ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1972333
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬大雪渓〜清水尾根〜祖母谷温泉〜唐松岳〜八方尾根

2019年08月11日(日) ~ 2019年08月13日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
27:29
距離
43.6km
登り
4,832m
下り
4,211m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:05
休憩
1:22
合計
12:27
距離 22.8km 登り 2,108m 下り 2,568m
4:46
4:48
46
5:34
2
5:36
106
7:22
7:35
14
7:49
7:58
64
9:02
9:20
47
清水岳分岐(2774m)
10:07
63
11:10
11:11
16
11:27
3
11:30
11:33
3
11:36
11:58
87
13:25
13:39
207
17:06
3
2日目
山行
8:46
休憩
1:42
合計
10:28
距離 14.4km 登り 2,481m 下り 713m
5:43
109
7:32
7:40
48
8:28
63
9:31
9:48
6
9:54
58
10:52
11:24
64
12:28
13:13
178
16:11
唐松岳頂上山荘テント場
3日目
山行
2:13
休憩
0:36
合計
2:49
距離 6.5km 登り 244m 下り 956m
7:16
0
唐松岳頂上山荘テント場
7:16
7:22
15
7:37
7:49
12
8:01
8:07
30
8:37
8:39
8
8:47
8:51
36
9:27
9:30
1
9:31
7
9:38
9:39
4
9:43
7
9:50
13
10:03
10:05
0
10:05
ゴール地点
天候 8月11日(日):快晴!午後からガス
8月12日(月):快晴!午後からガス
8月13日(火):快晴!→ガス
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー
<行き>
●クルマ:猿倉駐車場(無料/100台程度)

<帰り>
●タクシー:八方ゴンドラ〜猿倉(3,200円)
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
1年のうちでも最も混雑する時季に1日目の主稜線の清水岳分岐以降出会ったのは3組ほど、
2日目は祖母谷温泉から唐松岳頂上山荘までは貸切でした。
このように歩く人が少ない割にルートはしっかりと整備されていて、
危険箇所や迷いやすいところもありませんが、とにかく体力勝負です。
この時季に歩くのはあまりオススメしません(暑くてタイヘン)。

●猿倉荘〜主稜線・清水岳分岐
猿倉荘(1230)から主稜線の清水岳分岐(2770)まで高低差1500m強の登りです。
猿倉荘の脇から登り始めるとすぐに林道に合流。
しばらく林道を辿った後、林道終点から緩やかに登ると白馬尻小屋へと至ります。
白馬尻小屋を過ぎると1680m〜2120m付近までは快適な雪渓歩き。

●主稜線・清水岳分岐〜清水岳
分岐から旭岳との鞍部まで緩やかに下り、旭岳の山腹の岩ゴロの道を進みます。
山頂が判然としない裏旭岳(2733)から鞍部まで200mほど九十九折に下った後、
小旭岳(2636)は南から、P2585は北から巻きます。
清水平から緩やかにお花畑を登ると清水岳直下に到着です。
山頂は北に100mほど進んだところにありますが、特に目印はありませんでした。

●清水岳〜祖母谷温泉
清水岳(2603)から祖母谷温泉(780)まで高低差およそ1800mの下り。
清水尾根は池塘とお花畑が点在する素晴らしい尾根でした。
ただし足元がザレているところもあります。
2000m付近で樹林帯に入り緩やかな尾根をしばらく進むと不帰岳避難小屋へと至ります。
不帰岳避難小屋(1945)から百貫ノ大下りの手前までは、
小刻みにアップダウンを繰り返してほとんど標高を下げていない感覚でツラかった。
百貫の大下りからは、百貫山と名剣山の山腹を巻くように標高を下げていき、
名剣谷と祖母谷の出合で林道に出ます。
林道を1kmほど歩くと祖母谷温泉に到着です。

※祖母谷温泉テント場:一人600円。温泉入浴料は別途600円

●祖母谷温泉〜唐松岳
祖母谷温泉(780)から唐松岳(2696.9)まで単純標高差およそ1920mの登り。
祖母谷温泉から祖母谷と祖父谷をまたぐ2本の橋を渡り登山道へ入り、
南越峠まで高低差700mほどを南越沢に沿って登っていきます。
1150m付近からは四十八曲と呼ばれる九十九折の登山道となります。

南越峠から餓鬼ノ田圃、餓鬼山避難小屋を経て餓鬼山まではさらに高低差700mの登り。
この時季は樹林帯の暑さも加わりだいぶ消耗しました。
餓鬼山の手前は痩せた尾根にザレた崩落地、ハシゴが連続します。

