土樽駅〜蓬峠〜武能岳〜茂倉岳〜一の倉岳〜谷川岳〜天神平〜土合駅

2012年06月17日(日) ~ 2012年06月18日(月)

• GPS: 30:15
• 距離: 20.3km
• 登り: 1,805m
• 下り: 1,745m

コースタイム

【17日（日）天候：山麓は晴/曇り、蓬峠はガス、強風】
【往路】
蒲田駅4:24〜上野駅5:13〜6:55高崎駅7:10〜8:10水上駅8:24〜8:43土樽駅
土樽駅9:00
9:30 茂倉新道分岐
10:03 林道終点（蓬新道）
10:55 渡渉点
13:07 蓬峠　（強風のため蓬ヒュツテ素泊）

【16日（月）天候：快晴微風】
蓬峠6:30
7:23 武能岳
9:33 茂倉岳
9:57 一ノ倉岳
11:00 谷川岳（オキの耳）
11:16 谷川岳（トマの耳）
11:24 肩の小屋
12:16 熊穴沢避難小屋
12:56 天神平（下山は田尻沢スキーコース）
14:04 土合口
15:18 土合駅
【復路】
土合駅15:31〜15:42水上駅15:51〜16:51高崎駅17:27〜(普通グリーン車)〜19:01上野駅

天候

【17日（日）　天候：山麓は晴/曇り、蓬峠はガス、強風】

【18日（日）天候：快晴微風】

アクセス

利用交通機関：

電車

※いつもの指定列車

【往路】
蒲田駅4:24〜上野駅5:13〜6:55高崎駅7:10〜8:10水上駅8:24〜8:43土樽駅

【復路】
土合駅15:31〜15:42水上駅15:51〜16:51高崎駅17:27〜(普通グリーン車)〜19:01上野駅

コース状況／危険箇所等

　
危険個所は殆どなし。ただし増水時蓬沢の渡渉は注意が必要。

水場は蓬峠直下にあり水が枯れることもなく利用可能。

写真

6/21 21:07

【5:13】
上野駅からいつもの高崎線の始発に乗車。

6/21 21:07

【7:10】
高崎駅から上越線の長岡行きに乗車。

6/21 21:07

登山客は数名の乗車のみ。

6/21 21:07

【8:33】
土合駅、降りたのは登山客3名。

6/21 21:07

【8:43】
土樽駅下車。登山客は誰もおらず。

6/21 21:07

山麓は晴れているが上越国境は雲で覆われている。

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国鉄時代の「名所案内板」。

6/21 21:07

懐かしい駅名標。

6/21 21:07

無人の土樽駅。

6/21 21:07

待合室は綺麗です。駅の飲料に適しません。

6/21 21:07

【9:00】
駅をスタート。谷川連峰案内図、右の小屋？の中には登山届ボックスと公衆電話が備えてある。

6/21 21:09

「雪国」信号所（文学散歩道）案内板
上越線が単線の時代、新潟県側のトンネル入口の駅として、また信号所として重要な役割を果たしていた。

6/21 21:09

≪南越後観光バス停留所≫
駅から数分の魚野川橋手前。
湯沢駅前行が出ているが数本のみ運行。

6/21 21:09

「雪国」清水トンネル（文学散歩道）案内板
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。

6/21 21:07

清水トンネル新潟側。
大正11年着工。昭和6年竣工。完成まで9年の歳月を費やした。

6/21 21:07

【9:16】
≪安全登山の広場≫
通標ひげさんこと高波吾策さの胸像が建っている。谷川連峰にいくつかの登山道を開拓された。茂倉新道・吾策新道・平標新道など数多くの登山道を自費を使って開拓した。

