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Yamareco

記録ID: 212236
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

雲ノ平・黒部源流地域リターンズ(水晶岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳・薬師岳)

2012年07月29日(日) ~ 2012年08月02日(木)
 - 拍手
hirokads その他3人
GPS
98:53
距離
55.8km
登り
4,685m
下り
4,683m

コースタイム

29日 0953折立ー1126三角点1149ー1406太郎平1429ー1652薬師沢小屋
30日 0544薬師沢小屋ー0811アラスカ庭園0848ー0942雲ノ平山荘1008ー1033スイス庭園1046ー1203祖父岳1236ー1321岩苔乗越ー1431黒部川水源地標1502ー1543三俣山荘
31日 0455三俣山荘ー0620鷲羽岳0653ー0728ワリモ岳ー0830水晶小屋0852ー0921水晶岳0941ー1020水晶小屋1032ー1239黒部川水源地標1248ー1326三俣山荘1351ー1459三俣蓮華岳1511ー1538巻き道分岐ー1640黒部五郎小舎
8月1日 0514黒部五郎小舎ー0744黒部五郎岳0757ー0956中俣乗越ー1034赤木岳ー1138北ノ俣岳1209ー1329太郎平小屋1348ー1449薬師平ー1535薬師岳小屋
2日 0530薬師岳小屋ー0621薬師岳0634ー0715薬師岳小屋0725ー0754薬師平0802ー0858太郎平0924ー1125三角点ー1246折立
天候 29日 晴れ時々曇り一時にわか雨、30日 晴れ時々曇り、31日から2日 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
この記録は、http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-72623.html の後日譚です。
2年ぶりにこの登山口に帰ってきました。いよいよ再挑戦の出発です。0953出発。
2012年07月29日 09:53撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/29 9:53
2年ぶりにこの登山口に帰ってきました。いよいよ再挑戦の出発です。0953出発。
前回よりは時間がかかって三角点に着きました。今度は曇っていて薬師岳は見えません。1126-1149
2012年07月29日 11:27撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/29 11:27
前回よりは時間がかかって三角点に着きました。今度は曇っていて薬師岳は見えません。1126-1149
その代わり太郎平までの道のりは花盛りでした。曇っているおかげでそれほど暑くもなかったし。
2012年07月29日 13:08撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
7/29 13:08
その代わり太郎平までの道のりは花盛りでした。曇っているおかげでそれほど暑くもなかったし。
太郎平小屋の前からは2年ぶりに見る黒部源流域の山々が見渡せました。1406-1429
2012年07月29日 14:22撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/29 14:22
太郎平小屋の前からは2年ぶりに見る黒部源流域の山々が見渡せました。1406-1429
計画ではここで一泊ということでしたが、少しでも先へ行っておくと後が楽なので、薬師沢小屋まで進むことにしました。
2012年07月29日 15:36撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/29 15:36
計画ではここで一泊ということでしたが、少しでも先へ行っておくと後が楽なので、薬師沢小屋まで進むことにしました。
しかしここでパラパラとにわか雨にやられます。ザックカバーを付けて少しだけ雨宿りしました。
2012年07月29日 16:41撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/29 16:41
しかしここでパラパラとにわか雨にやられます。ザックカバーを付けて少しだけ雨宿りしました。
そんなわけで薬師沢小屋に着いたのは1652。前回よりもだいぶ遅かったです。それでも今回もふとんが一人に一枚で大丈夫でした。
2012年07月29日 16:53撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/29 16:53
そんなわけで薬師沢小屋に着いたのは1652。前回よりもだいぶ遅かったです。それでも今回もふとんが一人に一枚で大丈夫でした。
おいしい角煮とパスタの夕食を食べて、缶ビールを飲みながら黒部の河畔でまったりします。フライをしている少年がいました。
2012年07月29日 18:05撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/29 18:05
おいしい角煮とパスタの夕食を食べて、缶ビールを飲みながら黒部の河畔でまったりします。フライをしている少年がいました。
さて翌日2日目。前回と大違いの青空の下、小屋の前の吊り橋を渡って出発です。0544
