
83
14:43
14:43
9
14:52
14:58
36
2日目
山行
8:13
休憩
2:11
合計
10:24
5:25
30
5:55
6:06
39
6:45
6:56
25
7:21
7:26
23
7:49
7:49
20
8:09
8:11
36
8:47
8:56
54
9:50
9:50
18
10:08
10:08
7
10:15
11:36
77
12:53
12:54
31
13:25
13:35
26
A沢のコル(大キレット鞍部)
14:01
14:02
107
長谷川ピーク
15:49
3日目
山行
6:04
休憩
0:49
合計
6:53
5:17
60
6:17
6:35
16
展望台
6:51
6:51
109
8:40
8:55
39
9:34
9:34
3
9:37
9:37
57
10:34
10:34
33
11:07
11:23
25
11:48
11:48
16
12:04
12:04
6
天候 初日:快晴、但し昼過ぎから4時迄曇り
2日目:快晴、但し大キレットは1時から曇り時々霧雨。
3日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路)松本駅前から上高地までバス(アルピコ交通)5:30発-7:05着。ほぼ満席。余裕みて5時前に並んだ方が安心。私は4:30から並んで5人目。
https://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima/

(復路)新穂高温泉から松本までバス(アルピコ交通)
https://www.alpico.co.jp/access/express/matsumoto_takayama/

松本=都内往復ともJR 18切符利用。
コース状況/
危険箇所等
〈上高地⇨殺生ヒュッテ〉
・上高地から横尾までの平坦コースCT3時間強がいつもながら疲れる。
・登山道に入ると時折急登もあるが整備されており歩きやすい。
・最後の水場は標高2,530m付近のルート脇の小滝がジャバジャバ出ている。その先標高2,600m付近(写真#14)も細いが出ていた。

〈殺生ヒュッテ〉
・殺生ヒュッテ着15半もテン場はまだ選択肢あり。ペグば場所により刺さるが手ごろなサイズの石はいくらでもある。
・18:00頃から寝入るが隣の大騒ぎのため20:00過ぎまで寝つけず、結果翌朝スロースタートに変更を余儀なくされた。テン場では早立ちの方も多いため注意しましょう。
・周囲に水場は無いが、天水を200円/Lで販売されていた。(自身購入せず)

〈⇨槍ヶ岳⇨槍ヶ岳⇨南岳小屋〉
・2時起きの予定が訳あって寝付けず遅スタート。
・槍ヶ岳山荘まで朝一の急斜面40分はジグザグとはいえ寝ぼけた体には応える。
・6時過ぎから槍ヶ岳に登り始めるが渋滞は少しあるものの前回よりマシな気がした。往復1時間強。
・山頂は360度の大絶景。2回目という安心感もあるのか高揚度は少なかったものの満足感は十分だった。
・3,000m峰を3つ、大喰岳、中岳、南岳と乗り越えて南岳小屋に10時過ぎに到着。
・10時に到着したと言う単独女性がピンク色のモンベルを張るところだった。聞くと、槍平から登って今日は周辺でマッタリり。明日は槍から西鎌で双六小屋だそう。
・水場は中岳南面の雪渓は未確認。南岳小屋は天水(テン泊者は100円/Lだというが小屋の方も煮沸無しで飲用しているとのこと。(問題なし)

〈大キレット〉
・さて、もう11時過ぎなので大キレットの入り口だけでも様子見。
・最初岩場の激下り。所々鎖やハシゴが出てくるが、不安定な足場や身を空中に晒すシーンは無いので安心できる。とはいえ、滑ったらアウトな場面続きなので慎重に。
・長谷川ピークまでは時折大キレットを感じさせる場面はあるものの、概ね厳し目の登山道といった風情。
・長谷川ピークのマーク(写真#72)はよく見ないと見逃しまうかも。
・ピーク先で体を交わして岩をやり過ごすシーンあり。その先で、下りで足場の良く見えない2ヶ所あり。特に2つ目は岩を両腕でかかえ足先でまさぐっていくとボルトを発見。
・その先、飛騨泣きは何処なのか分からなかった。ルートが付け変わったのかな?
・その先の鞍部(A沢のコル)でしばし休憩し、前後を歩いた面々と奮闘を讃え合う。
・鞍部からUターン。来た道は歩きやすい。とはいえ霧雨が少し降ってきたので慎重に。長谷川ピークの難所は北行きの方が足場が見えて楽だと思いました。
・最後岩場の急登を行くと南岳小屋に到着。