餓鬼山から大黒銅山跡(水場)までは、高低差300mの下り。
こちらも痩せ尾根とザレた崩落地、ハシゴが一部あり。
大黒銅山跡には水場あり(往復10分ほど。餓鬼沢の水をそのまま汲みます)。

大黒銅山跡から唐松岳までは、高低差およそ850mの登り返し。
鉱山跡からしばらくは池塘と木道が続く平坦地を進みます。
2000m付近から馬鹿下りと呼ばれる九十九折の登山道をひたすら登っていきます。
2330m付近の尾根の東側に出るところで唐松岳方面の視界がズドンと開け、
ここからはガレ場のトラバース道を進んでいくと
やがて唐松岳頂上山荘のテン場へと至ります。この付近は滑落注意。

※唐松岳頂上山荘テント場:一人1200円

●唐松岳〜八方池山荘
山荘直下のトラバース道は通行禁止になっていて、
尾根筋を辿るルートに付け替えられていました。

 
その他周辺情報 【温泉】
おびなたの湯(600円)
 
【前日】
猿倉の駐車場に早めに入りました
2
【前日】
猿倉の駐車場に早めに入りました
駐車場で夜ごはん
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駐車場で夜ごはん
【8月11日(日)day 1】
猿倉荘よりスタート
【8月11日(日)day 1】
猿倉荘よりスタート
まずは1.5kmほどの林道歩き
まずは1.5kmほどの林道歩き
アジサイ
登山道に入ってしばらく進むと…
登山道に入ってしばらく進むと…
白馬尻山荘に到着です
白馬尻山荘に到着です
これまで大雪渓は雪の季節にしか来たことがないのでこの標識を見るのは初めて
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これまで大雪渓は雪の季節にしか来たことがないのでこの標識を見るのは初めて
白馬尻山荘より白馬主稜を見上げます
1
白馬尻山荘より白馬主稜を見上げます
白馬尻山荘に到着と同時に朝日が昇ってきました
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白馬尻山荘に到着と同時に朝日が昇ってきました
山荘よりほどなく進むと…
山荘よりほどなく進むと…
雪渓へ降ります
雪渓尻はだいぶ汚れてます
雪渓尻はだいぶ汚れてます
白馬主稜とデブリ
白馬主稜とデブリ
あー涼しくて気持ちイイー
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あー涼しくて気持ちイイー
半袖だと寒いくらい(photo komemame)
半袖だと寒いくらい(photo komemame)
前方に天狗菱が見えてきました
前方に天狗菱が見えてきました
(photo komemame)
2120m付近で雪渓から離れて夏道へ
2120m付近で雪渓から離れて夏道へ
天狗菱が近づきました
天狗菱が近づきました
岩場を登っていきます
岩場を登っていきます
ハクサンフウロ(photo komemame)
2
ハクサンフウロ(photo komemame)
雪渓を離れるとアッチッチ〜
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雪渓を離れるとアッチッチ〜
クルマユリ(photo komemame)
2
クルマユリ(photo komemame)
振り返ると左から焼山〜火打〜妙高〜高妻&乙妻〜ギザギザ戸隠。雪渓には大行列
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振り返ると左から焼山〜火打〜妙高〜高妻&乙妻〜ギザギザ戸隠。雪渓には大行列
葱平からの天狗菱
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葱平からの天狗菱
グイグイと標高を上げていきます
グイグイと標高を上げていきます
小雪渓付近
小雪渓からの天狗菱
2
小雪渓からの天狗菱
離山を見上げます
1
離山を見上げます
ここから眺める天狗菱が一番尖ってます
3
ここから眺める天狗菱が一番尖ってます
景色が良いのでスイスイ
景色が良いのでスイスイ
ミヤマキンポウゲ(photo komemame)
ミヤマキンポウゲ(photo komemame)
ミヤマタンポポ(photo komemame)
ミヤマタンポポ(photo komemame)
タカネナデシコ (photo komemame)
タカネナデシコ (photo komemame)
この辺りはいい雰囲気
この辺りはいい雰囲気
雲ひとつなくて日差しが強い
雲ひとつなくて日差しが強い
トリカブト(photo komemame)
トリカブト(photo komemame)
クルマユリ
クルマユリと青空
クルマユリと青空
村営頂上宿舎が見えてきました
村営頂上宿舎が見えてきました
ハクサンチドリ
イワギキョウ(photo komemame)
イワギキョウ(photo komemame)
村営宿舎に到着
杓子岳と鑓ヶ岳
ヨツバシオガマ
ウルップソウ
稜線まであと少し!
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稜線まであと少し!
ミヤマキンポウゲの群落
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ミヤマキンポウゲの群落
正面に白馬山荘と白馬岳
正面に白馬山荘と白馬岳
