御小屋尾根より阿弥陀、赤岳、横岳、硫黄岳、ぐるり一周、花もたくさん
- GPS
- 12:56
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,441m
- 下り
- 2,424m
コースタイム
(自分用メモ)
ヤマケイアルペンガイドコースタイムとの比較分析、()が5分程度の小休止と寄り道含む含む自分タイム
美濃戸口-2:10(1:20)-御小屋山-1:10(0:34)-不動清水-1:40(1:31)-阿弥陀-1:50(2:21)-赤岳-1:40(2:05)-横岳-1:00(1:02)-硫黄岳-1:25(1:08)-赤岳鉱泉-1:30(1:14)-美濃戸-0:50(0:48)-美濃戸口、計13:15、寄り道したので14時間相当程度
最初2時間はコースタイムの6割程度で飛ばせるが、その後はどんどん落ちコースタイムとほぼ同レベルになっている。今後、コースタイム12時間越えのときは、休憩含めトータルでコースタイム程度みたほうがよいかと思われるデータでした。今回のように休憩をあまりとらなければ1時間余裕がでるかも。
あと、最後2時間は下る筋肉に筋肉痛発生、1ヶ月のブランクが大きいと推測。今回は車道なので足を曲げずに歩けたが、登山道の下りだと歩けなくなる。次回10時間越えの時は、事前に10時間以下の山トレーニングをして、筋肉痛の発生を予防した上で望みたい。
天候 | 晴れ、のち、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
キレット-赤岳間で3回、横岳で2回、赤岳鉱泉前で1回、軽く道に迷いました。赤岳や横岳は、変なところを歩くと滑落しますので、迷ったときには、戻って慎重に道を探しましょう。地図と方位やGPSも確認すること。いけそうなところを無理に突っ込まないこと。 |
写真
感想
●コース選定
本日は、梅雨の合間の好天、ということで久しぶりに山に行きます。八ヶ岳の主要峰で、唯一いままで展望が見れなかった阿弥陀へ行きます。去年夏に行ったが、雨で展望0でした。また、今回は御小屋尾根をつかいます。ここは去年、途中まで下見を済ませた尾根です。
久しぶりなので、ガッツリ歩きたいと思います。無料の船山十路から歩こうかと思いましたが、折角なので、美濃戸口に車を置いて、周回コースを取りたいと思います。阿弥陀、赤岳、横岳、硫黄まで。トータル13時間強のコースタイム。去年11時間のコースは歩きましたが、13時間は初体験。ま、エスケープルートはあるし、山小屋も点在、人も沢山いるので、死ぬことはないでしょうということで行ってみます。
●登山開始
コースタイムが長いので、朝早く出ます。前の日には、登山道具を詰め車に積み、おにぎりもつくっておきます。朝3時に起き、食事とり3時半に出発。4時に、美濃戸口を出発します。舗装路をライトつけて歩きます。登山口着く4時半にはライトは不要となります。なお、アブの発生が開始しているようです。舗装路で、纏わりつかれました。山に入るとOKですが。でも、来週ぐらいからは、アブ対策が必要そうです。
御小屋尾根は、登りは迷わず歩けます。下りでは、財産区の境界標識先が道迷いポイントですが。不動清水を通過後、急登開始。最後のロープ場を登りきり、犬返しの岩を通過すると、阿弥陀の頂上。景色は最高でした。八ヶ岳の山々から、南、中央、北アルプス、御岳、乗鞍、富士山、すべて見えてました。ただ、この後8時半からは、赤岳、キレット、横岳はガスガスとなりました。
赤岳では、寄り道多数。まずは、キレット方面に向かいます。大天狗、小天狗を真近でみたいと思い、通常ルート内で、そばまで行ったのですが、ガスで見えませんでした。残念。それから、真教寺尾根の急な鎖場をすこし下って初体験。竜頭峰に立ち寄ってから赤岳へ。赤岳からは、県界尾根を下り、まき道を通って展望荘へ行きました。多分、1時間弱程度の寄り道でした。
横岳はガスの中、岩稜歩きです。去年歩いたときもそうでしたが、ピークが沢山あって名前がよくわかりません。横岳すぎて、硫黄へは、気持ちいい稜線歩きです。でも硫黄岳からは体もどんどんヘタッテゆき、赤岩の頭、赤岳鉱泉、美濃戸、美濃戸口と、歩くので精一杯でした。足が筋肉痛です。今まで気にしたことはありませんでしたが、無限に歩けるもんではないですね。
●道迷い、花、他
本日は、結構道迷いをしました。キレットに向かうとき、まき道ではなくピークに登って行き詰まった、帰りもまき道を間違えた、さらにキレットから赤岳に向かうとき、左へ行くべきところを右へ行き行き詰った、横岳の鉾岳付近で方向を見失った、奥の院で冬用のはしごを上ってしまった、赤岳鉱泉の手前で登山道が水で流されて川沿いに下ってしまった、です。赤岳や横岳で道を見失って無理に進むと危険でした。注意したいと思います。
予想以上に花に会えました。イワウメ、チョウノスケソウ、ウルップソウ、イワカガミ、キバナシャクナゲ、ツクモグサなどなど。梅雨合間の山もいいものですね。