〈南岳新道⇨槍平〉
・思いのほかワイルド感が楽しめるいいコースと思いました。途中、大キレット、北穂高、涸沢岳、ジャンダルムの絶景などなども楽しめます。笠ヶ岳を正面に、右手に黒部五郎や名山の数々を見ながら飽きることはありません。
・南岳ヒュッテから最初ガレの急斜面をジグザグ下ります。
・左の峰にトラバースしたあと、細い稜線の木道歩き。見晴台のようなところから一気に下ります。中盤迄足場の良くない区間が続きます。
・後半は歩きやすくなり小屋も見えてきて一安心。
・槍平小屋には南岳新道は崩壊云々書かれていますが、山慣れた方ならむしろワイルド感が楽しめる素晴らしいコースと思います。

〈⇨新穂高温泉〉
・沢沿い歩きだかトラバース的に中腹歩きも多い。
・少しスピードアップできるが、標高を下げると昼前でも暑い。
・穂高平小屋先は車道を右折されている方が多いが、左折して山道歩く方が楽しいし早い。
その他周辺情報 新穂高温泉の中埼山荘 奥飛騨の湯で日帰りを利用。
https://www.okuhida.or.jp/archives/3311

ホテル穂高の日帰りは興味があったが13:00からとのことで次回にします。

予約できる山小屋
槍平小屋
上高地まで朝一のバスで乗り付けスタートです。
いい天気になりそう!
2019年08月10日 07:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/10 7:23
上高地まで朝一のバスで乗り付けスタートです。
いい天気になりそう!
河童橋は朝から人気ですね。
2019年08月10日 07:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/10 7:29
河童橋は朝から人気ですね。
明神岳
2019年08月10日 08:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/10 8:00
明神岳
梓川がマブシイです。
2019年08月10日 08:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/10 8:00
梓川がマブシイです。
横尾に到着!
穂高方面に行かれる方が6割以上だったかも。
2019年08月10日 09:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/10 9:43
横尾に到着!
穂高方面に行かれる方が6割以上だったかも。
槍沢沿いに登っていきます。
2019年08月10日 10:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/10 10:59
槍沢沿いに登っていきます。
槍沢ロッジ
2019年08月10日 11:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/10 11:13
槍沢ロッジ
快晴で暑いです。
槍ヶ岳はまだまだ見えません。
2019年08月10日 12:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/10 12:22
快晴で暑いです。
槍ヶ岳はまだまだ見えません。
大曲
2019年08月10日 12:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/10 12:36
大曲
稜線が見えてきました。
2019年08月10日 12:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
8/10 12:43
稜線が見えてきました。
雪渓も残っています。
2019年08月10日 12:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/10 12:53
雪渓も残っています。
ハクサンフウロ
2019年08月10日 12:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
8/10 12:57
ハクサンフウロ
オトギリソウ
2019年08月10日 13:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/10 13:42
オトギリソウ
最終水場は標高2,600mほどにあります(この写真)。
この下の標高2,530m付近でルート脇の小滝がジャバジャバ出ていたので5L補給しました。
2019年08月10日 14:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/10 14:31
最終水場は標高2,600mほどにあります(この写真)。
この下の標高2,530m付近でルート脇の小滝がジャバジャバ出ていたので5L補給しました。
その先で槍の穂先がやっと見えてきました。
2019年08月10日 14:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/10 14:35
その先で槍の穂先がやっと見えてきました。
少しアップ!
テンションあがりますね。
2019年08月10日 14:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8
8/10 14:37
少しアップ!
テンションあがりますね。
更に!
山頂に人影が見えました。
2019年08月10日 14:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
8/10 14:37
更に!
山頂に人影が見えました。
ヨツバシオガマ?
2019年08月10日 14:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/10 14:55
ヨツバシオガマ?
槍ヶ岳山荘へ荷揚げ中
2019年08月10日 14:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/10 14:57
槍ヶ岳山荘へ荷揚げ中
また晴れてきました。
2019年08月10日 14:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/10 14:58
また晴れてきました。
殺生ヒュッテのテン場は槍の真下で大迫力。
2019年08月10日 16:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
8/10 16:09
殺生ヒュッテのテン場は槍の真下で大迫力。
殺生ヒュッテ
2019年08月10日 16:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/10 16:10
殺生ヒュッテ
<<<2日目>>>
さて翌朝。
少し遅スタートです。
2019年08月11日 05:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 5:10
<<<2日目>>>
さて翌朝。
少し遅スタートです。
今日も最高の天気です!
2019年08月11日 05:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7
8/11 5:11
今日も最高の天気です!
殺生ヒュッテを後にします。
2019年08月11日 05:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 5:26
殺生ヒュッテを後にします。
常念のシルエット
2019年08月11日 06:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 6:09
常念のシルエット
殺生ヒュッテ
2019年08月11日 06:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 6:10
殺生ヒュッテ
槍ヶ岳山荘に到着!
2019年08月11日 06:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/11 6:10
槍ヶ岳山荘に到着!
小槍。こんなところで踊れるものなんだろうか!?笑
2019年08月11日 06:22撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