6/21 21:07

道標はしっかり整備されている。

6/21 21:07

林道終点手前まで携帯は受信可能。

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幾つか小沢を渡る。

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赤布が整備されており分かり易い。

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渡渉点少し手前の岩小屋。

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きのこ（名称確認中）

6/21 21:07

【10:53】
東俣沢出合の渡渉点。トラロープが張ってあるので渡りやすい。

6/21 21:07

石の上にはコップが紐でくくられ置いてある。

6/21 21:07

東俣沢出合の道標。後ろにスキー（ビンディングはジルブレッタ）が立てかけてあった。蓬ヒユッテの主人に確認したところ最近のものであると云う。

6/21 21:07

途中、数か所トラロープあり。

6/21 21:07

沢水が非常に美味しい！。

6/21 21:07

遠くに土樽PAが望まれる。

6/21 21:07

沢には残雪が豊富。

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幾つかの沢をトラバース。

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登山道の残雪は、最近融けたばかりです。

6/21 21:07

ムラサキヤシオ

6/21 21:07

コイワカガミ

6/21 21:07

コイワカガミ

6/21 21:07

ここは直登し右の登山道に取り付く。雪面はスプーンカット状態。赤布があり分かり易い。

6/21 21:07

蓬峠への最後の水場。籠にペットボトル？。
持って来いと云うことかな？と勝手に判断し2本4ℓをザックに入れる。

6/21 21:08

アカモノ

6/21 21:08

【13:09】
蓬峠着。

6/21 21:08

蓬ヒユッテ。築50年の山小屋。
素泊＠3,000円。収容人員は20名。

6/21 21:08

蓬ヒユッテのテントサイト（草原）

6/21 21:08

素晴らしいテントサイトであるが、この日は強風、ガス。テント泊を断念。

6/21 21:08

池塘もあり素晴らしい。

6/21 21:08

シナノキンバイ

6/21 21:08

池塘の住人。

6/21 21:08

本日の宿泊者は私のみ。ここの主人は故高波吾策さんの息子さん（63歳）から御馳走を頂く。

6/21 21:08

ランプの明かりがとても良い。外は強風。

6/21 21:08

【6:30】
快晴無風の元、蓬ヒユッテ出発。

6/21 21:08

遠くに谷川岳（一ノ倉尾根）が望まれる。

6/21 21:08

ササ原の中の蓬ヒユッテ。

6/21 21:08

【6;29】
蓬峠の分岐。

6/21 21:08

ササ原の縦走路を武能岳へ向かう。

6/21 21:08

武能岳の縦走路より大源太（上越のマッターホルン）、七つ小屋山を望む。

6/21 21:08

武能岳の縦走路より万太郎〜仙ノ倉山を望む。
（少し霞むが快晴）

6/21 21:08

【7:23】
武能岳1759.6m。

6/21 21:08

武能岳より茂倉岳〜一ノ倉岳。
正面の雪渓は芝倉沢の斜面。

6/21 21:08

ハクサンコザクラ

6/21 21:08

ハクサンコザクラ

6/21 21:08

堂々とした武能岳の山容。

6/21 21:08

茂倉岳への登り。非常に暑い。

6/21 21:08

眼下に武能岳と清水峠。
蓬・清水峠はガスに包まれ出した。

6/21 21:08

武能岳〜清水峠〜朝日岳の眺め。

6/21 21:08

茂倉新道上ある茂倉岳避難小屋

6/21 21:08

シラネアオイ
一ノ倉岳より新潟県側に多く見られた。

6/21 21:08

茂倉岳より一ノ倉岳〜谷川岳。

6/21 21:08

【9:34】
茂倉岳1977.9m

6/21 21:08

一ノ倉岳の雪原を登る。

6/21 21:08

振り返ると茂倉岳。

6/21 21:09

【9:57】
一ノ倉岳1974.2m。

6/21 21:09

山頂は中芝新道の分岐点。

6/21 21:09

マイセルフ。

6/21 21:09

シャクナゲ

6/21 21:09

コイワカガミ

6/21 21:09

一ノ倉岳からの縦走路。

6/21 21:09

【10:24】
ノゾキ。

6/21 21:09

一ノ倉沢、肉眼ではテールリッジに数名いるのが確認できた。

6/21 21:09

ノゾキからオキの耳

6/21 21:09

シャクナゲ

6/21 21:09

東尾根のシンセン岩峰。

6/21 21:09

清水峠に滝雲がかかる。