主稜線に乗りました(photo komemame)
主稜線に乗りました(photo komemame)
主稜線の清水岳分岐でひと休み
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主稜線の清水岳分岐でひと休み
主稜線より。旭岳
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主稜線より。旭岳
主稜線より。剱&立山、毛勝三山。奥には白山
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主稜線より。剱&立山、毛勝三山。奥には白山
アップで立山三山〜剱(photo komemame)
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アップで立山三山〜剱(photo komemame)
アップで毛勝三山。左から猫又山〜釜谷山〜毛勝山
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アップで毛勝三山。左から猫又山〜釜谷山〜毛勝山
アップで白山(photo komemame)
1
アップで白山(photo komemame)
主稜線より。左から穂高〜槍〜野口五郎〜鷲羽〜水晶〜赤牛〜薬師〜立山三山〜剱
主稜線より。左から穂高〜槍〜野口五郎〜鷲羽〜水晶〜赤牛〜薬師〜立山三山〜剱
アップで槍〜野口五郎〜鷲羽〜水晶〜赤牛〜薬師(photo komemame)
アップで槍〜野口五郎〜鷲羽〜水晶〜赤牛〜薬師(photo komemame)
主稜線より。杓子〜鑓
2
主稜線より。杓子〜鑓
さて、清水岳に向かいます。正面に旭岳
さて、清水岳に向かいます。正面に旭岳
ちょっとハイマツ漕ぎ
3
ちょっとハイマツ漕ぎ
旭岳との鞍部まで下ります
旭岳との鞍部まで下ります
チングルマの果穂
2
チングルマの果穂
さっきまでの喧騒が嘘のようにこちらは静か
4
さっきまでの喧騒が嘘のようにこちらは静か
(photo komemame)
ミヤマキンバイ(photo komemame)
ミヤマキンバイ(photo komemame)
タテヤマリンドウ(photo komemame)
タテヤマリンドウ(photo komemame)
草原の先に剱&立山
4
草原の先に剱&立山
アップで(photo komemame)
アップで(photo komemame)
旭岳の山腹を進みます
旭岳の山腹を進みます
旭岳を見上げます
旭岳を見上げます
白馬岳をバックに(photo komemame)
1
白馬岳をバックに(photo komemame)
荒々しい旭岳
雪倉と朝日
振り返って白馬岳。非対称山稜の風上側はなめらかな斜面
1
振り返って白馬岳。非対称山稜の風上側はなめらかな斜面
岩ゴロのルートを進みます(photo komemame)
岩ゴロのルートを進みます(photo komemame)
コバイケイソウ
ハクサンイチゲ
剱&立山と裏銀座〜槍穂高。眼下には濃い緑と雪渓
3
剱&立山と裏銀座〜槍穂高。眼下には濃い緑と雪渓
杓子と鑓
こちらもお花畑
ここまで標高を上げるとカラッとして涼しい
2
ここまで標高を上げるとカラッとして涼しい
素晴らしい眺め。槍〜剱。
3
素晴らしい眺め。槍〜剱。
アップで前穂〜奥穂〜槍(photo komemame)
アップで前穂〜奥穂〜槍(photo komemame)
アップで野口五郎〜鷲羽〜水晶〜赤牛〜薬師。眼下には黒部ダム。こう見るとやっぱり高いところにあるね(photo komemame)
アップで野口五郎〜鷲羽〜水晶〜赤牛〜薬師。眼下には黒部ダム。こう見るとやっぱり高いところにあるね(photo komemame)
素晴らしい眺め。後立山の稜線。眼下の緑がいいね!
4
素晴らしい眺め。後立山の稜線。眼下の緑がいいね!
振り返って白馬岳もいったんここで見納めです
振り返って白馬岳もいったんここで見納めです
清水岳まで続く稜線
1
清水岳まで続く稜線
ステキ稜線
このルートはずっと剱と裏銀座を眺めながら進みます
2
このルートはずっと剱と裏銀座を眺めながら進みます
裏旭岳への登り
裏旭岳を通過
裏旭岳付近より剱立山&裏銀座
1
裏旭岳付近より剱立山&裏銀座
旭岳を振り返ります。こちらからの眺めも素晴らしい
4
旭岳を振り返ります。こちらからの眺めも素晴らしい
正面に小旭岳
小旭岳との鞍部まで…
小旭岳との鞍部まで…
200mほど九十九折に下ります
200mほど九十九折に下ります
コマクサ(photo komemame)
2
コマクサ(photo komemame)
こちらは大きな株(photo komemame)
3
こちらは大きな株(photo komemame)
見渡す限り誰一人いません
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見渡す限り誰一人いません
イブキトラノオ
朝日岳とイブリ尾根
1
朝日岳とイブリ尾根
小旭岳は尖ってるね
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小旭岳は尖ってるね
鞍部付近はミヤマキンバイのお花畑
2
鞍部付近はミヤマキンバイのお花畑
その中を進みます
1
その中を進みます
振り返って旭岳と裏旭岳
1
振り返って旭岳と裏旭岳
小旭岳を見上げます
1