3
8/11 6:22
小槍。こんなところで踊れるものなんだろうか!?笑
前半は渋滞もほぼ無し。
2019年08月11日 06:22撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
2
8/11 6:22
前半は渋滞もほぼ無し。
ここから上部に見える梯子2つまでノロノロでした。
2019年08月11日 06:31撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1
8/11 6:31
ここから上部に見える梯子2つまでノロノロでした。
振り返って穂高岳方面。
右奥に乗鞍と御嶽山も見えています。
2019年08月11日 06:37撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
3
8/11 6:37
振り返って穂高岳方面。
右奥に乗鞍と御嶽山も見えています。
笠ヶ岳。
前回ここから西鎌経由で歩きました、懐かしい。
2019年08月11日 06:37撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
4
8/11 6:37
笠ヶ岳。
前回ここから西鎌経由で歩きました、懐かしい。
黒部五郎(右)と奥は薬師岳
2019年08月11日 06:48撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1
8/11 6:48
黒部五郎(右)と奥は薬師岳
山頂は360度の大絶景です。
真ん中は蓮華岳と左は針ノ木岳。
奥は白馬岳も見えています。
2019年08月11日 06:48撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
5
8/11 6:48
山頂は360度の大絶景です。
真ん中は蓮華岳と左は針ノ木岳。
奥は白馬岳も見えています。
笠が岳もう一度。
2019年08月11日 06:48撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
4
8/11 6:48
笠が岳もう一度。
常念のシルエット。
雲海とのコントラストがいいですね。
2019年08月11日 06:48撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
6
8/11 6:48
常念のシルエット。
雲海とのコントラストがいいですね。
穂高方面
2019年08月11日 06:52撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
4
8/11 6:52
穂高方面
奥は南アルプスの山々
2019年08月11日 06:53撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
8/11 6:53
奥は南アルプスの山々
中央アルプスだったか
2019年08月11日 06:53撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
8/11 6:53
中央アルプスだったか
さて、小屋に戻ってきました。
2019年08月11日 07:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 7:27
さて、小屋に戻ってきました。
振り返って。
1時間ちょっとの間に光の具合が変わりましたね。
2019年08月11日 07:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5
8/11 7:27
振り返って。
1時間ちょっとの間に光の具合が変わりましたね。
目指す大喰岳。
2019年08月11日 07:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 7:27
目指す大喰岳。
左は前穂高のトンガリ。
2019年08月11日 07:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 7:27
左は前穂高のトンガリ。
大喰岳から槍
2019年08月11日 08:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 8:10
大喰岳から槍
大喰岳から穂高方面
2019年08月11日 08:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 8:15
大喰岳から穂高方面
タカネヤハズハハコ?
2019年08月11日 08:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 8:18
タカネヤハズハハコ?
ミヤマダイコンソウ
(ピンボケご容赦)
2019年08月11日 08:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 8:22
ミヤマダイコンソウ
(ピンボケご容赦)
イワツメクサ
2019年08月11日 08:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 8:22
イワツメクサ
ここにも長めの梯子があります
2019年08月11日 08:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 8:43
ここにも長めの梯子があります
振り返るといつも槍
2019年08月11日 08:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 8:48
振り返るといつも槍
中岳から
2019年08月11日 08:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 8:48
中岳から
少し引いて。山頂は大勢が休憩中でした。
2019年08月11日 08:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 8:55
少し引いて。山頂は大勢が休憩中でした。
槍の右は針ノ木と奥は白馬の特徴ある山頂
2019年08月11日 08:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 8:55
槍の右は針ノ木と奥は白馬の特徴ある山頂
殺生ヒュッテと東鎌
2019年08月11日 08:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 8:56
殺生ヒュッテと東鎌
中岳の南面の雪渓は水が得られるそうですが、雪渓まで登り返しが大変だったのでパス。
2019年08月11日 09:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 9:34
中岳の南面の雪渓は水が得られるそうですが、雪渓まで登り返しが大変だったのでパス。
南岳。右奥からまいて登ります。
2019年08月11日 09:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 9:58
南岳。右奥からまいて登ります。
右は双六と黒部五郎
2019年08月11日 10:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 10:01
右は双六と黒部五郎
笠ヶ岳もずっと右手に見えています。
2019年08月11日 10:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 10:01
笠ヶ岳もずっと右手に見えています。
南岳に到着!
2019年08月11日 10:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 10:08
南岳に到着!
振り返って。
ここの3,000m峰の縦走は醍醐味がありますね。
2019年08月11日 10:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 10:08
振り返って。
ここの3,000m峰の縦走は醍醐味がありますね。
南岳小屋と大キレットを挟んで北穂高と枯沢岳。
右奥はジャン?