本日、初の12時間越えでNV−U37のGPSログは2本に分かれました。1ログは12時間までのため。カシミールでマージしました。あと、USBバッテリーで13時間駆動しましたが、NV−U37本体は緑LEDの満タン状態、USBバッテリーもまだ余裕でした。本体も使い切れば、20時間越え行きそう。
本日、おにぎり4個、バナナ4本を行動食としてもってゆきましたが、足りませんでした。最後にざるそばを食べることに。バナナは山トモのM-Kichiさんを真似て、もっていったら癖になってしまいました。
寄り道含めると14時間相当のコースタイムの道だったかと思います。硫黄岳まで10時間程度までは調子がよかったですが、それ以降、どんどんしんどくなってゆきました。美濃戸では筋肉痛が始まり、足が曲げれません。車についた時にはほっとしました。こんなにつかれたのは、2年前の初登山で赤岳行って以来です。そのときも数日まともに歩けませんでしたが、今回もそうなりそうです。(追記:2日間、階段を下れませんでした)
●まとめ
まともに歩けなくなるまで足を酷使してしまいましたが、御小屋尾根の阿弥陀、寄り道多数の赤岳、何度か迷った横岳、気持ちいい稜線歩きで硫黄岳、梅雨の合い間で多数の花にも出会え、ガッツリ歩けた、本日も楽しく安全な登山でした。
おはようございます!m(_ _)m
まさかバナナが3回出てくるとは思いませんでした。。。
そろそろ「山バナナの会」でも結成しましょうか?
来月 甲斐駒 仙丈へ行きます♪
バナナねた、使わせていただいとります。バナナと山は、妙に合いますね。山バナナの会、参加させてください。K-kichiさんが会長で、私は会員番号No.1でしょうか。他にもいますかね?
甲斐駒と仙丈ということは、北沢峠経由ですね。いついらっしゃいますか?
トトロさん、おはようございます。
凄いロング!! バナナ4つ持参ですが、写真には3つ?
おそらく3本めは、赤岳山頂?
お察しの通り、残り1本は赤岳で食べました。でも、ガスで視界は0で写真は取らずです。
いつも10時間ぐらい歩いても歩き足りないので、今回は思い切って13時間程度歩いてみました。さすがに、最後2時間は、筋肉痛が発症し歩くのがいやになりました。いつも10時間程度では筋肉痛にはならないのですが、今日は階段が下れないです。1ヶ月の山ブランクも効いているかな。でも、懲りずに、また行くかと思います。
本当におつかれさまでした!
たくさんの写真を堪能しました。
素晴らしい景色ですね!
しかし、2899mて・・・・・
すごいなぁ、こんな高い山に登ってみたいなぁ
私も少しずつ標高を上げて、体力づくりしなければ!
今週の休日はちょっと頑張ってみようかと思います
近頃、花見が多かったので、今回はちょっと欲張って登ってみました。
体力は重要ですね。私は、ランニングはしてませんが、晴れの日は会社の行き帰りで往復1時間の早足ウオーキング、あと心拍数140以上で10分間ルームランナー(雨で歩かない日は必ず)、で登る筋力(主にお尻筋)の維持に努めています。あと怪我予防に、下半身の筋のストレッチも5分ほど。去年2月から続けています。
でも、今回、下る筋肉が鈍っていて、ももに筋肉痛が出ました。会社の階段の全力での上り下りでも加えようかと思ってます。
地元の方が羨ましいです。八ヶ岳縦走してみたい。お花も充実して目を楽しませてくれますね。登山道も中々スリルがありそうです。是非近いうちにトライしてみます。写真とても参考になりました。ありがとうございます
お久しぶりです。八ヶ岳は冬に硫黄岳にこられたのですね。夏も是非、いらしてください。梅雨の時期からお盆ぐらいまで、いろんな高山植物が咲き誇ります。
こんばんは。こちらのレポにもコメントいただき、ありがとうございました。
花がたくさんで素敵な八ヶ岳でしたね☆
バナナ食べようとしている姿を見かけていたら、びっくりしちゃったかも と思いました。
バナナおいしいですよね。栄養も満点で山向きですね♪
冬に持っていったらトンカチになるのでしょうか(笑)
花がたくさんで、素敵でしたね。朝の景色も最高で。
バナナは、山トモのM-kichiさん譲りです。5本で95円(1本息子に食われ、山へは4本で)コストパフォーマンスも抜群。今後も「山バナナの会」の会員として、愛用予定です。
冬山にバナナ、いいかも。真っ白な冬の八ヶ岳をバックに、濃紺の宇宙色した空を眺めながら、-20℃で半分凍った黄色のバナナにくらいつくのは最高でしょう。冬山大好きです。
s3214さんの過去レコ見させてもらいました。初の冬山シーズンで横岳の単独突破までこなしたのはびっくり。”孤高の人”が初の冬山で単独横岳突破したシーンを思い出してしまいました。あれは、夏沢鉱泉からでしたが。
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