小旭岳を見上げます
後立山方面。五竜と鹿島槍が見えました
後立山方面。五竜と鹿島槍が見えました
ニッコウキスゲ
アップで(photo komemame)
アップで(photo komemame)
ハクサンフウロ。小旭岳は南側を巻きます
ハクサンフウロ。小旭岳は南側を巻きます
ハクサンイチゲ
このあたりにもミヤマキンバイの群落
1
このあたりにもミヤマキンバイの群落
チシマギキョウ(photo komemame)
1
チシマギキョウ(photo komemame)
旭岳と裏旭岳を振り返ります
1
旭岳と裏旭岳を振り返ります
タカネマツムシソウ
4
タカネマツムシソウ
アップで(photo komemame)
3
アップで(photo komemame)
この辺りはサイコーの場所でした
1
この辺りはサイコーの場所でした
池塘も点在
横を見るとほれ、これもんの景色
2
横を見るとほれ、これもんの景色
清水岳に向かって緩やか〜に登ります
清水岳に向かって緩やか〜に登ります
この時間になっても空には雲ひとつありません
この時間になっても空には雲ひとつありません
チングルマ
ハクサンコザクラ(photo komemame)
3
ハクサンコザクラ(photo komemame)
モミジカラマツ(photo komemame)
3
モミジカラマツ(photo komemame)
ミヤマアズマギク(photo komemame)
2
ミヤマアズマギク(photo komemame)
清水岳直下も大きなお花畑
2
清水岳直下も大きなお花畑
清水岳直下に到着
1
清水岳直下に到着
山頂は縦走路から北に100mほど進んだところにあります
山頂は縦走路から北に100mほど進んだところにあります
頂上標などの目印はなく、っぽいところでテキトーにパチリ
3
頂上標などの目印はなく、っぽいところでテキトーにパチリ
山頂より。旭〜白馬〜雲に覆われた小蓮華
4
山頂より。旭〜白馬〜雲に覆われた小蓮華
山頂より。鉢ヶ岳と雲に覆われた雪倉
4
山頂より。鉢ヶ岳と雲に覆われた雪倉
山頂より。杓子〜鑓〜五竜〜鹿島槍
3
山頂より。杓子〜鑓〜五竜〜鹿島槍
山頂より。アップで五竜と鹿島槍(photo komemame)
山頂より。アップで五竜と鹿島槍(photo komemame)
清水岳直下に戻ってお昼休憩
1
清水岳直下に戻ってお昼休憩
さて、清水尾根を下ります。池塘がいいね
2
さて、清水尾根を下ります。池塘がいいね
ウサギギク
池塘の先に剱
アップで。フォトジェニックな場所やね(photo komemame)
1
アップで。フォトジェニックな場所やね(photo komemame)
午後になって少しガスが上がり始めましたがまだまだ青空優勢
1
午後になって少しガスが上がり始めましたがまだまだ青空優勢
祖母谷に続く清水尾根
2
祖母谷に続く清水尾根
向かいの後立山
清水岳を振り返ります
2
清水岳を振り返ります
ハクサンシャジン
2
ハクサンシャジン
清水尾根と眼下に祖母谷
2
清水尾根と眼下に祖母谷
シモツケソウ
気持ちいい(photo komemame)
1
気持ちいい(photo komemame)
なだらかな尾根を下ります
1
なだらかな尾根を下ります
清水尾根にも池塘が点在
4
清水尾根にも池塘が点在
小旭岳を見上げます
小旭岳を見上げます
こちらは清水岳と下ってきた清水尾根
1
こちらは清水岳と下ってきた清水尾根
(photo komemame)
タテヤマリンドウ
1
タテヤマリンドウ
ニッコウキスゲだらけ
3
ニッコウキスゲだらけ
その中を進みます
1
その中を進みます
こんな道がいつまでも続けばいいのに
1
こんな道がいつまでも続けばいいのに
2100m付近で樹林帯に入ってしまいます
1
2100m付近で樹林帯に入ってしまいます
樹林帯に入ると歩きやすい道が続きます
樹林帯に入ると歩きやすい道が続きます
標高を下げると灼熱地獄に
標高を下げると灼熱地獄に
不帰岳避難小屋に到着
不帰岳避難小屋に到着
ここでひと休み
センジュガンピ
不帰岳避難小屋からから百貫ノ大下りの手前までは、小刻みにアップダウンを繰り返してほとんど標高を下げていない感覚でツラかった
不帰岳避難小屋からから百貫ノ大下りの手前までは、小刻みにアップダウンを繰り返してほとんど標高を下げていない感覚でツラかった
百貫ノ大下りを通過する頃には暑さと疲れで完全なグロッキー状態
百貫ノ大下りを通過する頃には暑さと疲れで完全なグロッキー状態
冷たい沢水があり助かりました(photo komemame)
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冷たい沢水があり助かりました(photo komemame)
百貫ノ大下りは百貫山と名剣山の山腹を巻くように標高を下げていきます
百貫ノ大下りは百貫山と名剣山の山腹を巻くように標高を下げていきます
ようやく名剣谷に出ました
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ようやく名剣谷に出ました
名剣谷と祖母谷の出合で林道に入ります
名剣谷と祖母谷の出合で林道に入ります
林道を1kmほど進むと…
林道を1kmほど進むと…
鉄橋が現れて…
祖母谷温泉に到着
祖母谷温泉に到着
あ〜疲れた〜
テントを立てて…
テントを立てて…
すぐに温泉にザブンという幸せ