6/21 21:09

【10:54】
谷川岳（奥の院）

6/21 21:10

谷川岳（奥の院の鳥居）

6/21 21:10

【11:00】
谷川岳（オキの耳）1,977m。

6/21 21:10

オキの耳からトマの耳。

6/21 21:10

トマの耳。

6/21 21:10

【11:00】
谷川岳（トマの耳）1,963.2m。

6/21 21:10

山頂より西黒尾根と天神平。

6/21 21:10

トマの耳よりオキの耳。

6/21 21:10

肩ノ小屋。

6/21 21:10

肩ノ小屋よりオジカ沢ノ頭〜俎�堯�
新潟県側はガスに包まれた。

6/21 21:10

【11:29】
頂上直下の雪田。

6/21 21:10

皆さん簡易アイゼン等を付け登降していた。
フィックス有り。

6/21 21:10

天神尾根からオジカ沢ノ頭〜俎�堯�

6/21 21:10

ムシカリ

6/21 21:10

天神尾根から谷川岳。

6/21 21:10

ミヤマキンバイ

6/21 21:10

【12:16】
熊穴沢避難小屋。

6/21 21:10

天神平への木道。

6/21 21:10

【12:40】
田尻尾根分岐。

6/21 21:10

天神平より谷川岳。

6/21 21:10

【12:51】
天神平。

6/21 21:10

天神平より白毛門〜笠ケ岳〜朝日岳。

6/21 21:10

ビューテラスてんじん。

6/21 21:10

天神平のシラネアオイ。

6/21 21:10

【13:03】
ここから田尻沢のスキーコースを下山。
土樽駅から歩いて来たのでロープウェイには乗らず土合駅まで歩く。

6/21 21:10

ロープウェイを見ながら下山。

6/21 21:10

笠ヶ岳と朝日岳。

6/21 21:10

西黒沢、水量豊富で小滝が連続している。

6/21 21:10

西黒沢、水量豊富で小滝が連続している。

6/21 21:10

【14:04】
土合口に下山。

6/21 21:10

谷川ベースプラザで下山祝い。！

6/21 21:11

【14:59】
谷川岳霊園地。
合掌。

6/21 21:11

いつものアングルで土合駅。

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土合橋の旧道入口。

6/21 21:11

土合橋、湯檜曽川の堰堤。

6/21 21:11

群馬県側の清水トンネル入口。

6/21 21:11

【15:18】
土合駅到着。

6/21 21:11

平日なので誰も居ません。警察官が警邏中でした。

6/21 21:11

土合駅時刻表。

6/21 21:11

誰もいない駅。

6/21 21:11

7月2日は「谷川岳の日」です。

6/21 21:11

【15:31】
水上行に乗車。他に登山客1名乗車。

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国鉄時代の駅名標。

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JRになってからの駅名標。

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水上駅で少しだけ途中下車。
駅前は閑散としていた。

6/21 21:11

水上駅。

6/21 21:11

【15:59】
上牧駅（車内）からの谷川岳。

撮影機器：

COOLPIX S9300 NIKON

感想

n-yokoyama

　梅雨の合間を狙い17日（日）〜18日（月）に谷川岳（土樽駅〜蓬峠〜武能岳〜茂倉岳〜一ノ倉岳〜谷川岳〜天神平〜土合駅）と決め蓬峠でテントを張り素晴らしい展望を頭に描いた。
　初日に天候はあまり芳しくなく蓬峠でテントを張る予定がガス（小雨）と強風のためヒユッテ素泊となる。蓬ヒユッテは築約50年で土樽山荘（今は廃業）の高波吾策氏の息子（63歳）さんが小屋を守っている。この日は他の登山客もおらずランプの下主人と昔話に花がさいた。（自分は35年位前にヒユッテ素泊でお世話になった）
　翌日は快晴微風、夏の様な暑さで少しバテるが、気持ちの良いササ原の縦走路を楽しく歩く。武能岳〜茂倉岳〜一ノ倉岳〜谷川岳とほんの数人と会うだけで非常に静かであった。谷川岳でスパッツを外しザックの上蓋にくくり付ける。天神平から田尻沢（スキーコース）をのんびり下り列車の時間まで余裕があるので谷川岳山岳資料館を覗いていたら若い方に声を掛けられる。《スパッツを落としませんでしたか？≫
ウッ！ザックを見るとスパッツが無い。！その方は厳剛新道経由で登られ谷川岳〜一ノ倉岳間で会話を交わした。私が赤いシャツと赤のスパッツであったので覚えて下さったようだ。山頂駅に届けて頂いたので早速ロープウェイ乗り場へ、山頂駅より回送して頂き無事手元に。非常にラッキーであった。
拾っていただいた群馬県の方、大変ありがとうございました。感謝いたします。
　土合駅15時31分の列車にも間に合い、ほろ酔い気分で帰京する。