2019年08月11日 10:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 10:11
南岳小屋と大キレットを挟んで北穂高と枯沢岳。
右奥はジャン?
南岳小屋に到着!
テン場は2番目でした。
2019年08月11日 10:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 10:16
南岳小屋に到着!
テン場は2番目でした。
さて遅くなりましたが大キレットの様子見に行きましょう。
展望台からパチリ。
2019年08月11日 11:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 11:36
さて遅くなりましたが大キレットの様子見に行きましょう。
展望台からパチリ。
結構落ち込んでいますね。
2019年08月11日 11:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
8/11 11:37
結構落ち込んでいますね。
最初はガレの急下り。
2019年08月11日 11:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 11:59
最初はガレの急下り。
この梯子を下ると基部に到着
2019年08月11日 12:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 12:07
この梯子を下ると基部に到着
ガレの細尾根歩き。
ここで左から右に四つん這いで体を入れ替えます。
2019年08月11日 12:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 12:17
ガレの細尾根歩き。
ここで左から右に四つん這いで体を入れ替えます。
しばらくはこんな感じ。
2019年08月11日 12:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 12:21
しばらくはこんな感じ。
長谷川ピークへの登りは結構しんどいです。
2019年08月11日 12:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 12:50
長谷川ピークへの登りは結構しんどいです。
長谷川ピーク。
ここを登るわけではありません。
2019年08月11日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 13:05
長谷川ピーク。
ここを登るわけではありません。
その先、ここも岩の左から右に体を入れ替えます。
2019年08月11日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 13:05
その先、ここも岩の左から右に体を入れ替えます。
2019年08月11日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 13:05
木橋が見えたら鞍部(A沢のコル)に到着!
2019年08月11日 13:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 13:24
木橋が見えたら鞍部(A沢のコル)に到着!
休憩場所の脇にチシマギキョウ(花弁の周囲に毛があるので)
2019年08月11日 13:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/11 13:25
休憩場所の脇にチシマギキョウ(花弁の周囲に毛があるので)
A沢のコル。
2019年08月11日 13:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 13:26
A沢のコル。
北穂への登り。
下ってきた方は1時間半以上かかった疲れたとおっしゃっていました。
私はここでUターンします。
2019年08月11日 13:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/11 13:27
北穂への登り。
下ってきた方は1時間半以上かかった疲れたとおっしゃっていました。
私はここでUターンします。
ここが飛騨泣きなのかな?ステップバーがあって安心。
2019年08月11日 13:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/11 13:50
ここが飛騨泣きなのかな?ステップバーがあって安心。
Hピークに戻ってきました。
霧雨ですがポツポツ程度で助かりました。
2019年08月11日 14:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 14:01
Hピークに戻ってきました。
霧雨ですがポツポツ程度で助かりました。
おっと!ルートでライチョウの親子が砂浴び。
しばらく見ていましたが近寄っても逃げずその先でまた砂浴び。
2019年08月11日 14:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11
8/11 14:14
おっと!ルートでライチョウの親子が砂浴び。
しばらく見ていましたが近寄っても逃げずその先でまた砂浴び。
イワツメクサ
2019年08月11日 15:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 15:26
イワツメクサ
ヨツバシオガマ?
2019年08月11日 15:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
8/11 15:37
ヨツバシオガマ?
ウサギギク
2019年08月11日 15:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 15:37
ウサギギク
テン場からの夕日。
小屋やテントから沢山出てきて写真撮ってました。
2019年08月11日 19:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
10
8/11 19:06
テン場からの夕日。
小屋やテントから沢山出てきて写真撮ってました。
振り返るとこんな感じ。
2019年08月11日 19:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/11 19:07
振り返るとこんな感じ。
<<<3日目>>>
さて、翌朝。
南岳新道から大キレット方面
2019年08月12日 05:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 5:23
<<<3日目>>>
さて、翌朝。
南岳新道から大キレット方面
朝から頑張ってますね!
Hピーク。
2019年08月12日 05:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 5:23
朝から頑張ってますね!
Hピーク。
奥は乗鞍(右)と御嶽山
2019年08月12日 05:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 5:23
奥は乗鞍(右)と御嶽山
笠ヶ岳をずっと正面に見ながら下ります。
2019年08月12日 05:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 5:23
笠ヶ岳をずっと正面に見ながら下ります。
右手奥には白山
2019年08月12日 05:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 5:23
右手奥には白山
振り返って槍の見納め?
2019年08月12日 05:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 5:24
振り返って槍の見納め?
こんな箇所もあります
2019年08月12日 05:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 5:39
こんな箇所もあります
ミヤマダイコンソウと白はチングルマ。
2019年08月12日 05:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 5:58