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すぐに温泉にザブンという幸せ
そして、待ちに待って、待ち焦がれたこれ
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そして、待ちに待って、待ち焦がれたこれ
まずは牛タンを肴にグビグビ
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まずは牛タンを肴にグビグビ
メインは、まず野菜を炒めて…
メインは、まず野菜を炒めて…
続けてハラミを焼いて…
1
続けてハラミを焼いて…
ゴハンの上に乗せればハラミ丼のできあがり。最近食事がワンパターンやな
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ゴハンの上に乗せればハラミ丼のできあがり。最近食事がワンパターンやな
【8月12日(月)day 2】
祖母谷温泉をスタート
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【8月12日(月)day 2】
祖母谷温泉をスタート
対岸から祖母谷温泉。お世話になりました
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対岸から祖母谷温泉。お世話になりました
祖母谷と祖父谷をまたぐ2本の橋を渡り登山道へ入ります
1
祖母谷と祖父谷をまたぐ2本の橋を渡り登山道へ入ります
南越峠まで高低差700mほどを南越沢に沿って登っていきます
南越峠まで高低差700mほどを南越沢に沿って登っていきます
振り返ると名剣山かな
1
振り返ると名剣山かな
悪い道が続きます
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悪い道が続きます
本日も暑くてすでに汗ダクダク
1
本日も暑くてすでに汗ダクダク
1150m付近からは四十八曲と呼ばれる九十九折を登ります
1150m付近からは四十八曲と呼ばれる九十九折を登ります
南越峠で尾根に乗りました
1
南越峠で尾根に乗りました
それまでと比べると歩きやすい登山道に
それまでと比べると歩きやすい登山道に
樹林越しに時折遠望が望めます。剱〜小窓ノ王〜小窓雪渓〜池の平
1
樹林越しに時折遠望が望めます。剱〜小窓ノ王〜小窓雪渓〜池の平
剱と八ッ峰。手前は坊主山かな?
2
剱と八ッ峰。手前は坊主山かな?
コメツガの大木
樹林の奥に餓鬼ノ田圃
2
樹林の奥に餓鬼ノ田圃
南越峠から餓鬼山まで高低差700mの登りです
南越峠から餓鬼山まで高低差700mの登りです
餓鬼山避難小屋までは歩きやすい足元
餓鬼山避難小屋までは歩きやすい足元
天狗ノ頭〜旭岳。旭岳から続く左奥の尾根は昨日歩いた稜線
2
天狗ノ頭〜旭岳。旭岳から続く左奥の尾根は昨日歩いた稜線
餓鬼山避難小屋に到着。ここで休憩
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餓鬼山避難小屋に到着。ここで休憩
餓鬼山を望みます
餓鬼山を望みます
餓鬼山手前からは痩せた尾根や…
餓鬼山手前からは痩せた尾根や…
ザレた崩落地や…
ザレた崩落地や…
ハシゴの連続
ようやく餓鬼山。この頃から1時間に1回ほどは休憩しないとダメになってきました
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ようやく餓鬼山。この頃から1時間に1回ほどは休憩しないとダメになってきました
山頂より。右から天狗ノ頭〜旭岳
2
山頂より。右から天狗ノ頭〜旭岳
山頂より。右から唐松岳〜不帰三峰〜二峰〜一峰〜不帰キレット〜天狗の大下り
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山頂より。右から唐松岳〜不帰三峰〜二峰〜一峰〜不帰キレット〜天狗の大下り
山頂より。五竜
さて、先に進みます
さて、先に進みます
めったに見ないこの角度からの唐松岳。こちら側からもいい形をしてます
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めったに見ないこの角度からの唐松岳。こちら側からもいい形をしてます
こちらからの五竜も秀麗
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こちらからの五竜も秀麗
尾根が痩せてきました
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尾根が痩せてきました
餓鬼山から大黒銅山跡までせっかく稼いだ標高を300mほど吐き出します
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餓鬼山から大黒銅山跡までせっかく稼いだ標高を300mほど吐き出します
唐松岳より延びる尾根。大きく下った後あれを登り返すのかぁ(汗)
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唐松岳より延びる尾根。大きく下った後あれを登り返すのかぁ(汗)
餓鬼山を振り返ります
1
餓鬼山を振り返ります
ガンガン下ります(涙)
2
ガンガン下ります(涙)
要所にはハシゴの登り返し
要所にはハシゴの登り返し
シナノナデシコ
まだ下るのかぁ〜
まだ下るのかぁ〜