2012年07月30日 05:46撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 5:46
さて翌日2日目。前回と大違いの青空の下、小屋の前の吊り橋を渡って出発です。0544
しかしここの急登は西斜面のせいか前日の雨が乾いておらず、石がつるつるすべります。下りの人は相当苦労していました。
2012年07月30日 07:10撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 7:10
しかしここの急登は西斜面のせいか前日の雨が乾いておらず、石がつるつるすべります。下りの人は相当苦労していました。
2時間半くらい苦労して登り上げたアラスカ庭園で我々が見たものとは・・・
2012年07月30日 08:11撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 8:11
2時間半くらい苦労して登り上げたアラスカ庭園で我々が見たものとは・・・
薬師岳が目の前にあり、さらに、
2012年07月30日 08:13撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
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7/30 8:13
薬師岳が目の前にあり、さらに、
黒部五郎岳がすぐそばにある庭園でした。ここで早速朝のコーヒーをいただきました。0811-0848
2012年07月30日 08:15撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 8:15
黒部五郎岳がすぐそばにある庭園でした。ここで早速朝のコーヒーをいただきました。0811-0848
祖父岳や水晶岳を目指しながら雲ノ平の台地を進んで行きます。
2012年07月30日 08:52撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 8:52
祖父岳や水晶岳を目指しながら雲ノ平の台地を進んで行きます。
2年前にできたばかりの雲ノ平山荘に着きました。ここで水晶小屋の状況を聞くと、今のところ1枚に2人くらいとのこと。あとから来るグループの多くが水晶小屋に向かうことを希望しているので、計画を練り直し、我々は三俣山荘に向かうことにしました。0942-1008
2012年07月30日 09:43撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 9:43
2年前にできたばかりの雲ノ平山荘に着きました。ここで水晶小屋の状況を聞くと、今のところ1枚に2人くらいとのこと。あとから来るグループの多くが水晶小屋に向かうことを希望しているので、計画を練り直し、我々は三俣山荘に向かうことにしました。0942-1008
前回のように水晶小屋で詰め込まれた後ワリモ岳鷲羽岳を荷物を担いで越えて行くのと、三俣山荘をベースに空荷で水晶まで行ってくるのとで、それほど違いはないだろうという目算です。
2012年07月30日 10:10撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 10:10
前回のように水晶小屋で詰め込まれた後ワリモ岳鷲羽岳を荷物を担いで越えて行くのと、三俣山荘をベースに空荷で水晶まで行ってくるのとで、それほど違いはないだろうという目算です。
今回はスイス庭園にも寄りました。高天原山荘が遥かふもとに見えました。いつか行ってみたいものです。1033-1046
2012年07月30日 10:35撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 10:35
今回はスイス庭園にも寄りました。高天原山荘が遥かふもとに見えました。いつか行ってみたいものです。1033-1046
雪田を越えて登り上げると
2012年07月30日 11:40撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 11:40
雪田を越えて登り上げると
祖父岳の山頂です。ここでちまき弁当を食べました。1203-1236
2012年07月30日 12:04撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 12:04
祖父岳の山頂です。ここでちまき弁当を食べました。1203-1236
すぐ目の前にワリモ岳と鷲羽岳、そして黒部川源流域が広がります。
2012年07月30日 12:05撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 12:05
すぐ目の前にワリモ岳と鷲羽岳、そして黒部川源流域が広がります。
このあたりもお花畑が広がります。
2012年07月30日 12:46撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 12:46
このあたりもお花畑が広がります。
前回とは違い、岩苔乗越から源流域に向かって下り三俣山荘を目指します。1321
2012年07月30日 13:29撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 13:29
前回とは違い、岩苔乗越から源流域に向かって下り三俣山荘を目指します。1321
前回分かりませんでしたが、黒部川水源地標の碑はこんなロケーションにあったんですね。