ミヤマダイコンソウと白はチングルマ。
南岳新道は新道っていうだけに比較的新しいのですね。
2019年08月12日 06:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 6:01
南岳新道は新道っていうだけに比較的新しいのですね。
モミジカラマツ?
2019年08月12日 06:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 6:02
モミジカラマツ?
ヨツバシオガマ
2019年08月12日 06:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/12 6:02
ヨツバシオガマ
ん?何だろ?初めて見た気がする・・・。
2019年08月12日 06:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 6:03
ん?何だろ?初めて見た気がする・・・。
ウサギギク
2019年08月12日 06:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 6:03
ウサギギク
ハクサンボウフウ?
セリ科は難しい・・・。
2019年08月12日 06:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 6:04
ハクサンボウフウ?
セリ科は難しい・・・。
オンタデ?
2019年08月12日 06:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 6:04
オンタデ?
オタカラコウ?
2019年08月12日 06:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 6:05
オタカラコウ?
ミソガワソウっぽいですが花の数が少ない?
2019年08月12日 06:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 6:05
ミソガワソウっぽいですが花の数が少ない?
オンタデの雌株?
2019年08月12日 06:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/12 6:06
オンタデの雌株?
左上の稜線に梯子を上って取りつきます。
2019年08月12日 06:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 6:08
左上の稜線に梯子を上って取りつきます。
稜線はこんな感じ。
木橋が斜めってて歩きづらい・・・泣。
2019年08月12日 06:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 6:13
稜線はこんな感じ。
木橋が斜めってて歩きづらい・・・泣。
その先の展望台っぽいところから奥穂(左)とジャン(右)?
いや、北穂の北峰と南峰でしたね。
2019年08月12日 06:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 6:21
その先の展望台っぽいところから奥穂(左)とジャン(右)?
いや、北穂の北峰と南峰でしたね。
右俣谷へ下ります
2019年08月12日 06:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 6:22
右俣谷へ下ります
槍平小屋も見えていますが、ここからが長い。
2019年08月12日 06:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 6:38
槍平小屋も見えていますが、ここからが長い。
途中、歩きづらい岩歩きが続きます(写真無し)。
この梯子が出てきたら終盤。
2019年08月12日 07:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 7:41
途中、歩きづらい岩歩きが続きます(写真無し)。
この梯子が出てきたら終盤。
南沢を一旦横切ります。
2019年08月12日 08:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 8:21
南沢を一旦横切ります。
ん?
2019年08月12日 08:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
8/12 8:32
ん?
南岳新道は絶景とワイルド感が味わえるいいコースと思いました。
2019年08月12日 08:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 8:40
南岳新道は絶景とワイルド感が味わえるいいコースと思いました。
槍平小屋の水場は冷たくて美味かったです。
しばらく歩いて白出沢出合。
2019年08月12日 10:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 10:33
槍平小屋の水場は冷たくて美味かったです。
しばらく歩いて白出沢出合。
その先でこんなものが。
2019年08月12日 11:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 11:07
その先でこんなものが。
穂高平小屋
2019年08月12日 11:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 11:09
穂高平小屋
ん?その3かな?
(8/13追記)
正解はタマアジサイ。
clione & masataroさんのレコで教えて頂きました。
2019年08月12日 11:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
8/12 11:39
ん?その3かな?
(8/13追記)
正解はタマアジサイ。
clione & masataroさんのレコで教えて頂きました。
こうやって開くんですね!
(8/13追記)
タマアジサイその2
ぎゅぅ〜っと詰め込まれてて感動しました。
2019年08月12日 11:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
8/12 11:39
こうやって開くんですね!
(8/13追記)
タマアジサイその2
ぎゅぅ〜っと詰め込まれてて感動しました。
ヒメシャジンかな?
2019年08月12日 11:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
8/12 11:40
ヒメシャジンかな?
穂高平への夏道登山道出口にこんな注意書きが!
多少荒れてるけど普通に歩けました。
2019年08月12日 11:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 11:42
穂高平への夏道登山道出口にこんな注意書きが!
多少荒れてるけど普通に歩けました。
アサギマダラ
2019年08月12日 11:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/12 11:43
アサギマダラ
林道出口の看板。
手描きリス君はいてました!
2019年08月12日 11:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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8/12 11:50
林道出口の看板。
手描きリス君はいてました!
右俣林道は車両通行止め。
2019年08月12日 11:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8/12 11:50
右俣林道は車両通行止め。
中崎山荘の奥飛騨の湯でサッパリし帰路につきました。
連日の快晴に恵まれいい歩きが堪能できました。
2019年08月12日 13:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
8/12 13:30
中崎山荘の奥飛騨の湯でサッパリし帰路につきました。
連日の快晴に恵まれいい歩きが堪能できました。