黒金銅山跡に到着。ここでこの日中の下山は完全に諦めて唐松岳頂上山荘でのテン泊に決定
2
黒金銅山跡に到着。ここでこの日中の下山は完全に諦めて唐松岳頂上山荘でのテン泊に決定
ビバーク跡あり。黒金銅山跡のすぐ先に水場の分岐があります。たまらずここでも休憩。水場は餓鬼沢まで下って沢水をダイレクトに汲みます
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ビバーク跡あり。黒金銅山跡のすぐ先に水場の分岐があります。たまらずここでも休憩。水場は餓鬼沢まで下って沢水をダイレクトに汲みます
木道と池塘。歩く人がほとんどいないのにちゃんと整備されている不思議
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木道と池塘。歩く人がほとんどいないのにちゃんと整備されている不思議
しばらく平坦地を進んだ後に…
しばらく平坦地を進んだ後に…
2000m付近から馬鹿下りと呼ばれる九十九折の登山道をひたすら登っていきます
2000m付近から馬鹿下りと呼ばれる九十九折の登山道をひたすら登っていきます
見上げると東谷山と奥に五竜
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見上げると東谷山と奥に五竜
ミヤマアキノキリンソウ
1
ミヤマアキノキリンソウ
タテヤマウツボグサ
タテヤマウツボグサ
どーんと五竜
大迫力です
ニッコウキスゲ
マルバダケブキ
振り返ると先ほどまでいた餓鬼山。こう見ると存在感あり
1
振り返ると先ほどまでいた餓鬼山。こう見ると存在感あり
シロバナニガナとハナニガナ
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シロバナニガナとハナニガナ
2330m付近の尾根の東側に出るところで唐松岳方面の視界がズドンと開けます
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2330m付近の尾根の東側に出るところで唐松岳方面の視界がズドンと開けます
アップで唐松岳頂上山荘とテント場。歩いている人も見えて少し元気が出ました(photo komemame)
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アップで唐松岳頂上山荘とテント場。歩いている人も見えて少し元気が出ました(photo komemame)
ここからはトラバース気味に進んでいきます
ここからはトラバース気味に進んでいきます
カライトソウ
餓鬼山からはずっと五竜を眺めながら
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餓鬼山からはずっと五竜を眺めながら
崩落地のトラバースも結構ありました
崩落地のトラバースも結構ありました
ゆっくりと標高を上げていきます
ゆっくりと標高を上げていきます
見えてからが遠いやつな
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見えてからが遠いやつな
ガレ場の登り
トラバース道にはクサリが付いていますが、ここまでの登りでかなり疲れているので慎重に進みました
トラバース道にはクサリが付いていますが、ここまでの登りでかなり疲れているので慎重に進みました
ようやくテント場が射程範囲に
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ようやくテント場が射程範囲に
テント場の末端に到着。ああ疲れた〜
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テント場の末端に到着。ああ疲れた〜
小屋までまだこんなに登らなきゃいけませんが、何はともあれまずはテントを張ります
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小屋までまだこんなに登らなきゃいけませんが、何はともあれまずはテントを張ります
小屋でテント代を払い、ビールやらパンやら買い込んで再びはるか下のテントまで戻ります
小屋でテント代を払い、ビールやらパンやら買い込んで再びはるか下のテントまで戻ります
本日の我が家。到着が遅れ良い場所ではありませんでしたが住めば都
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本日の我が家。到着が遅れ良い場所ではありませんでしたが住めば都
【8月13日(火)day 3】
テン場より。五竜
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【8月13日(火)day 3】
テン場より。五竜
テン場より。剱立山
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テン場より。剱立山
唐松岳。本日は八方尾根を下るだけなのでゆっくりの出発
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唐松岳。本日は八方尾根を下るだけなのでゆっくりの出発
時間あるので唐松岳にちょこっと立ち寄り
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時間あるので唐松岳にちょこっと立ち寄り