2012年07月30日 14:36撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 14:36
前回分かりませんでしたが、黒部川水源地標の碑はこんなロケーションにあったんですね。
ここでまたしても黒部川の水でコーヒーを淹れました。1431-1502
2012年07月30日 14:47撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 14:47
ここでまたしても黒部川の水でコーヒーを淹れました。1431-1502
ここから小沢に沿って登り上げると
2012年07月30日 15:13撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 15:13
ここから小沢に沿って登り上げると
にぎやかな三俣山荘です。早速缶ビールで乾杯。1543
2012年07月30日 15:44撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 15:44
にぎやかな三俣山荘です。早速缶ビールで乾杯。1543
ここの夕飯はハンバーグでした。ふとん3枚を4人で使いました。
2012年07月30日 17:32撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/30 17:32
ここの夕飯はハンバーグでした。ふとん3枚を4人で使いました。
翌朝3日目、槍ヶ岳がはっきり見える快晴です。0455
2012年07月31日 04:46撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 4:46
翌朝3日目、槍ヶ岳がはっきり見える快晴です。0455
鷲羽岳に向かう道で振り返ると三俣蓮華岳のモルゲンロートが見られました。
2012年07月31日 04:59撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 4:59
鷲羽岳に向かう道で振り返ると三俣蓮華岳のモルゲンロートが見られました。
重い荷物は山荘に置いて水晶岳までのピストンです。鷲羽岳を地道に登り上げていきます。
2012年07月31日 04:59撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 4:59
重い荷物は山荘に置いて水晶岳までのピストンです。鷲羽岳を地道に登り上げていきます。
この日は快晴で、前回全く見えなかった展望についついシャッターを切る回数も多くなります。
2012年07月31日 05:44撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
7/31 5:44
この日は快晴で、前回全く見えなかった展望についついシャッターを切る回数も多くなります。
三俣蓮華と黒部五郎の間には、加賀の白山も見えていました。
2012年07月31日 06:03撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 6:03
三俣蓮華と黒部五郎の間には、加賀の白山も見えていました。
鷲羽岳の山頂で朝食の弁当にします。0620-0653
2012年07月31日 06:22撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 6:22
鷲羽岳の山頂で朝食の弁当にします。0620-0653
進む先には水晶岳や後立山連峰の山々が見えています。
2012年07月31日 06:22撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 6:22
進む先には水晶岳や後立山連峰の山々が見えています。
前回存在に気づかなかった鷲羽池もよく分かりました。
2012年07月31日 06:41撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
7/31 6:41
前回存在に気づかなかった鷲羽池もよく分かりました。
水晶岳に向かう稜線と青空のコントラスト。
2012年07月31日 08:16撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 8:16
水晶岳に向かう稜線と青空のコントラスト。
水晶小屋は今回は見ただけです。0830-0852
2012年07月31日 08:32撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 8:32
水晶小屋は今回は見ただけです。0830-0852
前回ガスでよく分からなかった道のりもはっきりと見え、岩場の道を進んでいくと、
2012年07月31日 09:11撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 9:11
前回ガスでよく分からなかった道のりもはっきりと見え、岩場の道を進んでいくと、
快晴の水晶岳山頂に着きました。0921-0941
2012年07月31日 09:24撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 9:24
快晴の水晶岳山頂に着きました。0921-0941
三俣山荘では近かった槍ヶ岳がもうあんな遠くにあります。
2012年07月31日 09:24撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 9:24