感想

現在、百名山98座、今年中には百を達成したいと願っています。
10年前に大病を患い、山へもう一度、百名山を少しでも歩きたい!
との思いからリハビリ歩きを重ねてきました。

とはいえバランスが必要な山は後回しにしていました。
発病前に甲斐駒に登った際、スタスタ歩けた岩歩きも何と難しかったことか。

ヤマレコとここの皆様に励まされたおかげでここまで来れました。

百達成の前に大キレットにいっておきたい!
と検討を重ねた結果、問題は3つ:

ヾ按瓦任覆せ笋離丱薀鵐拘恭个嚢圓韻襪
 ・10年前の大病後 右側に力が入りづらい。リハビリ歩き等のおかげでだいぶ戻ったが電車ホームの白線外を歩けるようになったのはここ5年ほど。北穂⇒涸沢岳など幾つかの岩場を経験したので様子見ながら行こうと決意。
⊇召ぁ⊇轍戮鯒愽蕕辰栃發たくない。
 ・テントの重荷は自分にはリスクと考えた。有料小屋泊まりは自身のポリシーに無いので南岳小屋テン泊で様子見ピストンとしました。
3日の行程では中2日目に北穂までの往復は厳しい。
 ・殺生ヒュッテから槍と百高山3つ越えたあとの大キレット往復は時間的にも体力的にもきつい。とりあえずHピークが見えるところまで行ければよしとしました。

ということで、前置きが長くなりましたが、南岳小屋にテントを張って大キレットの入り口まで様子見に行く、というちょっと消極的なプラン?で計画しました。

あと1日あれば南岳小屋連泊で往復もできたかと思いますが、仕事のある身としては仕方ないです。

以下、長いですが自身の備忘録としてご容赦ください。

初日は上高地から殺生ヒュッテへテン泊装備で向かいます。
横尾までのチンタラ歩きが長いですが、2回目となると無の境地になる技を体得したのか前回ほど遠いとは感じませんでした。(それなりに時間かかってますが)
横尾から槍沢沿いを歩きます。時折短い急登もありますが整備され歩きやすいです。
ただ快晴だけに暑い。

最終水場は標高2,530m付近でルート脇の小滝がドバドバ。皆さん補給されていたので私も5L補充。その分当然重くはなりますがあと1時間程度なのでがんばりましょう。標高2,600mにも細いですが出ていました。

槍の穂先は終盤まで見えませんでした。
ほぼ同時に殺生ヒュッテも確認。
その先で槍ヶ岳山荘も視野に入ります。

殺生ヒュッテに到着!
槍を麓から見上げる絶好の立地です。
私はペグの刺さる場所を確保できましたが、基本的に岩ゴロ地です。


<<<2日目>>>

訳あって(下部の補足参照)、翌朝は無理せず遅スタートにします。この時点で大キレットはほんと入り口探索だけを覚悟しました。

槍ヶ岳山荘(稜線)までの急登が朝一の寝ぼけた体にこたえます。
山荘に上がると以前と変わらぬ槍の雄姿の迫力が素晴らしい。

槍ヶ岳は前回の初回より高揚感は減りましたが
やはり達成感はありますね。
山頂から眺める360度の絶景は、ここが槍の穂先なんだと思うほどに素晴らしい。
山荘から往復1時間少しで行けました。
多少渋滞はあったものの以前の1時間半よりスムーズでした。

槍ヶ岳テント場にいらしたご夫婦に聞くと、昨日10時着なので良い場所が得られた。昼12時にはいっぱいだった、とのこと。

南岳小屋まで200mほどの登り返しを三回、周囲の絶景を堪能しながら百高山3つ(大喰岳、中岳、南岳)を乗り越えて南岳山荘に到着。

中岳南面の雪渓下端の湧き水(↓)は確認できませんでした。(末端までの登り返し厳しそうでパス)
https://www.yarigatake.co.jp/archives/minamidake/blog/2018/07/post-871.html

そそくさとテントを張って大キレット入り口の様子見に出かけます。
10時に到着だという二十代単独女性はピンク色のモンベルを張ってたので、珍しい色ですね!と声をかけると、今日は槍平から4時間でここにきてマッタリします、とのこと。明日は槍から西鎌で双六小屋らしい。天気良さそうだからタップリ楽しんで!と伝える。

さて、準備に時間かかり11時半近くになりましたが、大キレットを覗きに行きましょう!(詳細は他の方のYouTube投稿がリアルですが、以下備忘録として)