本日もいい天気(photo komemame)
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本日もいい天気(photo komemame)
不帰嶮経由で猿倉に下山することも考えましたが、混雑と天気悪化が予想されたためゆっくり八方尾根を下ることに
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不帰嶮経由で猿倉に下山することも考えましたが、混雑と天気悪化が予想されたためゆっくり八方尾根を下ることに
唐松岳山頂に到着
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唐松岳山頂に到着
山頂より。五竜と奥に槍
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山頂より。五竜と奥に槍
五竜アップで(photo komemame)
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五竜アップで(photo komemame)
穂高&槍(photo komemame)
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穂高&槍(photo komemame)
山頂より。剱&立山
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山頂より。剱&立山
剱アップで(photo komemame)
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剱アップで(photo komemame)
山頂より。毛勝三山
山頂より。毛勝三山
山頂より。剱と毛勝三山の手前に餓鬼山
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山頂より。剱と毛勝三山の手前に餓鬼山
山頂より。不帰嶮〜天狗ノ頭〜鑓ヶ岳〜小蓮華。左にちょこんと旭
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山頂より。不帰嶮〜天狗ノ頭〜鑓ヶ岳〜小蓮華。左にちょこんと旭
山頂より。焼山〜火打〜妙高〜高妻乙妻
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山頂より。焼山〜火打〜妙高〜高妻乙妻
山荘に戻って、さて下山開始です
山荘に戻って、さて下山開始です
山荘からは、夏道のトラバース道は通行禁止になっていて稜線にルートが付けられていました
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山荘からは、夏道のトラバース道は通行禁止になっていて稜線にルートが付けられていました
雲上散歩
チングルマのお花畑
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チングルマのお花畑
チングルマと五竜(photo komemame)
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チングルマと五竜(photo komemame)
見事な五竜
振り返って唐松岳〜不帰嶮
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振り返って唐松岳〜不帰嶮
天狗ノ大下り〜天狗平
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天狗ノ大下り〜天狗平
鑓ヶ岳〜杓子岳〜白馬〜小蓮華
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鑓ヶ岳〜杓子岳〜白馬〜小蓮華
五竜と鹿島槍(photo komemame)
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五竜と鹿島槍(photo komemame)
(photo komemame)
イブキジャコウソウ
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イブキジャコウソウ
ホタルブクロ(photo komemame)
ホタルブクロ(photo komemame)
白のハクサンシャジン(photo komemame)
白のハクサンシャジン(photo komemame)
あっという間にガスが上がってきました
あっという間にガスが上がってきました
コバギボウシ(photo komemame)
コバギボウシ(photo komemame)
クガイソウ(photo komemame)
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クガイソウ(photo komemame)
八方池山荘に到着
八方池山荘に到着
あとはリフトでラクラク下山
あとはリフトでラクラク下山
今回の山行は最後のリフトが一番気持ち良かった!お疲れ様でした!
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今回の山行は最後のリフトが一番気持ち良かった!お疲れ様でした!