三俣山荘では近かった槍ヶ岳がもうあんな遠くにあります。
北は赤牛岳が存在を誇示し、黒部湖を挟んで立山剣と後立山連峰が聳えています。
2012年07月31日 09:26撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 9:26
北は赤牛岳が存在を誇示し、黒部湖を挟んで立山剣と後立山連峰が聳えています。
さてさて、ピストンの帰りは楽な方ということで、またもや岩苔乗越から源流域に下る道をとります。
2012年07月31日 11:25撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 11:25
さてさて、ピストンの帰りは楽な方ということで、またもや岩苔乗越から源流域に下る道をとります。
今日は昨日よりもさらに鷲羽岳がはっきりと見えます。1239-1248
2012年07月31日 12:48撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 12:48
今日は昨日よりもさらに鷲羽岳がはっきりと見えます。1239-1248
午後になっても雲がそれほど湧かずよい天気が続きます。三俣山荘に戻り、全ての荷物を背負って出発しました。1326-1351
2012年07月31日 13:27撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 13:27
午後になっても雲がそれほど湧かずよい天気が続きます。三俣山荘に戻り、全ての荷物を背負って出発しました。1326-1351
三俣蓮華岳への苦しい登りです。登山地図だと40分に見えますが、分岐点までが40分で、山頂まではさらに20分くらいかかります。
2012年07月31日 14:34撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 14:34
三俣蓮華岳への苦しい登りです。登山地図だと40分に見えますが、分岐点までが40分で、山頂まではさらに20分くらいかかります。
前回何も見えなかった山頂からは槍穂や笠へ向かう尾根筋が見えました。1459-1511
2012年07月31日 15:09撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 15:09
前回何も見えなかった山頂からは槍穂や笠へ向かう尾根筋が見えました。1459-1511
ここからの下りでライチョウを発見。そういえば前回は天気が悪かったけれどライチョウも見ませんでした。
2012年07月31日 15:17撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 15:17
ここからの下りでライチョウを発見。そういえば前回は天気が悪かったけれどライチョウも見ませんでした。
黒部五郎岳に近づきつつガレっぽい下りをこなしていきます。
2012年07月31日 15:57撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 15:57
黒部五郎岳に近づきつつガレっぽい下りをこなしていきます。
長い長い行程の3日目を終了。黒部五郎小舎に着きました1640。ここで前日ご一緒した夫妻と再会し乾杯します。布団は今日も1人1枚。天気がよかったせいか夜は冷え込んで寒いくらいでした。
2012年07月31日 16:44撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
7/31 16:44
長い長い行程の3日目を終了。黒部五郎小舎に着きました1640。ここで前日ご一緒した夫妻と再会し乾杯します。布団は今日も1人1枚。天気がよかったせいか夜は冷え込んで寒いくらいでした。
4日目、カールコースの地形がよく分かる快晴です。0514
2012年08月01日 05:53撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 5:53
4日目、カールコースの地形がよく分かる快晴です。0514
花と水と岩屏風の風景を進みます。
2012年08月01日 06:47撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 6:47
花と水と岩屏風の風景を進みます。
山頂からはやっぱり槍がよく見えるものです。0744-0757
2012年08月01日 07:46撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 7:46
山頂からはやっぱり槍がよく見えるものです。0744-0757
カールと雲ノ平と、昨日歩いた水晶から鷲羽の稜線もよく見えるものです。
2012年08月01日 07:47撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 7:47
カールと雲ノ平と、昨日歩いた水晶から鷲羽の稜線もよく見えるものです。
景色がよく見えると、北ノ俣岳へ向かう道はなだらかな稜線が続いていることが分かります。
2012年08月01日 08:27撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 8:27
景色がよく見えると、北ノ俣岳へ向かう道はなだらかな稜線が続いていることが分かります。
今度はひなを連れたライチョウと会いました。チングルマの花などをついばんでました。