展望台からはアップダウンの厳しい大キレットが丸見えです。
最初急降下のジグザグ。そのあと岩場の激下りに、鎖、梯子のオンパレード。

基部に到着するとしばらくは普通に岩がちな登山道。
何度か岩の細尾根で体を左から右に入れ替えるシーンあり。
危険は感じないが落ちたらアウトなので慎重に。

これまでの快晴が嘘のようにガスに包まれます。
霧雨でポツポツ。本降りにはならなかったので良かったです。

長谷川ピークまでは結構登ります。
大き目の岩場を乗り上げると長谷川ピークのマーク。マークまで斜度のある岩を登る気力なく遠目から写真だけパチリ。

その先でボルトを握って左の岩を体を捻って交わします。
しばらく細尾根歩きですが、足場の見づらい所が2ヶ所。
特に2つ目は両手で岩を抱えながら右へ捻って足を伸ばしてまさぐります。
と、ボルトがあります。慎重に体重を乗せます。真新しい感じで丁度いいところに設置してくれています。

その先も細尾根でまた左から右に体を入れ替えるシーンあり、そのあと激下りですが梯子が打ち付けてあるので安心です。(ここが飛騨泣き?)

その先の小ピーク向こうが鞍部(A沢のコル)ですが、手前に右折急降下。ここは鎖なくても降りられました。テラスのような木道を行くと鞍部です。

しばし休憩。前後を歩かれた猛者達と健闘を讃え合います。北穂高小屋まで登り2時間ほどかかるようですが私はここで時間切れ、Uターンとします。皆に別れを告げると、え?!またあれをいくの!?と驚きの表情。

来た道を戻るのは楽です。
先に何があるか分かっているし、こちらからの方が足場は見やすいと思います。

霧雨はポツポツ程度でそれ以上悪くならず、最後岩場の急登時には少し晴れ間も出るくらい回復してきました。
いや〜、大キレットの様子見とはいえ、Hピーク先の鞍部まで結構歩けましたね。
遅い時間からとは言えまだ歩いてる方が多かったので励まされた面もあったように思います。15時頃、Hピーク北で小学生2人連れのご家族や、デカザックで疲れ切っていた若者が無事北穂に到着できたでしょうか。少々心配でした。

南岳小屋のテン場は穴場な感じでゆったりしていて、周囲の絶景といいとても気に入りました。


<<<3日目>>>

南岳小屋テン場で一泊し、槍平まで南岳新道を下ります。展望にも恵まれ、大キレットから北穂高、ジャンダルム、正面には笠ヶ岳、右手には黒部五郎などなどの名山を眺めながら歩けるここは、途中足場の良くないヶ所はあるものの、ワイルド感が楽しめる素晴らしいコースと思いました。

槍平小屋で冷たい水を補給して新穂高温泉まで下ります。沢沿いでアップダウン少ないとはえい、前半の登山道は楽しいコースと思いました。ついつい飛ばし気味になりますが、標高下げると昼前でも暑いです。

穂高平小屋でマッタリ休憩させてもらったあと、車道を左折し登山道で下ります。車道より随分ショートカットできたきがしました。斜度出口には崩壊云々と書かれていますが、通過に全く支障はなかったです。

新穂高温泉、ホテル穂高の日帰りを考えてましたが、清掃中13時からとのことで、すぐ下の中崎山荘の日帰りで3日分の汗を流してスッキリ。

快晴の中、いい歩きが出来た3日間でした。

自身、不安に思っていた大キレットも実際歩いてみると、あれだけ長いのはやはり迫力がありますが、部分部分をみるともっと危険を感じた場所が他の山にはあったとも感じました。
いずれにせよ、念願の大キレットを鞍部までとはいえ往復歩きできたことは良かったです。

<補足>
殺生ヒュッテにて。
02:00起床のため18:00に就寝しますが、寝入りっぱな隣に到着した中年男性数人の騒ぐ声で目が覚めます。
どうやらグループのメンバーが遅れて行方不明になってしまった様子。最初緊急時だから仕方ないと思いましたが、あーでもないこーでもないと大声でやるもんかだからこちらは完全に目が覚めました。周囲の方々も同じだったことと思います。19:30になってメンバーから携帯連絡で殺生ヒュッテに到着したとのこと。ところがそれから隣の空き地にテントを喋りながら張り始める始末。こっちは朝早いのに寝るに寝れず、仕方なく「うるさいぞ!」と一喝。
テントを静々と組み立てる音はかすかに聞こえますが、やっと静かになりました。
夜半のテン場では常識と思いますが周囲にも気遣いましょう。
登り優先を知らない若者とか参ります。自分もそれだけ歳を取ったということか・・・ふぅ〜。

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コメント

う〜ん、不思議なコース取り?
おお、槍ですか!と思いましたが、なんとも不思議なコース取りです
それにしてもテン泊装備で槍を下から登るというのはなかなかの体力のいる事で今の自分にはなかなか自信がないので、お持ちの体力を羨ましく感じます
それにしても本州はいい天気だったのですね
2019/8/14 8:59
Re: う〜ん、不思議なコース取り?
momohiro先輩、メッセージありがとうございます。