感想

今年の夏休みは台風の進路を気にしながら、
前半は比較的条件が良さそうな北アルプスへ。
混雑が心配なので、ルートはまだ歩いたことがなかった清水尾根〜祖母谷〜唐松岳。
これなら、1年のうちで一番混雑するこの時季でも静かな山行ができそうです。

予想通り、
1日目の主稜線から清水岳を経て祖母谷温泉まで出会ったのは3組ほど。
2日目は唐松岳頂上山荘まで貸切でした。

予想通りじゃなかったのが、このルートのハードさ。
この時季に登るもんじゃないなぁと。
主稜線を外れてから清水岳を経て清水尾根の樹林帯に入るまではね、
もうサイコーの一言。
しかし、不帰岳避難小屋を過ぎてからが鬼門でした。
標高を下げて暑さMAX、なかなか標高を下げない尾根にイライラ。
百貫ノ大下りに至るころにはヘロヘロで意識はモーロー。

2日目も1日目の疲れが取れない中、
祖母谷温泉から唐松岳への累積標高2000m以上の登り返し。
疲れと暑さにやられてペースがまったく上がらず。
当初はこの日の下山を予定していましたが、
途中で八方リフトの時間には間に合わないことがわかります。
甘い見通しで出発時間を遅らせたのがアダとなりました。
まあ仮に時間は大丈夫だったとしても、八方尾根を下る余力がなかったな。

せっかく2泊するのなら、不帰嶮経由で猿倉へ戻ることも検討しましたが、
予報を見ると翌日は午後の天気がイマイチ。
後立山主稜線(特に不帰キレット付近)の渋滞を考えると気持ちが萎えてしまい、
大人しく八方に下山(こちらも大行列のすれ違いがタイヘンでしたが)。
八方池に着く頃には、信州側からガスが上がってきて稜線を覆いました。

さて、夏休み後半。残り少ない夏山を楽しめるといいな。

 

待ちに待った夏休み。
前半はかなり久しぶりな北アルプスへ行きました。
初日は大雪渓からはじまり、祖母谷温泉まで。
旭岳から羶絣戮らの稜線と清水尾根は、これ以上ないくらいわんさか花が咲いて、
今回、唯一気持ちよく気分良く歩けた部分だった気がします。
この3日間、暑くて辛かったけどこの区間は天国のようでした。

祖母谷温泉は、ほどよい温度で気持ちが良くいつまでも浸かっていたいお湯でした。
シャンプーやボディソープも置いてあるので、1日たっぷりかいた汗をきれいさっぱり洗い流せたのもありがたかった。貸し切りだったため、のんびりさせてもらいました。温泉後のビールは…いうまでもありません。
ただ、ここは標高が低いのもあると思うけど、
温泉のためか地面も暖かくて、夜中暑くて寝苦しいほどでした。

翌日。唐松岳までは辛かった!の一言。
景色が見えるわけでもなく、ひたすら登り。
暑さと疲労で何度も休憩しなければ進めませんでした。
唐松山荘とテン場が見えたときは、一瞬元気になりました。
人が歩いているのもしっかり見えたからゴールは近いはずだ!と。
でも、そこから先がこれまた遠かったなぁ。
ようやく到着した山荘でチップスターとビールをグビグビ、塩分と水分を同時補給。
この日は、お腹ペコペコのはずでしたが、コレ以外はほとんど何も食べず早々に寝てしまいました。
あまり良い場所にテントを張れず、寝心地は良くなかったけど、
疲れていたおかげで、しっかり眠ることができました。

ちゃんと歩ききった自分を本気で褒めてあげたいです。

じつは“DAY0”に、左足首をブヨにがっちりやられ、
足首がパンパンに腫れ上がってしまいました。
痛みとかゆみがすごくて、今回辛かったのはそれもありました。
今も大きな水ぶくれができていて、まだ腫れもひきません。
虫対策、しっかりしないとな。


おしまい。

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コメント

このルートは・・・・。
後立山の黒部側ルート、確かに有るのは知っていますが実際に行く人は少ないですね
私も行ったことは有りません。
それを一旦黒部側に降りてからまた登り返すとは、ましてこの暑い時期に
本当にタフというか、物好きというか(すみません)
多分自分の目では一生見られない貴重な景色を見せて頂き有り難うございました。
夏休み後半戦も期待しています。
2019/8/17 6:49
Re: このルートは・・・・。
yamayaさん

こんにちは。

夏休みは昨年に続いて北海道を予定していたのですが、
天気が思わしくなく(去年の二の舞は避けたかった)遠征は中止しました。

ということで、北アの中で歩いたことがなくて、
人が少ないところを選ぶと今回のようなルートになりました。

しかし、ホント暑さに苦しめられました。
気持ちだけは先走るのに、思うように進むことができませんでした。

でも、清水岳までは快適な稜線が続きますので、
白馬岳付近に訪れた際には、ぜひ足を延ばすことをオススメします。

コメントいただき、ありがとうございます!
 
2019/8/19 13:03
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