2012年08月01日 08:30撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 8:30
今度はひなを連れたライチョウと会いました。チングルマの花などをついばんでました。
初日には見えなかった薬師岳が存在感を示し始め、我々を誘います。隣の赤牛岳も。
2012年08月01日 10:40撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
8/1 10:40
初日には見えなかった薬師岳が存在感を示し始め、我々を誘います。隣の赤牛岳も。
北ノ俣岳まで来て弁当を食べるころには、計画を延長して薬師岳山荘まで行こうということになっていました。1138-1209
2012年08月01日 11:39撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 11:39
北ノ俣岳まで来て弁当を食べるころには、計画を延長して薬師岳山荘まで行こうということになっていました。1138-1209
このあたりはハクサンイチゲの群落です。
2012年08月01日 12:24撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
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8/1 12:24
このあたりはハクサンイチゲの群落です。
お花畑の中を薬師岳に向かって進みます。
2012年08月01日 12:27撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 12:27
お花畑の中を薬師岳に向かって進みます。
太郎平に戻ってきました。が、今度こそは薬師岳への道を目指して歩みを進めます。1329-1348
2012年08月01日 13:26撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 13:26
太郎平に戻ってきました。が、今度こそは薬師岳への道を目指して歩みを進めます。1329-1348
このガレの登りが結構急で、今までの疲労の蓄積もあってなかなかこたえました。
2012年08月01日 14:20撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 14:20
このガレの登りが結構急で、今までの疲労の蓄積もあってなかなかこたえました。
薬師平のケルンを越えたら地道な急登が待っています。1449
2012年08月01日 14:51撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 14:51
薬師平のケルンを越えたら地道な急登が待っています。1449
やっとのことで薬師岳山荘にたどり着きました1535。ここも一昨年に作っていた新しい小屋ですね。ふとんは1人1枚でしたが、なぜか暑くて寝苦しい一夜でした。
2012年08月01日 15:36撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 15:36
やっとのことで薬師岳山荘にたどり着きました1535。ここも一昨年に作っていた新しい小屋ですね。ふとんは1人1枚でしたが、なぜか暑くて寝苦しい一夜でした。
揚げ物がおいしい。
2012年08月01日 17:40撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/1 17:40
揚げ物がおいしい。
5日目、今回は天気がよくて写真をバシャバシャ撮っていたせいでいよいよカメラのバッテリーがなくなってしまいました。山頂でのショットを押さえるため、途中の写真は控えめに進みます。今日もいい天気。0530出発。
2012年08月02日 06:05撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/2 6:05
5日目、今回は天気がよくて写真をバシャバシャ撮っていたせいでいよいよカメラのバッテリーがなくなってしまいました。山頂でのショットを押さえるため、途中の写真は控えめに進みます。今日もいい天気。0530出発。
薬師岳の山頂へ到着。お堂にはいろいろ供え物が入っていました。0621-0634
2012年08月02日 06:21撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/2 6:21
薬師岳の山頂へ到着。お堂にはいろいろ供え物が入っていました。0621-0634
カールの向こうに、立山へと続く長い縦走路が見えます。一人の女性がそちらへと進んでいきました。我々は満足感を胸に引き返します。
2012年08月02日 06:25撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/2 6:25
カールの向こうに、立山へと続く長い縦走路が見えます。一人の女性がそちらへと進んでいきました。我々は満足感を胸に引き返します。
前回の宿題を全部片付けて折立へと下ります。太郎平から先ではもうカメラは起動しませんでした。太郎平0858-0924、折立1246
2012年08月02日 06:51撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
8/2 6:51
前回の宿題を全部片付けて折立へと下ります。太郎平から先ではもうカメラは起動しませんでした。太郎平0858-0924、折立1246
撮影機器:

感想

 一昨年に4人で行くはずだった遥か雲ノ平ですが、結局一人になった挙げ句、天気にも恵まれず何も展望がないままただ歩いただけになっていました。

 今回、再度挑戦しようという話が持ち上がり、私が前回行った経験を踏まえつつ計画を練り直して、再度この地に帰ってくることになりました。

 初日は前回と違って薄曇り。前回のような暑さだと初日の1000m登り上げがきつかったですが、今回はむしろ涼しくて結果オーライです。
 4人での行動だとどうしても1人よりも長くなりがちなので、当初計画だと初日は太郎平小屋までだったのですが、時間的余裕もあるし、なるべく先に進んでおこうということで前回と同じく薬師沢小屋まで行くことにしました。これが結果的に正解。意外に長い下り道で疲れ、翌日の雲ノ平登り上げの急登も苦労したので、これを朝から連続でやると相当ばてていただろうという話になりました。ともあれ、疲れきって薬師沢小屋へ到着。こじんまり落ち着いていい小屋です。川も近くてまったりくつろぎました。

 2日目は前回と大違いの晴れ模様。この登り上げには前回も苦労しましたが、今回もすべる石に苦労しました。雲ノ平から降りてくる人たちはもっと大変そうでした。木道に出て、庭園と名のつく場所に着いたら、前回は何が何だか分からなかった風景は写真のとおり山がすぐそばに迫る一大パノラマでした。
 雲ノ平山荘で休んでいると、前後を歩くグループは、当初はここで一泊する予定だったが、まだ時間があるので水晶小屋まで行こうかという話をしています。我々も水晶小屋を目指していましたが、ただでさえ狭い小屋がさらにふくれあがるのかと思うと、それらの方々に場所は譲って我々はその先の三俣山荘まで行ってしまい、翌日は軽装で水晶岳までピストンしてもいいのではないかという話になりました。
 その先のスイス庭園からは、一周ができないような天候や体調のときのサブの計画としても考えていた高天原山荘が見下ろせました。ここだけは場合によっては宿題として残ったというところでしょうか。
 祖父岳でのんびりお昼を食べた後、源流域に向かって下ります。雪渓から水が溶け出していて、黒部川の最初の一滴を作っていました。これが冷たくて手をずっとつけていられないほどです。下った先の水源地標のある広場で、その雪解け水でコーヒーを飲みました。
 三俣山荘は大きな山荘で、もくろみ通り当初よりも広々とした場所で寝ることができました。

 3日目はハードな行程となるため、朝食を弁当にしてもらって早朝から出かけます。この日は雲一つない快晴となり、それが一日中続きました。前回全く見えなかった槍ヶ岳が終止見えていて、その他周辺の山々がくっきり見えます。この日北アルプスに行っていた人たちはどこからどちらを見ても展望がばっちりだったのではないでしょうか。
 鷲羽岳からも、水晶岳からも展望ばっちり。背中も軽いし、快適な縦走です。行程は長くなってしまいましたが、それが苦にならない一日でした。
 水源地標経由で三俣山荘に戻り、荷物を背負って再出発。三俣蓮華への登りがまだ荷物の重さに慣れなくてきつかったです。
 ここでの展望も前回得られなかったもの。掲載した写真には写ってませんがこの辺では笠ケ岳も存在感がありましたね。
 黒部五郎小舎には夕食のちょっと前に着いたのですが、ここで前日に水晶小屋まで行ったご夫婦と再会しました。水晶小屋は1枚に2人程度に収まり、それほどきつい思いもせず、計画よりも足を伸ばせたことについて、我々が水晶小屋を譲ってくれたおかげだと感謝され、ビールをおごってもらいました。夕食後も小屋の前でひとしきり話し込み、翌日はお互いに太郎平小屋泊まりの予定だということで、再会を期して就寝しました。
 この日は快晴だったせいか夜は冷え込んで、ちょっと寒かったです。

 4日目は前回全く分からなかった黒部五郎岳のカールを見ながら進み、山頂ではやっぱり好展望に手を打ち、北ノ俣岳へ向かうたおやかな稜線を眺めながら歩を進めました。体調や気力次第で薬師岳まで行くかどうか判断しようということでしたが、この天候で行かなければいつ行くのだ、ということで薬師岳小屋まで行くことに決定。太郎平小屋を通りすぎて先へと進みます。
 しかしこの登り返しがなかなかきつく、ようやく小屋についたときに出された一杯のお茶がしみるほどおいしかったです。
 小屋はきれいで快適でしたが、空気がこもっていて蒸し暑く、なかなか寝付かれませんでした。

 5日目も晴れ。予備のバッテリーもいくつか持ってきていたのですが、天気が良すぎて写真を撮りすぎたせいかいよいよバッテリー残量が厳しくなり、薬師岳への登りでは撮影を我慢します。山頂で何枚か撮ったら終わってしまい、あとは思い出したように電源を入れると一枚だけ撮れる、といった感じになってしまいました。太郎平小屋で撮った一枚が最後で、そこから折立までは写真が撮れませんでした。
 昨日のご夫婦とは薬師からの下りでまたまた再会。我々は薬師まで行ければ行くことをにおわせていたので、太郎にいなかったから薬師で会うかな、と思っていたようで、ちゃんと最後のご挨拶もできてよかったです。

 今回はカメラのバッテリーが終わってしまうくらい天候に恵まれ、展望に恵まれ、前回のガスガス山行の心残りを全て晴らした山行となりました。そして日焼け止めを塗っていたにもかかわらず、この快晴のためひどい日焼けで未だに腕の皮を向きながらこの文章を打っているところです。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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