テントを担いでの修行歩きはお手の物といいますか、勿論体力は無いのでスローになるのですが、トレーニングで頑張ってること自体が楽しいのです。Mですね

普通は縦に一本通しますよね、でも自分には身軽で行くにはテント張った後ピストン、それも鞍部までの寸止め!?なコース?になりました。
自分的には達成感があったのですが・・・
そのうち北穂から鞍部までのピストンで繋ごうと思ってます。違うか

本州は快晴!?ということは先輩は遠征だったのですね。
あとで周らせていただきます
2019/8/14 23:56
ShuMaeさん こんにちは。
槍ヶ岳とんがってますね〜。
やはり北アルプスの山々は綺麗で魅力的ですね。
集中力を切らさず歩くのは大変そうですが憧れますね〜。
百名山も残すは2座ですね。
最後のお山はお決まりですか?
長距離お疲れ様でした!
雷鳥さんにも憧れます
2019/8/14 14:07
Re: ShuMaeさん こんにちは。
あんどうのうえんさん、コメントありがとうございます

アルプスの3,000m級はこの時期涼しいし高山植物も各種綺麗なので猛暑低山友の会メンバーにも是非お勧めしたいですね
大キレットは落ちたらアウトな場面多いので、余計な力は要らないのですが、気を張ってたのでしょうね、テン場に帰還後、横になった途端しばらく寝落ちしてました

百はあと御嶽山と飯豊山なのですよ。御嶽山はあれだけの惨事だったので百を祝える場所じゃないので、最後は飯豊の予定です。

雷鳥さん親子、かわいかったですヨ。
人見知りしない性格が災いして絶滅が危惧されていましたが順調に回復?してるみたいですね、アルプス歩き2回に1回近く見ている気がします。
2019/8/15 0:06
おつかれさまでした
ShuMaeさん、こんにちは。
槍ヶ岳縦走おつかれさまでした!
私はテントを上まで担げなくてババ平ピストンだったので、
凄いなと思います

お盆の最盛期槍周辺のテン場は満員混雑な印象でしたが、
殺生ヒュッテと南岳は良さそうな感じですね
大喰岳〜南岳は3000m高山として行きたい場所なので参考にさせて頂こうと思います
2019/8/15 6:24
Re: おつかれさまでした
saki15さん、メッセージありがとうございます

いえいえ、ゆっくり歩いたので重荷でも大丈夫なダケですよ。
快晴の3日間が堪能できて、いいコースと思いました。

殺生ヒュッテと南岳小屋は、思った以上に好立地と思ったので、
sakiさんも百高山3つとあわせてご検討ください
2019/8/15 23:44
すばらしい〜🎵
ShuMaeさん、お疲れ様でした!
憧れの高山帯にテント泊でと充実感いっぱいの山行でしたね!
体力があるなぁすごいなぁとじっくり拝見しました。


自分の体調、スキル、日程など鑑みてのプランで良い歩きができてよかったですね!

山小屋泊しかできていない私にとっては「すごい!」
の一言に尽きます
2019/8/15 19:09
Re: すばらしい〜🎵
ムキcocoさん、メッセージありがとうございます
上高地から長い平坦歩きは敬遠しがちですが、横尾から先は快適なルートと思いました。暑かったけど
ゆっくりフクラハギ伸ばしながら歩くと重荷でも苦にならないものですヨ
大キレットは行く前はおっかなびっくりだったのですが、歩いてみると思いのかすんなりと歩けました。cocoさんも機会みて是非
有料小屋いいじゃないですか快適だしね。私のテン泊は家内(財布)事情あってのことですよ。
しかし、最近同級生以外に同行者がいない?ってことみたいですが、息子さんはどっか行っちゃったのかな?
2019/8/15 23:51
ShuMaeさん、
そう言う事情で大キレットの途中でUターンでしたか。
拙者は30年近く前に南岳から北穂へと無事に通過しましたが、霧がかかった日で、高度感を感じないまま、(長谷川ピークなんて名称も知らずに)北穂の基部に到着した…って記憶です。
が、もう古い記憶なので話半分ですね。

日本百もあと2座ですか…。
拙者などこの5年間で増えたのは二つぐらい

何が必要かって…意欲・気力ですなぁ

  隊長
2019/8/16 12:16
Re: ShuMaeさん、
半袖隊長、こんばんは。
メッセージありがとうございます
そういう事情だったのですよ、仕方なく。
でも自分の中では歩いた感満載でした

百名山は70くらいのときに隊長から、このへんで中だるみになるから要注意
と言っていただいたのが大いに励みになったと思います。
自身確かに中だるみで、もう大半やったからあとは適当に、てな雰囲気だったので・・・

隊長は関東百が先だったのですね。
隊長の脚力には足元にも及びませんが、
私も気力・意欲で歩けるうちに200名山を目指したいと思っています
2019/8/17 0:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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